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ここは三の丸堀内地区にあった長州藩の藩校である明倫館が、14代藩主毛利敬親の時代に移転してきた場所。明倫館は、水戸藩の弘道館、岡山藩の閑谷黌と併せて、日本三大学府と言われることもあります。
後に叔父から引き継いで松下村塾を開く吉田松陰はここで教鞭をとり、その塾生となる高杉晋作もこの明倫館の出身者。
現在は学舎一つである有備館などが残り、国の史跡に指定されています。

明倫館は長州藩の藩校で、最初の明倫館はこの三の丸、堀内地区に5代藩主毛利吉元が創立しました。現在は石垣のみが残り、草が生い茂る空き地となっていますが、石碑と案内板が経っています。

その後、14代藩主の時代に明倫小学校や、大河ドラマ館がある場所に移転するまでこの地にありました。

萩城下町から城郭内の三の丸への入り口に当たる門の一つがこの北の総門。萩城の外堀にかかる橋とともに、復元されています。東萩駅方面から、旧益田家物見矢倉や旧繁沢家長屋門などへ至る途中にあります。この付近は家々が石垣で囲われた萩の武家の街らしい風景が残っています。

萩城は別名指月城と呼ばれ、その由来はこの指月山にあります。萩城は本丸部分が平城で、守りを固めるために詰城としてこの指月山にも曲輪が築かれました。
指月公園からもこの指月山に登ることができますが、思いのほか急な部分もありますので軽装での登山はおすすめしません。

萩城跡は跡地が指月公園として整備されています。萩城の石垣などに加え、毛利家の歴代藩主を祀る志都岐山神社があり、毛利元就、輝元などが祀られています。
指月山へもこの公園内から登ることになります。

尚レンタサイクルでの訪問でしたが、本丸内へのレンタサイクルの乗り入れは可能でした。

関ケ原以後毛利家が治める長州藩の中心となったのが、この萩城。日本100名城第75番に登録されています。
現在は石垣や堀などが主な遺構ですが、立派な石垣と入り組んだ堀は萩を訪れた際にはぜひ見ておきたい場所です。

なお100名城スタンプは入場券売り場にあります。

長州藩の中心地萩城の城下に広がる城下町は、世界遺産明治日本の産業革命遺産の構成遺産の一つです。日本100名城に登録されている城郭の中でも、城下町がしっかりと残り趣のある城下町です。
城下町には幕末の偉人の誕生地や旧家などが多く残ります。

東萩駅近くにレンタサイクルがあり、レンタサイクルで回りましたが、駐輪場が少ないのが玉に傷です。

国道191号線にある道の駅。この道の駅の特徴は何と言っても漁港に隣接していること。店内では魚介や萩の夏みかんなどの生鮮品が売られています。
駐車場は広大で建物自体も比較的大きいのですが、おみやげ品などの品ぞろえはまずまずでしょうか。

萩市街地から、世界遺産の萩反射炉や恵美須ヶ鼻造船所跡へ至る途中にあるので、立ち寄りにも便利です。

九州新幹線の鹿児島ルート全線開業で誕生した山陽新幹線からの直通種別であるみずほ。新大阪から新神戸・姫路(一部停車)・岡山・広島・小倉・博多・熊本と停まり鹿児島中央へ至ります。停車駅は山陽新幹線内ではのぞみなどと同レベルの速達タイプで、九州新幹線では最小の停車駅数です。
使用される車両はN700系7000番台と8000番台で、いずれも指定席は2列シートとなっており、大変快適な列車です。

新大阪から岡山・広島・新山口・小倉を経由して博多へ至る山陽新幹線。のぞみ・ひかりは東海道新幹線と乗り入れ、みずほ・さくらは九州新幹線へ乗り入れを行っています。
九州新幹線開業により、それまでひかりレールスターが担っていた山陽新幹線内速達列車をみずほやさくらが担うことになりました。レールスターや500系はこだま運用がメインとなっています。

羽田空港で最も新しい国際線ターミナル。その最上階は展望デッキになっており、発着する飛行機を眺めることができます。
デッキの正面が滑走路、その向こうが第一ターミナルとなっており、国内線の発着も見ることができます。
尚国際線ターミナルには新たにサテライトができ、こちらのゲートを使用する飛行機はあまり近くで見ることができないのが残念です。

のぞみの大増発の立役者ともいえる700系。現在はのぞみの主力をN700系にゆずり、大半ののぞみから退いています。ゴールデンウィークなどの多客期の臨時のぞみなどには、使用されることもあります。
N700系の登場により、車内設備としても一昔前の印象が否めません。自動指定席券売機では、喫煙ルームありと表示されるのがN700系、東海道新幹線区間であれば喫煙ルーム表示のない列車は700系使用列車となっています。

常磐線、水郡線の水戸駅に隣接した水戸駅ビルの商業施設。線路を挟んで、本館とエクセルみなみがあり、本館はファッションフロアなどを中心に、エクセルみなみはビックカメラや飲食店、食料品店がメインとなっています。

訪問時は水戸線の接続時間待ちに、エクセルみなみのラーメン鉄風にお邪魔したほか、土産物はないかとぶらつきました。

泉岳寺・品川から羽田空港・横浜・久里浜などを結ぶ京急。
快特という種別があり、その他速達列車も本数多く走っていることから、主要停車には早く便利に到達できます。反面各駅停車が少ない印象で、通過待ちが多く比較的飛ばす快特に比べてのんびり走っている印象です。

羽田空港へは、モノレールやバスとの競合になりますが、それぞれの接続駅で上手に使い分けたいところです。

茨城県ひたちなか市にある国営の公園で、敷地がとても広大です。近年有名になった青い花ネモフィラが丘一面を覆い尽くすみはらしの丘を中心に、遊園地スペースやサイクリングスペースなどがあります。
公園内には季節に応じて様々な花が植樹され、四季を問わず楽しむことができます。

常磐線勝田駅から阿字ヶ浦駅までを結ぶひたちなか海浜鉄道。途中那珂湊駅はアクアワールド大洗へのアクセスルートともなっています。
路線は気動車がのんびり走り、国鉄型の古い形式も走っています。ひたち海浜公園でネモフィラの開花する時期には、ネモフィラシャトルと呼ばれるバスがひたちなか海浜鉄道と連絡する形で運行されます。(2015年の情報)

勝田駅からひたち海浜公園、ひたち海浜公園からひたちなか海浜鉄道阿字ヶ浦駅までのネモフィラシャトルにて利用しました。
ひたち海浜公園でも有名となったネモフィラの開花中は、バスも増便され停車中に運賃分のチケットを発売してくれるため、両替の心配もなく便利でした。

品川・上野から勝田・いわき間を運行する特急ひたち。上野東京ライン開業により、それまでスーパーひたちと呼ばれていた速達タイプの列車はひたちに、フレッシュひたちと呼ばれていた停車駅の多いタイプはときわとなりました。

全ての列車が品川発着というわけではなく、ラッシュ時などの一部列車は上野発着となっています。
車両は更新され、ヨーロッパの列車に似た新指定席サービスが導入されました。

静岡には、天竜川、大井川など日本を代表する河川が流れていますが、その一つがこの富士川。長野県・山梨県から端を発し、静岡県内では富士山の裾野を流れています。

富士と甲府を結ぶ身延線はこの富士川に沿って走っている他、東海道新幹線からも眺めることができます。東海道新幹線では新富士～静岡間にわたる長い鉄橋が富士川です。

東京から名古屋・新大阪や山陽新幹線の主要駅に停まり博多までを結ぶのぞみ。N700系はのぞみの主力車両で、現在ではほとんどののぞみがこのN700系で運行されています。
窓側席A,E席と、車端部の席にはコンセントが付いており、大変便利でその後登場する他路線の新幹線にも採用されています。

のぞみは基本的に、1～3号車が自由席、その他が指定席となっています。なおN700系には喫煙ルームがあり、座席での喫煙は禁止されています。