エロシさんのクチコミ(97ページ)全6,830件

堺町筋を長堀橋交差点から3ブロック上がった交差点に旧川崎貯蓄銀行大阪支店（現堺筋倶楽部）があります。現在はイタリアンレストラン AMBROSIAとして利用されている建物は昭和6年に建てられた鉄筋コンクリート造りの3階建て。正面のデザインは如何にも銀行であったことを物語る様な威厳のある装飾が見事です。内部を見るんは食事をしないと見られませんが、外観だけでも見る価値あるレトロ建築です。

堺筋本町駅から堺筋を下った南久宝寺町1丁目交差点の先にある樹木の根本に太閤路地の碑があります。太閤秀吉が大阪の町を都市計画に基づき整備した遺構としてこの下に太閤下水が埋まっているそうです。碑と言っても避難経路の案内板の様な碑がある他は何もなく見応えなしです。

本町から2ブロック南に御堂筋を下り、東に入った心斎橋筋の角に三木楽器開成館があります。アーケードのある心斎橋筋側から見ると分からずに通り過ぎてしまいますが、北側から見ると大正13年に建てられたテラコッタの植物が描かれたレリーフが埋められたレトロ感たっぷりの外壁が見られます。入口上に揚げられた「三木佐助」の文字も左から書かれいい感じです。

久太郎町3丁目交差点から御堂筋を下った緑地帯にひっそりと小さな道路原票の様な碑が立てられています。これが芭蕉終焉地を示した石碑です。元禄7年に大阪に旅したときにこの辺りで51歳で死去したそうです。気かつかなければ見逃してしまうような石碑で勿論誰も居ません。芭蕉ファンでも行く価値はないかと思います。

久太郎町3丁目交差点から御堂筋を下った東側に又一ビルがあります。今時流行っている旧建物の一部を残したビルです。新しく建てられたビルはガラス張りの超近代的なデザイン、その一面に昭和8年に建てられた旧大谷仏教会館のエントランスの壁面ファサードが復元されています。レトロ建築ファンにとっては昔のまま残って居てくれた方が良いですが、全く跡形もなくなくなるよりはましかと思いファサードを見上げました。

堺筋本町駅を出てすぐの南本町通りの角に旧明治屋ビルディンクがあります。現在は風蘭ビルディングと名を変えており、1階にコンビニが入り、明治屋の看板はありません。大正13年の建てられたネオルネッサンス様式の鉄筋コンクリート7階だて。角が丸まっているのが特徴的です。昨今のビルではこの様デザインはあまりみかけません。それ故に貴重です。
コンビニの看板の上にはうっすらとMEIDI-YA CO LTDの文字が見て取れます。

三休橋筋と安土町通りの交差点を1区画北にいった角にある鉄骨鉄筋コンクリート造6階建ての近代洋風建築が綿業会館です。昭和6年に本綿業倶楽部の建物として建てられもので、どっしりとした重厚感のある造りが魅力で重要文化財に指定されています。如何に綿業が栄えていたのかが判る建物。内部も観たいところですが、月1回しか公開していません。

淡路町通りを三休橋筋から東に入った所に南向きに建つ近代洋風建築が船場ビルディングです。大正14年に建てられた建物は鉄筋コンクリート製の5階建て。現在はテナントビルとして利用されています。外観はタイル張りに四角い窓が並びますが、面白いのは1階中央にある吹き抜け。時代をさかのぼった様な雰囲気が逆に新しく感じてしまう名建築です。

御堂筋から淡路町通りを東に入った所に清水猛商店があります。綺麗に洗浄されていて外観は新しそうに見えますが、こちらの建物は大正13年に建てられた近代洋風建築です。2,3階のアーチ型をした窓、その前に掲げられた古い看板、ひさしを支える4本の吊金具等和洋折衷な形式が魅力の小さな3階建ての建物です。
船場周辺にも多くのレトロ建築が残っており歩き回るのが楽しいです。

大阪 御堂筋から淡路町通りを一筋西に入ったとことにある神社が御霊神社です。全国に御霊神社と言う名の神社がありますが、こちらの祭神は天照大神荒魂、津布良彦神、津布良媛神、応神天皇、源正霊神の五柱。これから五霊＝御霊と付いているようです。本殿前には四柱にしめ縄が掛けられ、右手にには肌守りの木（楠木）があります。観光で訪れる人は殆どおらず、地元の人に愛される神社の様です。

北浜、淀屋橋界隈には戦前から残る近代洋風建築（所謂レトロ建築）が多く残る場所で、御堂筋と平野町通交差点に面して建つのが大阪瓦斯ビルヂングです。大阪ガスの本社が入るこのビルは昭和8年に建てられ、アールデコ調のモダンな建築です。今見てもレトロ感を持たせて新しく建てたビルの様に見えるほど、モダンなデザインが見事。いつもでも残して欲しい建築物の一つです。

大阪の北浜、淀屋橋界隈には戦前から残る近代洋風建築（所謂レトロ建築）が多く残る場所で、大阪倶楽部の近くにある旧中央消防署今橋出張所もその一つです。大正14年に建てられた建物は1階に消防車車庫跡、2階には大きな窓とバルコニーを備えています。現在はイタリアンレストランに改装されていますが、可愛いレトロ建築です。

大阪の北浜、淀屋橋界隈には戦前から残る近代洋風建築（所謂レトロ建築）が多く残る場所で、大阪倶楽部もその一つです。会員制の社交クラブとして大正元年に建てられた建物は大阪三大名建築の一つになっており、窓が小さく、唐草の装飾等、中東アジアの影響が伺えます。内部は非公開で覗くことが出来ないのが残念ですが、レトロ建築好きには是非訪れて欲しい建物です。

大阪の北浜、淀屋橋界隈には戦前から残る近代洋風建築（所謂レトロ建築）が多く残る場所で、三井住友銀行大阪本店もその一つです。大正15年に住友ビルディングとして建てられた建物は分厚い石組みの直線的な外観に巨大なファサードの入口が、いかにも銀行と言った雰囲気を醸し出しています。東京日本橋の三井本館のに勝るとも劣らないレトロ建築です。

中之島の東部、北浜と西天満を結ぶ橋が難波橋です。大正4年に架けられた橋は美しいアーチの橋です。そして、一番の特徴は橋の南北橋詰の親柱に置かれたライオン像。よく見ると仁王像のごとく片方は口を開き、反対側は閉じ、仁王像の様に阿吽をなしています。和の意をもつ西洋像が面白い。

中之島の大阪市中央公会堂と大阪市役所の間に建つ建物が大阪府立中之島図書館です。石造りの建物はギリシャ神殿の様な重厚さで、とても立派な重要文化財に指定される建物です。明治37年に住友吉左衞門友純から寄贈され今でも現役で使われている図書館です。
正面に並んで記念写真を撮る外人さんが結構いましたが、その気持ち良く分かるほど立派な建物です。

中之島にある府立中之島図書館の北側の堂島川にに架かる橋が水晶橋です。昭和4年に堂島川可動堰として建設され、現在は歩行者専用橋として使われています。大小4つからなるアーチ、多角形のガラス張りの照明が施された太い欄干がとても美しい橋で、水晶橋とはよく言ったものです。

堂島川に架かる渡辺橋の北詰めから一区画西に入ったところにある近代洋風建築が中央電気倶楽部です。昭和5年の建物はスクラッチスタイルの壁面、レリーフ、飾り壺が特徴的な建物で、今でも現役で使われています。大阪北浜周辺にはレトロな洋風建築が数多くありますが、その中でも見応えのある建築の一つです。レトロ建築好きには是非訪れて欲しい建物の一つです。

中之島の中心部、大阪市役所と日本銀行大阪支店との間、北側に架かる橋が大江橋です。堂島川五橋の一つに数えられる橋は元禄年間に架けられた物ですが、現在の橋は明治43年に架けられた鉄筋コンクリート造のアーチ橋。堂島川の川面に映る橋の姿がとても美しい橋です。

中之島の中心部、大阪市役所と日本銀行大阪支店との間、南側に架かる橋が淀屋橋です。現在の橋は昭和10年に架けられた鉄筋コンクリート造りのアーチ橋です。橋には御堂筋が通り、人、車の往来が激しく、道路から見ると橋である様に感じない程です。京阪電車の終着駅の名前にもなっており、親しみのある橋です。