エロシさんのクチコミ(101ページ)全6,830件

佐原の重要伝統的建造物群保存地区を通る香取街道が小野川を渡る橋が忠敬橋です。現在の橋は昭和43年に掛け直されたもので、近くに伊能忠敬の旧宅があることから、この名がつけられています。橋自体は余り見応えはないのですが、小野川沿いの街並みを見渡せ、香取街道と小野川沿いの道が交差する地点でもあり、沢山の人が往来し、警備員が居るほどです。車には注意が必要です。

香取街道と小野川が交差する佐原の重要伝統的建造物群保存地区の中心にある建物が中村屋商店です。角にある住宅兼店舗はなんと江戸時代末期の安政2年に建てられた物です。2階は格子が付き、佐原の古い建物の中でも特に特徴があり、映画にでも出てきそうな佇まいが好きです。中では和物の雑貨等が販売されてました。

佐原の街中を通る香取街道に面した所に建つ元出版、本の販売店が正文堂書店です。明治13年に建てられた建物は土蔵造りでとても重厚感があります。現在は芋菓子専門のさわら十三里屋として建物は使われています。そのため、店内には気軽に入ることができ建物の内部構造も良く見ることができます。勿論その御礼にはお菓子を買った方が良いでしょう。お勧めはシンプルに芋げんぴ。つまみながら佐原の街歩きに良いです。

佐原の街中を通る香取街道に面した所に建つ天明2年創業の老舗の蕎麦店です。木造二階建、桟瓦葺切妻造りで明治23年に建てられたもので、その外観は戸口、窓共に格子が嵌められ、古い看板が掲げられ、頭に浮かぶ蕎麦屋のイメージ通りです。お昼過ぎに行くとお店の前には入店待ちの人が並び蕎麦を食べて建物を見学しようと思いましたが諦め、外観だけの見学しかできませんでした。黒い蕎麦が食べられず残念、

佐原の街中を通る香取街道に面した所にたつ老舗の呉服店です。呉服店は文化元年創業で、現在の建物は明治25年に建てられた町屋です。2階建ての町屋は店舗、住宅兼用で、土蔵造りが重厚感があります。よく見ると2階の窓に施された窓枠の装飾がレトロ感たっぷりです。
呉服店なので、見るためだけに店内に入るのは失礼なので、外からの見学でした。

香取市を通る国道356号線と利根川に面した道の駅と川の駅の複合施設です。これまで幾つもの道の駅に寄ったことがありますが、この様な駅施設はなく珍しいです。店内は他の道の駅と大差はなく、地場産の農産物売り場、フードコートがあり、多くの人でにぎわっています。利根川の船着き場からアクセスもできますが、船で立ち寄る人はそんなに居ないというのが実態だと思います。

佐原駅から徒歩10分程のところにある創業300年にもなる老舗の鰻店です。土曜日の開店の30分前頃行くとお店の前にはすでに長蛇の列。結局1時間半並んで入店するほどの人気店です。店内は2階もあるようですが、その日は1階だけ。1階はテーブル席が4つ、小上がり席が2つで、こりゃ混むはずです。メニューはシンプルに鰻しかありません。頂いたのは鰻がご飯の上に乗った鰻重。ふわふわの鰻にからめのタレが美味。並んででも食べたいのが良く分かる鰻の名店でした。

香取市にある市営の植物園です。市内からは離れたところにあり行くには車でないと行くことが出来ず不便ですが、大きな無料駐車場があります。5月末から6月のアヤメ祭りの時期にには園内随所にアヤメの花が咲き誇り、船に乗って園内をめぐるサッパ舟が人気です。
しかし、アヤメは蓮等の花の時期以外には行っても意味がありません。

香取市にある水郷佐原あやめパークで5月末から6月のあやめの花が咲き誇る時期に開催されるお祭りです。400品種150万本のあやめが咲く水郷の中をさっぱ舟と呼ばれる小舟に乗ってめぐるのが人気です。青い空の下、あやめの花が空き誇る風景はモネの絵画の様です。しかし、祭りの規模としては大きくなく、1,2時間も居れば十分です。

千葉県香取市にある香取神社の総本社が香取神宮です。日本に古来からある神宮と名が付く三大神宮（他伊勢神宮、鹿島神宮）の一つに数えられる由緒ある神社で下総国一宮として知られます。主祭神は経津主大神。境内には江戸時代に作られらた本殿、楼門、要石、樹齢1000年と言われる大杉等が森の中の境内にあります。厳かな雰囲気が境内に広がりさすが三大神宮の一つです。関東１，２のパワースポット、勝利の神様として多くの人が参拝に訪れます。

香取神宮の拝殿右手、神楽殿の裏手に香取神宮宝物館があります。宝物館の中には国宝の海獣葡萄鏡、重要文化財の古瀬戸の狛犬などが展示されていますが、私が見たかったのは戦艦香取の船首に掲げられていた御紋章。ケースにも入れられずデーンと置かれた菊の御紋章は大きく驚きました。間近に見られることは少ないので見応えがありました。

香取神宮の総門を潜って右手に行った先に香取神宮 楼門があります。元禄13年に幕府によって建てられた楼門は三間一戸、同葺入母屋造りです。均整の取れた美しい朱に塗られた楼門は周りの新緑、と青い空とのコントラストが絵になります。2層に掲げられた額は東郷平八郎の字だそうです。意外と筆を取っているんですね（上野の下谷神社にもありました）。

建長寺の最奥にある方丈の裏側に庭園があります。心字池の蘸碧池を中心した池泉庭園で広くはありませんが高低差があり、奥に林、中間に芝、手前下に池が配置されており方丈の縁側で腰かけて庭園を眺めていると日本人には何故かとても和みます。国指定名勝に選ばれているので、建長寺を訪れた際は忘れずに見学してください。

建長寺の最奥にある建物が方丈です。艶やかな唐門の奥にある方丈は昭和15年に京都の般舟三昧院から移築されたもので、建物自体は享保17年に建立されたと言われています。本尊は宝冠釈迦如来が祀られています。方丈は縁側を一周することができ、方丈裏の庭園を見ていると和めます。

建長寺の最奥にある方丈の正面手前にある門がが唐門です。方丈の正門である勅使門は普段閉じられています。仏殿と同じく、増上寺のお江の方の廟所がから移築された門です。
唐破風の屋根の下は漆黒に塗られ、その上のに施された黄金の装飾がとても煌びやかで見応えがあります。

建長寺の山門から見て、仏殿の真後ろにある仏殿と同じような建物が法堂です。1825年に建てられた現在の法堂は関東地方最大の木造建築で中には千手観音像が祀られています。そして天井を見上げると雲の中を泳ぐ龍の迫力ある姿が描かれ圧巻で見物です。

建長寺の山門の先にある建物が仏殿です。1647年に芝 増上寺にあるお江の方の廟所を移築したものだそうです。それ故か仏殿の中の天井には彩色された鳥の絵が施され、天女の欄干等見事な装飾が施され見応えがあります。その中に安置された本尊の地蔵菩薩坐像は存在感があり見入ってしまう程です。
徳川家の建物が移築されるとは当時より位が高かったことが良く分かります。