エロシさんのクチコミ(178ページ)全6,830件

三条麩屋町の交差点を東に少し行った北側に弁慶石はあります。この地が弁慶石町と言われる由来になった石で、三条京極に住んでいた幼少の弁慶が愛した石です。白砂の敷かれた坪庭に置かれ、庭石みたいです。立札が立っているので、立ち止まって見る人も意外といます。
この石に触ると力持ちになれる言い伝えがあり、ある意味、パワースポットでもあります。

烏丸蛸薬師交差点の南西角にDEAN & DELUCAがあります。高級食材店のカフェですが、今回の目的はDEAN & DELUCAが入るこの建物。大正5年に山口銀行京都支店として建てられた煉瓦造り2階の近代洋風建築で、これも東京駅駅舎で有名な辰野金吾の事務所の作品。どことなく東京駅駅舎に似ています。外壁に施された菱形デザインの意匠がグッドです。
京都には沢山の近代洋風建築があり散策が楽しいです。

京都　三条通地区は明治から昭和初期にかけて建てられた近代洋風建築が多くあり旧不動貯金銀行京都支店もその一つです。三条富小路交差点の北西角にあり、石造りの様にみえますが煉瓦造り3階建てです。この近代洋風建築の見どころは外壁の施された様々な装飾美。当時、モダンなデザインであった幾何学的な模様です。
現在はSACRAと言うテナントビルの改装されています。

京都　三条通地区は明治から昭和初期にかけて建てられた近代洋風建築が多くあり日本生命京都三条ビルもその一つです。三条柳馬場の交差点の北西角に面した建物は大正3年築。石造りの様に見えますが、煉瓦造りの石貼り。東京駅駅舎の設計で有名な辰野金吾事務所の設計ですが、煉瓦造りの様に見えないのでちょっと違和感を感じました。
三条通地区の近代洋風建築を代表する建物がだと思います。

京都　三条通地区は明治から昭和初期にかけて建てられた近代洋風建築が多くある場所で、まさに近代洋風建築のオンパレード地区。中京郵便局もその一つです。明治35年に建てられたネオバロック風の煉瓦建て2階だての建物は外壁保存の第一号としてもしられており、内部は改装されています。昔のまま残っている方が近代洋風建築好きには良いのですが、外観が残っているだけでも良しとしないと。
しかし、建物の全景写真を撮るのが大変です。

烏丸通りから六角通りを東に入った所に六角堂があります。中庭にお堂が建てられているように、境内がビルに囲まており、こんな所にあるのと思う程、新旧がアンマッチしているのが面白いです。
法隆寺の夢殿と同じく、聖徳太子ゆかりの寺で歴史も古く、通りの名に六角とつくほど由緒がある寺院で、縁結びのパワースポットとしても知られており、若い女性が結構多かったです。

京都　河原町通りから、烏丸通りまでの三条通地区には明治、大正期の近代洋風建築が沢山残っており、とても魅力的な地区です。昔のまま使われている建物もあれば、外装を残しリノベーションされ中はモダンになっている建物もあります。
三条通地区は京都近代化の歴史が良く感じられる場所です。詳しく見たければ京都文化博物館を見学すると良いです。

三条烏丸を下った池坊会館の隣のビル1階にあるスターバックスコーヒーです。この店の魅力はなんと言っても、オープンスペースの店内に大きく開いた窓の正面に立つ六角堂を見ながら、コーヒーをまったりと飲めるところです。周囲はオフィスもあるので、ビジネスマンも多いです。こんなコーヒー店はなかなかありません。

三条東洞院交差点の北西角にある花壇の中に京都電信発祥の地の碑がある。見た感じお墓の様にも見えるが、明治5年に電信、明治30年に電話がここで産声を上げた。碑文には「明治五年　西京電信局　明治三十年　京都電話交換局　この地に建つ」と刻まれている。
石碑だけではあるが、今でも発祥の地にＮＴＴ西日本京都支店があるのは面白い。
京都にはこの様な場所が多数ある所が好きだ。

2016/4に迎賓館が通年一般公開されて初めて内部を見学しました。見学するにはWEBで予約してから行きましたが、応募が少なく当日でも入れたようです。西側の入り口から入り荷物、ボディチェックを受けてから入場。見らるのは彩鸞の間、花鳥の間、朝日の間、羽衣の間、中央階段。どの部屋も精緻な日本らしい装飾が施され見どころ満載。しかし、小さいので双眼鏡があった方が良いです。
外国の要人が会見した場所が見られとても面白かったです。

三条通りには近代洋風建築が多数ありますが、新風館は烏丸通りを少し上がった烏丸通り沿いにあります。大正15年に建てられた旧京都中央電話局で、アーチ型のレトロ感のある外窓が特徴的な鉄筋コンクリート製の箱型建物。
閉館中のため中は見られませんが、こちらも近代洋風建築好きにはたまらない建物の一つです。また早くリノベーションして再開してもらいたいものです。

三条通りには近代洋風建築が多数ありますが、文椿ビルヂングもその一つです。場所は烏丸通りを西に入って50m程、三井ガーデンホテルの対面にあります。
大正9年に建てられた国登録有形文化財の建物は一見、石造りの様に見えますが、木造で、貿易会社の社屋として使われていたそうです。現在はレストランや雑貨店が入っています。
所々に描かれた椿の紋がとても可愛いです。三条通りの洋風建築はとても魅力的です。

三条通り東洞院にあるNTT西日本京都支店の脇にある植え込みの中に教諭所（宣教館）跡の駒札が立っています。
教論所って何だ？と、読んでみると、京都の庶民教育機関であったようで、寺子屋と言った感じの所だった様です。遺構が残っている訳でもなく、駒札だけを見てもどれ位の規模のものだったのか想像も付きません。
三条通り沿いは平安期から近代まで京都の中心的な場所であり、色々な史跡跡の看板があり、歩いていると以外な発見があり面白いです。

烏丸通りの御池から三条の間は平安時代の貴族邸宅があったところで、三条西殿 三条大路跡もその一つです。三条西殿 三条大路跡の案内板がある場所はスターバックスの横にあります。この場所に三条西殿 三条大路跡があったのね、と思う程度です。
案内板しかなく、よっぽどの歴史好きの人以外は面白くもなく、普通の人のは見ごたえもないと思います。

京都　三条烏丸交差点の南西角に旧第一勧業銀行 京都支店があります。東京駅駅舎の設計で知られる辰野金吾の事務所設計の近代建築と聞き行って見ると、何故か結構新しい雰囲気。調べてみると1999年に取り壊され、今の建物は復元されたものでした。しかし、外観は以前と全く同じ外観で復元されており、素晴らしい辰野建築です。
三条通り沿いにはこの様な近代建築が沢山あり、近代建築好きには歩きごたえがあります。

京都の観光名所　東山の町中に立つ五重の塔です。東寺にある塔は遠くからも良く見えますが、八坂の塔は何故か近くからでないと見えません。歴史も古く現在の塔は1440年、室町幕府の足利義教が再建したものだそうです。
非常に京都らしい路地の中に塔が立ち絶好の景観は、二寧坂付近から見下ろすよりも、坂下から塔を見上げる姿が良いです。

三条通り界隈を歩いていると、烏丸通りの交差点南東側の角のビルの軒下角に京都市道路元標の石碑が立っています。東海道の起点は日本橋で、終点は三条大橋だと思っていたので、こんな所に何故元標があるの？と不思議に思える石碑です。
京都市道路元標の標の字辺りから下が白く、地中に埋まっていた様なところも興味がわきます。トリビアなうんちくの話題として使えますね。

烏丸御池交差点付近は縄文から古墳時代の土器が出土したことから烏丸御池遺跡、また、平安期は三条坊門小路がありました。
地上には何も残っていませんが、地下鉄の駅コンコースには地下鉄建設時にこの辺りから出土した出土品の茶碗、杯、瓦等が展示されており、昔の生活の一端が垣間見れます。展示品は少ないですが、このような出土品は資料館や博物館でしか見られませんし、また無料で見られるのが良いですね。

三条烏丸から西に入った三井ガーデンホテル京都三条の入り口前に平安京左京四条三坊跡の案内板と並んで「三條烏丸御所跡」と刻まれた石碑が立ってます。
御所と言うと現在の京都御苑にある御所を思いますが、平安時代後期に白河上皇や鳥羽上皇が御所とした場所がこの地だそうです。
藤原実能の邸宅があった平安京左京四条三坊が献じられ、三条烏丸御所となったので案内板と石碑が並んでいます。
その様な歴史が分かって来ると、この辺りをもっと掘り返せば沢山の遺構が現れるのかと想像するのが楽しくなりますが、石碑だけ見ていても何も分からず面白くありません。
歴史が好きでない方は見る価値なしです。

三井ガーデンホテル三条の横、（株）千總の前に平安京左京四条三坊跡の案内板があります。1988年の発掘調査でこの地から平安時代に作られた、島を伴う玉石敷の池のある庭園と景石、建物の柱跡等が発見されたと書かれています。瓦、土師器、陶器なども見つかったそうですが、歴史的に有名な場所でもなく、発掘調査の内容が書かれた案内板しかなく、遺構の跡が少しでも残っていればいいのですが、何も見る価値はありません。