エロシさんのクチコミ(174ページ)全6,830件

浜離宮恩賜庭園の潮入の池の脇（北東部）に建てられた茶屋（休憩所）です。戦中に焼失した建物を復元した建物です。
内部にははいれませんが、窓の外から内部を眺めることができます。復元されて間もないので新しいですが、昔の姿を忠実に復元した凝った作りはとても見事です。千鳥の透かし彫り、月雲を模した丸窓など、外からでも十分に見ることができます。中に入れればもっと見てみたいところ。
こんな茶屋から庭園を見ることができたら、きっと心も休まるでしょうね。

浜離宮恩賜庭園の横堀と潮入の池と庚申堂鴨場のほぼ真ん中あたりにある小高い山です。御亭山と書いて「おちんやま」と読みます。
この小山は浜離宮庭園の中でも随一の眺めです。頂上は少し広い広場になっており、そこから、横堀、潮入の池など園内を一望できるほか、東京湾、汐留のビル群、遠くは東京タワーまで見渡せます。大手門入り口からは少し遠いですが、浜離宮の絶景ポイントとしては外せない場所です。

浜離宮恩賜庭園の地図を見ると内堀と潮入の池の間に細長い池があります。この池が庚申堂鴨場です。池なのに庚申堂鴨場と呼ばれるのは、この池に鴨を呼び寄せ鴨猟を行った場所だからで、その為の引堀、小土手、子覗がいくつも残っています。それらの施設は簡単にみられますが、池自体は大きな木々に囲まれており、直接見られるとこはほとんどありません。
池は見えませんが、昔の人がどのように鴨猟をしていたのかが、よく分かる施設としては見ごたえがあります。

浜離宮恩賜庭園の水門から横堀沿いに進んでいくと海手お伝い橋の海側に木の柵に囲まれた案内板があります。この場所が海手茶屋跡です。徳川家宣が漁の様子を眺めるために建てた茶屋だそうですが関東大震災で焼失。現在は礎石だけが残るだけで、あまり見ごたえはありません。浜離宮内には沢山の茶屋があり、将軍がいかに風流な生活をしていたかがうかがえる場所です。

浜離宮恩賜庭園の東側にある水門から取り込まれた海水が流れ込む横堀にかかる橋です。浜離宮には伝い橋が二つあり、海に近いこちらの橋を海手伝い橋と呼んでいます。
この橋からは横堀に、池に浮かぶように見える、せり出した大木が茂る半島の眺めがとてもきれいに見える場所です。浜離宮で私ここの眺めが一番気に入った場所です。

浜離宮恩賜庭園の水上バス乗り場から墨田川沿いに水門を越えたところに小さな小山があります。これが樋の口山です。水門の手前にある新樋の口山とは違い上ることはできません。多分、樋の口山の上からの方が上からの眺めは良さそうです。
芝で覆われた樋の口山には形の良い松の木が植わり、中国の名勝「廬山」を真似たものだそうです。なかなか良い感じの小山で、浜離宮の中で一番形の良い山だと思います。

浜離宮恩賜庭園の北東、新樋の口山と樋の口山の間に横堀とつながる水路があり、隅田川と水門で仕切られている。浜離宮の潮入の池は名の通り、塩水すなわち海水で、この水門を通して東京湾と繋がり、池の水位を調整しています。
海水で満たされたお城の堀はこれまでに見たことがありましたが、日本式庭園では見たことがなく、この水門は珍しい施設だと思います。

浜離宮恩賜庭園の北東、将軍お上がり場と水門の中間程にある小山です。小山と言って数十ｍの山で上るのには1分も掛かりません。小山は芝で覆われており、行った時は丁度芝が養生中で、山頂も少し狭かったです。
この小山の山頂は浜離宮の中にある山の中でも、東を見ると隅田川、その奥には東京湾、レインボーブリッジが見え、西を見ると横堀等庭園の池を望むことができ、随一の眺めです。

浜離宮恩賜庭園の灯台跡から南に少し下がった、隅田川沿いに柵に囲われた将軍お上がり場がある。この将軍とは15代将軍の徳川慶喜。幕末の鳥羽伏見の戦いで密かに大阪城から船で敗走した慶喜がここから江戸の上陸した場所だそうです。
石段のある岸壁に大きな船は横づけできないので、小舟に移ってここから上陸したのだと思います。
浜離宮に残る戊辰戦争の史跡と言っても良いのではないでしょうか。

浜離宮恩賜庭園の水上バス発着所から隅田川の縁に行くと盛り上がった台地があります。それが灯台跡です。ここには三重県の安乗崎にあった洋式灯台が移設され昭和30年まで使われていたそうです。現在灯台跡に上っても、その礎石しか残っておりませんが、隅田川を望むには良い場所です。

浜離宮恩賜庭園の旧稲生神社の先から水上バス発着所に掛かる一帯が梅林です。約80株植わっているそうです。3月末に菜の花畑を見る目的で行ったのですが、梅の花も未だ咲いているかなと思い行って見ると、すでに時遅く、落ちた花の額が残っている梅がほとんど。ちょっとだけ花が残って居るものもありましたが、3月末ではだめでした。
都心で気軽に行ける梅の名所なので、今度は2月末に訪れたいと思います。

浜離宮恩賜庭園のお花畑から梅林に抜ける所に鳥居と小さなお堂が建っています。このお堂が旧稲生神社です。明治期の地震で倒壊した神社を、離宮内の社をまとめ再建した神社で、離宮内に戦前からある神社です。旧稲生神社の神様が正面に汐留のビル群が林立した様子を見てる思うと、その変わり様にびっくりしてるのではないかなぁと、ちょっと想像してしまいました。浜離宮内一のパワースポットです。

浜離宮恩賜庭園の大手門口を入ってすぐ左手に三百年の松がある。1709年に六代将軍家宣が庭園を大改修した際に植えられたと言われる黒松の巨木です。前からみると襖絵の様な針状の葉がこんもりと茂ってますが、横に回り込んで見ると太い幹が堤から前にせり出すように伸びているのが良く分かります。浜離宮の中で一番の見ものではないでしょうか？

浜離宮恩賜庭園を大手門口から入って三百年の松を過ぎた所に内堀があります。大手門と同じように、しっかりとした石垣で護岸がされています。これも江戸城の出城と同じ意味合いが浜離宮にあったことの証で、良く見ると内堀広場側には石段があり、築地川から運んだ物資を荷揚げする場所であったことが分かります。城好きには、江戸時代の痕跡を良く残す場所で見ごたえがあります。

浜離宮恩賜庭園のお花畑の横、内堀に囲まれた芝生の広場が内堀広場です。この広場は家族連れのピクニックにとても人気。レジャーシートを敷いてお花畑を見ながらお弁当を食べられる場所です。新橋近くの都心でピクニックに行ける場所があるとは思いませんでした。都心にいることを忘れさせるピクニックポイントです。

浜離宮恩賜庭園の大手門口から入り内堀を渡った先にお花畑があります。3月は一面の菜の花が咲き誇り、これを目当てに行きました。どこから見ても綺麗なのですが、特に西側から望む花畑は、背後に汐留の高層ビル群が並び、菜の花畑とのギャップが面白い景色です。写真を撮りに行くならば順光の午前中がベストですが、昼過ぎでも十分に楽しめます。

浜離宮恩賜庭園の大手門口の入口の両サイドに立派な石垣がある。これが大手門の跡です。大手門橋を渡った所にある現在は駐車場になっている場所が防御施設である枡形になっており、石垣の上には櫓が作られていた。庭園に何故、外堀や枡形門があるのかと思っていたら、江戸城の出城としての意味合いがあったからだそうです。
お城好きの人には見応えのある大手門跡ですが、普通の人は何も気にせず通り過ぎてしまう門跡です。

首都高速都心環状線汐留出入り口前から浜離宮恩賜庭園に掛かる橋です。大手門跡前の枡形に掛けられた旧橋は関東大震災で焼失し、現在の橋は大正13年に掛けられたものです。二つの長いアーチからなる石橋は大型車が2台も通れるほど幅があり、橋上からは浜離宮の外淵を見渡すことができます。何気なく通り過ぎてしまう人が多いですが、とても立派な橋です。

国道15号線と環二通りの交差点の南東角に日比谷神社はあります。神社の裏側にはJR線の高架がありとても騒々しい場所の鎮座されている新橋、汐留の氏神様。
社殿はこじんまりとして、鳥居や社殿も新しいですが、もとは日比谷公園にあったことから今も日比谷神社と言われる様です。石段を上って社殿前から後ろを見ると、車の往来が良く見え、まるで神様が車の往来を見守っているみたいです。

旅館の人に聞き梅まつりが開催されている熱海梅園に行ってきました。梅の花はしだれ等沢山の種類があり疎らに咲くので、桜の様に一斉に咲くことはなく長い間楽しめます。旅館の人の話では午前中は人が多く、15時過ぎの方が空いているとのこと。実際16時ころ行くと日は陰り気味でしたが、駐車場も園内も空いておりゆっくり回れました。
園内は奥に登坂になっており、奥まで先に行った後降りてくると楽に見て回れます。園内には澤田政廣記念美術館や韓国庭園、中山晋平記念館などの見どころが多く、梅の花の時期でなくても熱海観光では外せない場所です。