エロシさんのクチコミ(153ページ)全6,830件

鴨川に架けられた旧三条大橋の石柱は現在の橋の西端北側にその姿を残しています。旧東海道の終着点であった三条大橋の橋脚として使われた石柱には、はっきりと天正十七年津國御影と彫られ江戸時代のものであったことが分かります。
江戸時代の人々が往来した橋を支えた石柱だと思うと歴史浪漫を感じます。

木屋町通り沿いに流れる小川です。川と名がついていますが実は人工の運河。1611-19年に角倉了以によって作られました。運河なのに水深は浅く川の中を人が歩ける程（事実写真の通り歩いている人がいました）。本当に運河だったの？と思ってしまいます。

鴨川から一本西側に入った高瀬川沿いの通りです。南北に延びる通り沿いには飲食店や商店が並ぶ以外に、維新の志士の足跡の史跡が沢山残っている通りなので、歩いていると発見がありとても面白い通りです。幕末の歴史好きの人には是非歩いて欲しいです。

木屋町通御池の南側、高瀬川沿いの植え込みの中に加賀藩邸跡の石碑が立っています。駒札はありませんでした。
この周辺には北に長州藩屋敷跡、南に土佐藩邸跡があり、幕末に活躍した藩邸が近くにあったにも関わらず、加賀藩は何も動かなかったんだなと、現地に行くと良く分かりますよ。

聖護院門跡の東隣りにある積善院は、聖護院の塔頭で凖提堂、五大力さんとも呼ばれている寺院です。狭い境内で山門を潜るとすぐ先に本堂の準提堂があり、本尊の準提観世音菩薩像と不動明王像が祀られています。
聖護院を見に行く人は意外といますが、こちらの積善院に来る人はまず居ません。

平安神宮の北側、錦林小学校の近くに聖護院旧仮皇居の碑があります。聖護院門跡は天台宗のお寺で、光格天皇、孝明天皇、皇子祐宮(明治天皇）が仮御所として使われたので聖護院旧仮皇居の碑が立てられています。山伏の寺だということは過去に来たことがあり知っていましたが、仮御所として使われたとは思いませんでした。

二条堺町通りを上がった街中に京の名酒　キンシ正宗の発祥の地である堀野記念館があります。中に入ると住宅部では当時の資料が展示され、奥には蔵、そして一番の見所は今もタンタンと湧き出る桃の井が庭にあり美味しい名水が飲めます。そして最後に日本酒、ビールの試飲ができます。なので、駐車場がありますが、車で行くと飲めないですよ。

駒ヶ根の元祖ソースかつ丼の店明治亭の支店が軽井沢プリンスショッピングプラザの味の街に出店しています。信州蕎麦以外の長野名物を食べたいと思い入店。平日の11時の開店とすぐに入りましたが、続々と他の客も入ってくる人気店。ソースかつ丼はたっぷりのキャベツの千切りの上にカリッと揚がった脂身の少ないかつ。そしてかつ丼特製のソースが適度な甘さで食べ応え満天でした。妻がたべたソースカツカレーはボリュームがありましたが、カレー自体はボンカレーの様だと言ってました。

映画でも有名になった陰陽師　安倍晴明を祀る晴明神社は一条戻橋近くの堀川通り沿いにあります。鳥居に架かる額には五芒星が描かれています。境内はたくさんの人で溢れんばかりです。8月は桔梗が咲いているのですが、五芒星の形をしてることに気付いている人は少ないようでした。

堀川通りの東側を流れる河川です。川と言っても、小川の様な川で、川の両岸は綺麗に護岸され、せせらぎ公園の様になっています。一昔前は水が枯れた川でしたが、水辺環境整備が行われた結果現在の様な姿に戻ったそうです。「京の七夕」の会場にもなており憩いの場となっています。

別所温泉の北向観音のすぐ隣にある旅館です。本館の柏和亭と離館の四季亭に15室の部屋があります。泊まった鳥月の間は四季亭の1階にある内風呂温泉付きの和洋室。少し白く濁った温泉はぬるめの設定なので長時間入れますが、ポカポカになります。また、肌にも良いと評判です。食事は本館2階の個室で懐石料理。朝は和洋食を選択できます。
北向観音の鐘が朝7回突かれるので、私は起こされてしまいましたが妻は起きず。仲居さんに聞くと鐘で起きる人は半数だとか。
宿の対応は、従業員の皆さん全員が非常に気持ちの良い接客をしてくれるので、とてもくつろげました。12時チェックアウトなので別所温泉の名所を朝食後に観光して、一つ風呂入ってからチェックアウトできるのも便利です。
とても満足できた宿でした。

一条堀川に架かる橋です。平安時代からある橋で洛中と洛外を分ける橋として架けられた古い橋です。そのため、鬼や妖怪が現れる心霊スポットとしても有名で、行っちゃいけない橋と言う意味で戻橋と言う名がついています。
現在の一条戻橋はまったく、そんな感じは残っておらず、車が多く通る橋となっていますが、歴史を感じます。

西陣の五辻通りの北側に本隆寺はあります。丁度、西陣の中央にあり法華宗真門流の総本山である境内はとても広く、こんな所に大きな寺院があるとは思いませんでした。しかし、大きな本堂は木製の足場に覆われ平成35年まで大改修中で、近寄れず参拝も見学もできません。

今出川智恵光院交差点を北に入った西側に首途八幡宮はあります。「首途」と書いて「かどで」と読みます。
通りから公園沿いに参道があり、その途中には源義経奥州旅立ちの地の石碑がある様に、その名の通り旅立ちとか、かどでに縁起が良い神社として知られます。
人生の転機、旅立ちの時にお参りするのがお薦めです。

京都の今出川大宮辺りの一帯の地域が西陣と呼ばれており、西陣織で知られる所です。西陣の石碑はそこの京都市考古資料館の前（バス停の後ろ）に建っています。何で西陣と呼ぶのか知りませんでしたが、応仁の乱で西軍が山名宗全の屋敷を中心に陣を張ったことから西陣と言う名が付いたとテレビの歴史番組で見かけて知りました。碑にも同じ様なことが彫られています。

京都ホテルオークラの北側にある高瀬川の水運の荷揚げ場所として使われた運河です。高瀬川の入口には船が係留され案内板があるので船のあるところが一之船入と思っている人が多いですが、高瀬川一之船入はその奥にある運河です。中華料理屋の横の入口から入ることができます。

京都ホテルオークラの河原町通り側に桂小五郎の像が立てられています。なぜこの地に設置されてるかと言うと、京都ホテルの地がかつて長州藩京都屋敷跡だからです。刀を手にしてどっかりと座る姿が凛々しいです。像の前にベンチが置かれているのが残念です。

二条城を東大手門から入り北に行った休憩所の先に二条城 展示 収蔵館があります。入館するのに入場料と別に100円掛かりますが、是非見学して欲しい収蔵館です。と言うのも、二の丸御殿の障壁画のオリジナルが、再現された御殿とまったく同じ配置で展示されているからです。ガラス越しではありますが、間近で見られるの（御殿では見られません）必見です。

二条城の内堀の囲まれた本丸の中にある御殿です。元々あった御殿ではなく、明治期に京都御苑にあった桂宮家の屋敷を移築したものです。宮家の屋敷として完全な形で残っており、重要文化財に指定されています。しかし、現在内部は公開されておらず、本丸庭園から外観を眺めるだけです。中も見てみたいものです。本丸にある天守閣に登ると御殿の全体像が良く分かります。

二条城の本丸を囲む内堀に架かる東橋を渡った先に建つ本丸の正門です。ぬっぺりとした白壁に頑強な鋼板が貼られた扉が特徴的な櫓門は重要文化財に指定されています。門の内側が枡形になっていることや、本丸に天守台があることから分かる様に、籠城に備えた造りとなっているのが城好きには面白いです。