エロシさんのクチコミ(150ページ)全6,830件

興福寺境内の西側、近鉄奈良駅からすぐの登大路から三条通りまでを南北に結ぶアーケードのある商店街です。商店街の名前は、かつて興福寺のある東側を向いて商店が並んでいたことに由来するそうです。商店街には飲食店が多いですが、いわゆる街中にある商店街です。

奈良のやすらぎの道から開化天皇陵側に入った先に漢國神社があります。やすらぎの道の横井赤い鳥居がありますが、神社はそこから更に奥に入った所にあります。何も知らずに行きましたが、推古天皇の勅命によって作られた以外と古い神社で、境内には饅頭の祖神を祀る林神社があるため、菓子業者の奉納が多いのが面白いです。

JR奈良駅から春日大社方向に三条通りの繁華街を歩いて行くと、ホテルフジタを過ぎた所に浄教寺があります。見た感じ変哲もないお寺ですが、山門を潜って中に入ると、大きな蘇鉄の巨木があります。一つの株から25本もの幹が出ている見事な巨木です。
また本堂は日本の美術史に貢献したフェノロサが講演した場所だそうですが、それ以外はあまり見所はないです。

奈良　三条通り、ホテルフジタの左手に参道の様な道が奥に伸びている。その先に開化天皇陵がある。近寄って見ても、奥に大きな木が茂る御陵と、其の前に参拝所の鳥居が見えるだけです。しかし、街中にある小さな古墳は見たことがありましたが、こんな繁華街の中に、この様な大きな古墳、しかも天皇陵があるとは驚きでした。

近鉄奈良駅の西側を南北に延びるバス通りが、やすらぎの道です。特段歴史がある通りでもなく、道路の上に掛かっていた標識で名前を知りました。やすらぎの道とは言うものの人の通りは普通ですが、名ばかりで、車やバスが沢山行き来する通りです。

奈良　さんじょう通りと、やすらぎの道の交差点角に奈良市観光センターがあります。今年6月に全面改装されNaranicleと言う名がつけられています。中は勿論観光パンフレット、奈良土産と案内コンシュルジュの居る観光案内所コーナーと、カフェ＆レストランのNARADがあります。とてもお洒落な造りで、一服しながらパンフレット等が見られ、とても便利です。

阪奈通りに近い平城宮跡の南側に建つ平城宮の正面玄関と言える門が朱雀門です。平城宮のメインストリートの前に建つ朱色の門は勿論復元されたものですが、広い草地にぽつんと立っており、とてつもなく大きく感じます。訪れたのが遅く、扉が閉まり近寄れず柵の外からの見学となってしまいましたが、ともかく圧倒される大きさです。

近鉄奈良線の大和西大寺駅と新大宮駅との間に広がる奈良時代　平城京の後です。以前から電車で通るたびに見える朱雀門が気になり行ってきました。行ってみると、ともかく広い草地の中に多くの礎石が残っています。そして、朱雀門は電車から見るよりも更に大きく見えました。現在、歴史公園に工事中で朱雀門を含め通れない場所があるので、少しがっかりしました。

法隆寺　東院伽藍の近く裏側に中宮寺はあります。このお寺は建物は再建された新しいもので大したことはありません。ここで必見なのは日本最古の刺繍　天寿国曼荼羅繍帳（複製）と、弥勒菩薩半跏思惟像。弥勒菩薩半跏思惟像はアルカイックスマイルの代表作で、緑の旧50円切手に描かれた仏像です。堂内では解説の音声が流されているので、両方ともに理解しながらじっくり座って見ることができます。

奈良　斑鳩にある世界遺産に登録されている世界最古の木造建築がある寺院です。高校の修学旅行で訪れて以来、数十年ぶりに再訪しました。西院と東院の伽藍があり、至る所に国宝や重文に指定されている建物、仏像などの宝物があり、全部見て回るとゆうに3時間以上掛かるので、余裕を持って行くことをお薦めします。
高校の頃来た時には学が無く見るべき所を見て居なかったのが、大人になって良く分かりました。

法隆寺の東院伽藍の中心にある建物が東院夢殿です。名前もさることながら、正八角形の形をした八角円堂、その屋根の頂点にある宝珠、そして聖徳太子を偲んで建てられたことなど、法隆寺一有名な建物です。
東院伽藍は少し離れた場所にありますが、法隆寺に行くならば必見の建物です。

法隆寺の東院伽藍にある絵伝・舎利殿の裏（北側）にある仏堂です。白壁が特徴的な切妻造りの建物は聖武天皇夫人の橘夫人の住居を移転したものであり、平安時代より前の現存する貴族の住居として貴重なものだそうです。
見た感じは倉庫の様で中も見られないので、通り過ぎる人が殆どです。

法隆寺の東院伽藍にある鐘楼です。東院伽藍の回廊の北西の外側にある東院鐘楼は鎌倉時代のもので、袴腰付き鐘楼としては日本最古のものです。上部に鐘撞の棒が釣らされているのは見えるのですが、鐘は見ることが出来ません。少し離れて見ると、どんな構造をしているのかよく分かります。

法隆寺の夢殿を中心とした東院伽藍は聖徳太子一族の住居　斑鳩宮跡に作られた伽藍です。金堂、五重塔のある西院伽藍程広くはなく、また大きな建物もなく、落ち着いた雰囲気で印象も異なります。個人的には西より東の方が良いと思います。
夢殿、東院鐘楼、東院伝法堂が国宝に指定されています。

法隆寺の東西を貫く通りに建つ東大門は中の門とも言われ西院と東院を隔てる、現存する日本最古の門です。三間一戸で八脚門の切妻造の門で、一見南大門と同じ様に見えますが、木鼻、花肘木等はなくシンプルな門で違いが良く分かります。
門の近くに駐車している車が多いのが景観を損ねているのが残念です。

法隆寺の西院伽藍の回廊の東側、聖霊院の裏側が東村です。法隆寺の僧が生活する建物として利用されて来ました。東室の近くには近寄れない様になっており、妻室と聖霊院の間から覗き込むようにしか見学することは出来ません。
間近に見たいならば、西院伽藍の回廊の西側にある同じく国宝に指定されている西室を見ると良いでしょう。こちらは殆どと言って観光客は居ません。

法隆寺の西院伽藍の東側奥に位置する場所に大宝蔵殿があります。大宝蔵殿の建物は平成に建てられたものですが、中には法隆寺の貴重な宝物が一堂に集められており、必見です。中でも見逃せないのがパリのルーブルにも展示された百済観音像。ほっそりしたスタイルに穏やかか表情は、ある種癒しを感じます。
他にも玉虫厨子など当時の精巧な技術も見ものです。

法隆寺の西院伽藍の東側にある聖徳太子を祀る仏堂です。聖霊院は「しょうりょういん」と読みます。
法隆寺では中に上がることが出来ないお堂が多い中、聖霊院は誰でも上がることができます。賽銭箱の奥の内陣は昼でも薄暗く、そこに聖徳太子像が安置される厨子が置かれていますが公開はされていません。
この建物も勿論国宝です。

法隆寺　西院伽藍の更に西側奥に西円堂があります。鎌倉時代に建てられた夢殿と同じ正八角形の形をしたお堂（夢殿より大きい）で、堂内には薬師如来座像が安置されています。離れた所にある為、見学に訪れる人は殆どいないですが、子規が詠んだ有名な「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の句に詠まれた鐘はここの鐘です。

法隆寺 五重塔の東側に並んで建っている建物が金堂です。世界最古の木造建築の一つであり、二層入母屋造りの建物は勿論国宝に指定されています。
内部をみると金銅釈迦三尊像に目が行きますが、天井や壁面に優美な天人、鳳凰が舞う姿が描かれています（昭和24年に焼失し再現）。薄暗くて見辛いですが、必見です。
個人的には法隆寺一番の見所はここだと思います。