エロシさんのクチコミ(122ページ)全6,830件

東京国立博物館の裏側（北側）に寛永寺の墓地があり、その奥まった所に徳川家霊廟があります。2か所に分かれ、家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定公が埋葬されています。公開されてはおらず石積みの壁や、勅使門等を外から眺めるしかありません。しかし、外側を歩いてみるだけでも、その大きさはさすがに将軍。以前参拝した慶喜公の廟とは大分異なりました。
中を見学するには月に3回実施される特別参拝に事前申し込みして行くしかありませんが、殆どが平日です。

開山堂 両大師の山門から東に向かって歩いて行くと大きな黒い門が目に飛び込んで来ます。この黒門が寛永寺旧本坊表門です。かつて現在国立博物館のある場所に寛永寺旧本坊はありましたが明治維新の上野戦争で焼失。唯一残った表門がそのままの姿でこの場所に移築されています。近寄って見ると門柱や扉に当時の弾痕跡が見られ、歴史を物語る遺構としてとても見応えがありました。

開山堂 両大師の参道を途中で右に折れて駐車場のある東側に抜ける所にあるのが幸田露伴旧宅の門です。昭和初期の下町にはどこにでもあったような瓦葺の質素な腕木門です。そばに説明板があったので、気づいたものの、説明板が無ければ気にせず通り抜けてしまうような門です。それ位のもんですから余り見ごたえはありません。ただのモニュメントと言った所でしょうか。

東京国立博物館の正面入口から東に200ｍ程行ったところに開山堂 両大師はあります。寛永寺の開山の祖である慈眼大師　天海と、天台宗中興の祖である慈恵大師　良源の二人の開祖を祀っていることから両太師と呼ばれています。
山門の横には両太師と書かれた大きな立札、参道の両脇には大猷院の霊廟にあったと言われる銅燈籠が置かれています。この銅燈籠の施された天女、龍、獅子等の装飾がとっても見事。是非見てみてください。

国立科学博物館の入状口に展示されている蒸気機関車です。日本で総数1115両と一番多く作られたD51型の213番の機関車です。近くで、更に無料で見ることが出来ます。
よく手入れさた車体は黒光りし、間近でもると動輪の大きさに圧倒されます。SLの魅力を再認識することが出来る車両です。

上野恩賜公園の竹の台噴水の南側にあるスターバックスの横右手奥に寛永寺根本中堂跡の説明板が立てられています。かつて上野恩賜公園一帯は寛永寺の境内で、その中心的な建物であった根本中堂があったのが竹の台噴水の南側。上野戦争で焼失し、今は何も残っておらず説明板があるのみ。見ごたえはほばありません。

上野恩賜公園に中央通りから入った正面すぐにある四角い噴水池です。蛙の口から池に向かって水が噴き出すように作られていて、見るからに涼し気です。噴水池の周りには腰掛けることができ、上野駅からも、上野広小路駅からも近く、暑い夏の日の待ち合わせ場所には最適です。子供が水遊びすることもできます。

上野四丁目交差点の角にあるビルの4Fに洋食の老舗店 黒船亭があります。土曜日の昼12時過ぎに行くと満席で15分程待たされました。二人で注文したのはハヤシライスとカツレツ。伝統のデミグラスソースを使ったハヤシライスは深い味わい。カツレツはその大きさにびっくり。一緒に頼んだライスの方が小さい位で食べがいがあります。勿論味も一流。
色んなお薦めメニューがあり、また訪れたいお店です。

JR上野駅の不忍口を出て高架を潜った所に「あゝ上野駅」歌碑があります。昭和39年頃井沢八郎が歌いヒットした歌の歌碑です。東北方面からの玄関口であった上野駅は集団就職の人達が降り立った駅であり、映画「三丁目の夕陽」の冒頭で描かれていた正にその場所。今ではすっかりそんな光景はありませんが、そんな時代もあったんだなぁと懐かしくも思える歌碑です。

JR上野駅の構内にある商業施設アトレの中にあるコーヒーチェーン店です。上野恩賜公園内にあるスターバックスは席数が少なく、いつも混んでいますが、こちらの店舗は席数も多く、また駅直結でとても便利です。
訪れた当日暑くて汗が顔に浮かぶ程だったのですが、店員さんの気遣いでアイスラテ以外にも氷水を渡してくれ、気の利いた対応が嬉しかったです。

JR上野駅の構内にある商業施設アトレの中のアメリカンレストランです。
世界中に店舗があり、日本にもここを含め６店舗あり、レストラン以外にオリジナルショップが併設されています。都市毎のハードロックカフェのTシャツを集めている人もいるかと思いますが、上野駅店ではクラシックTに親子パンダの柄が裾に描かれた限定Tシャツが売られています。珍しデザインなのでお土産にもお薦めです。

上野恩賜公園の北西部、東京国立博物館を正面に見て左に行った先に東京音楽学校の奏楽堂であった木造の建物が台東区立旧東京音楽学校奏楽堂です。明治23年に建てられた建物は保存活用工事中で柵の外から外観だけの見学しかできませんでした。しかし、説明を見ると今年11月にリニューアルオープンされ中も見学出来る様になるそうです。
奏楽堂の前には滝廉太郎の銅像が置かれていました。再オープン後、もう一度訪れてみようと思いました。

上野恩賜公園の北側、東京国立博物館入口の前正面に広がる池に設けられた噴水です。上野戦争の後、焼失した寛永寺根本中堂の跡地に設けられた日本初の西洋式噴水です。現在の噴水は当時の物とは異なりますが、定間隔で水が噴き上げられ、竹の台噴水の周りは上野恩賜公園を訪れた人の憩いの場になっており、和みの場として多くの人が訪れる場所です。

上野恩賜公園の中に残る旧寛永寺にあった五重塔です。寛永8年東照宮創建に当たり土井利勝によって寄進されたものですが、8年後に焼失し、現在の塔は昭和になって再建されたものです。
この五重塔を見るには東照宮の参道からも見られますが、木々が邪魔して上部しか見られません。動物園の中から見ると遮るものがなく正面に見ることができるので、良く見たい人は動物園側から見るのがお薦めです

上野恩賜公園のほぼ中央、スターバックスの南側にある郵便ポストです。ちょうど上野動物園の入口に向かう通りの途中にあり、垂れた目をしたパンダの顔が描かれており、とっても可愛いです。話題性はありますが、このポストに投函するとパンダの消印が押されるということはありません。

上野動物園正面口の近く、かつて上野こども遊園地のあった場所の近くにグラント将軍植樹碑があります。第18代米国大統領となった北軍の将グラント将軍が明治12年に日本に立ち寄った際にローソン桧、タイサンボクを植樹したことを忘れない様に昭和5年に建てられたものです。植樹されたタイサンボクは樹勢が良いですが、桧は衰えが目立ちます。

徳川家康を祀る東照宮は日光や久能山が有名ですが、上野の東照宮も引けを取らないほど絢爛豪華な社殿や唐門、銅、石燈篭が整然と並ぶ姿は見所満載です。無料で見られるのは唐門までで、有料エリアに入ることを薦めます。有料エリアでは樹齢600年の神木である大楠、一番の見所である社殿がありますので、見ない訳にはいきません。500円は少し高いと思いますが、動物園の600円と比較したら安いと思います。

上野東照宮の一番の見所は何と言っても煌びやかな社殿です。拝殿、幣殿、本殿からなる権現造りの社殿は1651年に建てられ、現在は重要文化財に指定されています。唐門と同様に金箔が張られ、軒下を飾る外壁の彫刻は見事。双眼鏡があると細かな所まで見え、役に立ちます。有料エリアですが、これを見ずして東照宮は語れないと思います。

上野東照宮の参道を歩いて行くと突き当りにある金色の扉を持つ朱塗りの門が唐門です。日光東照宮の唐門とはスケールが違いますが、細かな透かし彫り、龍、獅子、鳥の彫刻がとても見で、更に煌びやかな門です。無料で見られるのは表側だけで、裏側を見るためには拝観料を払って社殿側に回る必要があります。裏側の彫刻も松、竹、梅が彫られ一見の価値ありです。

上野東照宮の有料エリアに入った大楠の木の先、社殿を囲う透塀の外側に栄誉大権が祀られています。大奥で大暴れした狸（お狸様）が祀られており、他を抜くという意味で強運開祖、必勝祈願など勝負事に御利益があるパワースポットです。東照宮の祀られている徳川家康が狸おやじと言われていたのと、どこか関係があるのだろうか。。。。？