エロシさんのクチコミ(110ページ)全6,830件

静岡でとろろが有名な場所は丸子ですが、丸子に行かなくとも清水でとろろを食べられるお店が、丸子の名を冠した丸子亭。清水駅から500m程離れた149号線沿いにあります。
お店は民家を改装したお店で、客席は2階。本格的な麦とろ、とろろ汁が頂けます。しかし、味は丸子の方が美味しいかな。
問題なのはご夫婦だけでやられている様で、人出が足りず、給仕が遅くなるのは頂けません。

旧東海道の由比宿と興津宿の間に山側ルートとして作られた標高93mの峠が薩堆峠です。歌川広重の浮世絵にも描かれた、正面に冨士山、手前に東海道、駿河湾を見渡すことができる絶景ポイントで、今でも東海道の替りに東名高速が通り、当時とほぼ同じ風景を見ることができます。それ故、富士山の見えないと意味なしなの場所でもあります。
由比から車で行くと道幅が狭く、運転が下手な人はすれ違い出来ないので、興津側から行った方が良いです。

由比宿の中心地 由比本陣公園の中につくられた一番の見所となる施設で、歌川広重の作品を集めた浮世絵美術館です。館内は大小の展示室があり広重の代表作である東海道五拾三次等の浮世絵が展示されています。由比の隣の蒲原 夜の雪は見れば見るほど、広重の表現力、美しさに惹かれてしまいました。入館料も510円と手ごろです。

由比宿の中心地 由比本陣公園の中につくられた文化交流館で利用料は無料です。内部は休憩所と由比宿の歴史、由比の文化を紹介するエリアがありますが、展示内容は博物館や資料館ほどではなく、あまり見ごたえはありません。むしろ私には木造で作られた建物自体の方が、木のぬくもりを感じさせ休憩所としては良かったです。

旧東海道 由比宿にある由比本陣公園の西北の角に小さな和館があります。これが御幸亭です。当時の建物ではありませんが、明治天皇が三度にわたり休憩に使われた建物で、内部には結仁斎と呼ばれる茶室、前庭には山岡鉄舟が松榧園と名づけた池泉回遊式庭園があります。150円の入館料が高いと思うかどうかは人それぞれ。私には高いと思いました。

旧東海道 由比宿の中心地にかつて本陣のあった場所を公園にした由比本陣公園があります。旧街道沿いには正門、石垣、鐘楼などが配置され江戸時代当時の本陣の面影が残っているのが良いです。中は芝生の公園の周りに由比宿交流館、御幸亭、東海道広重美術館があり由比宿観光の中心地的存在です。

江戸時代の五街道の一つである東海道にある53の宿場の日本橋から16番目にあたる宿場が由比宿です。一直線に伸びる宿場跡には至る所に宿場町の遺構が残っており、歩いていると本陣跡を始め、おもしろ宿場館、旧庚子銀行本店、明治の郵便局舎などがあり、由比宿の変遷が見られます。街道沿いには多くの説明版が掛けられそれらを見て歩くのが楽しいです。

忍城跡の旧本丸に作られた行田市の文化と歴史を展示する博物館です。郷土資料館はどこにでもあり珍しいものではありませんが、行田市郷土博物館では大きく古代、中世、近世、足袋の行田に分けられた展示されています。古代では埴輪など古墳に関わる展示、江戸期から盛んになった足袋産業の歴史などです。入館料200円はとてもリーズナブルだと思います。

のぼうの城で一躍有名になったお城がこの忍城跡です。文明10年頃に成田顕奏によって築城した忍城は天正18年の石田三成による水攻めでも落城せず忍の浮き磁路と呼ばれた名城です。現在の城跡は当時の物ではなく、水攻め時の遺構としては水城公園の外堀位したなく、のぼうの城をみて訪れた人は期待を裏切られるでしょう。
今回訪れた際は桜が満開の時期で花見には良かったです。

水城公園の中を通り抜ける公園通り沿いにある緑色の洋館がヴェール カフェです。旧忍町信用組合店舗を移築し、カフェとして再利用しています。大正11年に建てられた腰羽目板付下見板コロニアル様式の木造2階建て洋館で、足袋商店の融資が設立した金融機関として使われてきました。生憎訪れたときは未だ開店しておらず、内部は見られませんでしたが、行田市の歴史を物語る史跡として貴重な建物です。

忍城や行田市役所から歩いて数分のところにある「しのぶの池」の周辺に作られた市民公園です。のぼうの城で一躍有名になった忍城の外堀跡に作られた公園で、忍城がどれ位大きな城で水堀によって守られていたかが分かる場所として観光客に人気です。
一方「しのぶの池」では釣りに興じる人や、花見をする人など、市民からも愛される公園の様です。

さきたま古墳群には大小多くの古墳がありますが、稲荷山古墳は2番目に大きい前方後円墳で、さきたま古墳公園の北東部にあります。5世紀後半の造営された古墳で前方部の方墳は破壊されてしまっていたものを復元したものです。この古墳の良い所はさきたま古墳公園の中で唯一上ることが出来る前方後円墳（丸墓山古墳（円墳）も上れます）です。稲荷山古墳の上に上ると尚更、この古墳の大きさがわかります。

さきたま古墳群には大小多くの古墳がありますが、将軍山古墳は一番東側にある前方後円墳です。将軍山古墳の東側は墳丘が削られて崩壊しかかっていたため、ドームで覆い将軍山古墳展示館として古墳の内部を見学できるようになっています。古墳の上には登れませんが、上部と中段には埴輪が並べられ創建時の姿が再現されており、子供の社会科見学にはうってつけの古墳です。

さきたま古墳群には大小多くの古墳がありますが、その中で二子山古墳は最大、武蔵国でも最大の前方後円墳です。古墳の周囲は2重の濠がありますが、空濠でした。この古墳は未発掘で濠のより中には入れませんが、その大きさには驚かされ、二つの山が連なり、名前の通り二子山の様です。あまり近寄って見学する人はいませんが、さきたま古墳群の中では丸墓山古墳に次ぐ古墳だと思います。

さきたま古墳群には大小多くの古墳がありますが、その中で愛宕山古墳は最小の前方後円墳です。公園の駐車場すぐ隣にある愛宕山古墳は他の古墳程存在感がなので見学する人は殆どいません。しかし、古墳の丘陵の上には丸墓山古墳と同じように桜の木が植わり、桜の丘になっています。こちらの古墳には人は登れないので意外と絵になります。

さきたま古墳公園の南側にある博物館です。館内ではさきたま古墳群で発掘された埴輪、鉄拳、まがたま、金具などの貴重な資料を多数展示しています。その中でも一番見応えのあるのが、稲荷山古墳で発掘された金錯銘鉄剣です。国宝に指定される剣には115文字の金象嵌の漢字がほどこされています。新聞で見たことはありましたが実物を見られてよかったです。

さきたま古墳公園のレストハウスの並びに埼玉県名発祥之碑があります。説明版によると明治4年11月14日に埼玉県、入間県を設置する太政官令が出されこれが埼玉県の誕生となっている。そしてこの地には巨大古墳群があり、前玉神社があることから埼玉の中心地であったと考えられることから、この碑が設置されたそうです。
はっきりとした名前の由来がないと言うことが分かりましたが、この様な碑がある県は埼玉位じゃないでしょうか？

さきたま古墳群にあるさきたま史跡の博物館にもっとも近い前方後円墳が瓦塚古墳で、レストハウスの裏にあります。6世紀前半に増築された古墳は長方形の周濠が二重にあり、近くまで近寄ることはできず、離れた所から見ると2つの小山がつながった丘の様に見えます。
この大きさの古墳でもさきたま古墳群では中位の規模だと言うのには驚かされます。

のぼうの城で知られる、石田三成が忍城を水攻めにした際の築かれた土堤、それが石田堤です。広範囲にその遺構はありまが、さきたま古墳公園内には石田三成が陣を張った丸墓山古墳前の通路が石田堤の遺構として残っています。はじめ通ったときは気付かなかったのですが、小さな案内板があり石田堤の遺構だと分かりましたが、この場所の石田堤はただの通路にしか見えませでした。石田堤の遺構を見るなら他の遺構を見た方が良いでしょう。

行田市の市街地から1km程離れたところにある東日本最大の古墳群が集まる場所です。最近では百舌鳥の仁徳天皇陵等の古墳群が世界遺産に認定されることになりそうですが、さきたま古墳も9基の大型古墳があります。古墳の上に登れたり、中を公開しているものあり考古学好きには非常に興味が沸きます。公園として整備されており桜の時期には丸墓山古墳を始め花見客沢山訪れる花見の場所でもあります。
こちらも世界遺産を目指しているみたいですが、それはちょっと無理かなと思います。