エロシさんのクチコミ(108ページ)全6,830件

熊野速玉大社の境内内、駐車場のそばに洒落た洋館の邸宅があります。これが新宮出身の作家 佐藤春夫の記念館です。記念館内部には佐藤春夫の作品、遺稿、初版本などが展示されています。そしてこの記念館自体は佐藤春夫が東京文京区に昭和2年に建てた邸宅を移築したもので、吹き抜けのあるサンルーム、タイル貼りの床など昭和初期の建築物として、とても見応えがあります。今でも充分暮らせるくらい素敵な洋館です。

熊野速玉大社の境内の中に佐藤春夫記念館がありますが、正面鳥居の近く佐藤春夫記念の句碑があります。「秋晴れよ丹鶴城址児に見せむ」と詠まれた石碑です。佐藤春夫記念館で場所を聞いたのですが、余り知られていないのか数人の人に聞いて、やっと句碑がある場所が判明するほど知られていないようです。郷土を詠んだ句が刻まれた、ただの石碑なのでわざわざ行くまでもなかったです。

新宮市の熊野川の河口にある神社が熊野速玉大社です。世界遺産に登録されている熊野三山の一つに数えられる和歌山屈指のパワースポットです。GWに訪れると拝殿の前には長蛇の列で、初詣の様にお参りするのに20分程掛かる程。
熊野速玉大神と熊野夫須美大神を祀る社は昭和になって再建されたもので朱の色がとても艶やか。また、境内にある御神木の梛の木、神宝館にある国宝の宝物はとても見応えがあり、必見です。
熊野三山の中では唯一石段もなく、一番お参りし易い神社です。

熊野速玉大社には御神木として梛の木がありますが、神門を潜って右手にも新宮市の天然記念物に指定されるオガタマノキの木があります。説明版によると、神木として植えられる木で、樹高21m、幹周り1.65mありオガタマノキでは大樹だそうです。
しかし、私は説明板をみるまでどこの神社にでもある大きめの広葉樹にしか見えず、梛の木の様な驚きはありませんでした。

熊野速玉大社の御神木 梛の木の正面にある建物が熊野神宝館です。熊野速玉大社に奉納された宝物類が展示されているのですが、そのほとんどの物が国宝。国宝でない物は重文。国宝、重文でない物は殆どないと言う豪華さです。蒔絵の施された手箱、神輿、勾玉、衣冠束帯などなどが展示され、熊野速玉大社が如何に崇められていたのか分かります。
展示の仕方は質素ですが、速玉大社を訪れたら必見だと思うところです。

熊野速玉大社の正面鳥居をくぐって進み、熊野神宝館のほぼ正面に石の柵に囲まれた大木があります。これが御神木の梛の木です。平重盛のお手植えと言われており、樹齢は約1000年。私が今まで見た梛の木では最大。それもそのはずで、梛としては日本最大だそうです。
パワースポットの中で更にパワーを感じる御神木の葉っぱは厄除けにもなり、私のお守りになっています。

花の窟神社は熊野市の熊野灘に面した国道42号線に面した神社です。鳥居を潜って木々の中の参道を進んで行くと社務所があり、そこまでは他の神社と変わりません。一般的な神社ではこの先の社があるのですが、この神社には社がありません。社の代わりにご神体となる大きな岩壁が祀られています。日本書紀にも書かれた日本最古の神社だそうで、こんな形態をした神社はみたことがなく、古代の形態を表す貴重な神社で熊野を訪れた際は必見です。

熊野市から紀宝町に至る七里（約20数km）も続く太平洋に面した海辺が七里御浜です。砂浜ではなく、小石だらけの海辺で緩やかにこを描く姿がとても美しいです。訪れたときはGWで子供の日に近く、浜辺には鯉のぼりが一列の泳ぐ姿を見ることができ更に魅力的な海辺となってました。ここまで鯉のぼりが一斉に泳ぐと圧巻です。

熊野の世界遺産に登録される鬼ケ城。その鬼ケ城の遊歩道の入口の横に立つ施設が鬼ケ城センターです。一階には売店、カフェ、二、三階にレストランがあります。レストランは利用しませんでしたが、売店では熊野の特産土産が沢山並び、お土産をまとめて買えます。
その中でも熊野特産の柑橘「新姫」を使った商品がお薦めです。酢橘のような酸っぱい味が特徴で、熊野でしか買えないものなので、お土産に最適です。

熊野灘の海岸をなす七里御浜の最北端に、獅子が海を向いて吠えているように見える岩があります。これが吉野熊野国立公園の切手にも描かれた獅子岩です。自然が織りなす景観ではありますが、獅子舞の獅子の姿にホント良く似ています。獅子岩とはよく言ったものです。
国道42号線を北から下って行くと振り返ってみる方向にあるので、見逃さないように注意が必要です。

熊野灘に突き出た隆起と風化と波の浸食された奇岩が続く世界遺産に登録された名勝です。無料の駐車場から鬼ケ城センターの横を通って進むと、約1kmの遊歩道が海岸沿いに続きます。浸食された断崖は起伏があり、見たこともない岩礁が進む度に現れます。誰が名付けたのか知りませんが、鬼ケ城とはよく言ったものです。
遊歩道は岩の上に作られていますが、凹凸が多く、足元が悪い人は余り奥までは行かない方が良いでしょう。

松阪牛のすき焼き・ステーキが食べられる牛銀本店。その左隣に洋食屋牛銀があります。牛銀本店で食べると軽く7,8千円は行きますが、洋食屋牛銀のメニューはハンバーグ、牛丼、ビーフカレー、すき焼き定食、焼肉定食などがあり殆どの物が3千円以下で食べられとてもお手頃な価格です。しかし、その分客も多く開店間際に行くと満席で30分程待たされました。頂いたハンバーグは特別美味しいと言う程ではありませんでした。やっぱり美味しいものを食べるには高いお金を出さないとだめなのかな？

津市の中心地にある織田信包が築城した津城の城跡です。城下町 津を形成した中心となる城ですが、現在は本丸の石垣、内堀の一部しか残っておらず、現在建てられている模擬櫓は実際の櫓とは違うもので、城跡としてのの見所はあまりありません。
しかし、津城跡は公園として整備されており憩いの場となっています。

津の一身田町にある浄土真宗高田派の総本山が専修寺です。三重出身の父から津に立派な寺があると聞き訪れてみると、その大きさにびっくりしました。なんと東京ドーム2個分の大きな境内に国宝に指定された御影堂、如来堂の他、重文11棟もある大伽藍です。
特に御影堂、如来堂はその建物の大きさも本願寺並の大きさがあり、内部も大空間、金箔で装飾された宮殿、精緻な彫刻が施された欄間など見所満載です。
津の中心地からは少し離れていますが、訪れる価値のある大寺院です。

丹羽文雄句碑は四日市の鵜の森公園の南西部に設置されています。泗翠庵の帰りの公園の出口に向かって歩いているときに丹羽文雄句碑があるのに気づきました。丹羽文雄は四日市出身の文化勲章も受けた文人。文学碑には「古里は菜の花もあり父の顔」と詠んだ自筆の句が刻まれていますが、全く知らない人で、良い句であるとは思いますが、この場所で生まれたとか直接の因果はなく、丹羽文雄ファン以外はわざわざ見に行くまでもないと思います。

四日市の鵜の森公園の中にある茶室が泗翠庵です。鵜の森公園は市民憩いの公園ですが、その南側に垣根で囲われた場所の中に泗翠庵があります。有料ですが、作法に詳しくなくても泗翠庵の中で気軽にお抹茶とお菓子を頂くことができます。
四日市の真ん中ありながら、ゆっくりお茶とお菓子でお付ける場所がある所が魅力です。

日本平ロープウェイを降り、久能山東照宮に入山して最初に出迎えてくれる建物が久能山東照宮 楼門です。1617年に建てられた楼門は銅瓦葺、入母屋造りの楼門形式で重要文化財に指定されています。石段を上った所に極彩色の装飾が施された楼門があり、下から見上げると圧倒されるほどの存在感があります。
上層に掲げられた青地に金色の文字で書かれた「東照大権現」の額は後水尾天皇の御宸筆で、天皇じきじきの文字が見られるのも凄い。

近鉄四日市駅から200m程南に行った所にある田原忠秀によって作られた浜田城の城跡に作られた公園です。公園内には泗翠庵と呼ばれる茶室、鵜の森神社及びその周りに浜田城の土塁遺構がある以外はあまり見るべきものはありません。住宅街の一角にあり市民の憩いの場になっています。

近鉄四日市駅から徒歩12,3分、鵜の森公園から南に500m程行った住宅街にあるシティホテルです。駅からは距離があるので徒歩では不便ですが、広い駐車場がありビジネス客、観光客に幅広く使われています。部屋もそれなりの広さもあり、清掃も行き届いており、静かで、値段の割には快適に過ごすことができるホテルです。コンビニは鵜の森公園近くまで行かないとありません。

近鉄四日市駅からほど近い四日市一番商店街にあるラーメン店です。ラーメン店なのですが、表にはでかでかと、トンテキのメニューが出されトンテキも売りにしています。GWだからか、店前には行列ができてました。それもそのはずで、店員が厨房の中を含め3人しかおらず、訪れた客に対応できておらず、座席が空いているのにも関わらず、着座させていませんでした。この点は頂けません。
二人でトンテキと特濃鰹豚骨を頂きました。トンテキはこんなものかと言う味でしたが、特濃鰹豚骨はこれまで食べたことがない鰹と豚骨の融合したスープが美味でした。個人的にはトンテキよりもラーメンの方がお薦めです。