エロシさんのクチコミ(107ページ)全6,830件

熊野那智大社に続く、那智山の中を通る熊野古道の最後の坂が大門坂です。県道には大きな無料駐車場があり、そこから5分程歩くと大門坂の入口には大きな2本の夫婦杉が出迎え、その奥に、杉木立の中を美しい石畳が続きます。
以前、熊野古道のツヅラト峠、馬越峠を歩きましたが、それよりも大門坂は古道の幅も広く、かつて多くの人がお参りに訪れたメインストリートであったことが伺える熊野古道です。

紀伊勝浦の那智山の中にある世界遺産に登録される神社です。熊野那智大社の別宮で、大己貴神を御祭神としていますが、御神体は那智の滝と言う珍しい神社です。それ故、飛瀧神社には本殿がありません。お滝拝所に上がるには有料ですが、鳥居のところから那智の滝を拝むだけでも大して変わりません。飛瀧神社は那智山随一のパワースポット神社です。

那智勝浦にある紀伊山地の中にある那智山は世界遺産に登録される熊野信仰の聖地です。山域には熊野那智大社、那智山青岸渡寺、那智の滝、飛瀧神社、大門坂等のいにしえから伝わる信仰深い場所です。訪れてみると何故熊野詣が行われたのか判る気がしました。熊野観光では絶対の訪れるべき場所です。

那智山にある日本の滝100選に選ばれている日本一の滝です。何が日本一かと言うと落差133mの直瀑。下から見上げるその姿は飛瀧神社の御神体として祀られるだけあり、荘厳と言う言葉がとても合います。訪れたときは雨が降っており滝の飛沫なのか雨なのか分かりませんでしたがミストが一杯で神聖さを感じる場所です。そう言った意味でも日本一の滝だと思います。

熊野那智大社本殿の裏側にあるのが那智山青岸渡寺。那智大社をお参りする殆どの人が訪れますが那智大社の一部と勘違いしている人も。この寺院の見所は重文に指定されている本堂、そして、外せないのが本堂の裏手の展望所から望むことが出来る那智山の絶景。熊野観光写真には必ずと言って使われる景色がここから見られます。
熊野大社を訪れた際には隣の那智山青岸渡寺にも行ってこの絶景を見てください。

約6年ぶりに熊野那智大社にお参りしてきました。今回も駐車場から土産物店の並ぶ参道の石段を10分程上って、大鳥居を潜ると那智大社の境内に辿り着きます。境内からは那智山全体が見渡せますが生憎の雨でもやっていました。熊野夫須美大神を祀る本殿、および奥殿は朱色が艶やか。拝殿の左手にはサッカー協会のエンブレムにもなっている八咫烏を祀る御縣彦社があり、サッカーファンには是非ともお参りしたい社です。
熊野三山の中では一番お参りするのが大変な所ですが、その分ご利益が授けられそうな気がします。

新宮を通る国道42号線沿いにある明治元年創業の老舗和菓子店です。ここの人気の商品はベビーカステラの様な鈴焼。一口サイズのカステラは無添加でフワフワ食感で甘さ控えめなところが美味。新宮のこの店でしか売られていないので、新宮の土産と言ったらこれしかないという商品だと思います。値段も安く手ごろですが、無添加故あまり日持ちはしません。

新宮駅から徒歩5分程の住宅街の中にある、大正モダンの近代洋風建築です。大正3年に文化学院の創設者の西村伊作が自ら設計した自宅の建物で重要文化財に指定される建築物です。中も見学できると思い訪れたのですが、現在修理中で工事現場の様になっており、外部からしか見学できませんでした。ロッジ風と言うか独特な特徴的な外観が面白い建物で他では余り見られない姿が魅力です。内部が見られなかったのが残念でした。

新宮駅から東に2,300ｍ程行くと、住宅街のなかに突如、濠に囲まれた小さな古墳の様な森が現れます。これが浮島の森です。小学生の頃に来た時は入ることが出来ませんでしたが、現在は綺麗に整備されており、駐車場、散策ルートまであり浮島へ渡ることもできるようになっていました。ここの様に大きな浮島はここ以外に見たことがなく、前来た時もそうでしたが、これが本当に浮いている島なのかと疑ってしまいます。

新宮駅を出て正面の横断歩道を渡った先の建物の1階に新宮市観光協会の観光案内所があります。新宮及び熊野三山などの観光パンフレットが置かれ、勿論担当者が観光案内も親切にしてくれます。電車、バス、タクシー等へのアクセスが良く、観光地へ行く前に下調べをするのに便利な観光案内所です。

新宮駅の駅前の植え込みの中に鳩ぽっぽ歌碑があります。新宮出身の東くめが童謡はとぽっぽを作詞したことを記念して建てられた碑ですが、碑に彫られてる歌詞は良く知る「ポッポポッポ鳩ポッポ～」とはちょっと違います。「鳩ぽっぽ 鳩ぽっぽ ぽっぽぽっぽと とんでこい お寺の屋根から おりてこい 豆をやるから みなたべよ たべてもすぐに かえらずに ぽっぽぽっぽと 鳴いて遊べ」と言う歌詞で似てるようで、違います。
良く知る童謡だけにちょと驚きの歌碑でした。ちなみに鳩ぽっぽ歌碑は浅草浅草寺にもあります。

新宮駅から徒歩2分程のところにある呑み屋さんです。店内はカウンター席、板間席、テーブル席があります。串揚げがメインの店ですが、一品料理、地元料理、食事メニューもあります。味はそこそこ美味しく、一番美味しかったのはまぐろ丼。切り身、ネギトロと黄身が乗った丼ぶりは地元ならでは美味しさでした。
丁度宿泊したステーションホテルの対面にあり、ホテルの利用者には便利な店です。

新宮駅から徒歩2分程の所にあるホテルです。宿泊したのはツインの部屋。建物や設備は古い所が多くみられます（便座が冷たい、ドアが重いなど）が、清掃は行き届いており、それなりに快適に過ごせました。その中で、ちょっと困ったのがコインランドリー。ホテルの中にはなく、駐車場の奥の離れた所にあります。丁度雨の日で洗濯物が濡れてしまい不便でした。それ以外は特段気になる所もなく、駅近、広い駐車場完備でアクセスには便利なホテルでした。

新宮駅から東に200m程行った交差点の先に中華風の楼門があります。そこが徐福公園です。秦の始皇帝の命を受け不老不死の薬を探して新宮に渡来したとされる徐福の墓を中心に整備された公園で、園内には徐福の墓、像、顕彰碑がある他売店もあります。
徐福伝説に興味のある人は訪れるべき場所だと思いますが、他のの人には憩いの公園と言った感じでしかありません。

熊野川の河口南岸にある蓬莱山の麓に鎮座する熊野きっての古社が阿須賀神社です。現在の社殿は戦災で焼失したものを再建したもので、新しいですが、創建は何と紀元前423年と言われています。日本書紀に記される熊野神邑とされる場所でいわば熊野発祥の地と言われています。これほど、古社ですから行かない訳にはいきません。しかし、行ってみると、これほどの古社にも関わらず、訪れる人は殆どおらず、寂しい感が漂ってます。

新宮市を流れる熊野川の南岸、丹鶴山に築かれた城跡が新宮城です。紀州藩の家老である水野氏の居城で、城跡には建築物は残っていませんが、立派な石垣の城郭が残っています。天守台のあった本丸からは優雅な熊野川の流れ、新宮市街を一望することができる展望の良い場所です。

三重県と和歌山県の県境を流れ太平洋に流れ出る一級河川です。国道168号線沿いに川は流れ新宮から熊野本宮に向かう途中、熊野川の綺麗な流れが見られます。自然が多く残る河川で、山中に広い河原が広がる清流が見られます。夏には清流で泳ぐと、水は冷たくバーベキューなども行えます（以前来た時にやりました）。
国道42号線を走って和歌山に向かうと、この川を渡ると和歌山に入ったなぁと、毎回つくづく感じる川です。

新宮市にある標高約120mの山です。神倉山は熊野大神が一番最初に降臨されたとされる聖地の山で、日本書紀にも神武天皇が上ったと言われる正真正銘のパワースポットです。山腹にはゴトビキ岩を御神体とする神倉神社が祀られています。神倉山に登るにははしごの様に急な石段を上らなければならず、体力のない人ではちょっと難しいです。簡単に聖地には行けないと言うことでしょうか。
山上からは新宮市街が一望できるスポットでもあります。

神倉山を上った神倉神社の鳥居を潜ったすぐ先に神倉神社 手水鉢が置かれています。花崗斑岩の大きな岩をくり抜いて仕上げらた古い手水鉢で、山の湧水が流れ込んでいます。新宮城主 水野淡路守重良が1631年に奉納したものだそうです。云われのある由緒ある手水鉢ですが、人手でここまで運んだとすると相当大変だっただろうなと、当時の姿を想像してしまいました。

新宮市の西側にある神倉山のにあるゴトビキ岩を御神体とする神話の時代から登場する神社が神倉神社です。麓から神社まではとても急な参道の石段を上らなければならず、はしごを上る様な感覚でした。約20分程かけて上ると鳥居が見え、その奥に大きなゴトビキ岩、その脇に神倉神社の拝殿があります。そして、そこからは眼下に新宮市街が一望できます。
神倉神社のある場所は熊野権現最初の降臨地として知られ、云わば聖地と言って良い、超強力なパワースポットです。行くのは大変ですが、新宮に訪れたら訪れたい神社です。