
2018/09/09 - 2018/09/09
693位(同エリア16255件中)
くわさん
念願のサントシャペル教会を見た後、さてどこへ行きましょう。
サントシャペル教会のすぐ近くにノートルダム大聖堂があり、通常ならそこへ行くのですが、この日は日曜日、何かのガイドブックに毎日曜日の16時からノートルダム大聖堂でオルガンコンサートがあるとの記載があったので16時ぐらいにノートルダムへ行く予定でした。なので、16時までの約4時間がすっぽり開いてしまいました。
さあどこへ行こうと、セーヌ川沿いをブラブラ歩いていたら、クルーズ船がひっきりなしにやってきます。
そうだ、船に乗ろう、と急きょクルーズ船に乗ることにしました。その船は・・・
前の旅行記(サントシャペル教会編)
https://4travel.jp/travelogue/11413365
□9月8日 名古屋から香港
■9月9日 香港からパリ、パリ散策
□9月10日 ルーブル美術館、エッフェル塔
□9月11日 モンマルトル散策、ムーランルージュ
□9月12日 ベルサイユ宮殿、凱旋門、シャンゼリゼ通り
□9月13日 モンサンミッシェル(泊)
□9月14日 モンサンミッシェルからパリ・モンパルナス
□9月15日 ルーブル美術館、オルセー美術館、エッフェル塔
□9月16日 パリから香港
□9月17日 香港から名古屋
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
サントシャペル教会を後にし、南に歩きます。
シテ島の南、サンミッシェル橋です。 -
こちらはシテ島の南側のセーヌ川。
-
この先へ行くとサンジェルマンデプレ地区です。
-
こちらも重厚な建物が並びます。
-
結局、今回の旅行では、サンジェルマンデプレ地区はバスで通過しただけで、実質踏み入れませんでした。残念。次回のお楽しみ。
-
橋の東側に来ると、おっ、ノートルダム大聖堂が見えてきました。
-
この橋の上でノートルダム聖堂を眺めていると・・・少し離れたところで「ドン」という衝撃音。その音の方向を見ると人が倒れています。
その人、すぐに立ち上がりましたが、今度は何やら大声で叫び出しました。
初めは何が起こったのかよくわかりませんでしたが、どうやらこの人、ひったくりの被害に遭ったようです。ひったくりがぶつかってきてその衝撃で転倒、そのすきに何かをすられてしまったようです。
ここは治安が悪いと言われているRERのB線の駅が直ぐ近くにあるので、ひったくりやスリが多いのかもわかりません。要注意です。 -
これがそのひったくり騒ぎがあった橋、サン・ミッシェル橋。
-
ここからノートルダム大聖堂へ行けばいいのですが、16時からここでオルガンコンサートがあるという記載が何かのガイドブック(地球の歩き方だったと思う)に書かれていたので、それまでどこかで時間をつぶすつもりでした。
(ただ、情報が古かったのか、実際には16時からのコンサートはなかった) -
ふと、川をのぞき込むとクルーズ船がひっきりなしにやってきます。
-
セーヌ川クルーズか。時間がたっぷりあるのでそれもいいかも、と急きょ決定。
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全然下調べをしていなかったので、ガイドブックを見ながら船乗り場を探します。
-
ノートルダム聖堂の対岸の道沿いには、絵の露天商がたくさん出ています。
Written in China の絵をつかまされないように。
NHK-BSでフランスの放送局のF2で放送していたニュースによると・・・
モンマルトルで絵画を販売しているそうですが、その中には中国で描かれている物があるそうです。パリの風景写真を見ながら中国国内で描かれていて、それをモンマルトルで販売しているそうです。本来描かれないはずの額縁の側面に絵が描いてある物は、完全にまがい物。そして、中国製は極端に安いそうです。 -
階段をトントントンと降りて・・・
-
川岸にやってきました。
ガイドブックによるとこの辺りに船着き場があるという事なのですが・・・
この時点ではクルーズ船の情報は全くもっていませんでした。 -
どうやらここがチケット売り場のようです。
-
この時まだバトビュスなる船がどんな船か知らず、てっきり船に乗ってセーヌ川を単純往復するものだと思っていましたが・・・
いくつか停留所があり乗り降り自由とのこと。
一日券は17ユーロですが二日券でも19ユーロだそうです。翌日行こうとしていたルーブル美術館にも停留所があるという事で、これで行こうと、二日券を購入しました。
しかし、列に並んでいても、お客さん、窓口で係員に質問する、それも延々と。そんなお客さんが何人かいて、なかなか列が進みません。
この旅行中、質問攻め行列渋滞の災難に何度か見舞われました。フランスの国民性何でしょうか。一体何を質問しているのでしょうか? フランス語だからわからない。 -
やっとチケットをゲット。長かったぁ。
停留所は8つあって、パリの観光ポイントを回っていきます。
(なんかもっとあったような気がするが・・・) -
船は20~30分おきにやってきます。
さっき行列に並んでいるうちに出発したところなので、しばらく待ちます。
後ろにはノートルダム聖堂の雄姿。
本当は並んで記念写真を撮りたいのですが、セルフタイマーが回っているうちにスリにカメラを持っていかれそうだったのでパス。 -
船が来た! これか?
違います。 -
待ち時間にノートルダム聖堂を眺めましょう。
-
これはステンドグラスですね。
この後中から見ることになります。 -
ここが鐘楼でしょうか?
ノートルダムの鐘。周辺にも美術品が並んでいます。 -
ぼやーっと眺めていると・・・あ、来ました。
-
こんな船だったんですね。
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12:57、乗船。
ガラス張りの船ですが、暑いので、スライド式で半分くらいは開いています。
この時も結構暑かったのですが、真夏だとたまりませんね。 -
直接空気に触れるには船尾に出る必要があります。
-
船尾に出てきました。船内はちょっと暑いですが、屋外がちょうどいい気候です。
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13:00、出発。
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セーヌ河、右がシテ島、この辺りの川幅は狭く、船は一方通行でした。
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アルシュベッシェ橋を通過。
ガイドブックには、
「ノートルダム大聖堂の壮大な後ろ姿を写真に収めるならここ。」
と書かれています。 -
で、その後ろ姿はちょっと下アングルすぎました。
ノートルダム聖堂は正面のファサードが有名ですが、確かに正面よりこの後ろ姿の方が複雑でいい景観です。 -
ここがシテ島の東の端です。
この右手はサン・ルイ島と呼ばれる島です。
(この時、これが島だと知らず、翌朝のジョギングで道に迷ってしまう) -
シテ島とサン・ルイ島に架かる橋。ここにも重厚な建物が並びます。
-
左が船が走ってきたセーヌ川。
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二つ目の橋、サンルイ島にかかるトゥルネル橋を通過。
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さすが芸術のパリ。ここ以外にも橋の欄干などには美術品級の彫刻が惜しげもなく立っています。
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お次はセーヌ川に斜めにかかるシュリー橋を通過。
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なんか橋の紹介ブログになってきました。
こちらには別のクルーズ船が係留されています。これらの船では食事をしながらクルーズできるようです。 -
ちなみにこのバトビュスは次の停留所の案内だけで、詳しい周辺の解説はありません。他のクルーズ船はあるようです。
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船内には自販機がありましたが、故障中で使用不可。
-
イチオシ
ふと水面を見ると・・・おやおや、ラブラブの白鳥さんがなんとハートマークを作っているではありませんか。
ホラ、そこのあなた、今のうちにお祈りを! -
せっかく仲良くしていたこの二匹の後ろからライバル出現。えらい気にして、愛のはぐくみは終わってしまいました。
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13:20、お隣の停留所・植物園を出港。船はここでUターンして、今度はセーヌを西航します。
ちなみにUターンせずもう少し進むと、ホテルに直通するオーストリッツ橋があります。(ただこの時それを知らず。知っていたらバトビュスで帰ってきたのですが) -
船はUターンしてサンルイ島と右岸の間を走ります。
こちらは右岸。おもしろいデザインの芸術で飾られています。
(船の後方から見ているので左手に見えていますが) -
アーチ橋を通過。
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この辺りで"ゆう"がトイレに行きたいと言い出しました。
この船にはトイレはありません。ふと左を見ると川辺にトイレ発見。次の停留所で降りることにしました。 -
Hotel de Ville(パリ市庁舎)で下船。
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船着き場から護岸に登ると・・
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船着き場からすぐのこの橋のたもとにトイレがありました。
有人で有料のようでしたが、カネは要らんと言われ、結局無料で使わせてもらいました。 -
この橋のたもとにトイレがあります。
橋の向うはサン・ルイ島。 -
バトビュス乗り場に戻りましょう。
さっき降りたところなので、あと20分は来ません。 -
ちょうど正面はサン・ルイ島とシテ島の境界。左がサン・ルイ島、右奥がシテ島です。
-
シテ島にはノートルダム聖堂の塔が見えています。二本の柱はファサード。
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この護岸道路は歩行者専用で、パリ市民がジョギングしたり、子供たちが自転車の練習をしたりしています。
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私も二日後の早朝、ここを走ることになります。
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チケット売り場。私たちは二日券を持っているので購入の必要はありません。
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13:36、船がやってきました。
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ここで降りるお客さんが下船してから乗船。
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13:40、出港。
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またまた船尾に出ます。
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サン・ルイ島の西の端。
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なかなか立派な建物が建ち並んでいます。
-
橋の向うに見えるのはコンシェルジュリ。
ということはさっき渡ったのはこの橋ですね。 -
橋をくぐり抜けてコンシェルジュリの前。
-
次の橋が見えてきました。有名なポン・ヌフですね。
ポン・ヌフとは新しい橋という意味らしいですが、この橋、パリで最も古く1607年に架けられたとのこと。 -
コンシェルジュリの反対側。たくさんのジョガーが走っています。私も翌々日の早朝、ここを走ることになります。
-
こちらはシテ島、だいぶ西の方にやってきました。
別のクルーズ船が停泊しています。これらでは食事ができるようです。
その上には馬の銅像が・・・ -
アンリ4世騎馬像だそうです。
-
またまた橋が見えてきました。
しかしどの橋もそれぞれ形が違い、個性的です。
あれ、その向こうに何やら塔が・・・ -
ポンデザールと呼ばれる橋。鉄橋ですね。
その向こうに見えるドーム状の建物はカルチャーセンター。
http://www.institut-de-france.fr/ -
気持ちいいですよ~、乗りませんかぁ~。
-
橋の向うにノートルダム聖堂の尖塔が見えます。
-
そしてこちらはコンシェルジュリの特徴的な三角お屋根。
それにしても橋が多いですね。橋の向うに前の橋、そのまた向こうに更に前の橋。 -
次に見えてきたのはオルセー美術館。
-
この辺りは川幅が広いので、別の船が追い抜いていきます。これは個人所有の船のようです。
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オルセー美術館。帰国前日の土曜日に訪れます。
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壊れた時計。
昔はこの建物は鉄道の駅舎だったとか。 -
側面には美術品が並んでします。ここは展望台になっていました。
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こちらの時計は正確に時を刻んでいました。
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この辺りも別のクルーズ船の発着場のようです。
-
何やら神殿のような建物に・・・おっ、その向こうにエッフェル塔が見えてきました。
-
ブルボン宮殿。これまだすごいレリーフです。
http://www.assemblee-nationale.fr/index.asp -
ブルボン宮殿前のコンコルド橋をくぐると・・・
-
いよいよエッフェル塔のたもとに入ってきました。
-
その次の橋のたもとには、これまた光り輝く金の彫刻。アレクサンドル3世橋。
-
ロシア皇帝によって作られたそう。
こういう欄干の装飾は船からでないと見えませんね。 -
嵐山の渡月橋もお気に入りだが、なんか風格が違うというか・・・
けど、背景の景色なんかを含めると、渡月橋に軍配が上がる。きっと上がるだろう。多分上がるだろう。アレクサンドル3世橋 現代・近代建築
-
今度はえらいロシアチックな建物。ロシア正教会のようです。
https://cathedrale-sainte-trinite.fr/ -
14:20、だんだんエッフェル塔が高くなってきました。
パリに来たんですね~ -
ザ・パリな光景です。
-
イエナ橋辺りはエッフェル塔が高くて、縦構図にしないと写真に納まりません。
イエナ橋 建造物
-
バトビュスはエッフェル塔のたもとにかかるイエナ橋を通過するとUターンします。
-
Uターンしイエナ橋を再びくぐるとエッフェル塔の停留場に到着。
ただ、この日は下船せず、翌日再びここに来て周辺を散策します。
今日はセーヌをクルーズするだけ。 -
ある程度日差しが強かったので、温室のような船内にいるよりは、船尾の屋外デッキに出てきた方が、さわやかな風で快適です。
-
船は元来たルートで戻ります。
-
アルマ橋を再び通過。
-
しばらく走るとオルセー美術館前を通過し、次に見えてくるのは、ルーブル美術館。
停留所は往路の時にありましたが、美術館に近すぎて全体が見えませんでした。
以前は王宮だったそうです。 -
明日ここに来ることになります。
-
明日分かったのですが、ここが正面入り口。
一般道が門の中を走っていて、普通に車やバスが通り抜けていきます。
この中に例のガラスのピラミッドがあります。 -
再びシテ島にやってきましたが、ここからはシテ島の南側を走ります。
この柳の木、NHK-BSの二度目のパリで、サンドイッチを食べていたところですね。 -
ナルホド、たくさんの人です。
ここは翌日早朝、ジョギングで来ます。 -
橋の向こうの方に見えているのはルーブル美術館。
-
こちらはポンヌフの南側。
-
ポンヌフの欄干にも彫刻がありました。
-
もうこうなってくると、橋自体が美術品ですね。
-
シテ島のサントシャペル教会の一部が見えてきました。
-
護岸でたたずむ人たち。いい天気です。
-
サンジェルマンデプレ側。
-
サンミッシェル橋。さっきスリがいた橋です。
Nの文字はナポレオンの頭文字でしょう。
この辺りは川幅が狭いので一方通行です。 -
ノートルダム聖堂が見えてきました。
15:00、途中でトイレ下船をしましたが、約二時間のクルーズは終了、ここで船を降りてノートルダム聖堂に向かいます。
続く・・・
https://4travel.jp/travelogue/11415340
その他詳しくは↓
http://kuwanosu.com/2018france/sep09part5.html
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