フランス旅行記2018 Part3(香港からパリ到着編)

2018/09/09 - 2018/09/09

恒例の夏旅、今年はフランスへ行ってみました。
この時期、日本からの直行便は非常にお高いので、リーズナブルな香港経由、キャセイパシフィック便でパリに入ります。

前の旅行記(中部国際空港から香港乗継編)
https://4travel.jp/travelogue/11410373

□9月8日　名古屋から香港
■9月9日　香港からパリ、パリ散策
□9月10日　ルーブル美術館、エッフェル塔
□9月11日　モンマルトル散策、ムーランルージュ
□9月12日　ベルサイユ宮殿、凱旋門、シャンゼリゼ通り
□9月13日　モンサンミッシェル(泊)
□9月14日　モンサンミッシェルからパリ・モンパルナス
□9月15日　ルーブル美術館、オルセー美術館、エッフェル塔
□9月16日　パリから香港
□9月17日　香港から名古屋

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2018年9月8日、23:05、雷雨の中台北を飛び立ち無事香港に到着。
乗継のパリ便(00:05発)に間に合うか心配しましたが、一時間前に乗り継ぎゲートを通過し、出発フロアに出てきました。

搭乗開始まであと30分程度しかありませんのでゲートに急ぎましょう。
この時点でまだゲートを知らないので、掲示板で確認します。

ゲートは33。急ぎましょう。

本当はここで飲茶でもするつもりだったのですが・・・時間が余るのもつらいですが、無いのはもっとつらいですね。

23:30、ゲート33に到着。

もう搭乗開始時刻を過ぎていますが、準備が遅れているのかまだ。

23:45、搭乗開始。最優先で搭乗させてもらいます。

9月9日、0時、満席の機内。

00:10、5分遅れで出発。

00:22、滑走路へ。

00:25、離陸。

この細長いハコはエアポート・エクスプレスの駅でしょう。

ぐんぐん高度を上げます。

百万ドルの夜景。

ビクトリアピークの上空と思いたいが違うようです。
この後、機は北上していきました。

01:05、(日本時間02:05)、早速機内食が配膳されます。
夜も遅いので軽めにと思いましたが、ペロッと平らげました。

ここからはフランス時間で書きます。

ビールでほろ酔い加減になった後、少しウトウトと眠りました。
時刻は00:40、日本時間で朝の07:40で完全に目が覚めてしまいました。
パリまで後6時間ほどです。
今どの辺を飛んでるのかいな?

丁度シルクロードの天山山脈を越えたあたりです。
去年のロンドン便はもっと東のモンゴル経由で飛んでいましたが、こちらの方が大圏ルートになるので、時間が節約できます。

シルクロードかぁ、一度来てみたいですね。

この時刻、日本は当然朝で、もう明るくなっています。

こちらはまだまだ真っ暗。機内も完全に夜モードです。

もう目が完全に覚めてしまったので眼下に目をやると、真っ暗の中にところどころ街の明かりが見えています。

しばらく行くと、大きな街が見えてきました。

モスクワの東にある"samara"という街のようです。
高度一万メートルの高さからこんなに大きく見える街なので、結構大きいのでしょう。

https://goo.gl/maps/bvyBqviVBzu

時刻は02:30、後4時間。後ろの方から夜明けが迫ってきましたが、飛行機は夜明けから逃げるようにひたすら飛びます。

それでも機外を見ると薄明になってきました。

明るいのは主翼の明かり。左上に見える白い点はシリウスでしょう。

5時、機内の照明がともされ朝モードになりました。
ここで朝食が配られます。

05:30、朝食を食べ終わると、到着まであと1時間15分。
意外と早いんとちゃう?

去年のロンドン便で慣れたのでしょうか。

しばらくすると「パリ」の文字が見えてきました。

段々東の空が明るくなってきました。

眼下には街の光。翼よ、あれがパリの灯か?

どうやらそのようです。エッフェル塔は?

なかなかいい眺めです。

06:35、奇麗なグラデーション。天気良さそう。

パリ上空でUターンし滑走路に向かいます。

滑走路が見えました。

06:51着陸。朝焼けがキレイ。

だどってきたのはこんなルート。

07:00、5分遅れで到着しました。

すっかり明るくなった機内。

07:10、やっと我々エコノミーも降機できます。
今後の参考のためビジネスシートを撮影しておきましょう。この夢は実現するのでしょうか?

私たちを運んでくれた機材。12時間も空を飛ぶキカイです。

ボーディングブリッジを進みます。

付いたのはターミナル2A。空港の一番端のゲートです。

こんなガラス張りの通路を進みます。

私たちを運んでくれた機材。折り返し香港便として午後には飛び立ちます。

ガラスで仕切られた左側のスペースは出発フロアです。

ラウンジのようです。一度でいいから入ってみたい。

入国審査場に到着。その前にトイレを済ませておきましょう。

フランスのトイレ。

こういう日本とは違うトイレを見ると「ああ、外国に来たんだなぁ」と思える瞬間です。

↓パリの公衆トイレ
https://4travel.jp/travelogue/11407027

07:45、入国審査の列はそんなに長くなく、質問もなく10分程度で通過。

まずここで、クレジットカードのキャッシングでユーロを入手。引き出しは200ユーロ以上で、とりあえず最低額の200ユーロを換金。このあと結局現金はこの200ユーロで足りました。

キャッシングというのは早い話借金で、年利18%もしますが、短期間で返すと円札をユーロに交換する手数料より安いのではないかと思います。

パリ市内へは鉄道のRERや市内への直行バス・ル・ビュス・ディレクトなどがあります。
RERは治安が悪いとの口コミなので、ここは安全でリーズナブルなル・ビュス・ディレクトで行くことにします。

ル・ビュス・ディレクトの乗り場。ターミナル2Aと2Cのちょうど境目にあります。
ここまでイミグレを通過してから、10分歩いています。

バス乗り場。ここには係員はいません。

バス乗り場へ。ドアが開かない開かないと騒いでいたら、このボタンを押せと教えてもらいます。

券売機。往復にすると少し安くなります。

ホテルはリヨン駅、帰国日のホテルはモンパルナス駅近くなので4番(オレンジ)のバスに乗ります。往復で31ユーロのチケットを購入。

これがチケット。一枚で帰りの分も含まれているので無くさないように。

バスの待合室。

待合室には次のバスが何分後に来るかの案内があります。
30分ごとに出ているようです。

巡回道路に出てみると、すごい渋滞。

リヨン、モンパルナス行の4番はオレンジの標識で待ちます。

向うに見えるのは違う系統のバス。
ほとんど同じ場所なので間違えて乗らないように。

08:20、バスが来ました。

チケットを提示し乗り込みます。

日本の空港バスと同じように、バスの側面に荷物入れがありますが、そんなに大した荷物量でないので、車内の荷物置き場に入れます。

バスではwi-fiが使えるようです。使っていませんが。

日本と比べると外国ってホント、ネット環境がいいですね。

08:25、第2ターミナル2A,Cを出発。

ちなみに帰国時はこの2A,Cにはバスは停まりません。ターミナル2の下車は2E,Fのみです。

08:31、第一ターミナルに寄ります。

第一ターミナルのお客さんが乗ってきます。

この時、一人の男が運転手に何やら質問してます。(フランス語なので何を聞いているのかさっぱりわからず)

その後納得したように下車していきましたが・・・すると運転手、大声を出してその男を追いかけていきました。
どうやらこの時開きっぱなしの荷物室の他のお客さんの荷物を置き引きしたようです。
幸い乗り場にいた別のバスの係員に取り押さえられたようで、運転手は戻ってきました。

RERより治安がいいと言われているこのバスですが、こんなのを見ると手荷物が近くにあるRERの方が安全なのかなと思ったりします。

皆さん注意しましょう。

08:35、置き引き騒ぎの後、無事?にターミナル1を出発。

バスは高速道路でパリに向かいます。

ちなみに前を走っているのもル・ビュス・ディレクトですが別系統のバスです。

あっ、IKEAがある。

渋滞もなくスムーズ。

高層ビルなんかも見えます。この辺、治安が悪いエリアなのではないのでしょうか?

途中、別の道路を横断。

新興住宅地のようです。

なにやらオフィスビルのようなものが増えてきました。

あっ、川が見えます。
これがセーヌ川です。
この辺り、ただの川ですが何故か感激してしまいました。

セーヌ川を左手に見ながら走ります。

セーヌ沿いの道を右折し、バスはリヨン駅へ。

09:00、リヨン駅到着。
これはバス停から見た街並。

これがバス停。ル・ビュス・ディレクトの係員がいます。

さて、荷物を下ろし周囲を見回しますが、ここはど～こ、状態。

とりあえず道を渡りましょう。
ル・ビュス・ディレクトのバス停。

渡り終えたら、あっ、時計台が見えます。これがリヨン駅ですね。

駅がわかればだいたいホテルの方向は分かります。こっちの方でしょう。

日曜日の朝とあって人通りは少ないです。

こっちの方でいいはずですが。
なんか思っていた街のイメージと違うので混乱してます。

売店は閉店中。

この売店の角を曲がると・・・

ありました、ホテル・ジュール・セザール。

Ibis Styles Hotel Paris Gare de Lyon Bastille ホテル

09:25到着。

当然まだ早いので、荷物だけ預かってもらい早速パリ探検をしましょう。

ホテル隣はまだ閉まっていますが・・・

日本食レストラン。「スシ」や「ヤキトリ」の文字が見えます。
ああ、パリに来ていきなりヤキトリの看板を見るとは・・・
この後、本格的にパリの街に繰り出します。

続く・・・サントシャペル教会編
https://4travel.jp/travelogue/11413365