2000/10/20 - 2000/10/24
15位(同エリア781件中)
旅猫さん
【思い出の旅】第2弾は、2000年の秋に訪れた下北半島への旅。
上野駅から夜行列車に乗り、八甲田にちょっとだけ立ち寄った。
そして、下北へ。
巡ったのは、恐山、釜臥山、尻屋崎、大間崎、仏ヶ浦、そして薬研渓谷。
今は無き下北交通のディーゼルカーに揺られ、本州最北端の大間崎で海を眺めたことが懐かしい思い出だ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
22時23分に上野駅を発った寝台特急『はくつる』は、一路青森を目出して北上した。
東北への旅には、この『はくつる』がとても便利であり、なにより旅の演出に夜行列車は欠かせない。
青森駅には、翌朝8時17分に到着した。
※『はくつる』は、東北新幹線八戸開業(H14.12.1)に伴い廃止青森駅 駅
-
今回の旅は下北が目的だが、紅葉の八甲田が見たくて、バスで睡蓮沼を目指ことにした。
新幹線の乗り入れていない青森駅の駅前は、信州の小諸駅と同じような雰囲気を持つ、どこか旅情を感じさせる趣だ。 -
8時50分発のJRバスみずうみ4号に乗車。
途中、必ず休憩で立ち寄る萱野茶屋では、三杯飲めば長生きできるという三杯茶が無料で飲める。萱野茶屋 グルメ・レストラン
-
短い停車時間だが、茶屋の建つ萱野高原の景色も少しは楽しめた。
萱野高原 自然・景勝地
-
有名な酸ヶ湯温泉を過ぎてしばらく走ると、目指す睡蓮沼の入口に到着。
バス停近くの階段を上るとすぐそこが睡蓮沼だった。
思ったよりも紅葉が早く進んでいて、睡蓮沼の辺りはすでに初冬の趣。
それでも、八甲田山をバックにした景色は一見の価値があった。
しかし、さすがにこの辺りまで来るとかなり気温が低く、あまりの寒さに早々に退散。
バス停へ戻り時刻表を見ると、ちょうど行ったばかり。
次は2時間も後。
仕方がなく、酸ヶ湯温泉に歩いていこうかと思っていたら、遅れていたらしくバスがやってきた。睡蓮沼 自然・景勝地
-
予定より早めに引き上げたので、余った時間で青森駅近くの青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を見学に。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館
-
現役時代にも接岸していた桟橋に係留されていて、その向こうには新しい青森のシンボル青森ベイブリッジが。
青森ラブリッジ 名所・史跡
-
館内には、連絡線の歴史などの資料が展示され、なかなか見応えがあった。
実際には積まれなかった列車も。 -
13時31分発の特急『はつかり18号』で青森を後にして、下北半島の玄関口野辺地へと向かう。
※特急『はつかり』は、東北新幹線八戸開業(H14.12.1)に伴い廃止されました。 -
13時59分、野辺地駅着。
ホームの向こうに、懐かしい南部縦貫鉄道のホームの跡が。野辺地駅 駅
-
少し時間があるので、野辺地の街を散策することに。
駅のそばには立派な鉄道防雪林があり、駅前からバスで20分ほどところには一軒宿の馬門温泉があるが、今回は時間の関係で諦め、市街地を通って海岸へ出てみることにした。
海への道沿いには、北の街を感じさせる建物が数多くあり、秋という季節も手伝い、どこか寂しげな風情が感じられた。
渋い銭湯に惹かれたが、どうも営業はしていないようだ。 -
野辺地港へ出た。
海沿いの町並みも風情があり、しばし海を眺める。 -
近くに石造りの常夜燈があった。
これは日本最古の灯台らしく、南部藩政時代に千石船の航海を見守っていたそうだ。現存する最古の常夜燈とも by 旅猫さん常夜燈公園 名所・史跡
-
野辺地城跡(と言っても碑だけでした)や古い建物などを見ながら駅に戻る。
15時41分発のJR大湊線の快速『しもきた』は1両編成。
途中、左手に陸奥湾を望みながら下北駅へ。 -
下北駅に着いた頃には、もう陽が傾き、逆光に光るススキと満開の秋桜を前景にした釜臥山が、そのきれいなシルエットを見せていた。
ここで下北交通線に乗り換え、むつ市の中心田名部駅で下車。
今夜の宿は、高台にある天然温泉付きのむつグランドホテルだ。
※下北交通線は現在廃線となっています。下北駅 駅
-
翌朝、市内のむつバスターミナルへ向かった。
今日は、下北交通の定期観光バス『ラブ・うみかぜ号Bコース』でのんびりと車窓を楽しむことに。
8時半にバスターミナルを出発。
まずは、下風呂温泉へ。
※2015年現在、定期観光バスは運行されていません。むつバスターミナル 乗り物
-
下風呂温泉で小休憩。
バスを降りて、港の景色を眺めて過ごす。
その後、バスは一路恐山を目指した。 -
霊場というどこか恐ろしげな印象のある場所だと思っていたが、秋晴れの恐山は、周囲の色鮮やかな紅葉とエメラルド色に輝く宇曽利山湖に抱かれてとても美しかった。
恐山菩提寺 寺・神社・教会
-
宇曽利山湖の開放的な明るさが印象的。
宇曽利山湖 自然・景勝地
-
真っ白な砂がとても印象的な極楽浜は、周囲の緑との対比で輝くほど。
-
ただ、無数に回る風車と、立ちこめる硫黄の臭気にやはり他とは違う空気を感じさせられた。
恐山には、4つの温泉があり、参拝客も入ることが出来るのだが、時間も余りないので断念。
とても魅せられた場所だったので、いつかゆっくり訪れたいと思う。恐山 自然・景勝地
-
次にバスが向かったのは釜臥山。
下北半島の最高峰で、展望台からは素晴らしい景色が望めた。
夜には、むつ市の夜景が蝶の形に見えるそうだ。釜臥山展望台 名所・史跡
-
反対側からは、先ほど訪れた恐山の宇曽利山湖が眼下に。
展望台からの眺めは絶景 by 旅猫さん釜臥山 自然・景勝地
-
釜臥山を下る途中、恐山冷水(おそれざんひやみず)というとても冷たくて美味しい清水があると聞いていたのだが、今回は特別に道ばたにバスを止めてくれ、この名水を味わせていただいた。
かなりの水量があり、キリっと冷えていて美味しかった。
この後、昼食のためむつ市内へとバスは戻った。
昼食には、郷土の名物料理『味噌貝焼』が。
これは、ホタテ貝の貝殻にホタテ、海藻、ネギ、豆腐などを入れて焼き、味噌で味付けされたもの。
磯の香りが楽しめてなかなか美味しかった。冷水 名所・史跡
-
昼食後、バスは次の目的地、尻屋崎へ。
途中の道ばたに、有名な寒立馬が!
急遽バスを止めて、寒立馬との突然の出会いを。
半野生で、吹雪の中に立ちつくす姿が知られる寒立馬。
性格は大人しいとはいえ、間近に寄ってこられるとその巨体に思わず後ずさりを。
でも、人懐っこい、とても優しい馬で、親しみが湧いて来た。 -
そんな寒立馬たちが暮らすのが尻屋崎。
ここは、本州最北東端の岬で、日本最大級の光量を持つ尻屋崎灯台がシンボル。
草を食む寒立馬が荒涼とした岬に点在し、とても印象的な光景だった。尻屋崎 自然・景勝地
-
いつか、真冬に会いに来ないといけないな。
彼らが吹雪の中に立つ姿を観に。 -
ただ残念だったのは、尻屋崎灯台が改修中で見ることができなかったことだ。
また来いということだな。尻屋埼灯台 名所・史跡
-
田名部駅前でお世話になったバスと別れ、列車で下北駅へ。
駅近くのプラザホテルむつが今夜の宿。
部屋の窓からは、夕日に浮かぶ釜臥山がとてもきれいに見えていた。 -
そして、三日目。
下北に来てからずっと晴れが続いていた。
今日も青空が眩しいぐらいだ。
下北駅から、下北交通線の一両編成のディーゼルカーに乗り、終点の大畑までローカル線の旅を楽しむ。
※現在、下北交通は廃線となっています。 -
車内はガラガラ。
これでは、廃線になってもおかしくないな。。。 -
平行する国道の路線バスに追い抜かれたり、森の中のまっすぐな単線をゆっくりと進んだり、駅舎が森に戻りはじめている無人駅に停まったりしながら、30分で終点の大畑に着いた。
-
鉄道があるのはここまでである。この先は駅前からの路線バスのみが交通手段であり、先ずは大間崎を目指すことにした。
-
駅前から乗ったバスは、右手に津軽海峡を見ながらおよそ1時間で大間崎へ。
本州最北端を示す記念碑のある公園からは、遠くに北海道を望むことができるが、この日も天気が良くはっきりと見えていた。
この沖合の津軽海峡では、大物のマグロが釣れることで有名で、その資料なども展示されていた。大間崎 自然・景勝地
-
大間崎は、連続テレビ小説の舞台となったところで、そのことを宣伝する幟がはためいていたが、一時のブームが過ぎ去り、元の静かな街に戻りつつあるようだった。
-
バスの時間が空くので、ここからフェリーターミナルのある大間の街まで歩くことにした。
途中で見つけた手作り弁当屋でからあげ弁当を買い込み、海岸の防波堤に腰掛けて、津軽海峡を渡ってくる潮風に吹かれながらお昼を。 -
向かいの港からは、ちょうど函館行きのフェリーが出ていった。
ここから船で函館に渡るのも悪くないな。津軽海峡 フェリー大間フェリーターミナル 乗り物
-
港近くの民家で見かけた立派過ぎる犬小屋。
「凄いだろ!」と自慢げなお犬さま。 -
大間の街から再びバスに乗り、終点の佐井へ。
そこから船で奇勝仏ヶ浦へと向かった。佐井~仏ヶ浦遊覧船(佐井定期観光(株)) 乗り物
-
佐井港からは、およそ30分。
仏ヶ浦の不思議な岩が見えてきた。 -
海から眺める仏ヶ浦のなんとも奇妙な景観に驚かされたが、上陸して間近で見るとあまりの大きさとその奇妙な景色にさらに驚く。
仏ヶ浦 自然・景勝地
-
自然が作り出した偶然の芸術に、改めて驚きを感じずにはいられなかった。
そして、足元の小さな潮溜まりには、アワビやアジの子供たちが住み、豊かな自然がここにはまだあった。 -
磯を歩く人たちから、岩の大きさが良く分かる。
それにしても、この景色はどのようにしてできたのだろうか。 -
佐井へ戻り、バスが来るまで街を散策。
小さな港町だが、風情があってもっと散策したいところだが、残念ながら時間が無い。
佐井を後にして、今夜の宿がある下風呂温泉へ、夕暮れの海岸線をバスに揺られた。 -
旅の最終日。
変わらず天気は晴れ。
昨夜、宿の湯と料理を堪能したので、幸せな気分で朝を迎えた。
宿前のバス停から、むつBT行きのバスに乗り大畑で下車。
ここで乗り換えて奥薬研へと向かう。
大畑駅前に並ぶ路線バスに、旅情を感じずにはいられない。 -
終点の奥薬研バス停で下車。
バス停の周りは、秋色に染まっていた。
※現在、路線バスは廃止され、デマンドタクシーで運行されています。奥薬研温泉郷 温泉
-
バス停からすぐのところにある露天風呂『かっぱの湯』へ。
ここは無料で入れるうえ、混浴である。
※現在は混浴ではなく、時間帯で男女が分けられています。薬研温泉 かっぱの湯 温泉
-
ちょっと熱めだったが、先客は無く、貸切で紅葉を愛でながらゆっくりと温泉を堪能した。
-
周囲の紅葉も美しく、極楽極楽。
-
かっぱの湯から歩いて2,3分のところにも、立派な男女別の新しい露天風呂『夫婦かっぱの湯』があったので立ち寄ってみた。
しかし、営業開始直後は物凄く熱いとのこと。
迷ったが、とりあえず入ってみることに。
ところが、尋常じゃないほどの熱さでまともに入れず。。。
でも、湯船から薬研渓谷が眺められたのは良かったな。奥薬研温泉 夫婦かっぱの湯 温泉
-
奥薬研温泉を楽しんだ後、薬研渓谷を散策。
川沿いに遊歩道があったので、歩いてみることに。薬研渓流 自然・景勝地
-
この遊歩道は、森林鉄道の軌道跡だそうだ。
途中には橋もあり、なかなか変化に飛んだ道だった。 -
途中で見つけた湯船。
元は旅館だったのだが、取り壊されて湯船だけ残ったものらしい。
『隠れかっぱの湯』と呼ばれている。
今でも入ることはできるのだが、車道から丸見えで、勇気が必要。
※現在は取り壊されて利用できません。 -
紅葉に包まれた遊歩道をさらに歩いて行く。
-
しばらくすると、旅館などがある薬研温泉に出た。
その外れにある紅葉の名所『紅葉橋』まで行ってみたが、ここからの薬研渓谷の眺めは素晴らしかった。 -
写真では上手く色が出なかったが、とても綺麗な紅葉だった。
-
ちょうど陽が当たって、それは見事な景色で。
-
往きに乗ったバスの運転士さんが、この橋の上で待っていれば拾ってくれると言ってくれたので、しばらくこの絶景を堪能。
そして、約束どおりに、バスがやってきた。 -
大畑駅に11時7分に到着。
ここで、むつBT行きに乗り換え、さらにBTから歩いてすぐの田名部駅前から、12時発の脇野沢行きのJRバスで大湊へ。 -
降りたバス停は宇田。
この近くにある水源地公園には、日本最古のアーチ式ダムが。
この小さなダムは、明治42年(1909)に、旧海軍により建設された重力アーチ式石造堰堤とのこと。
東北地方で最初に建設されたもので、昭和51年(1976)まで現役だったそうだ。水源池公園 公園・植物園
-
ダムのある公園の南側にあるのが、海上自衛隊の大湊地方総監部。
ここは、明治以来の軍港で、敷地内に立つ北洋館は、旧海軍の士官用クラブとして使われていたものだそうだ。
現在は、資料館として一般公開されているので見学してみた。北洋館 美術館・博物館
-
北洋館を見学した後、バスでJR大湊駅へ戻り、14時25分発の快速『しもきた』に乗り、家路についた。
今回は、旅の間ずっと秋晴れが続き、本州最果ての地を巡る旅は思い出に残るものとなった。
いつか、改めてゆっくり訪れたいと思う。大湊駅 駅
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この旅行記へのコメント (14)
-
- わきさん 2016/10/22 12:43:35
- 恐山と仏ヶ浦
- こんにちは。
初めてですが、
以前より
旅行記読ませて
頂いております。
何とも不思議な魅力を
たたえた本州最果て。
思わず
画像に見入ってしまいました。
恐山が出てきたとき、
その昔
口ずさんだ
寺山修司の、
田園に死すが
あられました。
以下のようだったと記憶します。
恐山和讃(寺山修司)
これはこの世のことならず/
死出の山路のすそ野なる/
さいの河原の物語/
十にも足らぬ幼な児が/
さいの河原に集まりて/
峰の嵐の音すれば/
父かと思ひよぢのぼり/
谷の流れをきくときは/
母かと思ひはせ下り/
手足は血潮に染みながら/
川原の石をとり集め/
これにて回向の塔を積む/
一つつんでは父のため/
二つつんでは母のため/
兄弟わが身と回向して/
昼はひとりで遊べども/
日も入りあひのその頃に/
地獄の鬼があらはれて/
つみたる塔をおしくづす/
また
仏ヶ浦が登場したとき、
当方には
映画「飢餓海峡」の場面が
出てまいりました。
色々と自らの想像と
過去のデジャブみたいなもの
が現れ、不思議な感覚に
とらわれています。
恐れ入りました。
わき
- 旅猫さん からの返信 2016/10/25 19:59:57
- RE: 恐山と仏ヶ浦
- わきさん、初めまして、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
寺山修司はよく知らないのですが、青森に記念館がありましたね。
恐山についての趣のある文、恐山の雰囲気が伝わってきます。
映画「飢餓海峡」も観ておりません・・・
仏ヶ浦の奇岩から想像されるとは、その映像が気になります。
先日、16年ぶりに下北半島を旅してきました。
恐山も、変わらぬ雰囲気が漂い、とても良い旅でした。
旅猫
- わきさん からの返信 2016/10/25 21:22:21
- RE: RE: 恐山と仏ヶ浦
- 映画「飢餓海峡」
昭和39年 内田吐夢監督
で、東映より配給されました。
you tube で フルムービーが
あるかなと思い、ググッて見ましたが、
下記のものが、せいぜいでした。
主演は、4名 三國連太郎・左幸子・高倉健・伴淳三郎
でした。
https://www.youtube.com/watch?v=cCeCB-BB_lg
さわりだけでも、覗いて頂ければ幸いです。
わき
> わきさん、初めまして、こんばんは。
>
> 書き込みありがとうございます。
>
> 寺山修司はよく知らないのですが、青森に記念館がありましたね。
> 恐山についての趣のある文、恐山の雰囲気が伝わってきます。
>
> 映画「飢餓海峡」も観ておりません・・・
> 仏ヶ浦の奇岩から想像されるとは、その映像が気になります。
>
> 先日、16年ぶりに下北半島を旅してきました。
> 恐山も、変わらぬ雰囲気が漂い、とても良い旅でした。
>
> 旅猫
- 旅猫さん からの返信 2016/10/29 09:36:14
- RE: RE: RE: 恐山と仏ヶ浦
- わきさん、こんにちは。
三國連太郎に高倉健とは豪華ですね。
昭和39年ですか。
まだ生まれてもいません(^^;
旅猫
-
- 前日光さん 2016/06/12 11:39:15
- やはり天気がよかったようで。。。
- 旅猫さん、こんにちは!
こちらの方に先にコメントしますね。
萱野茶屋、私たちもあの延命茶飲みました。
お土産に買ってきました(長生きしたいということではないのですが)
新緑の天候に恵まれた青森の旅、天気がいいのもいいものだと、素直に思いました。
寺山修司記念館に先に言ったので、あそこの空気感で軸がぶれてしまい、以後ずっとその雰囲気に流されてしまった感があります。
恐山の空気と寺山氏の感覚との間には、共通点があると思わずにはいられませんでした。
下風呂温泉に泊まられたとのことですが、私たちも下風呂温泉に泊まりました。!(^^)!
そのことについては、また旅行記にしたいと思っています。
薬研温泉は、温泉の駐車場まで行ったのですが、この時は恐山の後ですっかり疲れてしまい、そのまま下風呂温泉に直行してしまいました。
大間崎には行きました。
本来でしたら仏ヶ浦に行くはずでしたが、奥入瀬渓流の方に約束した人がいまして、その人に会うために今回は仏ヶ浦は断念しました。
もしかしたら、恐山よりも霊気が漂っているかもしれない風景ですね。
バスや電車を乗り継いでの旅、いつかそんな旅がしてみたいものです。
前日光
- 旅猫さん からの返信 2016/06/12 12:19:21
- RE: やはり天気がよかったようで。。。
- 前日光さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
萱野茶屋のお茶、飲まれたのですね。
実は、つい先日も飲んできました(^^)
雨の中でしたが。
空気感が同じですか。
それは、ちょっと気になります。
下北でも泊まられたのですね。
下風呂温泉は、良い感じの温泉場ですよね。
薬研温泉はほぼ通過でしたか、あそこの渓流はとても綺麗ですよ。
> もしかしたら、恐山よりも霊気が漂っているかもしれない風景ですね。
いや、霊気はやはり恐山ですね。
仏ヶ浦は、浄土のような趣です。
> バスや電車を乗り継いでの旅、いつかそんな旅がしてみたいものです。
乗り換えや待ち時間など面倒ですが、旅本来の気分になれますよ。
ぜひ。
旅猫
-
- rupannさん 2016/01/29 21:42:58
- 下北半島
- 最果ての地
風車の絵〜何やら物悲しい
仏ヶ浦の奇岩
どの絵もいい思い出ですねぇ
いつか訪れたいものですが〜遠いなぁ
今日は一日雨の大阪です〜
by rupann♪
- 旅猫さん からの返信 2016/02/02 20:18:43
- RE: 下北半島
- rupannさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
下北は良いところですよ〜
本州の北の果てのような感じですが、思ったよりも寂しくないです。
恐山も、晴れていたので開放的で明るい場所に感じました。
曇りの日はちょっと違うと思いますが。
ぜひ、一度は訪れてみてください。
関西からだと、かなり遠いと思いますが。
旅猫
-
- hot chocolateさん 2015/12/01 18:11:07
- 下北半島の旅♪
- 旅猫さま
こんばんは〜
「下北半島の旅」の旅行記にお邪魔しています。
先日メッセージを書いたはずなのに、どうも消えてしまったらしい・・・
恐山と言えば、名前からしておどろおどろしく、人を寄せ付けない感じがしますが、イタコや硫黄の立ちこめる荒涼とした地と無数の風車はやはり不気味な感じがします。
寒立馬♪
バスの走る道で普通に見られるのですね。
吹雪の中に立ち尽くす姿を想像すると、なんだか可愛そうになってきますが、野生なので寒さには強いのでしょうか。
15年の年月は、廃線となる電車やバスもあって、残念な感じですね。
hot chocolate
- 旅猫さん からの返信 2015/12/04 21:23:18
- RE: 下北半島の旅♪
- hot chocoさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
> 先日メッセージを書いたはずなのに、どうも消えてしまったらしい・・・
先日、書き込みといいねをいただいたのは、須坂の旅だったような。
恐山は、名前やイメージとは裏腹に、とても明るくて綺麗なところですよ。
境内には、温泉も湧いていて、入ることもできます。
硫黄の匂いは、温泉の臭いですよ!
寒立馬は、とても愛らしいですよ。
大人しい性格で、のんびりと草を食む姿は何とも言えません。
東国の馬は、冬でも雪の中で作業をするので、寒さには強いのです。
旅猫
-
- TKさん 2015/11/10 12:25:24
- 15年の月日は結構大きいですね。
- 旅猫さん
こんにちわ。
「はつかり」や「はくつる」あ〜〜懐かしい!
味のある列車がなくなっていきますね。
この旅行記で、昔頑張っていた列車がたくさんでてきて、感動しています。
車窓も新幹線と違って、ゆっくり楽しめたような気がします。
でも、恐山やむつ市は、あまり変わっていなく昔のまんま。
あの街並み、恐山の神秘的感じは残っているようです。宇曽利山湖のおどおどしい色は、いかにも霊山と感じます。
野辺地駅構内も、昔のまんま!
こういう旅行記大好きです。ありがとうございます。
TK
- 旅猫さん からの返信 2015/11/12 18:57:18
- RE: 15年の月日は結構大きいですね。
- TKさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます!
今や、多くの列車が過去のものになってしまいましたね。
寂しい限りです。
飛行機や新幹線は早くて便利ですが、大切なものを失くしていくような気がします。
個人的には、時間が許す限り、ゆっくりが好きです。
下北は、この時以来訪れていませんが、あまり変わっていないのですかね。
それは嬉しいです。
久しぶりに、のんびりと訪れてみたいです。
旅猫
-
- だいこくさん 2015/11/01 00:58:50
- 廃線の列車が見れて嬉しかったです。
- 旅猫様
いつも、楽しみに旅行記 拝見させて頂いてます。だいこくです。
この下北半島の旅行記には、私の大好きな下風呂温泉の名が記されていて
つい嬉しくて書き込みさせて頂きました。
2014年に下北駅から下北交通バスで下風呂温泉へ向かう途中≪大畑駅前≫というバス停で10分程度だっか休憩がありました。路線バスの途中に休憩が有るのにも驚きましたがその駅が廃線跡の駅である事にも驚きました。
線路もしっかり残っていて直ぐにでも列車が到着してもおかしくない駅舎だと思えたからです。
旅猫様の旅行記にある写真の≪一両編成のディーゼルカー≫があの駅や線路を往復していたのですね。
だいこくの見た≪大畑駅≫は廃線跡でしたが、UPして頂いたお写真でなんだか開通したような気がしました。
御存じかと思いますが、下風呂温泉には昭和18年に、工事が中断された幻の大間鉄道の陸橋の一部が残されています。
きっと戦争がなければ大間から下北まで線路が繋がっていたのでしょうね。
旅猫様の旅行記には色んな特急列車が登場してきて、旅情を掻き立てられます。
これからも楽しみにしております。(他愛のない書き込みですみません)
- 旅猫さん からの返信 2015/11/03 11:47:55
- RE: 廃線の列車が見れて嬉しかったです。
- だいこくさん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
路線バスに休憩とは珍しいですね。
長距離を走るバスにはよくありますが。
下風呂温泉は、この時泊まった宿だけしか入りませんでしたが、
良さそうなところだったので、外湯もいつかは入りたいと思っています。
下北交通の廃線跡は、今でも線路が残っているのですね!
もう15年も経っているので、すっかり無くなっているかと思いました。
あの時、ガラガラの列車に揺られて旅したことが懐かしいです。
> 御存じかと思いますが、下風呂温泉には昭和18年に、工事が中断された幻の大間鉄道の陸橋の一部が残されています。
高架橋が残っているようですね。
バスの車窓にちらっと見えましたが、開通していれば乗ってみたかったです。
鉄道の旅は、旅情があって好きです。
拙い旅行記ばかりですが、今後ともよろしくお願いいたします。
旅猫
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