ぷーちゃんさんのクチコミ(30ページ)全14,870件

上田地域の中世以降の歴史や民俗などの資料が展示されています。訪れた時期に開催されていた刀剣と甲冑の企画展が興味深かったです。真田氏、仙石氏、松平氏と続いた上田藩ゆかりの甲冑と武具が展示されていました。上田地域の中世以前の資料は、8月上旬に訪れた信濃国分寺資料館に展示されています。別館前に手入れされている松がありました。本館の脇で、発掘調査が進んでいて新たな発見を期待します。

上田城跡の公園です。明治になり上田城跡を丸山平八郎が買い取り、民間の公園として開放されました。以降管理が真田神社から上田市に移りました。東虎口櫓門、北櫓、南櫓、西櫓が上田城の姿を残し、スポーツ施設がある公園です。無料駐車場そばの櫓下芝生広場はイベントに利用されます。櫓下多目的広場にバスケットコートやスケートボードパークがあります。北側の百間堀跡に陸上競技場と野球場があります。本丸跡の堀の周りに、一周686ｍのお堀周回コースがあるなど市民のスポーツの場としての役割があります。北側の有料駐車場そばにテニスコートや児童遊園があります。広い公園内の櫓や神社を訪れ、上田市立博物館に寄ると2時間がすぐ過ぎました。

柳町から3分ほどのところに建つ記念館です。館内には直木賞作家・池波正太郎の真田太平記の取材メモや年表、登場人物の紹介などのほか、真田太平記の挿絵、太平記の舞台になった地形模型、池波氏の書斎の様子、愛用品や遺品などが展示されています。池波正太郎ファンの聖地ともいえる記念館です。

万物に生命力を与える生島大神と、万物を満ち足らしめる足島大神を祀る、生島足島神社の境内に建っています。明治元年に建設されたと伝わる舞台で、廻り舞台やせり上がりも設置されています。現在舞台として使用されているのかはわかりませんが、舞台の側面には武田信玄直筆の願文をはじめ、信玄武将の起請文、真田昌幸・信幸の朱印状など90通以上が保管、展示され見学することができました。貴重な古文書を目の前にびっくりしました。

上田市内に建つ歴史ある神社です。創建された年ははっきりわからないようですが、平安時代から天皇の崇拝が篤く、真田昌幸をはじめ歴代の上田城主も神領を寄進したとのことです。神池に囲まれるように建つ本殿内殿の土間をご神体とする珍しい神社で、境内には樹齢800年と言われる夫婦欅、真田氏再建と伝わる諏訪神社、回り舞台が設置され、現在はたくさんの古文書が展示されている歌舞伎舞台などが建っています。舞台に上がることができ、舞台の周りに多くの古文書が保管、展示されていることにびっくりしました。

常田館製糸場を訪れた際、製糸場から5分ほどのところを流れる千曲川を眺めてきました。時として氾濫し被害をもたらす千曲川ですが、訪れた時は穏やかな流れでした。日本一長い川は信濃川と学んできましたが、信濃川も千曲川も一本の川で、長野県内を流れる川を千曲川、新潟県内を流れる川を信濃川と呼び、実際の長さは千曲川の方が長いようです。確固たる理由があるようですが不思議です。

江戸時代から昭和にかけて、上田の産業の中心を担っていた蚕糸業を営んでいた工場の建物が、重要文化財に指定され残っています。繭倉庫や撰繭場が一般公開され、館主住宅も外観のみ見学することができます。受付を終えると会社の方が外に出てきて簡単な説明をしてくれ、案内図が手渡されます。その後は自由見学というシステムです。100年以上経つ木造の建物が中心のため、床や階段は古く段差も急ですが、上田の産業を支えてきた歴史に触れることができました。

上田駅お城口から歩いて15分ほどのところに、北国街道の雰囲気が残るエリアがあります。300mほどの通り沿いには創業350年を超える酒蔵や、味噌屋、古民家を利用したカフェ、藏造りの建物を改築した蕎麦屋などが点在しています。建物に備えられたうだつや格子戸、土塀などからも当時の面影を感じることができます。通りの途中には上田初の水道水である、海禅寺の湧水を引いてきた保命水も流れています。昼食で立ち寄ったおお西の蕎麦は絶品でした。のんびり散策が楽しめる通りです。

柳町の通り沿いに建つ酒造です。創業350年以上の老舗酒造で、女性が杜氏を務めています。亀齢（きれい）という銘柄の日本酒を中心に数種類の酒を醸造しています。酒蔵を見学することはできませんでしたが、外観は格子がはめ込まれ、店先には樽に植えられた花や蓮が飾られ、落ち着いた雰囲気の店構えでした。希望すれば試飲することも可能です。

上田城跡公園二の丸堀跡に架かる二の丸橋向かいに建つ、上田市観光会館隣に保存されています。1915年に建てられた洋風の建物で、当時は図書館の機能を備えていたそうです。凹凸の少ない壁面、浅い軒、勾配が途中で変化する屋根などが特徴で、養蚕が盛んだった上田市の経済力を生かして、学習や芸術活動を行う革新的な建物だったようです。現在はペンキも一部剥げ、大正ロマンの面影が感じられる建物として保存されています。道路を挟んで向かいの上田藩文武学校・明倫堂跡には近代的な中学校が建っています。

上田城跡公園に建つ西櫓と櫓門の間に造られている神社です。歴代藩主を祭神とする神社で、徳川の大軍を2度も破り日本一の智将と言われた真田幸村になぞらえ、智恵の神様と崇められています。神社近くには太郎山麓の砦や上田藩主居館に通じていたという伝説が残る、深さ16mほどの真田井戸が残っています。井戸のそばには幸村の初陣をイメージしたとされる、青年・幸村像も建っています。
早朝、境内を清掃する人たちの不機嫌そうな態度が、神社のイメージを落としているように感じ残念に思いました。

真田昌幸によって築城され、徳川の大軍を2度撃破したことで知られる平城です。残念ながら天守は残っていませんが、江戸時代初期に建てられた西櫓と、昭和になって移築された北櫓と南櫓、平成になって復元された櫓門が城跡らしさを感じさせてくれます。櫓門の石垣には直径3mほどの大きな真田石が使用され、本丸跡の一画には鬼門除けの隅おとしが残っています。現在、本丸跡や堀沿いにはたくさんの桜が植えられ公園として整備されていて、歴史を感じながらの散策が楽しめます。

東京に桜開花宣言が出る1週間ほど前に訪れました。釣りが楽しめる大きな池、バーベキュー広場、ドッグラン、ランニングコース、人工芝のソリゲレンデ、遊具広場、フィットネス広場などがある広々とした公園です。園内に植えられたたくさんの桜は蕾状態でしたが、寒緋桜やおかめ桜、大寒桜、ユキヤナギなどがたくさんの花を付けていました。桜の時期は駐車場に入れないほど混み合うようですが、訪れた時は車の数も少なく、花を観賞しながらのんびり散策が楽しめました。

関宿藩の下屋敷の地を取得した岩崎彌太郎が造園した庭園です。花中心の庭園というわけではありませんが、園内では寒緋桜や福寿草、水仙などがきれいに花を付け、チンチョウゲも花芽を付けていました。園の中心にある広々とした池ではたくさんの野鳥が羽を休めていました。海外からの観光客も多く訪れ、日本各地から運ばれた石を観賞したり、緑豊かな日本庭園を散策したり、日本での観光を楽しんでいました。

都電荒川線・西ヶ原4丁目電停から5分ほど、武蔵野高校向かいに造られている公園です。東京外国語大学跡地に造られた公園で、2月下旬ごろには園内に植えられた濃いピンク色の河津桜が満開になります。公園が造られた13年ほど前は若木だった河津桜も、現在は大きく生育し見ごたえある木々になりました。天気が良い日には地元の人たちがカメラ片手に訪れ写真に収めていました。

江戸六地蔵尊の一つで、巣鴨地蔵通り商店街入口に建っています。秋に菊まつりが開かれることでも知られていますが、梅のシーズンには境内に植えられた白梅と紅梅がきれいに咲きます。訪れた時は山形県から贈られた啓翁桜が薄ピンク色の花を付けていて、梅と桜のコラボを見ることができました。毎月4の付く日が縁日なので、多くの露店がでる縁日に合わせて訪れるのも面白いと思います。

2月8日から3月8日まで開催されている梅まつりに行ってきました。境内には白梅を中心に、紅梅やしだれ梅などが6分ほど花を付けていました。平日にもかかわらず多くの人が訪れていて、猿回しのパフォーマンスが行われとても賑わっていました。土日には太鼓や踊り、ダンス、落語、弾き語りなどのパフォーマンスも観賞できるようです。受験シーズンということもあり、境内には梅の花と同じくらいの数の、合格祈願の絵馬が掛けられていました。

梅まつりが始まった２月中旬に梅を観賞してきました。園内には26種、76本の梅の木が植えられ、ほぼ満開の木から2，3分咲きの木まであり、多くの花見客が可憐な梅の花を楽しんでいました。休日だったこともあり、園内では大道芸のパフォ－マンスや、ボランティアガイドさんによる百花園の歴史や梅の説明が行われていました。自分たちだけではわからない梅の特徴を解説してもらい、とても有意義な散策が楽しめました。園内には梅の他、雪割草や福寿草、白花タンポポ、セツブンソウ、ふきのとうなども顔を出していて、春の到来を感じることができました。

東京ドーム隣に残る、梅や椿、桜、菖蒲、睡蓮、蓮、彼岸花など四季の花が楽しめる、かつて水戸徳川家の中屋敷だった庭園です。梅まつりが始まる前に訪れましたが、園内の梅の木は半数ほどが可憐な花を付け、香しい香りを漂わせていました。平日でしたが多くの来園者がいて、梅の花をカメラに収めたり、中国の風物が点在する庭園を散策したりして、暖かな一日を楽しんでいました。

JR目白駅から7分ほど、住宅街に広がる日本庭園です。大名屋敷を思わせる長屋門が入園者を出迎えてくれます。園内に造られた池の周りには山茶花や梅、しだれ桜、花菖蒲、紫陽花、萩、彼岸花などの草花が点在しています。それぞれの草花の本数は多くありませんが、園内のいたるところに植えられていて、四季折々の花を楽しむことができます。訪れた時は梅が咲き始め、オレンジ色のボケも花を付けていました。