国立科学博物館 前売り電子入館チケット(常設展)
630円(税込)
国立科学博物館
美術館・博物館
4.27
上野・御徒町 観光 満足度ランキング 4位
国立の総合科学博物館です。明治10年(1877)創立の「教育博物館」が始まりで、昭和24年(1949)に現在の「国立科学博物館」となりました。440万点を超える標本資料を所蔵し自然科学に関する資料、生物の進化や恐竜の展示が充実しています。建物の外にある大きなシロナガスクジラ原寸大の模型が大きなインパクトのある博物館です。
4.27
(481件のクチコミ)1~20件(全481件中)
JR上野駅から徒歩5分。シロナガスクジラの模型がお出迎え。65歳以上は入場無料。「小惑星探査機はやぶさ」の再突入カプセル実... 続きを読む物、前面ヒートシールド、背面ヒートシールド、インスツルメントモジュール、搭載電子機器部、パラシュートの5つのパーツに分かれています。小惑星探査機はやぶさ実物大復元模型。深度6,500mまで潜ることができる潜水調査船しんかい6500の1/2模型。日本に落下した隕石。樹齢1600年の屋久杉の板。フタバスズキリュウ全身の70%が化石として残っている標本。など見どころ一杯です。椅子に座って休憩しながらの見学がオススメです。2時間見学しました。遠足の小中学生多かったです。 閉じる
投稿日:2024/06/27
「国立科学博物館」へのアクセスは、JR「上野駅」公園口を出てそのまま直進します。「国立西洋美術館」を右折し140mほど直進...
続きを読むすると右手に「国立科学博物館」の「常設展」と「特別展」の入場口があります。
「国立科学博物館」は、明治10年 (1877年)に創立されました。国立として唯一の自然史、科学技術史に関する総合科学博物館で、2万5000点以上の展示物を誇ります。とにかく、広くて見どころ満載です。「日本館」と「地球館」に分かれていて、ゆっくり展示品を一つ一つ見ていったらとてもではないですが、「日本館」だけでも一日かかってしまいます。
★Ⅰ_「日本館」
まずは、「日本館」を見学します。入場口から入ると目に入ってくるのが、どっしりと構えた「D51-231号機」蒸気機関車とかわいらしいフクロウが二匹体を寄せ合って「大型鋳造地球儀」の中にいるオブジェです。そして、正面入り口から「チケット売り場」です。私は65歳以上なので、別の入口から免許証をガードマンに確認してもらい館内に入場しました。入場口付近には、「コインロッカー」、「ミュージアムショップ」、「ラウンジ」があります。そこを更に進むと「日本館」へ通じる階段があります。その階段の所に「フーコーの振り子」がありました。大きな銀色をした玉が天井から吊るされ大きな円の軌道を描いています。階段を上ると、館内の中央部分は吹き抜けになっています。天井は「ドーム型」で、白い壁と「ステンドグラス」で彩られ、まるで海外のカテドラルのようです。吹き抜けの中央に立ち上を見上げてみるのもいいですし、階を上がるごとに踊り場で見るとまた違った形の白亜の殿堂が見られます。しかし、ベストアングルは、吹き抜けの中央から写真を撮ることですね。
最初に1F南翼の「自然をみる技」の展示室に入りました。展示室の入口正面には、圧倒的な存在感のある風貌で「トロートン天体望遠鏡」が展示されていました。迫力満点の天体望遠鏡で、明治初期にイギリスから輸入されたそうです。また、天を知ることによって暦を作成するための江戸時代の天球儀、地球儀、望遠鏡も様々なものが展示されていました。また、地震を予知するための時代ごとの地震計も遠い昔からあったんだなあと感心しました。時計にしてもしかり、初期のものから現代のものに至るまで展示されていました。また、アナログですが、江戸時代に旅人が使用していた「旅先で時間を計る携帯用日時計」もありました。
次は、2F南翼の「生き物たちの日本列島」の展示室です。入口付近に大きな熊がいたのが印象的です。このフロアは、いろいろな生き物のはく製のオンパレードです。でもこれは全て生きていたものをはく製にしたんですよね。この展示室は、約170万年前から続く氷期と間氷期の繰り返しの中で、氷期に陸化した海峡を渡って大陸から日本列島に移りすんだ生き物たちが、長年に渡り日本列島の変化に富んだ気候や複雑な地形などの自然環境に適応しつつ独自の分化を遂げました進化の歴史のようなものですね。
次は、2F北翼の「生き物たちの日本列島」の展示室です。この展示コーナーには、骨を読むというものがあり、それぞれの時代の日本人の頭がい骨や人の骨格が展示されていました。面白かったのは当時の人々の生活をジオラマにしてあるので興味深く見ることができました。ここの展示コーナーは何と言っても実物の忠犬ハチ公の剥製と日本人の模型があるということです。そして、面白い工夫がされた「現代人」の撮影スポットがありました。これは自分自身が展示品に変身できるコーナーです。カップルが「現代人」の撮影スポットの中に入りお互いの写真を撮っていました。
次は、3F北翼の「日本列島の生い立ち」の展示室です。ここでは見るのを楽しみにしていた「フタバスズキリュウの復元骨格」にいきなり出会いました。みごとな復元骨格で、こんな巨大な生物が海に棲んでいたなんて信じられませんよね。それと巨大なアンモナイトの化石もありました。味噌汁にしたら何人前になるのかとその前でしばし想像してみました。
次は、3F南翼の「日本列島の素顔」の展示室です。日本列島は、長年にわたる地殻運動によってめまぐるしく変化し、複雑な地質と山岳に富む地形が造られました。また、四季の変化が明瞭で、季節風と海流の影響を強く受けています。この様な中で多様な生き物が生まれました。ここにも動植物の様々な種類のはく製や標本がありました。また、興味深かったのは、「日本列島」を断面化し地震を誘発し、地殻変動を起こす各プレートの大きな断面模型があったことです。それを見るとやはり日本は地震の巣窟だということがよく理解できました。それと地殻変動によりできた日本の鉱物や日本に落下した隕石の展示室もあり、こんな大きなものがよくも人に当たらなかったものだと感心しました。
最後は、地下1階にある全球型映像施設「シアター36○」です。ここも入場無料です。少しの待ち時間で入ることができました。映像が始まる最初の部分だけ浮揚感があるので、乗り物酔いをする私にとっては、余り気分のいいものではありませんでしたが、少しすると慣れ、いつのまにか深海についていました。臨場感あふれる設備です。
見学の合間にラウンジの「くじらカフェ」で昼食を取りました。品数は多くはりませんが、「上野精養軒」がやっているらしく、スパゲティのボロネーゼを食べましたが、ソースの味は本格的でした。値段もリーズナブルですし、何より大衆的で入りやすい「くじらカフェ」でした。その後「ミュージアムショップ」にはどんなものがあるか見に行きましたが、驚くほどお土産の品数が豊富でした。
★Ⅱ_「地球館」
次は、別棟の「地球館」です。今回は、「国立科学博物館」のお薦めの見学コースと言うことで、①:「地球館1F【地球史ナビゲーター】」⇒②:「地球館3F【大地を駆ける生命】」⇒③:「地球館2F【科学と技術の歩み】」⇒④:「地球館B3F【自然のしくみを知る】」⇒⑤:「地球館B2F【地球環境の変動と生物の進化】」⇒⑥:「地球館B1F【地球環境の変動と生物の進化】」⇒⑦:「屋上(ハーブガーデン)」そして最後は、お腹が空いたのでレストラン⑧:「ムーセイオン」で食事を取りました。
最初は、地球館1Fの「地球史ナビゲーター」です。ここで、「地球館」全体の概略を事前に学びます。「地球史ナビゲーター」は、3つの巨大なスクリーンに囲まれたシアターのようなものです。この巨大なスクリーンには入るなり圧倒されましたが、これから「地球館」の各フロアで見ていく内容が凝縮されていのでじっくり見ることにしました。スクリーンの中央には、「ティラノザウルス」の骨格標本が展示されていてこれまた驚きの連続です。「ティラノザウルス」以外にも気象衛星「ひまわり1号」も展示されていました。まさに、太古と現代がこの空間には同居しています。その周りには、46億年前の「カンポデルシエロ隕石」がそのままの姿で展示されています。「海洋生物の多様性」では、世界最大の生き物「シロナガスクジラ」の骨格模型も見ることができました。「陸上生物の多様性」では、ほかの植物に寄生する「しめ殺しの木」が印象的でした。また、「ダイオウイカ」の標本にも圧倒されました。
次は、エスカレータを利用して地球館3Fの「大地を駆ける生命」へ向かいました。この階には子供から大人まで楽しむことができる「歩いてみよう!コンパス」、「ジャイアントパンダ」の剥製そして1905年に奈良県での捕獲例を最後に絶滅してしまった「ニホンオオカミ」の貴重な剥製などがありました。
次は、下の階の地球館2Fの「科学と技術の歩み」です。ここには、体験型展示の一つである「観測ステーション」など見るだけではなく、実際に自分自身の体を使って科学技術を体験できるフロアです。また、地震が起こった際に震源を特定する「体験展示コーナー」もあります。そして、地球館2Fの展示では何と言っても「はやぶさ」の調査で一躍有名になった小惑星イトカワで採取された微粒子を顕微鏡で観察できると言うことでしょう。それともう一つ、「万年時計」です。この万年時計は、江戸時代のからくり技師「田中久重」によるもで、このような技術こそが後の日本が世界に誇る精密機器に応用されたのでしょうね。
次は、エスカレータで一番下の階の地球館B3Fの「自然のしくみを知る」へいきます。ここでは、広大な宇宙や神秘的な生命、それを構成する物質と、これらを支配する法則を学ぶことができます。ノーベル賞を受賞した科学者等の展示もあります。ここでは、やはり「アポロ11号」と「アポロ17号」が持ち帰った貴重な「月の石」でしょうね。また、ノーベル賞を受賞した科学者等の展示を見てこんなに沢山の優秀な人材を日本が輩出したことは誇りに思えました。
次は、地球館B2FとB1Fの「地球環境の変動と生物の進化」です。ここでの一番の見どころである宙吊りの大きな復元骨格があります。こちらは実は恐竜ではなく、クジラの仲間である哺乳類の「バシロサウルス」と、海生トカゲである爬虫類の「ティロサウルス」だそうです。そして、最後は、何と言っても「ティラノサウルス」の復元骨格でしょう。ここに展示されているシチュエーションは「ティラノサウルス」が「トリケラトプス」を狩ろうと狙っているというシーン」を再現しています。まさに、ジュラシックパークそのものの恐竜ワールドが再現されています。
屋上のハーブガーデンは、ハーブの展示はもちろんのことスカイデッキになっていて、疲れた体を癒すことのできる空間になっています。また、スカイツリー、上野の杜そして高層ビル群もここから眺めることができます。ベンチとテーブルが沢山あるので親子ずれがお弁当を食べている微笑ましい光景も見ることができました。
こ最後は、レストラン「ムーセイオン」です。こでは、子供が大喜びしそうな、火山ライスと恐竜の足跡ハンバークの乗っている「ジュラ紀ハンバーグプレート」、肉食恐竜が肉にかぶりつく「ダイナソープレート」などがあります。私は、「オムハヤシライス」を食べました。さすが、「精養軒」だけあってハヤシライスのソースは老舗の味そのものです。それとここでの最大のお薦めは、地球館1Fに展示される「シロナガスクジラ」の実物大の標本や「恐竜」の骨格標本も眺められます。窓越しからみる風景は迫力満点です。頭も心もお腹も一杯になったところで帰途につきます。何回か足を運ばないとその良さが分からないのでまた近いうち訪れたいと思います。
01_【「国立科学博物館」の一口メモ】
⑴ 所在地…〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
⑵ 電話(お問い合わせ)…ハローダイヤル:050-5541-8600
⑶ 開館時間 ① 通常…9:00 ~17:00(入館は16:30 まで)
② 金曜日・土曜日…9:00 ~20:00(入館は19:30 まで)
⑷ 休館日…毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、年末年始(12月28日~1月1日)
⑸ 入館料…常設展示 ①一般・大学生…630円 ②高校生(高等専門学校生含む)以下…無料
③65歳以上の方…無料
02_【「国立科学博物館」へのアクセス】
①JR「上野駅」公園口から徒歩4分300m
②京成電鉄「京成上野駅」正面口から徒歩10分
③東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
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投稿日:2024/07/12
東京観光をすることに決めた時、何か企画展とか見に行きたいイベントはナイかな?と探してて見つけたのが、特別展「和食」です。 ...
続きを読む上野公園にあるので、駅からも近く、人の流れについて行ったら迷わず行けました。
世界の食を実際の料理の写真と共に、主食として食べてるものなどを紹介した世界地図の展示から始まり、色々な種類のキノコ、大根、まぐろの模型など、見てるだけで楽しい展示の数々。
和食の歴史に関しては、織田信長の饗応膳の展示がありました。 1582年5月、織田信長が安土城で徳川家康を3日間にわたってもてなした時に振るまわれた豪勢な本膳料理だそうです。 安土城って事は、琵琶湖で採れた魚なども使われたのかな~。
なかなか面白いな!と思ったのが、雑煮文化圏マップ。 餅の形云々ではなくて、関西圏(と、四国の一部)だけが、京風白みそ仕立てのお雑煮なんですねぇ(あとは、山陰地方の小豆汁文化圏もあるけど)。 私は関東人なので、自宅でお正月に食べていたお雑煮はすまし汁。 白みそ仕立てのお雑煮は食べるところか、見たこともナイなぁ…。 こんな小さな島国ニッポンでもココまで違うのはなかなか面白いと思いました。
1時間以上かけてゆっくり見学しましたが、かなり楽しい時間を過ごすことが出来ました。
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投稿日:2024/07/02
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