ぷーちゃんさんのクチコミ(21ページ)全14,870件

小野川に架かる忠敬橋から100mほどのところに建つ洋風建物です。1914年に建造されたレンガ造りの建物で、上部にはタイルと花崗岩を使用したドームが設置されています。昭和の終わりまで銀行として使用されていましたが、現在は銀行業務を扱っていた窓口が復原され、小野川沿いに建つ町家や商家の精巧な模型の展示や、佐原祭りを紹介する施設として利用されています。建設当時、古い街並みの中に現れた洋風建築に町の人は驚いたに違いありません。

佐原は江戸時代、東北からの米や雑穀の中継地として、また舟による江戸への味噌や醤油の運送地として繁栄した街です。現在、町の中心を流れる小野川沿いには当時の町家や商家が数多く残り、趣ある町並みを形成しています。川沿いには柳が植えられ、格子窓や土蔵がある家々が建ち並んでいます。小野川に架かる樋橋付近には、日本で初めて実測日本地図を作った伊能忠敬の旧宅も保存されています。江戸時代の町並みと川沿いに植えられた柳を眺めながら、江戸時代に思いを馳せ、時間に追われずのんびり散策が楽しめます。

国家鎮護の神を祀り神宮として、神武天皇の頃に創建されたと伝わる、伊勢神宮や鹿島神宮と共に江戸時代まで神宮の名の使用が許されていた歴史ある神社です。駐車場の先に造られた参道商店街を抜けた先には大きな鳥居が建ち、その先の参道にはたくさんの奉納された灯籠が建ち並んでいます。江戸時代に造営された楼門と、檜皮葺で黒漆の本殿は堂々としていて威厳が感じられました。本殿の裏手の本殿側から参拝できる造りは珍しく感じました。楼門から100mほどのところには、伊勢神宮遷宮の際の古材を使用した奥宮も鎮座しています。楼門と奥宮の間には、地震を起こす大鯰を抑えるために地中深くまで差し込んでいるとされる要石も置かれています。緑豊かな森の中に鎮座する厳かな神宮です。

佐原駅から徒歩数分のところにある公園にあります。大きくて高い台座の上に測量中の伊能忠敬の像が立っています。小野川沿いの伊能忠敬旧宅と伊能忠敬記念館を訪れた後に寄りました。像は高く見上げるので表情などはよく分かりませんでした。伊能忠敬記念館の説明を読んでも、測量の詳細を理解できませんでしたが、偉大な功績は測量した大図を見て分かりました。1919年に建立された像です。公園内に建っているので、子どもたちが台座の周りで遊んでいたのが微笑ましかったです。

佐原駅から徒歩５分ほどの高台にあります。小野川より西側の新宿の鎮守氏神で、祭神は建御名方神です。伊能家の氏神として奉還したのが始まりとされています。1853年に現在の社殿が造営されました。木々に囲まれた静かな境内です。10月に行われる諏訪神社秋祭りが有名で、大人形を乗せた山車が町内を巡ります。水郷佐原山車会館にこの佐原の大祭について展示があるので共に訪れてはいかがでしょうか。

佐原の重要伝統的建造物群保存地区を小野川の下流へ進んだところのJR成田線近くに架かる橋です。4本の親柱の上に鯉の彫刻があります。開運橋と上流の中橋の中間で、地元の人が白鳥２羽に餌を投げていました。白鳥のそばで大きな鯉が口を開けて餌を食べているのを見た直後だったので、つい彫刻を触りました。触りたくなる形です。後で調べると、この鯉の彫刻を触ると運が開けるという話がありました。小野川に大きな鯉がいることは確かです。

佐原の名物観光船乗場の向かいにあります。佐原の商家の養子となり商売に精を出した伊能忠敬の前半生と、幕府の命で日本の海岸線を測量した後半生について展示してあります。測量道具もあり、測量の原理が説明してありましたが、自分には難しくて理解できませんでした。国宝に指定されている天文図解や地図の下図、能登半島周辺の大図などもありました。日本列島を小図３枚、中図８枚、大図214枚で、弟子と共に測量して描いた仕事に感服しました。とても細かくはっきりと描いてありました。実物を見てよかったです。

佐原の重要伝統的建造物群保存地区の中を通って利根川に流れる小野川沿いはゆっくり散策したくなる場所です。江戸・明治・大正時代の建物が残っています。両岸に柳が植えられていて趣を増しています。川面に下りる石段がところどころにあり、利根川を通る舟運で栄えた様子を伝えています。保存地区より上流の川沿いもいい雰囲気でした。

小野川に架かる佐原山田線の橋です。佐原観光の中心にあり、人や車が通る橋です。以前は大橋と呼ばれていたそうですが、アーチ形に変わってから協橋と呼ばれ、1968年に現在のコンクリート橋になり伊能忠敬の名前から忠敬橋と呼ばれるようになったそうです。ちゅうけいばしと読みます。南東部分が工事中でした。

香取市を流れる小野川の樋橋周辺から開運橋近くまでの一帯が重要伝統的建造物群保存地区になっています。江戸時代、小野川を中心に河岸問屋や醸造などの商工業者が軒を連ねていました。江戸時代や明治時代に建てられた商店などと大正時代に建てられた洋館などが保存されています。中には建物を保存しながら飲食店やホテルを営むところもありますが、代々の家業を続けているところもあります。以前訪れた時あった店がなくなっていて、様子が少し変わった印象です。観光客がそぞろ歩く街並みです。

佐原香取ICから10分ほどにある八坂神社の境内にあります。佐原の大祭、7月の八坂神社祇園祭と10月の諏訪神社秋祭りについて展示してあります。４ｍほどの山車の上に５ｍほどの大人形が乗っている山車が２台展示してあります。祭りを紹介する15分間のビデオを見てから、展示物を見るとより興味深いです。平日午前、見学者が自分たちだけだったので祭りについてスタッフに質問したら、丁寧に教えてくれました。伊能忠敬記念館との共通券がお得です。

佐原香取ICから10分ほどにある1637年創建の神社です。バス停前に石造鳥居があり、1887年に建築された銅板葺屋根の木造社殿があります。境内に水郷佐原山車会館が建っています。旧神輿はこの山車会館１階に展示されています。小野川より東側の本宿の鎮守氏神で、祭神は素戔嗚尊です。7月に八坂神社祇園祭が行われます。

蓼科湖から車で2分ほどのところに建つ大きなホテルです。ホテル内にある温泉施設は、宿泊客が少ない午後、日帰り温泉として利用することができます。友人が蓼科を訪れた際には、自然に囲まれ開放的な露天風呂を体感してほしいと思いしばしば利用しています。露天風呂の隣には岩風呂も造られています。利用料金は他の日帰り入浴施設と比べやや高いですが、自然と触れ合っているようでとても気持ち良いです。広々とした露天風呂と岩風呂は午後1時から、寝湯やジャグジーが楽しめる内湯は午後3時から利用することができます。日帰り温泉を10回利用できる回数券も用意されていますが、蓼科湖畔の観光案内所には、複数回利用しない人のために、300円割引になるパンフレットが置かれています。

蓼科湖とプール平の間、ビーナスライン沿いに入口がある蓼科高原では規模が大きなホテルです。宿泊していなくても宿泊客が少ない午後は、日帰り温泉として入浴施設を利用できるため、毎年1回は蓼科滞在中に訪れています。利用料金は1500円と周辺の日帰り温泉施設と比べるとやや高いですが、緑に囲まれた渓流を眺めたり、せせらぎを聞いたり自然と解放感を満喫し入浴できる、とても気持ち良い温泉施設です。広々とした露天風呂と岩風呂は午後1時から、寝湯やジャグジーが楽しめる内湯は午後3時から利用することができます。内湯と露天風呂両方を利用したい場合は3時からの入浴になります。
入浴施設のため、写真が撮れず残念です。

上野駅公園口を出た右手に建っています。第二次世界大戦後フランス政府に差し押さえられていた松方コレクションの寄贈返還を受けるために設立されました。ル・コルビュジエが設計した建物も観賞できる美術館です。1959年に完成しました。常設展に聖書の場面を描いた作品が多く、ギリシャ神話を題材にした作品もありました。モネなどの松方コレクションやミロ、ピカソなど自分でも知っている芸術家の作品が展示されていました。一部の作品以外は写真撮影ができました。文化の日は常設展を無料で観覧できました。観覧者が多く混雑している展示室がありました。

上野駅公園口から上野恩賜公園噴水を目指して13分ほど歩いた先に、正門があります。1872年に湯島聖堂大成殿で開催された博覧会から始まりました。本館は1938年に、東洋館は1968年に、平成館と法隆寺宝物館は1999年に開館しました。文化の日は常設展を無料で観覧できました。海外からの観光客も多く訪れ、特に彫刻や刀剣を熱心に見ていました。本館と平成館の裏に木々が多い庭園があり、館内の混雑から解放され癒されました。平成館の特別展やまと絵は時間ごとに入場者が制限されていて行列ができていました。

何度も訪れている上野恩賜公園です。海外からの観光客が多く訪れ、修学旅行生も多く訪れています。公園内にある動物園や博物館や美術館を訪れる人が多く、活気があります。江戸時代の寛永寺境内地の場所で、1873年に開園され、日本で初めて公園に指定されました。明治維新後官有地でしたが、1924年に東京市に下賜されたので恩賜の名称が付いています。訪れた時、うえの華燈路浮世絵行燈のイベント中で、上野東照宮の参道から京成上野駅近くまで小さな浮世絵行燈が設置されていました。夜は噴水がライトアップされ行燈が灯り、幻想的になるようです。ライトアップの様子をニュースで見たので、夜再び訪れたいです。

上野高校の隣に建つ天台宗寺院です。1625年に天海僧正により東叡山寛永寺が開かれたのと同時に子院として建立されました。1709年に現在地に移りました。徳川家光から贈られたと言われている大黒天画像は谷中七福神の一つとして篤く信仰されています。境内に桜やズダジイの大木があり、静かな境内です。

上野恩賜公園内の北側に建つ木造二階建て建物です。1890年に東京音楽学校本館として建設され、日本初の本格的音楽ホールでした。壁面や床下に藁やおがくずが詰められ遮音効果を上げる工夫がされています。1987年に保存のために現在地に移築されました。100年余りのパイプオルガンがあるのも特徴です。クラッシック専門ホールとして活用され、音楽資料館として公開されていますが、公演のある日など公開されない日が多いので、調べてから訪れた方がいいです。