ぷーちゃんさんのクチコミ(100ページ)全14,871件

映画・男和つらいよで知られる柴又周辺を散策した際に、土手の上から江戸川を眺めました。東京と千葉の境を流れる川で、現在も渡し船が運行されています。寅さんの映画では、長旅から帰ってきた寅さんが最初に立ち寄った場所でもあります。訪れた時は多くの園児たちが、元気に河川敷に造られた広場を走り回っていました。心地よい風に吹かれ気持ちよさそうに解放感に浸っている姿が印象的でした。

柴又の帝釈天に参拝に行った帰り道、柴又から高砂まで一駅だけ乗車しました。高砂駅と二駅先の金町駅を結んでいて、帝釈天を参拝する人や金町周辺に住んでいる人たちのための路線のように感じました。フーテンの寅さんで知られる柴又駅のホームには寅さん映画を紹介するポスターや、映画の1シーンを映した写真やポスターが掲示してあり、列車を待つ間に見ることができる工夫がされていました。新柴又駅のように列車の発車音が寅さん映画の主題歌だと面白いのにと思ってしまいました。

柴又駅から15分ほどのところに造られた交通公園です。ゴーカートや補助輪付自転車、三輪車、豆自動車、自転車などに乗ることができます。土日、祝日にはミニSLも運転され有料で乗車することできます。広々とした園内には信号機や横断歩道、踏切が設置され、子供たちが自然と交通ルールを学ぶことができます。公園の中央には幼児用の遊具も設置され、園内の一画には昔の消防車も置かれ触れることができます。

柴又駅から10分ほどのところに建つ神社です。境内にある碑に書かれた説明によると、第六天社として創建され明治維新後に古録天神社になったそうです。学業の神・菅原道真を祀る北野神社や商売繁盛の矢付稲荷神社を勧請していますが、訪れた時は参拝している人はいませんでした。道路が交差するところに建つ開放的な神社です。

柴又駅から7分ほどのところに造られている児童公園です。自然池のある園内には大木が植えられ、砂場やブランコ、すべり台、広場が設置されています。最大の特徴は夏季のみオープンする野外プールと幼児用プールが設置されていることです。地元の人にとっては利用できるプールが近くにあることは嬉しいと思います。

帝釈天から5分ほどの山本亭向かいに整備された、多くのツツジが植えられた緑豊かな公園です。園内には東屋やベンチ、健康器具などもあり、江戸川や広々とした河川敷を眺めることができます。公園の1階部分には寅さん記念館も造られていて、山本亭から階段を上り下りして行くことができます。山本亭を含め、散策に疲れた身体を休めることができるスポットです。

柴又駅から住宅街を通り5分ほどのところに建つ曹洞宗の寺院です。柴又七福神の一つ・福禄寿が祀られています。地中から数体の人骨が発掘されたため、地元の人たちの要望で1928年に建立された新しい寺です。大きな山門は工事中でしたが、山門横のしだれ桜と境内の松が印象的でした。

柴又駅から50mほど、帝釈天参道入口に建つ観光案内所の隣の緑地に碑が建っています。碑には山田洋次監督揮毫による“私、生まれも育ちも葛飾柴又です”の台詞が刻まれています。碑の隣には車寅次郎を演じた渥美清さんが寄進した常夜燈も立っています。懐かしく感じるシニアの方たちがシャッターを切っていました。

柴又駅から50mほど、帝釈天参道入口に建つ案内所の向かいに建つ、駄菓子店・柴又ハイカラ横丁の2階にある資料館のような博物館です。店内には昔の住宅を再現した空間や、昭和の時代に流行したゲームや駄玩具などが展示されています。シニアには懐かしいものばかりで、つい見入ってしまいます。開館日は基本、土日、祝日の11時からで、入館料は200円です。

柴又駅から帝釈天まで続く200mほどの参道です。道の両側には団子屋や煎餅屋、甘味処、食事処、漬物屋、土産屋、民芸品店、仏具店などが建ち並び、門前町らしい趣ある町並みを形成しています。新しい店やチェーン店などはなく昔ながらの風情ある景観が楽しめ、参拝客に交じり、カメラ片手のアマチュアカメラマンも多く訪れています。1軒1軒、店の中を覗いてみたくなる参道です。

柴又駅から50mほど、帝釈天参道入口に建つ案内所です。柴又観光する際のわかりやすい地図やパンフレットだけでなく、堀切や四つ木、葛飾鎌倉のパンフレットなども揃っています。知りたいことを尋ねていたところ、建物内から柴又のことがわかる冊子を持ってきてくれました。大変立派なもので、柴又理解の参考になる素晴らしい冊子でした。柴又の観光に対する力の入れ方が理解できました。観光する前に訪れることをおすすめします。オープンは9時半です。

柴又駅改札前に建つフーテンの寅さん像から数メートル離れたところに祀られている地蔵尊です。説明によれば、貧しい家庭に生まれた律子を養女として出したものの、訳あって実家に戻された際に両親から虐待を受け殺されてしまった。その後、父親は良心の呵責に耐えかねて自首したが、近隣の人たちは小さくして亡くなった律子を可哀そうに思い、有志を募って地蔵尊を建立したとのことです。地蔵尊の後ろには千羽鶴が飾られていました。

柴又駅改札前に建つフーテンの寅さん像で、柴又を象徴するスポットの一つです。寅さんが振り返って柴又に視線を向けています。像の足元には山田洋次監督による寅さんの故郷への思いが刻まれています。5年ほど前には数メートル離れたところにさくら像が造られました。柴又から旅立つ寅さんを見送っている像です。映画のワンシーンが思い出される寅さん像とさくら像です。

北総線・新柴又駅から2分ほど、北総線沿いに建つ真言宗の寺院です。1407年創建という歴史ある寺で、柴又七福神の一つ・恵比寿天が祀られています。木造の堂々とした鐘楼門には、立派な仁王像が祀られ寺を守っています。入口の門扉には秀吉の家紋が飾られていることから、秀吉と関係がある寺なのかもしれません。鐘楼門は一見の価値があると思います。

北総線・新柴又駅から2分ほど、帝釈天題経寺墓地の隣に建つ真言宗の寺院です。柴又七福神の一つ・出世大黒天が祀られています。江戸時代には将軍家からも信仰された寺で、屋根には三つ葉葵が飾られています。駐車場の一画には2mほどの仏像が彫られた石の三重塔が置かれています。仏像の姿も判別できない部分があり歴史あるものだと思いますが、由緒の説明がなく詳しいことはわかりませんでした。境内の草木が自然のまま荒れて生い茂っていたのが残念でした。

北総線・新柴又駅から2分ほど、帝釈天題経寺の墓地の山門近くに建っています。1783年に浅間山で起こった大爆発で、利根川のダムが決壊し下流が大洪水になり、2000人余りの人が亡くなり、1800戸が埋没してしまったそうです。その人々を供養するために建てられた塔とのことです。大災害を忘れないための貴重な塔だと思います。何度か訪れている帝釈天ですが、墓地が新柴又駅近くにあることを初めて知りました。

柴又を訪れた際に、京成高砂から新柴又まで乗車しました。一駅だけの乗車で詳しいことはわかりませんが、高砂で京成本線から北総線に乗り換えた時は、同じホームに北総線が入線してとても便利に感じました。新柴又駅で列車が出発する際の音楽が、寅さんの主題歌だったのが微笑ましく感じました。

柴又を訪れた際に、町屋から高砂まで乗車しました。途中、千住大橋やお花茶屋などの歴史あるエリアや、観光施設の堀切菖蒲園に停車、遠方にはスカイツリーも見えました。新旧入り混じったエリアを走る興味深い列車に感じました。江戸川を渡った先の国府台駅には、古墳が多く集まる古墳群や、里見公園として整備されている城址、北条氏と里見氏の間で行われた国府台合戦地などがあるようなので、機会を見つけ再度乗車、歴史の地を訪れようと思います。

上野駅広小路口前に建っています。碑には昭和39年に大ヒットしたあゝ上野駅の歌碑と、蒸気機関車、集団就職で上野駅に降り立った学生服姿の金の卵たちが描かれています。歌がヒットしてからおよそ60年、今では上野駅に新幹線も止まり、集団就職や金の卵という言葉も死語になってしまいました。隔世の感がある上野駅です。

上野駅から日暮里駅に向かって散策中に立ち寄った国立こども図書館の前庭の植え込みに碑が建っています。小泉八雲の教え子だった土井晩翠の息子さんの遺言により建てられたもので、八雲のレリーフがはめ込まれた碑の上に子どもたちが遊んでいる様子が表現されている像が乗っています。子ども図書館に建てるにふさわしい像だと感じました。