きゅういとせろりさんのクチコミ(32ページ)全6,077件

日暮里の南というよりは東側、ゆうやけこやけの碑のある小学校から南に降りたところにあるどこにでもあるような都会の児童公園です。が、芸術作品が２つありました。やはり公園には文化の香りも大切、ということでしょう。
「喪失した森から」吉村榮雄。シーラカンス、かな。ここに何を喪失したのかなあ。
「躍動の像」橋本活道。花の中で力強い女性、かな。作者は僧侶でもあり彫刻家でもあり、とのこと。何かを暗示してるのかと考えてしまいます。
これらがあるだけで、公園が明るく感じられました。

日暮里駅から東へ６分くらい。荒川区立第二日暮里小学校の敷地内。柵がそこだけ切れて後に回るので外からもきれいに見えるようになっています。
作詞者がこの小学校の先生もやっていた、という縁ですが、日暮里が「日の暮れる里」だけに見事にぴったりの場所ですね。

東京のドミトリー・カプセルの中でも格段に安価だったのは日暮里という都心からちょっと外れた地だからなのか、海外旅行が減って京成に乗る人が少なくなったからなのかはわかりませんが、値段の割にとてもしっかりした施設でした。きれいですし、コロナ対応もきちんとお客さんに注意したり、気持ちよく安心して滞在できました。
宿泊したのは１階の４人部屋の下段で荷物も置けるスペースがあるなど広々。入ってしまえば隔絶された世界でゆっくり寝られました。シャワーは歩いて２歩。でも近所に銭湯があるのでそれもおすすめです。
名称のオウルは「ふくろう」のこと。置物のように動きませんが本物のふくろうがロビーの片隅にいました。

日暮里駅の駅前、台座も高く、目立っています。
太田道灌は江戸の発展の基礎となった武士なのですが、一番有名なのは「山吹の・・・」の歌で有名な狩りのときの逸話なので、この銅像も鎧かぶと姿ではなく狩りのときの格好です。それが珍しいです。
なお、その山吹の地は東武・JR八高線の越生駅の近く。「山吹の里公園」があります。かなり遠くまで行ったのですね。

多摩動物公園駅に併設の施設のひとつ。もう一方の鉄道の「れーるぱーく」が父親向けなら、この「はぐはぐ」は母親向け、なのでしょうか。動物園で疲れた子供をのんびりさせる施設か思ったらさらに遊びまわる跳ね回る施設でした。母親の方がぐったりしてる感も。３０分６００円というのもちょっと高い気がしますが、けっこう入場は多かったです。なお、売店は無料でした。

GWの一部の日や都民の日は無料なので大変混雑しますが、広いのでふつうに見るだけなら（食事するとかライオンバスに乗るとかでなく）広い動物園なので、人が多いなあ、だけですむのでたいへんお得です。
それにしても広い。ゆっくり見てまわると３時間はかかります。門を入ってライオンバスは右、コアラは左です。見ていると反時計回りの人が多いように思います。
コアラ館の奥に見晴らしのいい広場があり、そこでのんびりしている人も多かったです。

多摩動物公園駅に併設の鉄道の資料館です。ミニ電車があったりプラレールがあったりしてこどもと一緒に遊べるように工夫されていますが、本物の車両の展示が４両もあったり、カットボディも現役の車両、８０００系のものもあったりして大人でも楽しめます。人気の運転台シミュレータもあります。ほかの博物館よりも空いているので狙い目です。入館料が必要ですが（たしか昔は無料だった）十分にもとはとれると思います。

なかなかの長距離運転です。千葉県の西船橋まで行きます。東京メトロは運賃が長距離でも安価なので、都心、とくに西側の新宿や池袋、渋谷などから千葉市にむかうとき西船橋までこの東西線で行ってあとはJRにすると節約できます。
昼は５分おき、うち快速が１５分おき。けっこう便利です。
さて朝の混雑が激しいことでも有名で、幅の広いドアの電車も一定数あります。もうここだけになってしまいました。
西側はJR中央・総武線に、東側はJR中央・総武線と東葉高速に乗り入れ。なので、JRの車両や東葉高速の車両もくるのでまあまあバラエティがあって乗車だけでも楽しめます。

フジの花は東京ではゴールデンウィークが見ごろだったはずですが、近年はどんどん開花がはやくなっているようで今回は４月の２３日に訪問。ほぼ満開でした。咲き始めがきれいなので、もうちょっと早い方がよかったかもしれません。藤まつりが中止だった２０２１年にくらべて格段に混雑が増している感じでした。またバス停も列が長く、錦糸町や亀戸駅から歩くのが正解、と感じました。

錦糸町の北口に大きく広がる錦糸公園。その南の端にかわいい千本鳥居が。公園の付け足しのようですが由緒ただしき神社で、江戸時代の治水により武家屋敷になり、その守護神社としてはじまった、という歴史もそうですが、こわしたところ火災が何度もおきるというので再建されたという歴史も興味深いものです。震災でも空襲でも焼けなかったこともあってそのため火除の神社としても有名。小さな神社にも歴史あり、ですね。

根津駅のすぐ近く、不忍通りに面しています。正面の壁面のピンクの格子のデザインがちょっとおしゃれです。
なので観光案内所かな、とおもったのですが、ちょっとだけ展示はあるもののメインは「地域活動センター」「図書館」「区民サービスコーナー」がある公民館なのだとわかりました。それでも公民館はトイレの利用などはできるので、散策の折り、覚えておくといいかもしれません。

住宅地の中にひっそりとたたずむ西洋館。プロテスタントの教会なのですっきりしていますが、白い壁にとんがり帽子の塔でメルヘンの世界です。なお、「とんがり帽子の時計台」に見えたのですが丸い部分は時計ではなく窓でした。
震災にも空襲にもあわず幸運だったのですが、昔の面影を残しながらの補修・増築して今の姿になっているそう。それできれいなんですね。

名前が面白いので根津神社の近くであることもあり、つつじまつりのついでに寄ってみました。ちょっと遠回りして根津駅にもどると思えばいい感じの距離です。昇りは４０段、下りは３９段ということなのですが、おそらくは小さな段差はしたから見あげると見えるけど、上から見下ろすと見えない、というのだと思います。
おばけがでるような淋しい場所、というわけではなく、普通の住宅地の階段でした。

都内は意外に起伏があり、湯島天神や神田明神のあたりは地下鉄千代田線や銀座線の通る平野部からはかなりの標高差のある台地で、不忍池の手前が北端になります。その部分を東西に通り、台地に登って行く春日通の坂道がこの切通坂です。湯島天神からは夫婦坂という階段で降りていくとこの坂道に出ます。
昔はもっと急坂だったのですが、市街電車（路面電車）が走るようになってゆるやかな坂になったそうです。よって坂の景観としてはやや物足りない勾配です。ゆったりとした左カーブで登っていく湯島天神のあたりが情緒が感じられていいですね。

湯島天神の中にある石碑です。
講談というか辻説法は江戸時代は聴衆と同じ目線の高さでしゃべっていたところ、ここで、家康の偉業の講演をするにあたり３尺高い台を作ったのが「高座」のはじまり、ということのようです。高座の発祥がきちんとした建物の中ではなく神社の境内の、それも露天だったのが意外でした。でも、そのころの講演の演者の地位の向上にも役立ったのではないかと思います。

東京にあるいくつかの天満宮のなかでも最も都心にあるので受験期には必ず出てくる合格祈願で有名な神社です。学問の神様菅原道真を祀ってあります。牛もみながなでるのでつるつるです。
鳥居は脚部の装飾がきれいです。また鳥居自体も銅製なので青銅色で貫禄があります。また、拝殿の破風の下の梅の彫刻がきれい。小さい神社ですが見どころは多いです。

湯島聖堂から湯島天神までの散歩中、湯島御霊社のすぐ北側にある大きなお寺が目に入りました。門も立派だったのですが本堂はもっと大きくて階段が広く長く２階にまで続いています。その上に２層になった本堂が。周囲のビル群にも負けない存在感でした。なお、真言宗霊雲寺派の総本山とのことで、風格があるのももっともなことでした。

湯島天神よりは神田明神にの近く、やや西側にひっそりとある小さな神社。御霊神社の名のとおり怨霊を鎮めるための神社で、現代においての最大の怨霊ということでコ、アマビエの絵が書いてあるコロナ退散の旗が立ってました。これを見ると時期柄丁寧なお参りがしたくなりました。

湯島聖堂から北へ、湯島天神まで続く道の途中にある坂です。新妻恋坂の通りを過ぎると急勾配になります。都心の、しかも神田川の北側の不忍池に向かう低地のはずのこのあたりにもこんな勾配があるのがちょっと不思議な感じです。途中、その登り始めのすぐ右にある妻恋神社は白いお社が目立つ関東でも歴史のある稲荷社で寄ってみる価値があります。

大きな車道のある「新妻恋坂」は地図でもすぐわかりますが、その元となった「妻恋坂」は中央線もない細い道です。妻恋神社の前を東西に走ります。西端の清水坂から入るのがわかりやすいでしょう。妻恋神社の訪問時はちょっと東まで行って坂の雰囲気を味わいましょう。ゆったりした坂で情緒的です。