きゅういとせろりさんのクチコミ(173ページ)全6,077件

鹿児島からJRで２０分くらい。帖佐駅から歩いて１０分ほど。国道１０号線沿いに輝く白亜のホテル。夜はライトアップで光り輝いていてすぐにわかります。空港へも直行のバスがあり３０分です。便利な場所にあります。買い物も５分ほど歩くと巨大なイオンタウンがあります。
入口は正面から入るといきなりバーのお店の中に。左奥にエレベータがあって２階が小さな窓口のみのフロント。中庭のある外廊下のマンションのようなカタチです。そして部屋には洗い場のある大きなお風呂。トイレは別になっていてなんと外が見える大きな窓付き。（もちろんシェードを降ろして使用）風呂とトイレの間はおおきなガラス窓。びっくりの連続です。
下のバーでのドリンク券がいただけます。ソフトドリンクもあって、ノンアルコールカクテルも選べます。夜の気分転換にいいです。夕食に食事メニューもあるようでした。
朝食はなんとこのバーの雰囲気の中。ソファーで食べる朝食も新鮮。そしてこちらの一番のメニューは生ハムがあること。
鹿児島旅行で鹿児島市内に泊ることはほとんどなくなりました。それくらい居心地のいいホテルです。

鹿児島中央駅のおみやげもの売り場です。市街側からくると改札口の向こう側になるのでちょっと足を伸ばす感じ。駅前から改札まではアミュプラザというビルなので、観光用のものはないです。そちら側に土産物売り場を造らなかったのは奥の方へ誘導するためかな、と思います。このみやげ横丁の奥は飲食店街です。
あまり広くはないです。品揃えもまあ観光地の県庁所在地ならこれくらいはなきゃね、という程度です。そのぶん間違いなく何でも揃う、ともいえます。

鹿児島市内には市バスとこの鹿児島交通のバスが入り乱れて走ってます。一応、市内中心部中心が市バス、郊外路線が鹿児島交通のバス、という区分けがあるようですが、市内に居る限りはいっしょ。市内観光用のミニ循環バスもこの２社で別々に走っていて一日乗車券ではお互いのバスに乗れないとう不便さがあります。
バスは白地に緑のヤシの木の絵が散っている絵柄。市バスにくらべやや古いバスが多いように感じますが、真っ白の塗装のせいかも。そしてヤシの木は南国情緒というよりコミカルな感じで軽め。観光というより市民の足、に重点があるようです。観光用ですと利用価値があるのは、（市街地の東の端っこの）鹿児島駅前から仙巌園に行くバスくらいでしょうか。それ以外は市街地は市電や観光循環バスが便利ですし、ちょっと離れた温泉地や動物園はJRの方が便利です。

ホテルの横の逆三角形の土地の奥に妙に立派な石碑が。上の方に海軍大将・・・と始まって長々と何か書いてあって後ろの方でようやく樺山・・と出てくるので、役職を頭にいっぱい書いて偉そうに見せる名刺を思い出してしまいました。あまり知られていない人物なのではくをつけたかったのかもしれません。
植え込みのきれいな公園の中にあるような感じなので、市民には愛されているのかもしれません。

前に昼間に通ったときは全く気がつかなかったのですが、夜に通ったとき、高見橋の横に光り輝く銅像が。それがこの大久保利通像です。あまりに台座が大きすぎて、本人の像ははるか上の方であまり親近感がわかないなあ、と言う感じ、台座も西洋の銅像のようで、幕末の感じがまったくなく、薩摩を出てからの評価でできた銅像なのかな、と思います。その点、あまり鹿児島市民にも親近感がないのでは、と思ってしまいます。

甲突川左岸の歴史ロードの終点、高見橋の近くにこの大きなモニュメントがそびえています。形状から、戦災、とくに空襲からの街の再生を現しているのがストレートに伝わってきます。夜は灯りが輝きとってもきれいです。これもひとつの歴史ですから、ここに在る理由もなんとなくわかります。街の９０％以上が焼け野原となったそうで、まさに鎮魂の思いです。

左岸とは上流から見て左側、という意味です。さて、どのあたりからがこの左岸緑地なのかはわかりませんでしたが、歴史ロードの案内に左岸緑地内である、と書いてあったので、市電の走る高見橋から、かなり下流の錦江通りの天保山大橋までの緑地帯すべて、なのだと思われます。
幅は１０m以上ある緑地というか公園がずっと続いています。高見橋から高麗橋の間はいろんな碑やオブジェのある歴史ロードと名のついた一帯で散歩にももってこいです。上記区間内は夜でも明るくきれいでした。

大久保利通は誕生の地は甲突川右岸の駐車場の隅にひっそりと細い石柱が建っているだけですが、住んでいた場所であるここには、公園の中で、きちんとした石柱の碑がありました。やはり公園の中にあると風格がでますね。甲突川の散歩の途中で見ることができるのもいいです。維新ふるさと館のすぐとなりでもありますし、ちょっと訪問するにも便利です。

牛島中将（死の寸前に大将に昇格）といえば沖縄戦のイメージですが、生誕の地はここ鹿児島でした。
評価はいろいろあるとは思いますが、生誕の地の碑は大きく立派でした。穏やかな性格だったようで、人個人と戦争という国家の中でいろいろ考えさせられました。
薩摩の偉人たちの歴史を知る「歴史ロード」の中にはなく、ちょっと外れた位置にあります。

鹿児島中央高校の校舎の裏の裏通りに面した部分にあります。敷地内ですが、そこだけ柵を切り取ったカタチで外から見られるようになっています。多分昔は外から金網越しにしか見られなかったのだと思います。それを思うとちょっと感謝です。
東郷平八郎元帥も誕生の地が公共の場になってしまってはちょっと片身がせまいようで、石碑のほっそり小さく、気がつかなければ看板しか見なかったかもしれません。

甲突川の右岸には海軍元帥になった井上良馨の誕生の地の碑がありますが、左岸にはこの陸軍元帥になった大山巌の誕生の地の碑があります。歩いて５分もかかりませんので両方を訪問してはいかがでしょう。
どちらかといえば
この大山巌の方が有名だと思いますし、実際、石碑も立派ですし、解説板も特大といえるぐらい大きく、やはり陸軍の方が偉かったのかな、とちょっと考えさせられます。

鹿児島はは明治維新で多くの偉人を輩出していますが、そのなかでも別格がこの西郷隆盛でしょう。他の偉人の生誕の地の碑が細い石柱だったりするなか背丈以上の高さの巨大な石柱が石積みの台の上に乗っています。
また、石碑自体も立派ですが、その石碑のある場所がまあまあの大きさの公園になっているのもまた別格の扱いです。ただ、夜はあまり灯りが多くなく、できれば昼に訪問するべきでしょう。

甲突川の左岸、高麗橋の上流に大きな門があって、そこからいろいろ幕末からの歴史を味わえるようなモニュメントや復元家屋などが並んでいます。有料施設かと思わせるような立派な門でしたが普通の散歩道の入口、というだけでした。最初に現れた「いろはうた」の展示がライトが中から照らしていろは歌が書かれたアクリルを照らし、とってもきれい。歴史を考えるかどうかは別にしても、夕刻の散歩道にしてとってもきれいです。

鹿児島市内には大久保利通生誕の地と、生い立ちの地の２箇所のゆかりの地があります。西郷さんとちがってちょっと少ないかな。
この誕生の地の碑は、なんと駐車場の片隅にひっそりというかちじこまって在るような感じで片身がせまそうでした。細身の石碑がなおさらそう感じさせるのでしょうか。

幕末の鹿児島は若い人が活躍したのだなあ、とわかる記念碑です。
あまり知られていませんが、１９歳から海軍一筋で、２０代で軍艦の艦長を経験したりしています。
さすがに他の有名な偉人たちに配慮したのか、石碑は小さく、５０センチほどの高さしかないですが、
説明文からはその後の出世で一番の高位である元帥まで登り詰めたことがわかりました。
なお、井上馨とは別人です。

鹿児島市内を流れる都市の河川でよどんだ流れであまり情緒はないですが、夜はがぜんきれいになります。
夕刻以降だと街灯が鏡のような水面に映ってきれいです。両岸に散歩道もありますし、偉人たちの生誕の地、住居跡などの観光スポットもあるので散歩にもいいです。
あと、桜島が正面に見える場所もあり、はっとさせられました。

鹿児島の街のなかから桜島を望むのは、ビルにさえぎられてなかなか困難ですが、甲突川にかかるこの高麗橋からはきれいに見えます。ちょうど川の流れが桜島方向に向いているからです。ちょうど真ん中に展望スペースもあるので、ちょっと立ち止まってみるといいでしょう。
この甲突川の両岸は散歩道になっているので、鹿児島中央駅からここまでの散歩で折り返す目標の橋としてもいいでしょう。
なお、夜ははでなランプの灯りできれいです。

鹿児島市の観光案内所は鹿児島中央駅にありますが、街中にもところどころにあり、ここもそのひとつ。
ただ、なかなかあまり観光客も来ないなあ、という甲突川のほとりで、実際だれもいませんでした。観光パンフはそこそこありました。２階のレストランの方がメインのようでもあります。また２階には交流スペースがあってイベントにも使えるようで、そのための施設のようでもあります。なのでそれ以外お目的で普通にふらりと訪問するほどの必要性はなさそうです。

鹿児島市内には西郷隆盛のゆかりの地がいくつもありますが、ここは２度目の屋敷の跡。最初の屋敷を借金の返済のために売り払っての引っ越しなので、大家族にもかかわらず小さかったのかもしれません。
場所は鹿児島中央駅からほど近い共研公園という場所の入口あたりで、石碑がけっこう大きいので目立ちます。生誕の地や終焉の地、それと最初の屋敷の跡は有名ですが、こchらはほとんど知られてません。しかし、西郷隆盛の一番波乱の時期の住んでいた場所なのでもっと有名になってもいいかな、と思います。
この場所は終戦までは女子校があったようで、その碑も仲良くありました。

鹿児島中央駅のすぐ前で、通りに面して全面ガラス張りなのでめだってます。サツマイモのお菓子１本で勝負するかのような店名が潔いです。さて、店内でめだっていたのは西郷さんと篤姫の実物大？の人形です。記念撮影用ですので自由に並んで撮影できました。楽しい演出ですね。