きゅういとせろりさんのクチコミ(177ページ)全6,077件

神戸の六甲山の裏の住宅地や有馬温泉や三田と神戸を結びます。
ただいかんせん運賃が高いです。また、有馬温泉へは三宮から高速バスが便利で速いですし、住宅地は三宮から北神急行経由の方が圧倒的に速くて便利。たしかに苦戦しているなあ、という感じです。車両も帯のテープがいたずらで剥がされてそのままだったり。
ただ車両的には新旧いろいろあって面白いですし、路線的にも急勾配をぐんぐん登っていく迫力は見物です。
できるならばクロスシートの観光特急を有馬温泉行きに仕立ててほしいなあ、と思います。

神戸市街と海上人工島「ポートアイランド」を結ぶ真っ赤な橋。アーチ橋ですが、上下二段になっているところが特徴です。上と下で上下線を分けてあるのです。
ポートライナーだとすぐ隣を走るのでよくわかると思います。
なお、夜間はライトアップされてよりきれいに見えます。

神戸空港や神戸ポートアイランドへの輸送を一手にひきうける新交通システム。無人運転です。１９８１年の開通なので日本でも大阪南港のニュートラムと並んで最初期のものです。ただ車両は世代交代してしまい、みんな新車になってしまいました。
さて、車窓は楽しいです。ビルの中を進んだかと思えば海を渡る鉄橋を、そして海上都市をぐるりとまわり、または空港へ一直線（３回曲がりますが）。港もよく見えますし、とくに先頭席はすばらしい眺めです。
やや混雑が激しいですが、１本待ってもそう長くないので、好みの席を狙うなら並んで次の列車を待ちましょう。

ご存知IKEAですが、ここ神戸ではポートアイランドの南公園駅前に。なので交通費が公共輸送では大変高価です。片道２５０円もします。クルマがメインなのでしょう。実際入口は駅を向いていません。
さて便利な使い道としては、店内のカフェです。ソフトクリーム５０円、ホットドッグ８０円とかドリンクバーも平日無料（会員になれば）とそこらのファミリーレストランよりもきわめて安価。まあ、旅の雰囲気はでないかもですが。

ポートアイランドは神戸の山地を削って住宅地にし、その土で海上を埋め立てた人工島。計画的に住居や港湾設備、商業施設などがつくられ、ところどころに公園も配置。南北に偏ってますが、とくに南公園は広大で緑いっぱいです。ここが島であることを忘れさせてくれます。
１９８１年の地方博「ポートピア８１」以来、木々も順調に育って森になっているのを見ると時間の経過と都市の成熟を感じさせます。

訪問日はなぜか無料デーでした。ポートピア８１という１９８１年の地方博覧会のときの開館でそのときはコーヒーカップのような形で楽しかったのですが、現在はちょっと平凡な形です。
コーヒーに関する展示とカップや歴史の展示ですが、なんといっても、コーヒーが２種比較試飲という形で２杯無料なのがいいですね。試飲の時間は１日４回。狙って行きましょう。そして、コーヒーに関する質問に５門答えて全問正解だと１年間無料で入館できるクイズコーナーも楽しいです。

南京町広場のまんなかのガゼボのようなちいさな六角形の屋根のあずまや。
全員おしくらまんじゅうしても２０人入れるかどうかというちいささです。
広場自体がそう広くもないので見合った大きさだとは思いますが、休憩所としては疑問の大きさ。雨宿りにもちょっと狭すぎます。中華街の象徴のひとつとして形だけ、ということでしょう。
なお、１月の訪問時は春節（旧正月）の準備でここを頂点に八方にちょうちんが連なっていたので夜はきれいなのではないかと思います。

広場といってもそう広いものではなく、道路が広がっただけにような感じ。細長い広場です。実際、手持ちの市販の大手のガイドブックの地図でも広場として表示されていないくらいです。
中央に東屋があって、干支の置物とタルのようなベンチがあるだけです。目立つのは有名な肉まんやさんの行列です。ひとひと人でごったがえした感じで、何があるのかはあまり把握できないくらいです。ちょっと休憩というスペースではないのですが、狭い中華街の通りを歩き疲れた場合にちょっと広いところに出て安心した、という程度の心理的効果はあると思います。

横浜の中華街と比較されることが多いと思います。が、かなりコンパクトに収まっていて、通りも狭く人出が多いように感じました。それと呼び込みが多いです。それでにぎやかに感じるのかもしれません。一番有名な肉まん屋さんは大行列であきらめました。情報化社会で有名店に集中するのはここ神戸でも同じようです。

中華街訪問は普通は元町駅でしょうからこの門を通ることはないでしょうが、ここから急ににぎにぎしい世界になるギャップが面白いです。門自体はそう高いものではなく幅も普通のクルマ１台とおれるくりの狭さですが、赤青のハデなもので中華街をよく現しています。反面柱が白いのはちょっと独特かな、という気がします。

神戸のアーケード街はいくちかありますが、三宮からやや離れた元町のさらに西側なので、ちょっと人出は少ないです。でも天井の感じがイタリアのミラノのアーケード街のようにちょっとドームがあったりしておしゃれです。風月堂の本店やユーハイムがありますし。なにより南側一帯に広がる中華街（南京町）との対比が面白く、行きと帰りでそれぞれを通り抜けてみると変化がついて楽しいです。

元町商店街の中にある風月堂のミュージアム。なんと無料です。本店のちょっと西側にちょっと通りから引っ込んであります。展示はお菓子でできた神戸の街のジオラマがすごいです。なんといっても電線までチョコ（たぶん）でできてます。おなじみのゴーフルの型も興味深く、また実際に工房でお菓子を造っているところも見ることができます。
そしてなんと見学するとゴーフルを１袋いただけました。すばらしいミュージアムです。

元町商店街の風月堂に向かうときに見つけました。どうやら町づくりのための拠点のようで、１階こそ休憩スペースや案内所になっていますが、上階は６階までホールや会議室や図書館、地下にギャラリーっという感じでまさにコミュニティセンターのようでした。旅行者にとっては広い１階の案内所や休憩スペースがありがたかったです。ギャラリーの展示内容は店頭にあるので興味があればさらりと見ていくのもいいでしょう．。

西洋長屋、すなわち西洋のアパートです。おしむらくは玄関が北側なので、きれいな南面が見えないこと。北面はのっぺりしたただの下見板の面しかなく窓が６つあるだけで寂しい外観です。
ところで、入館料は５５０円。展示物は普通に西洋の家具などなので、長屋の構造に興味がある場合は訪問も楽しいと思います。

観光案内所でもらった地図で「史跡三本松」を目指したところ、その場所にこのお不動さんがありました。
不動坂という坂の北野通りとの交差点の角にあります。不動坂の名の由来のお不動さんだとは思うのですが、小さいです。この異人館街の中にふっそりとある感じ。境内も明るいとはいえず、ちょっとよそ者は入れないような雰囲気でした。結局、三本松の案内板は見つかりませんでした。

山本通りの別名。異人館通りは別名です。ところが観光用の異人館街のメインの建物はほとんどがもっと坂上です。北野通りのさらに上です。通りにして２本くらい上です。
街灯はガス灯を模したおしゃれなものですが、普通の都市の住宅商店混在の通りです。とくに、新神戸側（東側）は異人館もほとんどありません。西側はやや固まった一角がありますが非公開がほとんどです。
それはともかく、マンションの高さ規制があるようで、またやや高級そうな雰囲気はあります。旅行よりは住んでみたい、という感じです。

スターバックスは昔とちがって街ごとに特徴的な建物もお店も増えてきました。
この北野異人館店はその最たるもので、なんと異人館が店舗に。
このような歴史的な建物でコーヒーが飲めるなんてすばらしいです。
ただ、さすがに有名なのかお店の前での記念撮影も多く、かなり混雑していました。

三宮駅から異人館街への一番の近道で、山に向かって一直線に登る坂道です。あまり急坂ではないですが、普段坂道を登り慣れてない方はたいへんかな、と思います。おしゃれな喫茶店などもあるのですが、ときどき振り返ってどれくらい登ったか確認しましょう。だんだん港街らしい遠景が見えてきます。登り切ったところからは歩行者専用のトーマス坂になり、そこを登り切ると風見鶏の館です。

三宮駅から異人館街を目指して山に登ってくると、この通りまではまあ普通の坂道で、ここから急坂になります。新神戸駅側（東側）には現在は休館中のラインの館をはじめ、数軒の異人館とお土産物屋さんがあり、コンパクトに異人館街を味わえます。ただ、異人館街はこの通りよりも上がメイン。楽に登りたい場合はトーマス坂の階段を登りましょう。

異人館街の上の方は急坂が多く、風見鶏の館までも他の坂で登ると急坂ですが、この坂道は階段がメインなので登るのも降りるのも楽です。登ったところが風見鶏の館というのも便利です。下の方はお土産物屋さんの中で風情はないですが、てっぺんの北野町公園は見晴らしもまあまあでなにより風見鶏の館が目の前です。