きゅういとせろりさんのクチコミ(151ページ)全6,077件

地元の人の散歩コースといった雰囲気が強いですが、小樽駅から背後の山の旭展望台までの登山道でもあります。
前回訪問時、２０１４年夏はほとんど案内標識がなくて道に迷ったのですが、今回は船見坂のてっぺんから旭展望台までの道を示す、やや新しい案内標識があり、迷わずにすみました。
林の中の気持ちのいい散歩道の雰囲気はそのままでした。

函館から、森、長万部から倶知安、小樽、札幌を通って旭川までの本線です。
今回は札幌から小樽までの乗車です。この区間は快速４本、各駅停車１本、区間運転が数本あり、札幌の近郊輸送と札幌と小樽の都市間輸送を兼ねて運転本数も多いです。
この区間の実物は銭函駅と小樽築港駅のあいだの海岸沿いの景色。
架線柱を海側に立てない、という配慮までされています。
自然の海岸の波打ち際を走る感じでワイルド。静かな海のときも、荒れ狂う冬の景色もすばらしいです。
ぜひとも海側の座席で景色を堪能してください。

最近、ロングシートの新車の導入がすすみ、登場当初からのロマンスシートの電車が引退しています。これは大きなスーツケースを持った旅行者が増え、ロマンスシートでは１人で荷物と２人分占めたり、通路に荷物がいっぱいで通れなかったり乗車人員が減ってしまって混雑、という事情のようです。実際、乗車時はかなりの混雑でした。
Uシート（指定席）に５２０円払えばいいのですが、距離の割に高価で、それなら高速バスに、という方も多いのではないかと思います。

新千歳空港から札幌までの快速エアポートでの利用です。短い区間の割に北海道らしさを存分に味わえます。
森や林の中を突っ切ったとおもったら突然一面の住宅地が現れたり。ビール工場があったり。彼方には樽前山や恵庭岳の火山も。海が見えないくらいでしょうか。沼ノ端の室蘭本線との分岐は原野の中のスケールの大きさに圧倒されます。
ただ、最近は混雑が激しく、快速エアポートもロングシートばかりでロマンスシートに乗りたい場合はUシート（指定席）で５２０円もかかります。また、同じく最近の事情でスピードダウンして所要時間が延びました。北海道について初めて乗る列車の印象が悪くなるのは残念です。

新千歳空港との無料の送迎バスがあります。なので空港からのお客さんが多いのだと思ったのですが、朝一番の空港発と、１５時ころの空港行きに乗ったのですが、外国のお客さんが１０名ほど。あまり満員になることもなさそうです。
空港から札幌・小樽へのアクセスにこの無料送迎バスを使って南千歳からJRにすると、空港からJRに乗車するよりも札幌までなら２３０円、小樽までなら３３０円も安くなります。
バス停から一番近いショップはお土産ものやさんです。試食もまあまあありますので、空港に行く途中に立ち寄っておみやげ買って、交通費を浮かせるのもいいと思います。

新千歳空港には北海道の代表的なお菓子屋さんは全部あります。買い物を旅行の最後にしても、ほぼ大丈夫です。
この北菓楼さんは、小樽や札幌にもレトロな感じの建物の路面店があり、そちらでは試食もいっぱいあるのですが空港店ではそうもいかず。試食しながら買うタイプの方にはむかないかもしれません。まあまあ商品の種類は揃っているように感じました。

サブレにハスカップジャムを挟み、チョコで固めた銘菓「ハスカップジュエリー」。今ではものすごく有名で「もりもと」も札幌周辺だけでも何店舗あるのやら、というくり多いです。
さて、次のお菓子も、ということでブッセのようなお菓子を大々的に販売中でした。でも、まあ、普通だったかな。
和菓子屋さんと洋菓子屋さんの中間のイメージで、いろんな方に広く勧められます。

ハスカップはブルーベリーのような木の実。その加工品の専門店です。アイスワインは付け足しのようです。
高級なジャムから紅茶などのフレーバー品、さらにはドライフルーツなどの素材や化粧品まで、いろんな商品がるなあ、という感じ。マイナーなこの木の実の関連品だけで１店舗できるのはすごいことだと思います。

小樽といえば硝子、というのはこの３０年間くらいのことでしょうか。
北海道の空の玄関の新千歳空港の中にも硝子のお店がありました。
小樽のものだけでなく北海道各地の品物を集めてあるそうです。
それはそうと、小樽の硝子ショップのような温もりと輝きがちょっと感じられません。
やはり、路面店とビルの中のお店では雰囲気のでかたが違うんだなあ、と納得です。

新千歳空港の所在地は千歳市であって苫小牧市ではありません。やはり札幌の方にしか向いてない飛行機のお客さんに、港町苫小牧を知ってもらおうという努力のひとつなのでしょう。特産の鵜川ししゃも、や、王子サーモンよりも目だっていtのはキャラもの。マグネットやストラップまどが目立ってます。そもそも観光案内所なのでは？という雰囲気を無視したような商品の品揃えです。ちょっと変わった売店として見物の価値ありです。

原野のなかにある空港を実感できます。まわり中原生林といった感じ。２本しかない滑走路の離発着はひっきりなし。東京や大阪への大型機に混じり、近距離のプロペラ機もときどき。見てて飽きません。訪問時は雁も列となって飛行中。季節が実感できました。
残念なのは背後の自衛隊の滑走路が全く見えないこと。これは、機密に値する部分なのでしかたのないことかも。

お台場の大江戸温泉物語の中のフードコートの中の１店舗。ソースかつ丼が目についたのでここに決めました。
テーブル席だけでなくお座敷でも食べていいようです。満席だったので助かりました。
大きさはいまひとつ。場所柄、はやり高価。まあ、このへんはしかたないですね。
味は普通でした。もうちょっとソースが多くてもいいかなあ。

早朝便のため早朝の東京からのバスで到着。成田空港で一番最初の降車バス停がこの第３ターミナルでした。そして旅行の帰路、バスの始発もこの第３ターミナルで第２でも第１でも「満員のため」で誰も乗ることができませんでした。
床面に描かれた陸上のトラックのような印刷が楽しいです。どこに向かうかいい案内標識です。
乗機の際は、いったん登っておりる変な構造。またバス連絡も結構あるようです。
まあ、慣れればコンパクトで使いやすいターミナルだなあ、と思います。

大江戸温泉物語からの早朝便に乗車しました。朝３時代のバスですが１０人ほどの乗車。東京駅でさらに乗ってきて半分くらいだったでしょうか。なかなか盛況のようです。朝なので時間どおり、より早く成田空港につきます。
座席の事前指定はできないのでなるべく早めに並ぶなり、手前のバス停で乗るのは鉄則です。

成田空港に行く前にここで仮眠です。予約済みの高速バスの切符を見せると安くなるプランがあったので。
温泉については２０時ころだと大浴場でも人が多く、湯船からあふれ気味だったのが印象的。夜おそいとほぼ無人でらくらく。やはり夜をすごすつもりだとゆったりできます。
仮眠は大広間でした。１人あたりのスペースは確保してあるので、雑魚寝というわけではありません。リフレッシュした状態で旅行に行けるのはいいです。

街の中に突然朱塗りの門が。しかも商店街の中です。あまりにも唐突です。
でもこれが増上寺の門なんです。それも、昔の大きさの１．５倍の大きさのレプリカなんです。
面白いのは東日本大震災のあと、持ち主が増上寺になってやっと耐震改修ができた、ということ。それまでは持ち主不明だったのだそうです。下を車が普通に通り抜けるお寺の門はなかなかないと思います。鳥居ならいくらでもあるのですが。その点、とっても貴重だと思います。

境内入って右側にある鐘つき堂です。鐘は大きいです。高さは３mくらいありそう。重量は１５トンとのこと。重低音の鐘の音が想像できます。なお、鐘楼堂自体は戦後の製造だそうです。なるほど台座が新しいと思いました。
もちろん勝手に突くことはできません。

四天王はよく聞きますが、四菩薩というのもあるんですね。
前者が戦闘的なのにたいし、後者は慈愛に満ちている感じがします。
たしかにみなぼーーーっとした表情で並んでます。ほんわかしていい感じです。
地蔵も菩薩の一種だったんだ、とか、それぞれに役割があったんだなあ、ということを気がつかせてくれました。

有料ですが見応えあります。昔の将軍のお墓が固まってあります。ずいぶんせせこましい場所に詰め込まれているなあ、と思ったら、なんと、戦災で消失する前は増上寺の南北に今の増上寺の境内と同じかそれ以上の徳川家墓所が広がっていたという。そして、戦災で全部消失してしまい、残ったのが石造りのお墓だけだった、ということだったのです。
なお、その灯篭のような形の石塔や金属の塔だけが残ったので、一箇所に集められた、ということなのです。現在は昔の霊廟はプリンスホテルになっています。そしてプリンスホテルが建つまで、昭和３０年すぎまだ焼け野原のままだったという。昔の栄華が歴史にもてあそばれているようです。
石塔や宝塔には立て札で誰のものかが書いてあり、お江や和宮など、知った名前が多く感動します。

唐突に現れる青銅色の門。徳川の葵の御紋が４つと上に１個の計５個ついた扉が２枚。両脇は昇り竜と下り龍。背丈よりちょっとだけ高いくらいの門なのになんと重量感たっぷりなことか。元は霊廟前の中門だったとのこと。現在の姿は仮の姿なんですね。
増上寺の徳川家霊廟にあるのですが、門は閉ざされてあって通れません。霊廟に入る前と後でその両側を見ると、両脇の龍は一緒ですが、扉の葵の御紋は裏面にはありませんでした。