きゅういとせろりさんのクチコミ(154ページ)全6,077件

米沢の山奥にあります。が、今日では裏磐梯からも西吾妻スカイバレーという観光道路（無料）で福島県から峠を超えて入ることもできます。温泉の入り口で「白ざると湯けむりの里」という案内板があり、白サルって何かと思ったら、このあたりに出没するサルの中に白いサルがいるのだとか。帰路、サルの群れに会いましたが白サルはいませんでした。
さて温泉地区はこじんまり。東屋、西屋という対照的な名称の宿が２軒、さらに数軒の温泉宿がメイン道路の両脇にあり、それでおしまい。ひなびた山里の雰囲気がいいです。日帰り温泉もあり、不動閣という宿はオリンピック風呂という細長い湯船が有名です。ここまで細長い湯船は見たことなく、是非とも体験を。

郡山から会津若松に向かって峠を越えるといきなり広がる大きな湖。磐越西線の電車からだとちらりと見えるだけですが、今回は車なのでさらに近いところを走ります。上戸浜に駐車場があったので入ります。はるかかなたの対岸が見えません。砂浜もあり、湖水浴ができるようです。水はきれいで、キラキラ陽に光ります。湖岸に植えられた花もきれい。今回はこれだけですが、郡山の都会から別世界に来たんだ、という感じにさせてくれる素敵ね景色でhした。

西吾妻スカイバレーの白布峠からやや山形県側に降りたところに「最上川源流」の標柱と小さな駐車場があり、そこから少し入ったところから、最上川源流を挟んだ向かいの山に二筋の滝が見えます。その左側がこの赤滝です。右側の黒滝が斜めの岩盤を流れ落ちる感じなのに対してこちらの赤滝は一直線に落ちる感じ。やや男性的です。さすがに場所的に接近は不可能なので、この眺めで満足しました。

オリンピック風呂入浴目的の訪問です。玄関から延々と何回も曲がって温泉に向かいます。オリンピック風呂はそれはすばらしいものでした。窓に沿って一直線に伸びる細長い湯船。そして細い噴水がナイアガラのように続く温泉の給湯口。そとの眺めは最上川の渓谷。しかも他にお客さんは１人だけでほとんど独占気分。すばらしい時間をすごせました。露天風呂は少し離れた場所に。ここもまた同じ景色で素晴らしかったです。温泉後は休憩室でのんびり。やはり最上川に面した広縁もあり、ゆっくりとできました。

最上川は山形県内だけを流れる大河です。１つの県内だけでこのような大きな川が完結するのは珍しい部類です。
今回はその源流部に到達しました。場所は米沢のさらに山奥の白布温泉のさらに奥です。福島県に抜ける西吾妻スカイバレーという観光道路（無料）の脇に最上川源流の標柱が立っていました。ちょろちょろとした小川である最上川が望めます。はるか日本海までこの水は何日かかるのかなあ、と思うと山形県の広さがわかる気がしました。

福島県の桧原湖から山形県の白布温泉を結ぶ、白布峠を越える峠道です。今は無料の道路です。見どころは福島県側の東鉢山七曲りという急カーブの続く登り坂、そして白布峠からの磐梯山と桧原湖の眺め、山形県側の最上川源流の双竜峡駐車場では遠くに赤滝と黒滝が見えます。短い区間ですがかなりのカーブと登りです。注意して運転しましょう。

裏磐梯から米沢に抜ける峠です。福島県側は崖を一気に降りる感じ。山形県側は最上川源流に沿ってゆっくり降りる感じです。なので、峠よりも福島県側で見晴らしがいいです。はるかに磐梯山。その手前は桧原湖。夕日の時間はとてもきれいです。東鉢山七曲り、の標柱が立つ場所に駐車場があり、この景観を楽しむことができました。

福島県でも火山に一番近い簡単に行ける観光地、浄土平の１軒宿ならぬ１軒店。著名観光地だけあって１階のお土産売り場も広いです。しかも賑わっています。訪問時は夏の終わりで高原なので寒かったのですが、レストハウスの中は暖か。ただ駐車場が有料なのがなんとも残念。
ところで、２０１８年夏から一切経山の活動レベルが上がっているのでレストハウスも休業中。活動の低下を待って再開、ですが、早いといいなあ、と思います。

吾妻山とか東吾妻山というよりずばり浄土平だけで通じる観光名所。吾妻小富士と一切経山にはさまれた高原です。レストハウスとビジターセンターがあるだけですが、吾妻小富士にたった１５分ほどで登れてしまう絶好の足場であることから人出は多いです。吾妻小富士の頂上からは火山の絶景と中通りの街並みがはるかに見下ろせます。目立たないのですが、駐車場の隣には湿原もありますし、遊歩道も張り巡らされています。ぜひとも福島の観光の際には訪れたいところです。

浄土平の駐車場からわずか１５分で富士山型の火山の山頂です。これほど楽にコニーデ型の火山に登れるところもないでしょう。登山といっても全部階段になっているので普通の靴で十分です。それでもって素晴らしい景色と火口の大きさ実感ができます。文句なくオススメです。
と、まずは駐車場の横のビジターセンターで景色や火山の成り立ちを予習するといいでしょう。

浄土平の駐車場の外れにあるビジターセンター。火山の展示はどこビジターセンターでも興味のあるところ。
ここでは遊歩道がわかりやすく色付け。いいですねえ。
それより面白いのが円筒状の周囲いっぱいの景色パネル。浄土平から登る吾妻小富士の山頂からの風景です。
これほどわかりやすい展示はないです。なにせ見たまんまの景色なんですから。おまけに解説文字のないところは登ってもないのに登ったかのような「アリバイ写真」にもなります。

磐梯山と吾妻山を結ぶ観光道路の吾妻山側です。磐梯山側はレイクライン、です。
あまり路面がきれいでなく、アスファルトのデコボコ感が気になりました。まあ、スピードが出せる線形でもないのでさほど問題にはなりませんが。
吾妻八景という名所を作ったようで、展望台が数箇所ありますので、気分に応じて停車してみましょう。
レイクラインとちがってかなりの登り坂です。浄土平のあたりで急に高原の雰囲気になるのが面白いです。

昔は有料道路だったのですが、現在は無料。展望台が数カ所あり、好みに応じて停車、遠望ができます。
裏磐梯ビジターセンター側から最初の展望台は名前なし、ですが、その先は、涼風峠、三湖パラダイス、中津川渓谷レストハウス、と続きます。最後の見どころは高森に向かって降りていくつづら折り。正面に安達太良山。その山頂の沼の平火口がきれいに見えるのはここくらいか、と思います。西側に開いてはいるのですが、裾野からだと見えないのです。

磐梯吾妻スカイラインには展望所がいくつかありますが、高森側から３個続く展望台の最後です。
かなり登ったので、一番見晴らしがいいです。はるかかなたに猪苗代湖が見えます。それもきれいな円弧状の岸がきれいです。磐梯山もかなり遠くなり迫力も小さくなってきました。と、実はかなり草木が茂ってまして、素晴らしい景色を見るにはちょっと工夫が必要かも。何か展望台というか展望テラスのような施設があればいいのですが。
ここが磐梯側の最後の展望台です。しっかりと心にこの景色をやきつけておきましう。

磐梯吾妻スカイラインの国見台から少し登ったところにある展望台。国見台が磐梯山方面の展望だったのに対し、こちらは反対側の展望になります。
安達太良山と吾妻山の２つの大きな火山の間を割って流れる荒川の滝、幕滝が遠望できます。遠目にも豪快だなあ、という感じ。これを確認するだけでもいいでしょう。晴れていれば福島市の方が見渡せるのかもしれませんが、曇っていて何も見えませんでした。

裏磐梯から吾妻山の浄土平に向かう途中、磐梯吾妻スカイラインの登り始めのあたりにある展望台です。スカイラインの起点の高森や横向温泉からちょっとの間にかなり登ったなあ、と感じさせる、だけの展望台でした。磐梯山がきれいな富士山型に見えるのが唯一の収穫かも。この展望台は飛ばしてもいいかもしれません。

レストハウス、という名前でなので、まさに休憩のための施設で、レストランもあるのですが、トイレ休憩と観光案内所的にも使えます。まさにその目的での利用です。まあまあお土産物も多く、レストランも広いです。
ただ、場所が磐梯吾妻レイクライン沿いではなく、分岐道を登っていく感じで、ちょっと寄る、という使い方ができにくいのが残念。
なお、中津川渓谷はすぐ隣で、遊歩道の案内がありました。しかし、磐梯吾妻レイクラインの橋からしてけっこうな高さがあるので、水面までは相当の高低差です。橋の展望だけでも十分な気もします。

昔は観光用の有料道路だった磐梯吾妻レイクライン。小野川湖と秋元湖の間を隔てる峠ということかと思うのですが、レイクラインの一番高いところなわけでなし、ちょっとだけ小野川湖、そして磐梯山側が見えるのみの小さな展望台です。駐車場は５台分くらい。まあ、止まってみる価値があるかどうか疑問です。
桧原湖、小野川湖、秋元湖の３つが眺められる、という点では、１kmほど先の「三湖パラダイス」という場所があり、そちらがいいでしょう。といっても桧原湖は遠景ですし、秋元湖はほんのちょっと見えるだけなので、無理やり感はあるのですが。

昔は見晴らし、という点で涼風峠がこの磐梯吾妻レイクラインでは観光スポットだったような気がしますが、３つの湖が同時に見えるところ、ということで、最近はこの三湖パラダイスが有名になったようです。あとから作ったので、駐車場は狭いです。５台くらい停まれるか、といったところ。でもあまり長時間見るものではなく５分もあれば十分なので、まあ、それでいいでしょう。三湖、といっても桧原湖は遠景ですし、秋元湖は振り返って、なので、同じ視界に３つ入るわけではありません。無理やり感もないではないです。でも、３つ同時、というのが満足感があります。

五色沼散策の前に見ておくといいでしょう。とくに五色沼が磐梯山の崩壊でできた湖沼群であることを知っておくと、散策時に興味が湧いていいです。噴火前の磐梯山の形の模型が特に興味深かったです。
ところで、隣の雪室がよかったです。手を突っ込んでみての涼しさ体験ができます。