redchilipadiさんのクチコミ(34ページ)全923件

イタリアを経てトレドにやって来たギリシャ人エルグレコ。「グレコ」はイタリア語でギリシャを示すのだそうだ。17世紀の宗教画家。
トレドの名所を尋ね歩いていると、地図を持っていてもたやすく迷子になってしまう。
狭い狭い路地を抜けて広場に出て、やれやれ、とほっとしたら、そこにエルグレコの家があった。居室やアトリエが公開されている。

バルセロナからフランス国境へ向かう途中。ジローナという町がある。
その昔、ユダヤ人のコロニーがあり、エリアで一番大きな神学校もあった。
バルセロナから、結構離れているけれど、LLCのライアン航空の発着が多い。そのせいか、町にはロシアからの観光客が驚くほど多い。
ジローナの町から、地中海へ向かうと、透明な海、コスタブラバと呼ばれる海岸線が続く。こちらも観光客に大人気。

バルセロナから、フランス国境方面へ高速道路を飛ばして３時間、フィゲラスという町がある。
サルバドール・ダリが生涯を閉じた場所。サルバドール・ダリの独特の世界が堪能できる美術館がある。
ダリは、真面目な宝石のデザインでも有名だけれど、絵画や彫刻、モニュメントは、超シュール。
美術館の外壁には、クロワッサンがたくさん貼り付けられていて、屋根には大きな卵が一杯。

白っぽい外観の、角家、ミラ邸。同じく世界遺産に登録されているガウディのバトリョ邸に比べると、そんなんに奇抜なデザインではないけれど、大きく波打つ壁、屋上のユニークな煙突など、邸に入る前からわくわく。
邸内は、光の差し込み方や、風の通りかたなど、いろいろと計算されつくされていて、居心地が良い。ドアノブや調度、床、壁、天井、階段など、至るところに工夫があり、見所も一杯。オーディオガイドを借りて、是非、ゆっくりと回ってみたい。

モデルニスモの建築家、ジュセップ・プッチ・イ・カダファルク設計の邸宅。
世界遺産、ガウディ設計のカサ・バトリョの隣。普段は室内は見学できないけれど、玄関のホールまでは、入れって写真も撮れる。
外観はシンメトリックで、直線的なイメージなのだけれど、
細かい点は、ふんわり柔らかい感じの彫刻や曲線が一杯で、施主のチョコレート屋さんの雰囲気にぴったり。

グラシア通りのはずれ、ディアゴナル通りの閑静な住宅地に突然、とんがり屋根の家。商業施設とかではなく、普通に人が住んでいる集合住宅。モデルニスモのひとつ。
バルセロナの町は、街歩きしていると、写真に撮りたくなるようなスポットがたくさん！

骸骨が一杯並んでいるようなグロテスクな外観。邸宅内に入ると青のグラデーションのセラミック、色どり豊かなガラスが印象的な、とても素敵なアパート。世界遺産に登録されている。
ガウディのデザインは、外側が奇抜で、ちょっと引いてしまうこともあるけれど、実は、よく計算されていて、機能的で、金属や木材などの素材の特徴が徹底的に研究されていて生かされている。オウディオガイドを借りて、ゆっくりと見て回りたい。

バルセロナ郊外の丘の上に計画された、分譲の高級集合住宅。イギリスの庭園住宅がモデル。
資産家グエル氏が起案して、ガウディが設計したが、デザインがあまりに奇抜すぎて、ちっとも売れなかったそうだ。
その後、バルセロナの市が買い取り、世界遺産に登録されている。
お菓子の家のような守衛の建物。　キュートなとかげの噴水に導かれて坂道を登ると、突き当りに市場、コミュニティスペース。その上は、海を一望できる広いテラス。明るい色のモザイクセラミックがあちこちにあしらわれ、南国風の木々に囲まれたとても素敵なエリア。
30分ぐらいで一周できるけれど、ゆっくり巡ればずっとずっとくつろげそう。
バス停から結構坂道を歩くので、行きは思い切ってタクシーで門までつけてもよいかも。帰りは坂道をゆっくり下って。

Consuegraで、Google Mapで検索したら、すぐに場所が特定できるはず。
アラブの砦と、その傍に、丘の尾根伝いに10基以上の風車が並ぶ光景は、ラ・マンチャ地方のイメージそのもの。
丘の上から周囲を見渡すと、見事に大平原。
私たちが訪れたのは、年末。
赤い土が広がる。このスケールの大きい景色の中を、乾いた風が吹き抜ける。
夏は灼熱の大地、って感じでしょうか。、
この辺り、サフランの栽培で有名だそうなので、季節によっては、カラフルな景色が見れるのかもしれません。

バルセロナ、トレドと、南のアンダルシアを結ぶ高速鉄道AVEの、ちょうど中間ぐらいにあるアルマグロ。そこから100km位。辺り一帯に、ラ・マンチャらしい風景が広がる。

ドン・キホーテが、怪獣と間違えて立ち向かった風車が丘の上に並ぶ。
この光景は、Consuegra（コンスエグラ）とCampo de Criptana（カンポ・デ・クリプターナ）の２箇所で見れる。
走りやすい高速道路が整備されているし、高速道路を降りてから風車の丘へ向かう道、集落の中も、わかりやすいので、是非、寄り道を！

地下鉄の駅のすぐ上なので、とても便利。隙間時間を縫って、何度も訪れた。時間帯によって、表情がずいぶんと変わる。
2010年11月に、ローマ方法が訪れて、教会の中でも位の高い「バジリカ」に認定したのだそうだ。
1987年に訪ねたときは、まだ西側の受難の門のファッサードが建設途中だった。教会の周囲も、なんだか原っぱのような感じだった。
2011年、今回は、東側の生誕の門のファッサードも完成し、ふたつの巨大な門の間の空間は、近代的な透明の屋根で覆われていた。教会内部もとても美しい。
教会の周囲は、公園に整備されカフェやレストランも一杯。この地区の建物はいずれ取り壊されるのだと聞いたけど。

ガウディのモデルニスモ建築のひとつで、世界遺産にも登録されている。
グラシア通りの先なのだけれど、地下鉄で２駅ほど。
私は、行きは地下鉄、帰りはぶらぶら歩いて戻ってきた。お散歩も楽しい通り。

さて、建物は、現在住んでいらっしゃって、中は見学できない。
外観も基本は表どおりから見えるだけなので、限られている。
家の前辺りには、観光客が静かにたむろしているのですぐわかる。
建物は、モデルニスモの花や草木をモチーフにしたかわいらしい感じではなく、幾何学模様が主体の、オリエンタルな雰囲気。
もちろん、外観だけでも、訪れる価値は十分にあると思います！

アンダルシアを旅していると、アルカサルやらメスキータやら、あちこちで観光するのでこんがらがってしまう。
メスキータ（mezquita）とは、そもそもモスク。どこの町にもあって当然。

さて、コルドバのメスキータは、旧市街とともに世界遺産に登録されている。
コルドバの旧市街は、狭い迷路の続き、エキゾチックだけれどなんだか息がつまりそう。
通りは重厚な壁が続く建物に行き当たる。
門をくぐると景色は一変。オレンジのパティオが広がり、ゴシック教会の塔が青空に突き抜ける。開放的、なんだか別世界。
そうして、建物に入って、またびっくり。
赤と白の、いかにもイスラムっぽいアーチが、どこまでも続く。アーチの森に迷いこんだような感じ。イスラム様式とキリスト教様式がミックスした類稀な空間に圧倒される。

にぎやかな大通り、グラシア（Gracia）通りの一本隣、交差点に近い、結構わかりやすいところに店がある。
夕方になると店から人が一杯あふれているのですぐにわかる。
小皿料理、タパスがいただけるレストラン。
ちょっとずつ、多種類のカタロニアの郷土料理をオーダーできるので、一人旅（出張）には特にうれしい限り！
予約するのが一番いいのだけれど、予約なしでももちろんOK。
混んでそうに見えても、中は広く、お客の回転も意外と早く、ちょっと待てば席に案内してもらえる。（20分待ってね、と言われたけれど、10分くらいで入れた）
お酒を飲むなら、店先のカウンターでバル風に。飲まない人も、店の奥はちょっとファミレス風になっているので、同じメニューを、カップル席でも4人ぐらいのグループ席でも、普通に落ち着いてお食事できる。

賑やかなランブラス通りに沿った店。市場の正面玄関近くの角に店を構える。
日本にお土産にするお菓子、というようなパッケージではないのだけれど、マカロンや焼き菓子、チョコなど、テイクアウトできるかわいいお菓子が一杯。
店の奥には、小さなカフェもある。
この店、モデルニスモ様式の外観にも注目

ゴシック地区をぶらぶら散策の途中、または、ランブラスストリートの喧騒から離れたところで立ち寄る。
教会の前には小さな広場があり、休みの日、夕方までちょっとしたマーケットが開かれている。
カタロニア特産のお菓子、チーズ、蜂蜜、きのこ類から、民芸品？に至るまで、規模は小さいけれど、いろいろ見て回るのは楽しい。
教会の中は、ステンドグラスが美しく、おごそかな気分になれる。
町歩きの途中で、しばし休憩。（腰掛けてひと休み）

カタロニアの郷土のお菓子、というわけではなく、スペイン全土の修道女の作ったお菓子が手に入る店。お土産を選ぶとき、間違わないようにね。
地階に降りていく。品揃えはとても豊富。かわいい焼き菓子や、色とりどりのゼリーなど、見ているだけでわくわく。
パッケージを良く見ると、どこの地方のどの修道院のお菓子かわかる。
１階は、カフェ。数種類のお菓子をチョイスして、お茶と一緒に。
町歩きに疲れたら、この店で一息入れると良いでしょう！

1987年にも一度バルセロナを訪れている。当時は、再開発前で、バルセロナの旧市内と聖家族教会の辺りしか、歩きまわれるところはなかった。
海辺には、スラム街が広がっていた。
その後、オリンピック、EXPOの開催の、２大イベントを機に、スラムは一掃され、今では辺り一帯、海浜公園として整備されている。観光客だけでなく市民にも親しまれている。猫の額ほどのビーチもある。
バルセロナの海の味覚を満喫できるシーフードレストランが軒を連ねる。
テラスで、潮風の下、パエリアに舌鼓！　

バルセロナに行ってわざわざ遊園地なんて？！
と、当初は全く訪れる気はなかったのだけれど、地元の人のお勧めで行ってみる。
小高い山の中腹へ向かうと、ビューポイントがあり、ここからバルセロナの市外を見事に一望できる。
地中海を背にして、バルセロナの町は、きれいな碁盤の目で都市計画されている様子がわかる。
鳥瞰図の地図を見ているよう。

メスキータの見学を終え、小さな広場に向かって歩くと、すぐにグアダルキビール川に突きあたる。ここに風情のあるローマ橋が架かっている。
2010年12月、橋詰は工事中だったけれど、橋を渡ることはできた。
わざわざ橋を見に出かけるところではないかもしれないけれど、橋の途中まで進んで、穏やかな川の流れを眺めてみると良いかもしれない。幅の広い川で、郊外の眺望が開けている。
そして、振り向いてメスキータや旧市内を一望する。