温泉大好きさんのクチコミ(288ページ)全6,522件

龍潭は冊封使の進言により造られた人工の池です。琉球を初めて統一した尚巴志王が、万人が自由に遊覧できる「太平の世のシンボル」として造営を命じたようです。流石初代国王だけあり万人の味方ですね。尚、龍の頭の形に掘られたので龍潭と呼ばれているそうです。

御庭は、首里城の正殿、南殿・番所、北殿、奉神門の建物によって囲まれた中庭広場です。ここでは、元旦の儀式や中国からの使者を迎える儀式などが行われたそうです。重要な儀式は正殿内ではなく屋外でとりおこなわれたのですね。御庭には赤と白の二色の瓦が敷きつめられており、この色違いの列は所官が位の順で並ぶ目印となっていたそうです。見た目も綺麗で合理的な造りですね。また、中央の道は「浮道」と言われ国王や冊封使など限られた人しか通れなかったそうです。

円覚寺は琉球王朝黄金時代を築いた尚真王が建立し、王家の菩提寺となり壮大な伽藍があったようですが、第二次世界大戦ですべて焼失してしまったそうです。現在は、総門などが復元されています。残念ながら見学できるのは総門ぐらいです。

首里城外郭の北側に位置し、男性が使用する正門である歓会門に対し、通用門として主に女性が使用してしたそうです。アーチ状の石門の上に櫓がのった形をしています。現在は首里城の見学ルートの都合で出口として利用されています。

「神をうやまう門」という意味で、首里城正殿のある「御庭（うなー）」へ入る最後の門です。三つの門のうち中央は国王や中国からの冊封使（さっぽうし）等限られた身分の高い人だけが通れる門である。それ以外は役人は両側の門から入城したそうです。今は皆国王と同じ中央の門から入れます。この門から先は有料区域になります。

「広福」とは「福を行き渡らせる」という意味です。琉球王家の意気込みを感じるネーミングです。この第四の門はこれまでの門とは異なり建物そのものが門の機能を持っています。また門の前からの眺望がとてもよいのでここで一息入れるといいですよ。

「漏刻」とは中国語で「水時計」という意味です。門の上の櫓に水槽を設置し、水が漏れる量で時間を計ったと言われています。また、ここは第三の門で、別名「かご居せ御門」とも言われています。身分の高い役人は駕籠にのって首里城に登城したが、高官でも国王に敬意を表し、この場所で駕籠から下りたからそのように呼ばれている。この門をくぐれば、首里城の内郭になりあとは平地だから駕籠も不要なこともあるのでしょう。ここまでは、結構階段が多いので駕籠が必要だったのかもしれません。

瑞泉門は首里城の第二の門で、門の前にある湧き水「龍樋」にちなんで名付けられたそうです。瑞泉は「立派なめでたい泉」という意味です。瑞泉門はアーチ状の石門の歓会門とは異なり、双璧の門の上に直接櫓がのっています。首里城には多くの門がありますが、それぞれの構造を見比べてみても面白いです。

首里城は外郭（外側城郭）と内郭（内側城郭）により二重に囲まれていますが、歓会門は外郭の最初の門で首里城の正門となっています。中国皇帝の使者など訪れる人への歓迎の意を込めて名前が付けられたそうです。扁額の額縁もカラフルです。

識名園は琉球王家最大の別邸で、国王一族の保養や外国使臣の接待などに利用されたそうです。残念ながら、御殿は屋根修復工事中で内部を見ることは出来ませんでした。しかしながら、池泉回遊式庭園は見学可能です。六角堂やアーチ形の石橋など中国風のデザインを見ることが出来ます。

玉陵は首里城公園の一角にあり、首里城と合わせて歩いて回ることが出来ます。玉陵は、尚真王が父尚円王（琉球王国・第二尚氏王統の初代国王）の遺骨を改葬するために築き、以降第二尚氏王統の陵墓となっています。自然の岩山を削り造られているので外観では内室の広さは図り知れませんが、模型などを見ればその規模が良く分かります。

園比屋武御嶽石門は守礼門の先にある世界遺産の構成資産です。石門の奥に広がる森に神が宿るといわれ、国王が外出前にここで安全を祈願したそうです。石門と言っても通り抜けは出来ません。御嶽なのでお祈りをする方もいらっしゃるので邪魔にならないようにしましょう。

最近まったく見かけない２千円札の絵柄にもなった沖縄の観光スポットです。門の前にはいつも記念撮影する人でいっぱいです。扁額に書かれた「守礼之邦」は「琉球は礼節を重んじる国」という意味です。中国の使節を迎える時に掲げていたようですが、現在はいつも掲げられています。

首里城正殿は奉神門の先有料区域にあります。御庭から正殿の外観を堪能してから、内部を見学したらよいと思います。２階の煌びやかな大庫理にある御差床（玉座）や１階下庫理の御差床は必見です。また、１階の床の一部がガラス張りになっていますが、その下に遺構を見ることが出来ます。これこそ世界遺産に登録された対象物なので見逃さないようにしてください。

首里城公園は沖縄を代表する観光スポットと言えます。有料区域・無料区域を合わせて広大な敷地です。有料区域にある正殿、無料区域にある守礼門、歓会門など見どころ満載です。結構高低差がありますのでハイヒールなどでの見学は避けた方がいいです。

羽田空港から那覇空港に行く際、機内の右側の窓から富士山をくっきりと見ることが出来たので写真に収めました。今まで富士山上空を何十回と飛んでいますがこれほど富士山が綺麗に見えたことは記憶にありません。とても得した気分です。

美らＳＵＮビーチ、豊崎公園を散策した後、アウトレットモールあしびなーに行く途中に立ち寄りましたがすでに閉店していました。１８時閉店は道の駅としてはちょっと早すぎるのでは。トイレは２４時間利用出来ます。隣のＪＡ菜々花畑は１９時までの営業でした。

菜々色畑は道の駅豊崎の隣にあります。道の駅は早々に閉店していましたが、こちらはまだ営業を続けていました。観光客相手というよりも地元客向けの野菜・果物販売店舗といった感じです。店の外では宴会らしきものをしている方々がいました。

TOMITONはアウトレットモールあしびなーの斜向かいにありますので、合わせて行ってみるといいと思います。TOMITON１階には沖縄そば屋が５店舗集う「沖縄そば博」のコーナーがありますので、食べ比べることも可能です。

沖縄アウトレットモールあいびなーは日本最南端のアウトレットモールです。100店舗ほどのブランドが出店しています。12月中旬なのでイルミネーションも綺麗でした。宿泊したホテルグランビューガーデン沖縄から徒歩１０分程度です。