ウェンディさんのクチコミ(31ページ)全2,269件

タシュ・ハウリ宮殿は100年ほど前まで、ハン（ヒヴァの王）が生活をしていた宮殿で、1階部分の部屋の様子を見ることができます。
女性用に装飾された部屋は4人の正妻用で、残りの163室が愛人用だったらしいですが本当かどうか･･･。
しかし、王様は、どれだけ女性が好きだったのしょうね。

キョフナアルクの城壁展望台は、イチャン・カラの共通入場券とは別枠で、城壁の登るには10000スムが必要（米ドル利用不可）です。
城壁からはヒヴァの町並みが見渡せますが、せっかくお金を出して登るならば、お勧めの時間は夕方。
太陽高度が低くなり、陰影のついた幻想的な町並みを見ることができます。

パフラヴァン マフムド廟は聖人の廟で、このお墓の近所に埋葬されると来世での幸せが約束されると言われている場所ですが、ソレよりも興味があるのは、美人水。
廟の地下から湧出る水は、女性が飲めば美人に、男性が飲めば筋骨隆々になるという魔法の水。
口に含みましたが、お腹を壊すことはなかったです。

ジュマモスクは柱が立ち並ぶ寺院も印象的ですが、見落としがちなミナル（ミナレット：尖塔）がお勧め。
らせん階段は狭く急ですが、イチャン・カラの中央にあるジュマモスクの塔からは東西南北が均等に見え、なかなかの絶景でした。

建築途中で作ることを放棄されてしまった尖塔；カルタ・ミナル。
その姿は中途半端かと思いきや、以外にもヒヴァの町並みに溶け込んでいました。
夜間はライトアップされるカルタ・ミナルですが、タイルのターコイズ色が一番素敵に見えるのはお日様の光が柔らかい早朝と夕方。
優しい色に輝いていました。

イチャンカラ（ヒヴァ）の城壁には3カ所、上れる場所があります。
1つ目：キョフナ・アルクの城壁（西門脇）：有料
2つ目：北門（無料）
3つ目：東門（無料）

1つ目のキョフナ・アルクの城壁は整備されているので、危険はありません。
2つ目・3つ目の城壁は、本当にイチャン・カラを護る壁で北門と東門にスロープがあり、城壁の上へと登れますが、転落防止柵はありませんし、城壁の上の歩行面も穴が空いていてデコボコです。夕方、暗くなってからは安全面で危険な場所です。

以上3つの城壁の上からは、ヒヴァの町並みが見渡せますが、一番景色が良いのが、1つ目のキョフナ・アルクの城壁でした。

パフラヴァーン マフムード通りの見所は、西側から眺めるイスラム・ホジャ・メドレセとミナレット。
通り沿いのメドレセや廟のターコイズのドーム天井とコラボした景色は、なかなかフォトジェニックです。
日中は太陽の光が強すぎて白っぽく見えるので太陽高度の低い時間帯が眺めとしてはお勧めです。

ヒヴァ南門（タシュ ダルヴァザ門）の内側にはクルミ材の彫刻工房が何件かあり、お土産用に品質の良い鍋敷きやカッティングボードなどを作っています。
ヒヴァ中央部のお土産屋さんでもクルミ材のお土産は売っていますが、明らかに工房直売の法が品質も良かったです。

イスラム・ホジャ・メドレセはヒヴァで一番高いミナレット（尖塔）を持つ神学校で、その尖塔へは有料で登ることができます。

尖塔へと登るらせん階段は狭いので、１回に入場できる人数が決められていて、混雑している時間帯だと登るための待ち時間が20分とか言うこともありそうでした。

塔の上からは、ヒヴァの町の様子がよく見え、時間帯は夕方に近い時間帯がお勧め。
建物に影ができ、町が立体的に見えます

ヒヴァの東門の外にはデフコン・バザールと呼ばれる市場がある･･･とガイドブックにはありますが、その市場は2018年の春には郊外に移動し、現在は東門の外には何もありません。ゲート自体はターコイズ色のタイルが美しい門でした。

ウズベキスタンでは昔は男の子は学校に行く代わりに神学校で勉強をするのがノーマルで、何処の町にも大なり小なりの神学校がありましたが、現代では子供達は男の子も女の子も普通に小学校・中学校へと進学し、神学校を選ぶのはごく一握りの家庭だけ。

そんなわけで昔の神学校は現在は使われていない場所が多く、ヒヴァでは神学校はレストランやお土産屋さん、ホテルへと転用されているところが多かったです。

アラクリ ハン メドレセもレストランやお土産屋さんとして利用されていました

キョフナ・アルクの斜め前に位置するヒヴァの観光案内所ですが、内容としてはイマイチでした。
私はヒヴァから日帰りで行けるカラ巡りの情報を探しに行きましたが、あるのはレストランの案内とかインクがかすれたヒヴァの地図。
せっかくあるのに、観光案内所としては機能しているのかが不思議な場所でした。

マリカホテルが併設レストランとして出しているカフェ ヘイヴァクで夕食を食べました。
メニューにはウズベキスタンの料理が並んでいましたが、日中に売り切れてしまったのか、品切れのモノもいくつか。
シャシリクと呼ばれる串焼きや乾燥ナスの煮物、サムサやスープをいただきましたが、どれも美味しかったです。
料金は女性が食べる量1.5人前で70000スム程度でした。

地元の方にも人気のあるレストランミルザホシでランチをいただきました。
店内は観光客と地元の方で大混雑。
でも、スタッフの方も多く、しっかりと対応していただきました。
サラダとパスタをいただきましたが、ハーブのディルを練り込んだパスタが絶品。
お勧めです。

レストランは屋上オープンテラスにあります。
私たちは日暮れ前に入ったので、まだそれほど混みあっていなく、見晴らしの良いテーブルへと案内してもらえました。

レストランの名が示すように屋上席はテラスそのもののロケーションで、テラスの眼下には夕陽が照らしだすムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセの姿が広がっていて、夕焼けを背景に影に浮き上がるキョフナ・アルクなど、見える景色が全てフォトジェニック。
夕食を何処で食べようか悩むならば、Terrassa Cafe & Restaurantはお勧めです。

夜に六義園のライトアップを見た帰路に立ち寄りました。
家系ラーメンといわれるラーメン店ですが、ラーメンは至って普通です。
台湾ラーメンをオーダーしましたが、辛さも味もまあまあで悪くはないですが、味に関しては特筆点はありません。

しかし、外国人の方には好評なのか、大勢の海外からの旅行者が来ていました。
その理由は、日本語で書いてある食券販売機での食券購入をスタッフが代行してくれるから。
食券式のお店は少し価格設定も安いのですが、日本語しか書いていない販売機は日本語が分からなければお手上げです。
でも、店員さんが代行で買ってくれるならば、それだけで海外からの観光客の口コミは良くなるのでしょう。

噂に聞いていた美しい本棚；モリソン書庫（東洋文庫ミュージアム内）を訪れました。
本を見せるだけで入館料900円は高いよね～と思っていましたが、実際に本の展示を拝見して、あれだけの古い本を維持するのには人件費も施設維持費用も必要だし、展示内容だって面白く、900円は妥当です。

モリソン書庫はもちろん見所でしたが、特別展の北斎展も有名になる前の北斎の絵や娘お栄の作品もあり、解説もありきたりではなく、読むヒトが興味をわかせそうな風に書いてあり、良かったと思います。

そしてミュージアムの併設カフェ；オリエントカフェも落ち着いた雰囲気で、ゆっくりとお茶ができる良い場所でした。

東洋文庫ミュージアム〔入場料；オトナ900円）の割引チケットにはいくつか種類があります。
　その1：JAFカードで100円割引
　その2：アソビュー！利用の前売り券で100円割引
　その3：六義園の半券提示で東洋文庫ミュージアムの入場料が200円割引。
六義園も訪れるならばその3が一番お得です。

東洋文庫ミュージアムの併設カフェのオリエントカフェは、落ち着いた雰囲気のオトナ向けのカフェ。
ティータイムはケーキセット、単品のコーヒーなどがありました。

お値段はそれほど安くはありませんが、駅近のチェーン店カフェと比較したら高いです。
しかし、日曜でもそんなに混み合わずに、待ち時間なく、1時間以上のんびりお茶ができるとしたら、かなりお勧めカフェだと思います。

コーヒー・紅茶単品には小岩井農場のクッキーがついてきます。
小岩井農場は東洋文庫ミュージアムの創始者である岩崎久彌（三菱財閥3代目総帥）とは切っても切れない中で、小岩井の岩は、岩崎の岩だそうです。

六義園の山陰橋は、昼と夜ではその雰囲気が異なり、できれば両方の姿を見たい橋です。
ライトアップされた夜は、闇の中に浮かび上がる苔むした橋が幽玄な雰囲気。
春の新緑のころも良いですが、ライトアップで行くならば紅葉の時期が特にお勧めです。

12/1に訪れた六義園は、紅葉の最盛期。
都内では遅くに紅葉が始まる六義園は、晩秋の紅葉狩りにはよい庭園です。
12月上旬は大名庭園の夜間ライトアップもあり、雪吊が施された木々のシルエットも美しく、日中も夜のライトアップも両方ともお勧めです。

お得な割引チケットは2種類あり、旧古河庭園とのコラボチケット：50円割引、東洋文庫とのコラボチケットは200円割引となります。