ウェンディさんのクチコミ(15ページ)全2,269件

裏磐梯には滝の数が多く、ゴールドラインを走っているときなど、あちこちて滝の名前を記す看板を見かけます。

小野川不動滝があるのはゴールドライン沿いではなく、小野川地区。
駐車場からは800mと遠くはありませんが、滝までの途中に結構急な階段道もあり、ちょっと疲れはしますが、かなり見ごたえのある滝です。
私が訪れたのは初夏のころでしたので、苔と青々とした緑につつまれたその姿は荘厳でした。

滝つぼへの降り口は不動様のお社の背後から。
正式な道ではありませんが、岩を選んで歩けば、滝つぼまで行き、更に迫力のある25ｍの落差を誇る不動滝の姿を目にすることができます。

裏磐梯の雄国沼では、今年(2021年)はコバイケイソウの当たり年で、満開のニッコウキスゲとシンフォニーを奏でています。

☆駐車場情報
2021年は湿原展望台へのシャトルバスの運行は中止で、沼に一番高い駐車場は雄子沢登山口の雄子沢川駐車場となります。

☆トレッキング情報
雄子沢川駐車場から雄国沼までは片道約1.4時間位。比較的フラットな山道ですが、軽い登りもあるのでトレッキングシューズがおすすめです。湿原内の木道は一周800mなのでのんびりと歩いても30分位で一周できます。キスゲは朝からゆっくりと花開いていくので、二周目を歩く頃には湿原の黄色の色合いが変わります。

☆トイレ情報
トイレはチップ式で途中の休憩舎と展望台までの道の途中にあります。駐車場にもありますが仮設トイレで、湿原内にはトイレはありません。

ニッコウキスゲが花盛りの6月下旬、雄国沼湿原を訪れました。2021年は沼へのシャトルバスが中止なので、雄子沢登山口の駐車場が沼の一番の最寄りとなります。混雑することを想定して朝5:25頃に駐車場に到着するように行きましたが、朝の5:30には満車となりました。
初夏の花畑を狙うなら、早駆け到着は必須です。

2021年6月下旬に庄助の宿　龍の湯に宿泊しました。
この宿の一押しは何と言っても温泉で、宿の名が示す通り、渓谷を流れ落ちる二段の滝を眺めながらの入浴は至福の幸せです。
また、従業員のホスピタリティも申し分なく、のんびりとすごすことができました。

【温泉】
浴室は大浴場が2か所あり、夜と朝で男女が入れ替わります。
大浴場付属の瀧美の湯と庄助桶風呂からは流れ落ちる渓谷の滝がよく見え、夜のライトアップ時も、日中の時間帯もその景観を楽しめます。
お湯はそれほど熱くはなく、比較的長湯できる温泉です。
浴室シャワーのヘッドがRefaなのですが、せっかく美髪効果のあると言われるRefaを採用していながら使い方（ノズルの切り替え）の説明がなかったのが残念でした。
貸切露天は幻の湯を利用しましたが、21時の時間帯は能楽堂のライトアップもあり、竹の生い茂る渓谷美を堪能しつつ入浴できました。
湯上りどころにはソフトクリームとビールのサービスがあり、甘いものが湯上りに欲しくなる女性にはソフトクリームが人気でした。ただ、サービスは19時までなのが残念な部分で、夕食後の入浴後にもソフトクリームを食べたかったです。

【ホスピタリティ】
到着するとまず和菓子と抹茶のサービスがあり、お部屋に入るまでに一息つくことができます。
女性は色浴衣を選べ、その柄の種類も多く選ぶ楽しみもありますが、基本は早いもの勝ちなので、浴衣の柄を選びたいならば、早めの時間のチェックインが良いかもしれません。
浴衣は色合いや柄によっては生地の薄さが気になる場合もあるので、選ぶときは注意が必要です。
室内の清掃も行き届いていました。
コロナ対策もしっかりと取られていました。

【室内】
室内には必要なアメニティはひととおり揃っています。
室内の様子は障子が閉じていると普通の旅館の一室的な感じですが、障子をあけ放つと目の前には新緑の緑が広がり、圧巻の美しさ。
今回は宿泊したのが緑の鮮やかな初夏の時期なので、余計に美しく感じました。

【食事】
夕食はスタンダードな料理で質・量は満足です。
朝はバイキングではなくお膳形式ですので、コロナ等の対策もばっちり。朝のデザートにあったクルミ餡のお餅が撞きたてで美味しかったです。

【駐車場　送迎サービス】
車は宿から少し離れた別のPへと夜間は移動します。室内で必要なものはチェックイン時にすべて持っていく方が良いです。
駅への送迎車サービスは予約制です。

空港近くで、コンパクトカーが安く借りられて、そこそこ安心感のあるレンタカー屋さんと言うことで利用したのは、日産レンタカーの鹿児島空港店。

レンタカー会社からは空港へも迎車を出してはくれますが、空港の出口から駐車場を横切って徒歩5分の距離なので、貸し出しカウンターでの混雑を避ける意味でも、空港で迎車を待つよりも歩いて日産レンタカーのカウンターへと来る方が時間を効率的です。

レンタル料金も大手の割にはお安くて、お財布にやさしかったです。
ただ、店舗スタッフが一人しかいなく、お客さんへの対応は順番待ちで、その一人の方が車の整備からチェックイン/アウトまで全ての業務を行っていました。

時間には余裕をもっての利用がお勧めです。

226号沿いで見つけた地元の方御用達の食堂“ごはん屋 泰（ゆたか）”は、旅人にもお勧めの定食屋さん。アクセスは車となりますが、地元の旬の食材を使った鹿児島のおふくろの味の定食がリーズナブルな価格で食べられます。

定食は800円程度で、その内容はガテン系のお仕事の方でも十分満足のいくボリューム。
更に味も申し分ありまん。

鹿児島を味わいたいならば、観光客をターゲットとするお食事処よりも、ごはん屋泰がお勧めですよ。

指宿での宿で休暇村指宿を利用しました。コロナ禍ということもあり、多くの旅館やホテルが休業でしたので、営業している宿泊施設はそれなりにお客さんは入っていましたが、感染対策はしっかりととられ、安心して利用できました。

女性は浴衣を選べるサービスがあるのでお勧めです。
指宿名物の砂湯（砂蒸し風呂）は宿泊プランにOPで付属しているものもありますが、フリーでの予約も可能です。
私も砂埋めになってきましたが、体ポカポカで気持ちよかったのでお勧めです。
砂蒸しの利用時間は11：00-20：00ですので、宿泊に付属するプランを使う場合は、利用時間にご注意を！予約制ではなく、砂蒸し会場での先着順となります。

鹿児島県はお茶の産地で、訪れるところあちこちに茶ばたじぇがありましたが、結局、お茶屋さんのお勧め茶葉はその産地のもので、購入すべき比較対象が分からず、なかなか手が出ませんでした。
鹿児島をぐるりと回り、帰路の空港にて茶葉を購入できなかったことを後悔しましたが、空港の2Fのお茶屋さんで、トータルとしての産地の話を聞いて、更に各産地のお茶をブレンドして良いとこどりをした茶葉をあることを知り、お試しとして購入してみました。
帰宅して飲んでみましたが、さすがお茶屋さんのお勧め。
冷茶にしても甘みがうまく抽出でき、よい茶葉でした。

茶葉に詳しくないかたが、初めの一歩として鹿児島茶を購入するならば、各産地の茶葉が揃って切る空港のお茶屋さんのお勧めの茶葉からスタートするのも悪くないのではと思います。

コロナ禍で、カードラウンジ菜の花を利用しました。
敷地面積も広く、一人一人のパーソナルスペースがしっかりと確保され、ゆっくり落ち着いて搭乗時間までを過ごすことができました。
このような時代なので、自分のスペースが確保された空間は貴重で、カードの恩恵をありがたく受け取りました。

九州自動車道からつながり、鹿児島を南北に縦断する縦断する指宿スカイライン（有料）は車を走らせているときの眺望はいまいちですが、要所にある展望台からは錦江湾の景色を眺めることができます。特に錦江台展望公園からは大隅半島と繋がる桜島の光景が綺麗に見えるので、運転休憩にお勧めです。

鹿児島県の長崎鼻の先端にあるタツノオトシゴハウスは日本唯一のタツノオトシゴの観光養殖場で、日本だけではなく世界各地のタツノオトシゴの繁殖しているところです。
カフェも併設しているので、ユラユラと水の中で揺れるタツノオトシゴを眺めながら、まったりと過ごせる場所です。

番所鼻（ばんどころはな）自然公園は、江戸時代に全国を測量行脚し、日本中の絶景を見飽きるほど見てきた測量士の伊能忠敬に≪天下の絶景≫と言わせたという海岸線のビュースポットで、岩場に作られた天然の環礁が美しい場所です。

環礁の内側は海底までの距離も浅く、太陽の光が差し込むと、海の色がエメラルド色に輝きます。
このエリアはタツノオトシゴの天然の繁殖地ということで、運がよければ海の中の姿を覗き見れるかも…と期待しましたが、残念ながらタツノオトシゴの姿は見つけることはできませんでした。

海岸線の高台からは環礁越しに開聞岳の雄姿が眺められます。

蓋釜神社の歴史は古く、なんとその始まりは天智天皇のころ。
その昔、天智天皇がこの地を訪れた時に、宴のための米を炊いていた時にその米蓋が突風で大空高く舞い上がり、蓋の落ちた場所に住民たちが蓋を祀る神社を作ったということです。

天智天皇は中大兄皇子（なかのおおえのおうじ）と同一人物。
中大兄皇子と言えば、飛鳥時代末期の645年に起きた蘇我馬子惨殺事件である乙巳の変（大化の改新の先駆けとなった事件）を起こした主要人物であり、更に皇位継承権がらみで皇族の有間皇子を死に追い込むなど政治的な殺人犯として有名な方です。
一方で中大兄皇子は天智天皇として即位してからは、遣唐使の派遣など日本文化の発展への貢献、日本最古の全国戸籍の作成を行うなど、政治家としての実務面では優れた実力を発揮した人物だったようです。

また、この蓋釜神社はスサノヲを主神としていて勝負事に関しての願掛けで訪れる参拝者、特にスポーツ選手が多いことでも有名です。
願掛けをする時のスタイルは一風変わっていて、奉納されている釜蓋を頭に乗せて参道を歩いて拝殿まで歩き通せたら、その願は叶うというものですが、これがなかなか難しくて…。
塩釜神社を訪れたら、釜蓋参拝にチャレンジしても楽しいです。

薩摩長崎鼻灯台は薩摩半島の最南端へと突き出た岬の先にある灯台で、日本ロマンチスト協会が認定した、日本で唯一の≪恋する灯台≫だそうです。
灯台の手前にはハート型のオブジェがあり、確かに雰囲気はロマンチックなのかもしれませんが、ごめんなさい…、私にはどの辺が、“恋する”にあたるのかがイマイチ分からなく、どちらかと言えば、灯台の下に広がる火山性の地質の方が興味深かったです。

鹿児島県の指宿。
そこには幻の海の道があります。
幻の道は普段は見ることも歩くこともできませんが、条件が整った時のみ、海底からその姿を現し、海の中にある島；知林ヶ島へ渡ることができるようになります。

幻の道が現れる条件とは、3月から10月のある大潮と中潮の日。
日により幻の道が現れている時間は異なり、長ければ5時間程度、短ければ1時間半ほどで、幻の道は海の中へと消えていきます。
知林ヶ島の潮汐予測表↓
https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/chiringashima/

知林ヶ島は陸と繋げて初めて辿りつける島であることから、縁結びの島とも言われています。
指宿を訪れた時が大潮や中潮の日ならば、それは縁結びのチャンスかもしれません。

砂蒸し温泉は世界広しと言えども非常にレアな存在で、中でも天然の砂蒸し温泉は世界で唯一、指宿の地でしか体験できません。

砂蒸し温泉の元となっているのは指宿の摺ヶ浜の地下5ｍを流れる温泉水で、塩水と真水の密度差が作るシールドと海の潮汐の関係で、地下を流れる100℃近い温泉水の流路がちょうど海岸付近の砂浜にぶち当たり、海岸の砂を熱しているそうです。
砂蒸し温泉の歴史は古く、その発祥は江戸時代。
当時から砂の中に体を埋めることによって生ずる美肌効果がひそかに注目されていたということです。

鹿児島県薩摩半島の最南端の岬である長崎鼻には龍宮神社があり、この神社には龍宮伝説が残されています。
竜宮伝説と言えば一般的なのは浦島太郎のお話ですが、日本の歴史神話が絡んでくると話は少し複雑になり、浦島太郎とされる人物は実は天照大御神の孫にあたるヤマサチヒコで、乙姫様とされる姫は海の神の娘（シロワニ）の化身であるとされています。

そんな日本神話にも関わる浦島伝説ですが、もう一つ竜宮城に関する別の見解があり、それは竜宮（りゅうぐう）=琉球（りゅうきゅう）であったかもしれない説です。
日本の皇室の先祖であるヤマトのヤマサチヒコは、この龍宮神社がある岬で、難破した船から漂流してきた琉球王女の姫と出会い、恋に落ち、その後にヤマトと琉球王国の間に交易関係が生まれたとするお話で、言葉遊びのような説ですが、あながち的外れではない気もします。

長崎鼻は薩摩半島の最南端へと突き出た岬として知られていますが、ここはウミガメの産卵の浜としても有名な場所で、その昔の浦島伝説に関係する地だともいわれています。浦島太郎が子供にいじめられていたカメを助け、そのカメが浦島太郎を背中に乗せ、竜宮城への旅に出た浜。
それが、この長崎鼻の岬だと薩摩では伝承に残されています。

田牛にある龍宮窟は海の波と風が作り上げた天然の芸術的な海蝕洞窟で、崩落し穴の開いた洞窟の天窓からは太陽光が優しく内部へと射し込み、洞窟の中へと打ち寄せる波に反射して、不思議な光景を作り出します。
更に、洞窟天井から崩落した岩の形が、洞窟の内部や洞遊歩道から穴を見ると、ハート型に見えてしまう可愛らしさ。
ハートの形＝パワースポットとは安直すぎるインスピレーションの気もしますが、LOVEのパワースポットとしても名を知られています。

南伊豆の白濱神社は2000年以上の歴史を持つ伊豆で最古の神社と言われています。
神社は社殿、本殿とありますが、写真OKなのは社殿までで、本殿は参拝は出来ますが、撮影不可でした。
また、白浜神社の裏手の浜には種の鳥居があり、フォトスポットとしても知られています。
神社の鳥居をスポットと呼ぶのも微妙ですが、海の神の怒りを静めるために建てられた朱の鳥居は、青い空と海、火山灰からできた白砂とのコントラストが美しく、エネルギーに溢れた場所でした。