masa8982さんのクチコミ(47ページ)全1,142件

和歌山市内に古くからある神社です。創建は平安時代まで遡り、かの菅原道真公が大宰府に向う際、ここで嵐を避けて歌を詠んだことに由来しているそうです。場所は和歌浦の方になるので、中心部からはちょっと離れます。バスかタクシーで行きましょう。バスで行く場合は、30系統か32系統の循環線に乗り、大道町か権現前で降りると便利です。循環船はJRや南海の駅、市役所前、お城前（公園前）で乗れます。
こちらの神社の御祭神は前述の由来から菅原道真公とのことで、学問の神様として有名だそうです。ただ、恥かしながら行くまでは全く知らず、神社の方に教えてもらいました。北野天満宮、太宰府天満宮と並ぶ、由緒のある神社なのだそうです。
鳥居を潜ると、物凄い急な石段が出迎えてくれます。もしこの石段を上るのが嫌なら、向って左側の脇に緩い階段があるので、そちらを登って行きましょう。ただ、石段の頂上にある楼門からの眺めは絶景なので、そちらは是非見ておくことをお勧めします。境内はこぢんまりとしていて、本殿と末社があるだけです。ただ、全体的に良い意味で古びていて、非常に味があります。中々このような風情を感じさせる神社は無いので、足を延ばして損は無いと思います。

徳川家が整備した大名庭園です。和歌山城から結構遠いですし、道も分かりにくいので、車が無ければタクシーで行くのがベストでしょう。バスも走っていますが、養翠園前バス停からはかなり歩きます。因みに、バスで行く場合はJR和歌山駅、和歌山市駅、市役所前から30、32、33系統の循環線に乗ってください。養翠園前でおり、細い路地を西に向っていけば看板が出ています。歩いて10分は掛からない位です。
大名庭園だけあって大きな庭園で、入口付近に屋敷があり、その奥には汐入の池が広がっています。あと、庭園の奥には湊御殿という立派な建屋が移築されています。内部には葵の御紋が沢山ありましたから、徳川家ゆかりの建物なんでしょうね。ただ内部は撮影禁止です。
こちらの庭園の池は汐入というだけあって、海と繋がっています。実際、徳川時代には船で来ていたようです。園内に当時の船着場が残っています。また、庭園の木は松が主体で、あまり華やかな花々は植えられていません。その代わり、借景の山が池に映え、風情のある景色が楽しめます。海風を感じられる、中々良い庭園です。

和歌山城の西側に大型バス用の駐車場がありますが、その駐車場に面して建っているお土産屋さんです。駐車場へは北側のお堀に沿って歩いていくか、紅葉渓庭園から北に向えば出られます。観光ツアーで和歌山城に来た方なら直ぐに判ると思います。
外見は結構年季が入っていて、中もそれほど広くはありません。ですが、紀州名産の梅や味噌、銘菓、工芸品の類が所狭しと置いてあります。一通り中を見て回りましたが、銘柄に拘ら無ければ和歌山土産は全て手に入ります。和歌山市内で、和歌山の各地のお土産を一編に購入できるのはこちらか近鉄和歌山くらいと思うので、結構便利な施設と思います。

和歌山城の敷地内にある動物園です。結構歴史は古くて、大正時代には原型となる動物園があったのだそうです。
こちらの動物園は無料になっていて、お城の散策の最中に立ち寄ることが出来ます。無料の施設ではありますが、中は綺麗に整備されていて、バリアフリーにも結構気が使われています。なので、足腰が弱いお子さんやお年寄りでも楽しめるようになっています。実際、お城にお花見に来た家族連れが結構来ていました。
無料の施設なので、珍しい動物は居ません。何処の動物園にも居るような動物が多いです。ですが、どの動物ものんびり、ゆったりとした感じでした。動物たちに囲まれてのんびりする、というのがこちらの一番良い使い方だと思います。

和歌山城のニの丸庭園から御橋廊下を渡った所にある庭園です。近年作ったものではなく、徳川時代から残る庭園のようです。
こちらは名前の通り紅葉の名所で、秋には大変に美しい景色が楽しめるようです。私が行ったのは桜の時期でしたから紅葉は楽しめませんでしたが、新緑が茂り、これはこれで見事な景色が楽しめました。冬場はわかりませんが、春・夏・秋と楽しめる庭園と思います。なお、こちらに無料で入れます。

和歌山市の中心部にある紀伊徳川家の居城です。JR和歌山駅の西口から、けやき大通りを真っ直ぐ進めば見えてきます。歩いていくと20分程度だと思いますが、面倒ならバスを使いましょう。0系統か25系統のバスに乗れば、城の入口まで簡単に来られます。
元々の建造物は残念ながら戦災で焼け落ち、現在の天守や建物はほとんどが復元されたものです。特に、天守はコンクリート造りの復元天守なので、ちょっと残念です。展示物もこれといった特徴はありません。二の丸と庭園を繋ぐ御橋廊下は内部も通れますし、面白いとは思いますが、ちょっと弱いですね。あと、中は土足厳禁で、傾斜も結構急なので、歩くときには注意してください。
こちらで見るべきなのは、虎の像と、桜と思います。この城は虎伏山の頂上に建っているので虎伏城と呼ばれたそうですが、二の丸に虎のモニュメントが設置されています。また、こちらは桜の名所としても有名で、天守が桜に囲まれている景色は大変美しいです。また、天守の中庭も桜が一杯で、目を楽しませてくれます。和歌山で一番有名な観光地なので、どんな時期に訪問してもそれなりに楽しめると思いますが、個人的には桜の時期に行くことをおすすめします。

和歌山市役所の裏手にあるビジネスホテルです。和歌山市役所の西側の路地を、城と反対方向に真っ直ぐ進むと突き当たりにあります。和歌山市駅からも近いですし、和歌山城にも歩いて行けますし、近くにコンビニや飲食店も多いので立地は最高です。
\5,000以下の価格で宿泊しましたので普通のビジネスホテルを想像していましたが、スタッフの方が非常に親切でした。また、ランドリーも無料で使わせて頂いた上、朝食付きと、価格からは信じられないほどのサービスを提供して頂けました。大満足です。また、Wi-Fiも使えるのでネット環境にも全く困りません。部屋自体は少々古い感じがしましたが、清潔ですし、不満はありませんでした。また和歌山に行く機会があれば、滞在したいホテルです。

和歌山ラーメンというものを食べたことが無かったので、元祖というこちらの店にお邪魔しました。和歌山ラーメンというと井出商店が有名ですが、地元だとそれほど有名ではないようです。（和歌山県民談）
こちらへは、和歌山駅の西口を出て、けやき大通りを真っ直ぐ進み、北の新地交差点を北に曲がれば看板が出ています。歩いて10分くらいです。
私が行ったのはまだ早い時間帯だったので、結構空いていました。とりあえず一番オーソドックスな中華そばと早すしを注文しましたが、両方とも非常に美味しかったです。ラーメンは豚骨醤油ベースですが、とんこつ臭さが全くありません。豚骨のコクだけが上手く取り出されている感じで、あっという間に食べてしまいました。また、早すしもこのラーメンに合っていて、一緒に食べられている理由が良く判りました。また取り寄せてでも食べたいラーメンです。

戦国時代の根来衆で有名な寺院です。創建は13世紀だそうなので、鎌倉時代の頃に作られたようです。現在は桜の名所として有名ですね。最寄の交通機関から遠いので、岩出駅から路線バスで岩出図書館まで行き、そこから歩いていくと良いでしょう。他のアクセス方法も根来寺のホームページ（http://www.negoroji.org/access.html）で紹介されていますので、都合の良い行き方を調べてみてください。
まず大門が迎えてくれますが、この大門が大変見事です。戦国の頃は1万人の僧兵を擁したそうですから、さもありなん、と思わせる威容です。ここからは普通の道路を歩いて光明殿や大塔のある境内まで歩いていくのですが、途中に幾つかの塔頭があります。また、ちょうど行ったのが桜の時期だったので、気持ちの良い散歩を楽しめました。
境内は大きく2つに分かれていて、光明殿のある処と、大塔のある箇所に分かれます。光明殿自体は普通のお寺、という感じですが、大塔の威容は流石で見応えがあります。時間を割いてでも行く価値があると思います。
あと、根来寺の南側の五百仏山に遊歩道が整備されていて、遊歩道から伽藍全体が見渡せます。私が行った際には雨が降っていたので近寄りませんでしたが、晴れていれば素晴らしい景色が望めるようです。

奈良時代に創建された、根来寺と並ぶ和歌山の名刹です。行き方は簡単で、JR和歌山線の粉河駅で降り、北に向う道を真っ直ぐ進めば大門が見えてきます。
歴史が好きな方なら、粉河寺が根来衆、雑賀衆と共に秀吉と戦ったことをご存知でしょう。実際、それだけの実力があった寺院ですから、伽藍も大変に立派なものです。建物のほとんどが江戸時代に再建されたものだそうですが、それでこのレベルですから、秀吉と戦った頃は今とは比較にならないほど大きな寺院だったのでしょう。
こちらは桜の名所としても有名で、参道や境内に沢山の桜が植えられていて、目を楽しませてくれます。私が行ったときは生憎の雨模様でしたが、それでも十分に楽しめました。

粉河寺の大門の前にある小さなお社です。粉河駅の北口を出て、粉河寺に向かって真っ直ぐ進んでいけば左手側に見えてきます。
規模は小さいですが、境内には樹齢千年以上の楠があり、古くからある神社のようです。境内には出入り自由で、楠もパワースポットとして人気があるようです。パワースポット好きなら粉河寺に参拝する際に、一緒に参拝してみて下さい。

貴志駅構内に併設されているカフェです。貴志川線の施設ですから、先日亡くなられたたま駅長を押しまくっています。ただ、猫カフェではないので猫は居ません。
中は小ぢんまりとしていますが、たまのお土産が置かれていて、奥のカウンターでコーヒーやたまにちなんだ食べもの、スイーツが売られています。魚肉ソーセージを挟んだキャットドッグとか、たまのクッキーが乗ったとびつきたまシューとかですね。壁には武久夢二の絵も飾られていて、全体的にホンワカとした雰囲気を醸し出しています。
駅に併設のカフェですから、ここでのんびりと電車を待ちながらコーヒーを飲む、というのが一般的な使い方だと思います。ただ、たま電車に乗って貴志駅に来て、ニタマ駅長に癒されてから、このカフェでのんびりとスイーツを楽しむ、というのも立派な観光になると思います。

和歌山から出ている貴志川線の終着駅です。ただ、ここが貴志川線の終点と思うのは鉄道マニアだけで、一般の方はたま駅長の居る駅、という認識だと思います。たま駅長は昨年亡くなられましたが、今はニタマ駅長が頑張っています。
たま駅長で有名なだけあって、駅もたま駅長ずくしです。駅舎がまず猫をモチーフとした形になっていて、駅社内にもたま駅長の写真やイラストがそこら中に描かれています。たま駅長やニタマ駅長専用の駅長室もあって、大抵はそこで寝ています。駅の隣にはたま駅長の飼い主だった小山商店があり、たま駅長やニタマ駅長の土産物を売っています。鉄道の駅ではありますが、立派な観光施設です。

貴志川線伊太祈曽駅から南に歩いて5分程度の場所にある神社です。日前神宮・國懸神宮、竈山神社とこちらの神社を参拝することを三社参りというようです。元々、貴志川線はこの三社参りの参拝客を運ぶために作られたようですね。
こちらの神社に祀られているのは五十猛命という木の神様です。和歌山の旧国名は紀伊国ですが、木の神様が居る国だから木の国、そこから転じて紀の国、紀伊国となった、という伝承があるそうです。事実は判りませんが、古い歴史書にも名前が出ているそうですから、古い神社であることは間違いないようです。
境内はさほど広くありませんが、木の神を祀っているからか、沢山の木々が植えられています。また、チェーンソーによる干支の彫刻が置かれていますし、大国主命が八十神に追われてこちらの神社に逃げてきた際、木の股を潜らせて命を助けた、という故事から木の股潜り用の木が置いてあったりします。中々良い雰囲気の神社ですし、日本神話にも関わりのある神社ですから、三社参りの一環として訪ねてみることをお勧めします。

貴志川線竈山駅の最寄にある神社です。竈山駅から南に1kmほどの距離にあるので、歩いて10～15分くらいで着くと思います。バス等は無いので、車が無ければ歩いていくしかありません。
こちらは神武天皇にゆかりが深く、古事記や日本書紀によれば、神武天皇のお兄さんがこちらで戦死された為に陵墓を築き、その霊を祀ったのがこちらの神社とのことです。裏手には古墳があり、そちらがお墓であるとされています。
社殿は昭和初期に建てられたもので、歴史を感じさせるものではありません。ですが、質実剛健な立派なものです。あまり観光目的で訪れる場所ではないかも知れませんが、日本の神話時代に興味がある方はなら訪れて損は無いでしょう。あと、日前神宮・國懸神宮、こちらの竈山神社、伊太祁曽神社を全て巡る三社参りの一環として訪れても良いかも知れません。

和歌山市内にある神社です。最寄り駅は貴志川線の日前宮駅なります。そちらから歩いて2、3分です。
神社の外見は質素で、京都や奈良の神社のように華美に飾り立てられてはいません。どちらかというと、伊勢神宮に近いような感じでしょうか。歴史的にも古く、日本書紀にも登場しますし、伊勢神宮に祀られている八咫鏡の前に作られた日像鏡、日矛鏡が祀られています。この点からも見ても、相当に格式の高い神社だと思われます。
境内も取り立てて飾られてはいませんが、木々が生い茂り、摂社や末社が多く祀られ、厳粛な空気を感じます。ここが古くからの神域であることを感じさせます。華美な寺院が目当ての方は惹かれないと思いますが、日本神話に興味のある方は訪れる価値のある場所だと思います。

たま駅長で有名な和歌山のローカル線、貴志川線で走っている観光電車です。たま駅長は昨年亡くなりましたね。ご冥福をお祈りします。
基本、貴志川線の電車なので、貴志川線の何処か駅に行けば乗ることが出来ます。特別な切符は必要ありません。ただ、いつでも走っているわけでは無く、曜日や時間帯が決まっています。ご注意ください。なお、和歌山駅の貴志川線改札には、観光電車が走る時間が書かれたカレンダーがおいてあります。入手しておくと便利です。
電車は一面可愛らしい猫が描かれていて、内部も猫一色です。たま駅長用の駅長室があったり、猫の本が並べられた本棚があったり、猫の格好をした背もたれがあったりと、徹底しています。貴志川線沿線にはこれといった観光地はありませんが、この電車の為だけに貴志川線に乗る価値があると思います。

掛川城の北東にある神社です。ちょうど掛川城の鬼門にある為、山内一豊を始め、歴代の掛川城主から崇敬を受けたようです。掛川駅から2km程度なので歩いても行けますが、面倒ならバスの利用をお勧めします。掛川駅北口の6番乗り場から、倉真線、居尻線の石畑方面行きに乗り、北門上バス亭で降りれば看板が出ています。
こちらの見所は社殿ではなく、花庭園です。2月から3月に掛けての梅の時期に行くと、梅の花で一面覆われた景色が楽しめます。決して社殿がみすぼらしい訳では無いのですが、やはり梅園の見事さには敵いません。この梅林を見る為だけに掛川まで出かけても良いくらいだと思います。是非一度訪ねてみてください。

掛川城の北側にある建物です。竹之丸、という言葉からは櫓のようなものを想像しますが、元々は重臣の屋敷があった場所のようです。江戸期から続く掛川の豪商が買い取り、邸宅を立てて利用していたようで、現在はその邸宅が残されています。
外見は独特で、主屋の玄関は武家屋敷風ですが、2階建ての離れはそういった和風建築ではなく、普通の明治・大正期の建物です。中も一緒で、火灯窓とステンドグラスが同居したりしていて、和洋折衷な感じです。こちらはカフェとしても利用されており、地元の会合にもよく利用されているようです。掛川城を見学したあと、ケーキやお茶を楽しむ、というような使い方が良いのではないでしょうか。因みに、見学だけなら100円でした。

掛川のシンボルとも言うべきお城です。こちらの天守は復元ですが、木造で復元されていますから、コンクリート造りの復元天守よりも雰囲気が出ていて、余程良いです。外見は白漆喰で塗られ、優美な雰囲気を醸し出しています。内部に入ると各地の現存天守と同じように急な階段があります。江戸期に書かれた絵図面を元に再現したそうなので、きっと往時も侍たちがこの城に詰めて政治や戦をやっていたのでしょうね。そういう意味では下手なコンクリート造りの復元天守よりもよほど価値があると思います。
城郭御殿や太鼓櫓は往時のままですし、全体として見所満載と思います。