masa8982さんのクチコミ(44ページ)全1,142件

立ち食いそばチェーンの店舗で、新大橋通りから1本西側の通りに面してあります。日比谷線築地駅の3番か4番出口、有楽町線の新富町1番出口から歩いて5分程度の場所にあります。
こちらはゆで太郎システム系列のお店なので、立ち席のほかにテーブル席もあります。あと、システム系の特徴として天ぷらは揚げたてを出してくれます。これだけでポイント高いです。システム系ではずれのメニューというのは無いと思いますが、個人的には朝ごはんのセットがお徳と思います。定期的に配っているクーポンを使えば、カレーセットに海老天をつけても\360で、とてもリーズナブルです。何処にでもあるチェーン店ですが、その分、味が判っていて安心して使えます。

築地場内、魚がし横丁1号館にある吉野家の創業店です。吉野家は世界中にチェーン展開していますが、ここで市場の方に磨かれ、大きくなっていったのでしょう。
普通は築地に行ったら海鮮、という方が多いと思いますし、実際、一般客はあまり居ません。ほとんどが市場関係者のようです。その所為でしょうか、店員さんはお客さんの顔を見ると直ぐにオーダーを通していて、お客さんも特に注文はせず、出されたものを食べる、という光景を良く目にします。恐らく常連さんなんでしょうが、何となく市場の食堂、という雰囲気でカッコ良く感じます。味は普通の吉野家と変わりませんが、つゆだく、ねぎだく、といった注文のバリエーションが物凄く多いです。つゆだくだくだく、なんて注文をしている方もいました。お客さんの要求に合せて最大限のアレンジをする、というのがやっぱり市場らしくて良いな、と感じました。

築地場外のもんぜき通りにある老舗の立ち食い蕎麦屋です。築地近辺には藪そばを始め、有名な蕎麦屋が何件かあるのですが、どうもそういうところには足が向きません。市場に買い物に来ているという意識なので、市場らしい雰囲気の店に足が向いてしまいます。ですので、築地でそばが食べたくなるとこちらに行きます。ゆで太郎や小諸そばといったチェーン店の店舗もありますが、そういうものは築地でなくても食べられますから。
私はこちらに行くと、いつもかき揚げ蕎麦を注文します。蕎麦は基本茹で置きなので、蕎麦マニアの方は眉を顰めるでしょう。ですが、天ぷらは揚げ立てのものを着けてくれます。汁は甘めです。で、この組み合わせがなんとも言えずに美味しいです。茹で置きの蕎麦が上手い訳が無い、という人も居るでしょうが、市場の人に支持されているからこそ残っているのだと思います。それに、古い丸椅子に坐ってカウンターで食べたり、トロ箱を積み重ねて作った簡易テーブルに丼を置いて立ったまま食べていると、市場で手早く食事をしている、という感覚を味わえます。その点でも大好きなお店です。

築地場内にある、大正時代創業のカレー屋さんです。魚河岸横丁の一号館にありますから、海幸橋門から場内に入ると近いです。
折角築地に来たんだから寿司や海鮮が食べたい、という方も多いでしょうが、そういった店は大行列しています。私は場内で魚を買って帰ること多いので、食事は海鮮でなくてもよく、できるだけ手軽に手早く取れる店に入ることが多いです。そういう意味ではこの店は最高です。カレーなので注文してから1分もしないで出てきますし、年末などの特別な時期を除けば、行列もしていません。だからと言って侮る無かれ、カレーの味は最高です。伊達に大正時代から続いていません。こちらのカレーには千切りキャベツが沢山乗っていますが、いかにも市場の食事、という雰囲気です。千切りキャベツをカレーと和えて、ご飯と一緒に食べると、食感も含めて最高の味わいです。所謂高級洋食店のカレーの味ではありませんが、家庭のカレーの味を最高にまで突き詰めた味だと思います。築地にはカレーを出す店が沢山ありますが、個人的にはこちらの味に敵う店は無いと思っています。
魚河岸の人間に昔から愛されてきたカレーを、是非一度賞味してみてください。

築地の場内にある小さな神社です。位置的には場内に位置していて、中栄や豊ちゃん、茂助団子、吉野家が入っている1号館の隣になります。
こちらは正確にいうと神社ではなく遥拝所で、本殿は神田神社内に祀られています。こちらの水神社の社に向って拝礼すると、ちょうど神田神社の本殿に向って拝礼する形になっています。もともとは関東に徳川家康が入府した祭に、移住してきた漁師が大漁と海上安全のために神社を建立したのが始まりのようです。
今ではほとんど素通りされているような神社ですが、築地の歴史を見てきた神社です。築地に行かれたら、一度、敬意を表してお参りされては如何でしょう。

築地の場外市場の外れに建つお稲荷様で、場内と場外を分ける海幸橋の所に建っています。由来は、築地の埋め立て工事が難航している際、偶然見つかったお稲荷様を祀ったところ工事が上手くいくようになった、ということで信仰を集めた神様です。今でも、築地の方が良くお参りしているようです。
お稲荷様ですが、入口付近の獅子頭が名物で、お祭りの祭にはこの獅子頭を神輿とともに担いで町を練り歩きます。また、玉子塚や海老塚、活魚塚、鮟鱇塚、寿司塚など築地らしいものが建てられています。築地に行かれたら顔を出してみては如何でしょう。

世界的に有名な築地の場外市場です。大江戸線の築地市場駅か、日比谷線の築地駅で降りれば直ぐです。銀座からも近いですから、歌舞伎座に向ってぶらぶらと歩いて来ても良いかも知れません。歌舞伎座を越えれば5～6分です。
ご存知の通り、築地は場内と場外に分かれていて、場内は東京都が管轄している卸売市場ですが、こちら場外は一般の商店の集まりです。当然、誰でも商品を購入できます。場内で売っているものも手に入りますが、ちょっと割高になります。ただ、場内はやはりプロ向けで愛想が良いとは言えませんし、中も込み入っていて、自分の目当てのものを探すのは結構大変です。魚もさばいてくれませんし、キロ単位で買うので量も多いです。築地に慣れない内は、場外で買い物をすることをお勧めします。あと、食事もおすすめです。場内の有名な寿司屋や海鮮丼の店は2～3時間の行列は当たり前ですが、場外なら海鮮系ももっと手軽に食べられます。因みに、私のお勧めは海鮮以外で、鳥藤やきつねや、井上といったもんぜき通りに並んでいるお店のほか、幸軒やFourSeasonといった隠れ家みたいなお店です。市場のメシ、という感じを味わえますので、一度はどうぞ。

後醍醐天皇の御陵で、吉野の如意輪寺境内にあります。正式名称は塔尾陵（とうのおのみささぎ）と言うみたいです。
正式な天皇の陵墓ですが、やはり南北朝のややこしい経緯からでしょうか、天皇陵というには結構寂しい雰囲気です。山の中腹にひっそりとある、参拝されている方も少ない、というのも原因かも知れません。こちらの陵墓が珍しいのは、北向きに建っていることです。普通、陵墓というのは南向きに建てられるものらしいですが、最後まで北伐を願っていたようで、後醍醐天皇らしいと言えると思います。歴史的には結局南朝は滅び、北伐は出来ませんでしたが、美しい吉野の桜に囲まれて眠っているのですから十分満足しているんじゃないかな、と思います。個人的にも西行の『ねがはくは　花のもとにて　春死なむ　その如月きさらぎの　望月もちづきのころ』という歌が好きなので、桜に囲まれた場所に葬られる、というのは憧れます。

吉水神社、金峯山寺とは谷一つ挟んだところに建つ寺院です。創建は平安時代だそうですが、後醍醐天皇の勅願寺だったり、門に楠木正行（楠木正成の長男）の辞世の句が刻まれていたりと、何かと南朝と縁のある寺院です。
こちらは他の吉野の寺院と違って簡単に車で行けるのですが、桜の時期でしたら是非歩いて行ってみて下さい。勝手神社の分かれ道を竹林院とは別方向へ進むと、五郎平茶屋への看板が出ていると思います。そちらの案内に従って進むと五郎平茶屋に出られますが、その辺りは丁度中千本の真ん中に位置しているので、桜に囲まれた絶景を堪能できます。また、谷底の辺りも桜が沢山咲いてしますし、如意輪寺への道も桜が多く咲いているので、散策が楽しめます。足が丈夫でないなら仕方ないですが、健康な方は是非歩きで行くことをお勧めします。
お寺自体は普通のお寺なのですが、宝物殿に南朝縁のものが多く展示されていて、重要文化財クラスのものがおいてあります。楠正行が矢尻で辞世を刻んだ門があったりと、寺の外見からは考えられないようなものが置いてあります。宝物館はそれほど大きくありませんが、是非行ってみてください。後、後醍醐天皇の御陵がありますので、太平記が好きな方なら行って損は無いと思います。

竹林院から坂道を延々と上り続け、最後にたどり着くのがこちらの神社です。楽がしたい場合は竹林院前からバスに乗れば良いのですが、桜の時期だと平気で1〜2時間待ちになります。その時間を待つなら歩いてしまった方が良いと思いますし、桜も楽しめるのですが、体力が必要ですから良く考えて選んでください。
こちらは大分前に訪問したことがあるのですが、その時は古い鳥居が建っていて、周りも鬱蒼と木が茂っていた記憶があるのですが、鳥居は新しくなっており、木も伐採されていました。麓の方に聞いたところでは、昔は桜並木が続いていたそうで、それを再現するために桜を植えなおしている、とのことでした。因みに鳥居に修行門と掲げられていますが、下から上ってきたことを修行と言っているのではなく、ここから修行が始まる、という意味みたいです。こちらの神社が大峯奥駈道に位置するからでしょう。
神社自体は古いらしいのですが、何時からあるかは判らないそうです。ただ、藤原道長が寄進した仏具が国宝に指定されていますから、平安時代には既に有名だったのでしょうね。また義経が隠れた塔があったりと、歴史の舞台にもなっているようです。現在の社殿は何時建てられたものかわかりませんが、苔むしたかなり趣のあるものです。あまり見所がある神社ではありませんが、吉野を制覇したいなら行くべきでしょう。

吉野水分神社と金峯神社のちょうど中間地点くらいにある展望台です。トイレの脇から展望台に上っていくとハイキングコースを上る形になりますが、トイレからちょっと先に行くと、きちんと舗装された展望台への道があります。ご自分の足元と相談して、好きな方を選んでください。展望所は休憩スペースのようになっていて、テーブルと椅子が準備されています。自動販売機とかは無いですが、座って休憩を取ったり、お弁当を食べたりも出来ます。
肝心な眺めですが、あまり良くないです。位置的に、上千本と中千本を上から見下ろせるような景色を期待していたのですが、展望台の周りに高い木々があり、それに遮られてあまり景色は堪能できませんでした。展望台付近に桜も植えられているのですが、それも楽しめず、結構残念な感じでした。麓に戻って商店の方に聞いてみたところ、こちらは桜の時期ではなく紅葉の時期がお勧め、とのことでした。特に紅葉の時期は展望台への通路が紅葉のトンネルになるので良い、とのことでした。

花矢倉展望台の先にある、世界遺産の構成要素でもある神社です。花矢倉から歩いて10分は掛からないと思います。
こちらの神社は吉野の中でもなかり古く、創建の年代は判らないようですが、7世紀の書物に名前が出ているそうですから相当古いようです。現在の建物は豊臣秀吉・秀頼が寄進したものだそうですから、やっぱり古いです。あと、国宝指定されている玉依姫命の像は13世紀のものらしいので、相当昔から信仰を集めていたのでしょう。あと、こちらの神社は構造が特殊で、本殿、拝殿、幣殿で敷地を囲むような形になっていて、境内が中庭のようになっています。私自身、このような構造の神社は初めて見ました。
こちらの神社が良いのは、良い意味で観光地化されていないことです。まぁ、吉野にありますから人はそれなりに居ますが、山奥にある所為か周りに商店もありませんし、神社側も商売っ気を出して何かしている、ということもありません。信仰の場としてきちんと機能している感じでした。是非、このままのスタンスを続けて欲しいですね。

竹林院からバスに乗らず、金峯神社に向ってずっと坂を上っていくと、右手側に看板が出ています。時間は、人によると思いますが、45分から1時間程度と思います。桜の時期なら中千本と上千本の桜を見ながら上っていけるので、さほど苦では無いと思います。ですが、こればかりは個人差があるので、こちらに訪問するかはご自分の体力を考えて決めてください。
こちらからは中千本の桜に囲まれた吉野の町と、奥に続く山々を一望できます。美しい桜と険しい山のコントラストが絶景を作っています。来るのは非常に大変ですが、一見の価値はあると思います。ま、それ目当てで業者が写真撮影サービスをやっていて、ちょっと煩わしいですが。自分のカメラを渡すと撮ってくれて、その後に商売用の写真を撮るので、多少は良心的かも知れません。写真の購入は自由です。
なお、こちらには桜の時期限定ですが、茶屋が営業しています。簡単な食事も取れるようですから、金峯神社までの道中にこちらで一休みするのは良いアイデアと思います。

竹林院に併設されている庭園です。ですが、何故かホテル扱いになってしまっていますね。ホテルというか、宿坊は竹林院そのものだと思うのですが…。ですので、この評価は観光施設としての群芳園のものです。ご了承ください。
元々は竹林院というお寺の庭園なのですが、吉野の竹林院、というとお寺ではなく群芳園を指すようになってしまっていますね。因みに、竹林院自体も聖徳太子が開いたので相当の由緒がある古刹なのですが、どうも宿泊施設として認識されてしまっているようです。ちょっと残念です。
門を潜ると宿坊の玄関があり、その脇に郡芳園の入口があります。中に入ると護摩堂があり、その裏手に池と小高い丘が配置され、池の周りにはしだれ桜をはじめ、様々な植物が植えられています。丘に登ると、東屋とお堂があり、やはり桜や花々が植えられています。全体的に小ぢんまりとはしているのですが、それほど急な坂も無く、落ち着いて草花を愛でながら散策できます。

金峯山寺からメイン通りを竹林院に向かって歩いて行くと、ちょうど竹林院の手前に位置している寺院です。天武天皇が勅願寺として開いたそうですから、かなり歴史のある古刹です。なお、行く途中に勝手神社の辺りに急坂がありますので、注意してください。
最初に目を引くのが総門におかれた赤い仁王像です。それに惹かれて中に入ると、境内は結構狭いです。宿坊も運営している所為か、車が止まっていたりして結構興ざめです。櫻本坊とありますが、かつて桜が咲いていた場所に建てた、というだけなので、満開の桜が楽しめる場所ではありません。
では、何故こちらがお勧めかといえば、本堂、聖天堂、大師堂に安置されている仏像や位牌などが素晴らしいからです。大師堂には徳川家代々の立派な位牌が安置されていますし、聖天堂には歓喜天の仏像、本堂は役小角の像が祀られ、それらが本当に触れるように距離で拝観できます。また、特別拝観の時期なら宝物館も公開され、重要文化財がやっぱり触れるような距離で見られます。内部拝観をしないと幾つかお堂がある狭い寺、というイメージしか持てないと思いますが、それでは非常に勿体無いので、是非内部拝観することをお勧めします。因みに、徳川家の位牌があるのは、吉野の花見の際に家康がここを本陣にした、という縁があるからだそうです。

一目千本で有名な神社で、世界遺産の構成資産です。秀吉が吉野の花見の本陣を置いたり、義経が潜伏したり、後醍醐天皇が祀られていたりと、吉野が歴史に登場するときには必ず関わっている神社です。ただ、元々は金峯山寺の一部だったようで、神社となったのは明治になってからのようです。東南院から少し南へ行くと看板と鳥居がありますので直ぐに判るでしょう。蔵王堂からも10分は掛かりません。
門を潜ると、まず一目千本の広場があります。桜の時期なら、こちらから中千本の桜が一望できます。山の斜面が白やピンクに染まり、周りの緑と相まって、うっとりするような景色を堪能できます。書院に入ると義経が潜伏した広間や後醍醐天皇の御座所、秀吉の屏風をはじめ、義経主従の武具、後醍醐天皇の遺品など、歴史に舞台になったことを感じさせる展示物が沢山並べられています。間近で見られますので、一見の価値はあります。吉野に行くなら是非訪れて下さい。

金峯山寺の東南に位置する寺院です。金峯山寺から商店が立ち並ぶメインストリートを5～6分歩けば着くと思います。
こちらの寺院は周囲に溶け込んでいる感じで、目を引くような佇まいではありません。また、宿坊も運営されているようです。創建は7世紀だそうですから、金峯山寺と同じくらい古い筈ですが、あまりそのような歴史も感じさせません。では何故4つ星かというと、多宝塔があるからです。吉野山で多宝塔があるのはこちらと如意輪寺くらいですから、大変貴重と思います。なお、私が訪問したときは花供懺法会の日だった所為か、無料で特別拝観をやっており、本堂内部を見学できました。

金峯山寺蔵王堂に向って左手側にある階段を下ると、そこが吉野朝跡です。跡といっても参道の奥に妙法殿が建っているだけで、往時を偲ぶ物は何もありません。単純に、後醍醐天皇が行宮とした金輪王寺がこちらにあったから、という理由だけみたいです。
実際に後醍醐天皇の事跡や遺品を見るなら吉水神社に行ったほうが良いでしょう。ただ、こちらにはトイレがありますから、金峯神社でトイレを使いたくなったら、ついでに見る、くらいで十分と思います。

吉野で4月の桜の時期に開かれる法会です。吉野で山桜が咲いたことを蔵王権現に報告する、というもので、10万石の格式の大名行列が竹林院から蔵王堂まで練り歩きます。行列には僧侶のほか、稚児、山伏、鬼、奴などが並び、もの凄く華やかです。また、行進の途中に立ち止まって奴踊りを披露するので、これも見所のひとつです。私は2015年の法会を見物に行きましたが、このときには蔵王堂の特別拝観も実施されていて、天気は悪かったですが丁度桜も満開ということで、物凄く混雑していました。
例年がどうなのかわかりませんが、2015年は大名行列が進む道沿いは物凄く混雑していました。実際、警察が交通整理をしていました。ですので、大名行列を確実に間近で見たい、というなら早めに場所取りをしておくと良いでしょう。お勧めの見物場所は竹林院前、勝手神社前、蔵王堂です。竹林院前だと、行列の出発が見られますし、奴踊りも見られます。勝手神社前は竹林院からの下り坂で奴踊りを披露してくれますし、奴踊りを見た後、行列を追い越して蔵王堂へ行けば、蔵王堂で良い場所を確保することも可能です。蔵王堂は、階段を上った縁側に陣取ると、蔵王堂前に来る行列を見下ろすとが出来ます。ただ、縁側は結構高いですし、柵もありませんから安全には十分注意してください。

吉野山で一番大きな寺院で、大峯修験道の中心となる寺院です。位置的には、駅から一番近い場所に位置しているので、吉野山の入口と考えても良いかもしれませんね。駅を出てロープウェイに乗り、少し坂を上っていけば見えてきます。
建物は凄く立派で、まず風格のある仁王門があり、そちらを潜ると本堂の裏手に出ます。境内には中心に四本桜があり、愛染堂や観音堂が周りを囲んでいます。本堂は本当に巨大で、大伽藍、と言ってもいい過ぎではない大きさです。私が訪問したときは花供懺法会を開催しており、特別御開帳ということで中に入れたのですが、柱や梁が物凄く太く、また本尊の蔵王権現や周りを囲む仏像や宝物など、全てが歴史を感じさせ、見事としか言いようの無いものばかりでした。特別御開帳は定期的に開催されているようですから、その時期を狙っていくことをお勧めします。日程は金峯山寺のホームページ（http://www.kinpusen.or.jp/zao/index.html）で公開されています。