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masa8982さんのクチコミ全1,132件

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  • 基本情報
  • 荒涼とした最果ての岬

    投稿日 2023年12月07日

    尻屋崎 下北半島

    総合評価:3.0

    下北半島で有名な岬と言えば大間崎だと思いますが、その大間崎とは反対側にある岬です。下北半島をマサカリに例えるなら、柄の先端に当る個所にあります。自由には入れず、入場料は取られませんが、東西にあるゲートから入るようになっています。
    こちらへは初めて来ましたが、本当に地の果て、という雰囲気でした。トイレや売店はありますが、それ以外は灯台があるだけで、後は一面の草原です。丁度私が訪ねたのが夕方で日も傾いてきており、風も強く、人影も寒立馬もいませんから一層寂しげに感じたのだと思います。寒立馬が居たり、ポルトガルのロカ岬なみに人が多ければ随分印象が変わるとは思いますが。本当に荒涼とした景色でした。
    灯台は入場料を払えばどなたでも上ることが出来ます。ただ、展望スペースはそれほど広くありませんし、手すりの隙間から下が丸見えなので、高所恐怖症の方はやめておいた方が良いかも知れません。あと、128段の螺旋階段を上っていくことになるので、閉所が苦手な方や足腰や体力に不安のある方もやめておいた方が良いでしょう。

    旅行時期
    2023年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    1.5
    景観:
    3.5
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    1.0

  • 北の天然記念物

    投稿日 2023年12月07日

    尻屋崎 寒立馬 下北半島

    総合評価:3.5

    下北半島の尻屋崎で飼育されている馬で、普段は尻屋崎周辺で放牧されています。昔は自由に動き回っていたようですが、現在は保護のために尻屋崎のゲート内で放牧されています。ばん馬のようにかなり大柄な馬ですが、祖先は日本在来種の田名部馬とのことで、明治期から現代までに軍用場や農耕馬、食用馬と交配された結果、現在の大きさになったようです。
    尻屋崎灯台と一緒の写真が撮れるかな、と期待して行きましたが、残念ながら私が訪ねた際は放牧場内で2頭が草を食んでいるだけでした。ただ、全く見かけないケースもそれなりにあるようなので、運が良かったともいえるかも知れません。西側ゲートにはビジターセンターもあるので、そちらで情報を訊けるのかも知れませんが、私が訪ねた際にはどなたも居らず、ひっそりとしていました。
    当初の目論見通りとはいきませんでしたが、のんびりと草を食んでいる寒立馬を見ているだけで癒されたので、これはこれで良かったです。

    旅行時期
    2023年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    1.5
    景観:
    4.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    バリアフリー:
    3.0

  • 奥入瀬にも劣らない見事な紅葉

    投稿日 2023年12月07日

    薬研渓流 下北半島

    総合評価:4.5

    薬研温泉郷に流れる渓流で、大畑川を挟んで両岸に遊歩道が整備されています。薬研温泉郷は県道4号線沿いにあるので、むつ市内、もしくは大畑の中心部から4号線沿いに山道を走っていけば辿り着けます。山道と言ってもすれ違いも出来ないような道ではなく、きちんとした片側1車線の道路なので、運転が苦手でなければ苦になるようなものではありません。紅葉の時期であれば紅葉を見ながらのドライブになるのでおすすめです。なお、薬研温泉郷とは名乗っていますが、残念ながら現在営業しているのは民宿が数軒と、奥薬研のかっぱの湯のみです。
    こちらでは当然遊歩道を歩くことになると思いますが、薬研渓流で紅葉を楽しむだけなら、大畑川を渡った側の遊歩道を歩く必要は無い、というのが感想です。あまり日も射さない所為か、綺麗に紅葉している場所は少ないですし、道も悪いです。最初は林道なので歩きやすいですが、途中から渓流沿いに分岐します。分岐場所に看板は出ているものの、下生えが道を隠してしまっていて、正直進んで良いのか迷いました。渓流沿いの道も足場が悪かったり道が見えなくなってしまっている場所がありました。獣道っぽい道を進む場合もあり、山道に慣れていない方だと立ち往生してしまうかもしれません。なので、山歩きが好きな方以外にはお勧めしません。
    紅葉を楽しむならまず4号線を進み、スノーシェードを越えたところにある展望スペースを目指しましょう。そちらから大滝が一望できます。スノーシェードの隙間からになりますが、そちらからなら紅葉と大滝をセットで望めます。大滝を見たら、次は老人福祉センター付近まで進み、4号線沿いの遊歩道に入りましょう。そちらから薬研渓流の紅葉の白眉である、乙女橋に直ぐに行けます。パンフレットに掲載されている紅葉はこの乙女橋から撮ったものです。乙女橋の景色を楽しんだら、4号線を少し上流に向かい、途中の遊歩道から川原に降りましょう。かっぱの湯から少し下流方面に進んだあたりの遊歩道から降りて行けると思います。ただ、綺麗に川原への道が整備されているわけでは無く、降りやすい石段を見つけて降りていく感じになりますが。こちらからは川面に綺麗に映り込む紅葉を見られます。最後に、かっぱの湯に向かい、のんびりと温泉か足湯を楽しむのが良いと思います。少し範囲を広げて楽しみたいのであれば、乙女橋を渡って手掘りトンネルに潜ってみても良いと思います。
    色々と書きましたが、美しい紅葉を楽しめることは間違いありませんし、山歩きが好きな方なら遊歩道をぐるっと一周回るのも良いと思います。訪れる方も少ないので、綺麗な景色を独り占めできます。恐山と並んでなかなか行き辛い場所ではありますが、下北半島に行かれるのなら訪ねてみて欲しい場所です。
    参考までに、林野庁と大畑町が発行している遊歩道の地図を掲載してきます。なお、かなりデフォルメされているので、目安程度に考えてください。

    ■林野庁マップ
    https://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/syo/simokita/attach/pdf/index-13.pdf

    ■大畑町観光協会マップ
    https://ohatakanko.com/yagen.pdf

    旅行時期
    2023年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    1.5
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    1.0

  • 思いがけずに見事な紅葉が見られました

    投稿日 2023年12月05日

    恐山菩提寺 下北半島

    総合評価:5.0

    日本三大霊場の1つとして知られる、宇曽利湖の畔に建つ寺院です。開基は古く、慈覚大師が862年に開山したと伝わっています。一般的には寺院そのものが『恐山』と呼ばれますが、『恐山』はこの辺り一帯の山地の名称で、寺院の正式名称は『菩提寺』です。ですので、寺院は『菩提寺』、又は『恐山菩提寺』と呼称するのが正しいようです。
    こちらではまず、宇曽利湖から流れ出る正津川を渡って総門に向かうのですが、古来から正津川が三途川に見立てられているようで、三途川を渡る太鼓橋のそばに奪衣婆と懸衣翁の像が置かれ、彼岸であることを強く訴えかけてきます。寺院の堂宇に特筆すべきものはありませんが、境内の参道脇には温泉浴場が設置されていて、入山料を払っていれば自由に入れるようになっているのが独特だと思います。
    こちらの目玉はやはり、地蔵殿から続く地獄巡りと、地獄巡りの後の極楽浜の景色でしょう。地獄巡りをすることで功徳を積み、それによって極楽浄土を目にする、という一連の流れが信仰を集めたのだと思います。今回、自分で実際に巡ってみましたが、然もありなん、と思わせる雰囲気を味わえました。丁度菩提寺の裏側の地蔵山や鶏頭山が美しく紅葉しており、それを背景に細かく穴の開いた不気味な造形をした岩や、無数の積まれた小石が存在している荒涼とした景色は浮世離れしているというか、本当に独自の景観を作り出していました。元々高温のガスや温泉が噴き出しており、その影響で低温で溶ける物質が溶け出し、その結果できた造形であることは承知していましたが、長年の信仰が沁みついているとでも言えば良いのか、他の寺院では味わえないような雰囲気がありました。また、地獄巡りの間は曇り空だったのですが、極楽浜に着いた際には晴れ間がかなり見えてきており、白い砂浜の向こうにコバルトブルーの宇曽利湖と紅葉した鶏頭山と背後の山々が見え、極楽を思わせる光景が見られました。科学的な知見の無い時代であれば、信仰を集めて当然かな、と思えました。
    中々訪ねていくには大変な場所ですが、わざわざ訪ねるだけの価値がある場所だと思います。

    旅行時期
    2023年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    1.0
    見ごたえ:
    5.0

  • 宇曽利湖全体が綺麗に見渡せます

    投稿日 2023年12月05日

    恐山展望台 下北半島

    総合評価:4.0

    かまぶせパノラマラインを上っていったところにある展望台です。少し進むとむつ湾展望台がありますし、もっと進んで行くと釜臥山展望台があります。かまぶせパノラマラインはむつ市内から恐山に向かう道から分岐しているので、迷うことは無いかと思います。道自体も片側1車線なので走りやすいです。
    こちらからは宇曽利湖と、宇曽利湖を囲む山々が一望できます。ただ、恐山菩提寺は山の陰に隠れてしまうので若干見辛いですね。私が訪ねた際はちょうど紅葉しており、オレンジと緑の木々と、湖の青が組み合わさり、見事な景観を形作っていました。

    旅行時期
    2023年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    3.0
    見ごたえ:
    4.0

  • むつ湾が一望できますが、アゲハチョウには見えないです

    投稿日 2023年12月05日

    むつ湾展望台 下北半島

    総合評価:3.5

    むつ市内から恐山に向かって上っていくと、途中でかまぶせパノラマラインに分岐します。そのかまぶせパノラマラインを上っていったところにある展望台です。なお、もっと上に行けば釜臥山展望台がありますし、そちらの方が景色も良いようですが、冬期間は通行止めになって行けなくなります。その場合はこちらで我慢しましょう。というか、私がそうだったので…
    ちょっと下げるようなことを書きましたが、こちらからの眺めも決して悪くありません。尻屋崎から陸奥横浜方面まで一望できますし、展望台の真下が紅葉していましたから、中々良い感じでした。ただ、残念ながらアゲハチョウのようには見えませんでした。

    旅行時期
    2023年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    4.0
    見ごたえ:
    3.5

  • 地元の方も認める夕日スポット

    投稿日 2023年11月30日

    瞰湖台 奥入瀬・十和田湖

    総合評価:4.5

    十和田湖の中湖(なかのうみ)に面した展望台です。国道103号から御倉半島に先端に向かって細い山道をクネクネと上っていったところにあります。こちらからは中山半島と御倉半島の断崖が見渡せます。紫明亭展望台と並んで美しい十和田湖の紅葉が見えるスポットとのことだったので、訪ねてみました。
    訪ねたのがちょうど日が沈む直前だったので、人は居ないだろうと思っていましたが、結構夕焼けを見に来る方が多くて驚きました。地元の方も来ていたので色々とお話を伺いましたが、夕焼けはもちろん、十和田湖の紅葉を見るならここが一番、と仰っていました。
    実際にこちらから十和田湖の紅葉と、夕日が中山半島の向こうに沈んでいく景色を見ましたが、その言葉に偽りはないと思いました。機会があれば日中の紅葉の景色も見てみたいですね。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    1.5
    人混みの少なさ:
    3.0
    バリアフリー:
    2.0
    見ごたえ:
    5.0

  • 十和田湖の紅葉をみるのに打って付けの場所

    投稿日 2023年11月30日

    紫明亭展望台 鹿角・小坂

    総合評価:5.0

    十和田湖を囲む展望台の1つで、発荷峠展望台の直ぐ上に位置しています。十和田湖の紅葉はこちらと甲岳台展望台、瞰湖台がお勧めという情報があったので訪ねました。ちなみに、甲岳台展望台は林道を走っていくことになるので、行かれる場合は注意してください。すぐ下の発荷峠展望台は結構車が停まっていましたが、こちらは人が居らず、私と自転車でヒルクライムしてきた方だけでした。
    展望台に立って十和田湖を見ると、十和田湖に突き出た中山半島と御倉半島を中心に、十和田湖全域が見渡せます。十和田湖の紅葉は一面真っ赤では無く、オレンジと黄色、若干の赤と緑、という自然の色が混じり合っています。湖面の青と青空と合せ、最高の自然の美しさを堪能させてくれました。ちょうど日が落ち始める時間帯に訪問したのですが、僅かに落ち始めた夕日が十和田湖を囲む紅葉を美しく照らし、得も言われぬ美しさでした。
    あまり有名な展望台ではありませんが、是非訪ねてみてください。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    2.5
    見ごたえ:
    5.0

  • 十和田信仰の中心地

    投稿日 2023年11月30日

    十和田神社 奥入瀬・十和田湖

    総合評価:3.5

    十和田湖観光の中心である休屋の奥に鎮座する神社です。藩政期は十和田青龍権現を祀る神仏習合の十灣寺が建っており、明治の廃仏毀釈によって十和田神社に建て替えられたようです。創建は古く、807年に坂上田村麻呂が建立したという説と、熊野の南祖坊が建立したという説があるようです。神仏習合であったことからも、最初に修験者が入ってきて信仰が広まったんだろうと思います。
    駐車場から土産物屋街を奥に進んでいくと鳥居が見えますので、そちらから参道が続いています。参道は大きな杉に囲まれ、紅葉するような樹木は殆ど無いのか、この季節(10月末に訪問)にしては青々としていました。なお、十和田湖の遊歩道沿いに乙女の像まで行き、そこから森の奥に進んで行っても辿り着けます。紅葉を楽しみたいならそちらのルートで行った方が良いでしょう。
    拝殿は小ぶりですが、地元の信仰が篤いのか、それとも観光地だからなのか判りませんが、向拝の彫刻などは見事なものでした。周囲が森に囲まれているから余計かも知れませんが、参拝客もおらず、静けさが際立ち、荘厳な空気を醸し出していました。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    1.0
    見ごたえ:
    3.0

  • 奥入瀬渓流で最大の滝

    投稿日 2023年11月30日

    銚子大滝 奥入瀬・十和田湖

    総合評価:5.0

    奥入瀬渓流の本流にある唯一の滝で、大きさも奥入瀬渓流で最大です。子ノ口の一番近くにある有名スポットでもあります。遊歩道を歩いていれば嫌でも目に入ってくるので、見落とすことは無いでしょう。近くにバス停もありますし、国道沿いにちょっとした空きスペースもあるため、車を停めてピンポイントで記念撮影されている方も多かったです。
    落差はそれほどないのですが、滝の幅と豊富な流れによって作られている水流の形が優美で、後ろの紅葉と相俟って、素晴らしい景色を生み出していました。奥入瀬に来たら外せない景色の1つと思います。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.5
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    2.0
    バリアフリー:
    2.0

  • 豪快な流れを楽しめる名瀑

    投稿日 2023年11月30日

    雲井の滝 奥入瀬・十和田湖

    総合評価:5.0

    奥入瀬渓流にある滝です。奥入瀬では銚子大滝と並んで有名な滝だと思います。石ヶ戸から子ノ口に向かう途中にありますが、渓流の脇にはなく、102号線を挟んで反対側にあります。目の前にバス停もあって乗降客も多いですし、何しろ有名な場所なので賑わっていますから直ぐに判ると思いますが、遊歩道を歩いていて疲れていると見落とす可能性もあります。私は疲れていたのか、通り過ぎそうになりました。
    102号線沿いから見ると、滝壺から渓流までの流れも含めて荒々しいですが、それが非常に絵になります。あまり紅葉は進んでいませんでしたが、十分に美しい景色でした。こちらは滝壺に近付けるので、滝を間近で見ることができます。遠目で見るだけでも綺麗な滝ですが、近付くとより迫力と美しさを感じられます。足下が濡れているので注意が必要ですが、訪問の際には是非近くまで寄ってご覧ください。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    3.0
    バリアフリー:
    1.0

  • 秋の紅葉も期待通り見事でした

    投稿日 2023年11月30日

    奥入瀬渓流 奥入瀬・十和田湖

    総合評価:5.0

    今更説明の不要な、四季を通じて美しい景色を見せてくれる渓流です。日本で最も有名な渓流の1つと言っても誇張ではないと思います。十数年前の新緑の時期に訪れたことがありますが、今回は紅葉を目的に訪ねました。前回は自転車を借り、有名なスポットだけを周りましたが、今回は有名なスポットかどうかは気にせず、紅葉が綺麗な場所に探しながら、焼山から銚子大滝までカメラと三脚を担いで歩きました。
    どのような景色が見られたかは写真をご覧ください。若干紅葉には早い場所もありましたが、その点を差し引いても美しい景色が楽しめました。ただ、1つアドバイスをするとすれば、焼山から石ヶ戸にかけては見どころは三乱の流れくらいしかありません。あくまでも紅葉と渓流の組み合わせ、という意味でですが。ですので、紅葉時期に奥入瀬を楽しむのであれば、石ヶ戸まで行き、そこから少し下って三乱の流れを見てから、遊歩道を子ノ口に向かって歩いて行くのが良いでしょう。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.5
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    3.0
    バリアフリー:
    1.5

  • 紅葉の蔦沼の朝焼け以外にも見所あり

    投稿日 2023年11月29日

    蔦七沼 奥入瀬・十和田湖

    総合評価:5.0

    紅葉時期の蔦沼の朝焼けが人気の観光地です。国道103号線沿いに蔦温泉があり、そちらのビジターセンターから蔦沼を含む6つの沼が遊歩道「沼めぐりの小路」で巡れるようになっています(七沼の1つ赤沼は距離が離れていて、遊歩道では回れません)。なお、「沼めぐりの小路」と聞くとのんびりと散策できるようなイメージを抱きますが、実際は整備はされているものの、普通に山道です。坂などは階段状に整備されていたりはしますが、足元が悪い場所もあります。距離も約3km程度ありますので、あまり軽装で行かれるのはお勧めしません。ハイキングが出来るような靴と、水分を持っていかれることをお勧めします。
    こちらを訪れる大多数の方の目的は紅葉時期の朝焼けだと思います。私もそうでした。ただ、朝焼けを見る為には幾つかの条件をクリアする必要があります。
    まず、十和田市は紅葉最盛期の期間、蔦沼の交通制限を行っており、ツアーバスは入れません。近場の温泉に泊まるか、車を運転して早朝に来る必要があります。
    次に、紅葉時期の駐車場と展望デッキは予約制です。予約ページには十和田市のホームページから飛べますが、どの日程で予約するかが重要になります。紅葉が進んでいなかったり、曇りや雨で日が射さなければ真っ赤な朝焼けは撮れません。
    最後に、展望デッキは予約制なので入りきれないほどの人で溢れる、ということは無いんですが、やはり場所取りは早い者勝ちです。最前列で三脚を立てて撮影したければ、朝4時半の駐車場の開場と同時に入らないといけません。展望デッキへはビジターセンターから向かうんですが、第1陣はスタッフの方に先導されて一緒に向かいます。この第1陣に混ざれないと、最前列のポジションを取るのは難しくなります。
    一応、これだけの条件をクリアすると真っ赤な朝焼けが撮れます。私は念のために2日間分予約を取っておきましたが、初日はダメで、2日目に朝焼けが撮れました。若干落葉が進んでいましたが、それでも素晴らしい景色を見ることができました。
    あと、大抵の方は朝焼けを見ると満足して引き上げて行きますが、蔦七沼には他にも紅葉の素晴らしい場所があります。個人的には長沼、菅沼、瓢箪沼がお勧めです。静かな湖面に紅葉が映え、美しい景色が楽しめます。紅葉最盛期なら見事な景色が見られると思うので、時間が許せば是非訪ねてみてください。
    なお、蔦七沼の紅葉は奥入瀬よりも早く、地元の方によれば酸ヶ湯温泉よりも少し遅いくらい、という感覚のようです。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    1.0
    景観:
    5.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    バリアフリー:
    1.0

  • 城ヶ倉渓谷の絶景を一望できるスポット

    投稿日 2023年11月29日

    城ケ倉大橋 八甲田・酸ヶ湯温泉

    総合評価:4.5

    国道394号線に架かるアーチ橋です。酸ヶ湯温泉から黒石市内に向かって少し進んだところに架かっており、名前の通り、城ヶ倉渓谷をまたぐ形で架けられています。橋の両端に駐車場とトイレが整備されています。山中なので当然ですが、駐車場はそれほど広くありません。
    八甲田連山の大パノラマを楽しめる場所ですが、やはり見るべきは紅葉の時期でしょう。紅葉の時期になると城ヶ倉渓谷の木々が一斉に紅葉し、橋の上から一面赤や黄色に染まった大パノラマを見ることが出来ます。私が訪問した際にはかなり日も傾いており、落葉も始まっていましたが、それでも鮮やかな紅葉を見ることができました。最盛期であれば、どれほど素晴らしい景色を見ることができるのか、と思わずにはいられません。本当に一面の紅葉を見ることができるので、紅葉名所として紹介されるのも当然と思います。
    車が無いと中々来られない場所ではありますが、青森で紅葉を見るなら是非訪ねてみて欲しい場所です。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    1.5
    人混みの少なさ:
    3.5
    バリアフリー:
    4.5
    見ごたえ:
    5.0

  • 紅い蔦に覆われた資料館

    投稿日 2023年11月29日

    青森県りんご史料館とりんご栽培試験圃場(青森県産業技術センターりんご研究所) 黒石・平川

    総合評価:4.0

    厳密にいうと、黒石市内にある『青森県産業技術センター りんご研究所』内にある資料館です。こちらは天皇陛下も訪問されたことのある、由緒ある施設です。りんご資料館は壁一面に蔦の絡まった洋館なのですが、秋には蔦が紅葉して館全体が真っ赤に染まります。写真で見たその光景が強烈で忘れられず、自分の目で実際に見てみたいと思って訪問しました。
    最寄は黒石駅ですが、若干距離があるので車で行くことをお勧めします。車は敷地内の駐車場に停められます。りんご資料館の見学は無料ですが、研究所の窓口で見学を申請した上で、住所氏名の記帳が必要になります。ご注意ください。
    実際に行ってみた結果ですが、まだ紅葉には早く、蔦がちょうど赤くなり始めたところでした。資料館全体が真っ赤に染まった景色を期待していたので、残念でした。
    ただ、こちらは資料館なのですから、本来は資料の数と質で評価されるべきでしょう。内部も見学しましたが、様々な品種や栽培方法、りんごの効能など、りんごについての研究成果が多数展示されていました。アトラクション的なものはほとんどないので興味が無いと退屈かもしれませんが、研究資料としては一級のものが揃っていると思います。りんごに興味のある方、りんごが好きな方、珍しい景色が見たい方は是非。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    展示内容:
    4.5
    バリアフリー:
    3.0

  • 独特の洋風建築と国指定名勝の組み合わせ

    投稿日 2023年11月28日

    国指定名勝 盛美園 黒石・平川

    総合評価:5.0

    猿賀公園とは路地を挟んですぐ隣にある日本庭園です。猿賀公園の東側駐車場に行くと盛美園への看板が出ていますから、迷うことは無いと思います。看板通りに進めば親水広場や生垣迷路、日本庭園を楽しみながら盛美園の入り口まで行けるのでお勧めです。
    盛美園は清藤家の24代目と25代目の当主が作り上げたもので、庭園と館から構成されています。清藤家は鎌倉から続く名家で、盛美園の南隣には清藤家の書院庭園があり、予約制ですが見学できます。
    国指定名勝になっているだけあり、小ぢんまりとはしていましたが、築山に滝、池に島と日本庭園に必要な要素は一通りは揃っており、綺麗な庭園でした。ただ、遊歩道は庭園のサイズに合わせて結構細いので、家族や友人と連れだって行くと結構歩きにくいと思います。あと、築山への石段は苔に覆われていて滑りやすいので、ご注意ください。
    庭園も立派なものですが、やはりこちらで目を惹くのは盛美館でしょう。明治時代に建てられたもので、1階が純和風、2階が洋風という珍しい建物です。映像などで見たことがある、という方は多いと思います。
    盛美館で見学できるのは1階のみで、2階は現在見学できません。裏手には御宝殿があり、そちらには豪華絢爛としか言いようのない御廟が置かれています。ただ、御宝殿は30分に一度、職員の方に案内されての見学になりますから、見学したい場合、見学時間近くになったら御宝殿付近に行かれると良いでしょう。なお、御宝殿は写真撮影不可です。
    見所の沢山ある盛美園ですが、やはり必見は盛美館だと思います。一般的な洋風建築とは異なる建物ですが、非常に美しい佇まいです。盛美館をみるためだけに訪れる価値があると思います。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.5
    人混みの少なさ:
    4.0
    バリアフリー:
    2.0
    見ごたえ:
    4.5

  • 四季を楽しめる憩いの広場

    投稿日 2023年11月28日

    猿賀公園 黒石・平川

    総合評価:3.5

    猿賀神社に隣接して整備されている公園です。鏡ヶ池と見晴ヶ池をぐるっと囲む形で遊歩道が整備されており、池の北側には噴水広場があります。噴水広場には展望スペースもあって、天気が良ければ噴水越しに岩木山が見えます。季節限定ですが、見晴ヶ池では遊覧ボートに乗ることもできます。
    桜と紅葉はもちろん、夏は蓮、冬は雪景色が楽しめる、ということで訪ねました。紅葉には若干早く、園内全体が真っ赤に染まっている、という状態ではありませんでしたが、場所によっては十分に紅葉しており、中々楽しめました。特に、噴水広場の生垣が綺麗に赤く染まっており、展望スペースから岩木山は見えませんでしたが、十分に満足できる景色を楽しめました。機会があれば桜を見に行ってみたいですね。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    4.0
    バリアフリー:
    2.5
    見ごたえ:
    3.5

  • 古代から続く由緒ある神社

    投稿日 2023年11月28日

    猿賀神社 黒石・平川

    総合評価:3.0

    阪上田村麿が蝦夷征伐祈願のために建立したと伝わる由緒ある神社です。最寄駅は弘南鉄道弘南線の津軽尾上駅ですが、若干離れているので車で行くのが便利でしょう。隣接する猿賀公園の見晴ヶ池を囲むように駐車場がありますし、猿賀神社の北側にも駐車場が整備されているので、停める場所に困ることはありません。
    境内はそこまで広くなく、社務所の他は拝殿と本殿があるのみです。ただ、境内に隣接して蓮に覆われた鏡ヶ池があり、朱塗りの橋が胸肩神社と日吉神社が鎮座している中央の島まで架かっています。社殿は全般的に新しいように感じました。
    桜と紅葉の名所と聞いて訪ねましたが、残念ながら紅葉はまだ早かったです。ですが、ひっそりと木々に囲まれた社殿は厳粛な雰囲気を醸し出し、中々良い雰囲気でした。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    4.5
    バリアフリー:
    3.0
    見ごたえ:
    3.0

  • 弘前で一番フォトジェニックな洋館

    投稿日 2023年11月27日

    弘前昇天教会 弘前

    総合評価:5.0

    弘南鉄道 中央弘前駅の隣にある日本聖公会の教会です。聖公会はイギリス国教会が基になっていますから、基本はプロテスタント(新教)系です。
    煉瓦造りの建物は質朴で、イギリスの田舎(例えばストラトフォード・アポン・エイボンやコッツウォルズなど)にあっても全く違和感はないだろうな、と思わせる外見です。特徴的なのはファサードには備え付けられた鐘楼でしょうか。特別に綺麗な装飾が施されている訳ではないのですが、煉瓦の色合いと造形が非常に美しく、個人的には弘前の洋館の中で一番フォトジェニックな建物だと思います。
    こちらの教会は自由に入れるわけでは無く、普段は施錠されています。牧師さんが在宅であれば見学させて貰えるのですが、不在の場合は見学できません。ご注意ください。
    土足厳禁の聖堂内に入ると、やはり装飾は極力排除されていますし、祭壇も質素なものです。ですが、明治に建てられてから100年以上経っていますから、その歴史の重みというか、荘厳な雰囲気は十分に感じられましたし、無駄なものを極力排した美しさを感じました。
    確実に見学できるとは断言できませんが、教会建築や洋館に興味がなくても是非訪ねてみて欲しい場所です。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    3.0
    見ごたえ:
    5.0

  • ステンドグラスだけでなく祭壇もみどころ

    投稿日 2023年11月27日

    弘前カトリック教会 弘前

    総合評価:4.5

    弘前城東門から東に向かってまっすぐ進んだ住宅街の中に建てられているカトリック教会です。過去に訪ねたことがあるのですが、大分その時の記憶も薄れてきたので再度訪ねてみました。
    ファサードは真っ白で、相変わらず綺麗です。外見からはそれほど古いように感じませんが、献堂されたのは明治期なので、かなり古い洋風建築になります。ちょうど、お隣の幼稚園の紅葉が真っ赤に紅葉していて、白いファサードとのコントラストが鮮烈でした。土足厳禁の聖堂内に入ると見事な祭壇とステンドグラスが出迎えてくれます。ちょうど、ステンドグラス越しに内部が照らされ、色とりどりの光で彩られた聖堂は美しかったです。祭壇は江戸期にヨーロッパで作られたもので、ベルギーの展覧会で最優秀賞にも輝いており、美しい装飾が施されています。久しぶりに間近に見学しましたが、天使や聖人の像、扉の浮彫など見事なものでした。
    弘前で洋館めぐりをするなら外せない場所の1つですし、洋館めぐりをしていなくても訪問する価値はあると思います。弘前城からもさほど離れていないので、観光の際に散歩がてら訪問されては如何でしょう

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.5
    人混みの少なさ:
    5.0
    バリアフリー:
    3.0
    見ごたえ:
    4.5

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