fmi(ふみ)さんのクチコミ(17ページ)全1,235件

　西村勝三というのは、幕末の頃の佐倉藩士で、元々側用人の家系に生まれたのだが、明治の廃藩置県により、佐倉藩士の身分を失い困窮する士族の授産事業として、兄の西村茂樹とともに、製靴業を創業した。
　この西村の製靴業、洋式靴としては日本初のものである。最初は軌道に乗らず、旧藩主堀田正倫の援助を受けようやく事業としてなりたったのは明治17年頃。
　佐倉の士族授産事業は、迅速でかつユニークなものが多かった。
　像がここ市民体育館にあるのは、ここに、製靴の伝習施設があったため。西村の墓は東京都内品川区にある。

　ヤギで有名になった草ぶえの丘。佐倉市の施設で、指定管理になったり直営に戻ったりしている。
　ヤギのほかにも、ミニ鉄道やキャンプ設備が売り物だが、なかなか、園内はお花も見ごたえあり。
　特に力を入れてるのは、最近は、バラ。ちょっとしたバラ園も整備されている。ちょうどこれからが見ごろだ。
　アジサイも、バンガローやヤギ舎周辺にふんだんにきれいに咲いていたが、そろそろ終わりかな。
　交通が不便で来園者のほとんどが車でくるが、駐車場はあるものの、イベントのある休日は、やや離れた所の駐車場に止めることになる。園内の便利な駐車施設は、イベントの際、来賓の送迎に使われ、使用できないことがある。

　夏の七井戸公園は、噴水のあたりで水浴びする子どもたちで、休日は賑わう。池ではなく、公園一番手前の噴水と浅い水たまりのあたりで。
　また、最近は、週末にはフリーマーケットが開かれるようになった。キッチンカーが数代、表の道路に停まっている。
　アジサイや草花、秋は紅葉が綺麗なのだが、7月のこの時期は、花が少ないようだ。
　駐車場があるが、交通不便な割に狭いのに、意外と停まってない。みんな周囲のショッピングセンターに停めてるのだろうか？

　久しぶりに所要で利用したが、やはり、錦糸町駅の乗り換えはどことなく不便。
　大江戸線の両国駅や蔵前駅よりはずっとマシだが、特に雨の日は濡れずに移動は難しいかも。
　錦糸町駅は、北口を出て乗り換える方法を推奨している。足元に書かれている矢印のとおり歩き、改札を通って、いったん駅の外に出る。すぐに東へ曲がり高架下を三つ目通りに出て、三つ目通りをちょっと北へ歩くと、半蔵門線の入口。
　ちょっと、分かりずらい。地下へ入ってもまた南へ一寸戻って改札にはいる塩梅。毎回ちょっと迷う。

　四街道と佐倉に路線のあるちばグリーンバス、その定時制について。
　佐倉市の道路は周辺と比べて整備に遅れている個所があり、所々慢性的な混雑になっている。
　バス路線も同様で、路線によっては日中でもやや遅れる路線がある。雨の日の朝は、絶望的な遅れも頻発。
　四街道駅から臼井駅に向かう路線は、北高校の通学時間帯に栗山付近で乗り降りと混雑で遅れが頻発、雨が降ると、15分くらい遅れる。
　佐倉市南部から京成佐倉駅へ向かう路線も、神門の交差点をはじめ渋滞個所があり、遅れの常習路線だ。雨の日は10分程度の遅れは覚悟した方が良い。
　佐倉市内の道路整備は、現市長の選挙公約なのだが。

　花見川団地のはずれに位置する広大な公園。スポーツ関連の施設も充実してるだけでなく、園内は、森林、人口の渓流、そして、花見川と変化に富んでいる。
　桜など季節の花も豊富。花見川に至る谷筋を人工的な渓流にしつらえ、親水公園にしているのが目玉。
　アクセスだが、八千代台駅から花見川団地行のバスで、団地内の花見川交番バス停から徒歩で行くのが、一番本数が多いか。ただ、バス停から公園までの経路が分かりづらい。
　公園内に路線バスは乗り入れるのだが、このバスは幕張駅に行ってしまう。
　駐車場は広い。ただし有料。

　三棟ある武家屋敷のうち、ここだけ、茅葺きではなく板ぶき屋根だ。
　やはり19世紀前半に建てられたもので、結構ひんぱんに住人が変遷している。「武居家」と呼ばれるのは、明治33年に武居氏がこの屋敷を購入したため。
　100石取り前後の藩士の住まいで、他の二棟に比べてやや質素。書院造の特徴が強く、玄関や客間と奥の間が目立って分かれている。
　ここは入り口から入場せず、但馬家の裏庭を通って直接この屋敷の裏庭に行くようになっている。3棟共通で入場でき、210円。

　堀田邸と桜庭園。桜と紅葉の時期が人気があるが、この初夏の時期も趣がある。
　モミジは青々としており、庭園の所々に紫陽花が咲いている。
　芝生も青々とし、清々しい。この初夏の時期は空いている。
　ただ、暑い時季なので、丘の上にあるここまで歩いてくるのは大変だ。
　庭園の森の中は遊歩道があり、麓の県印旛郡庁舎まで歩いていける。
　食事を買う場所は、その庁舎周辺までない。

　「鬼滅の刃」の劇場版、無限列車に登場したSLのモデルは、大正生まれの8620型蒸気機関車、通称ハチロクである。
　そのハチロクが、JR佐倉駅の近くに保存されている。
　場所は、佐倉駅北口徒歩10分くらい、高崎川南公園という川沿いの小さな公園。その奥に、屋根つきの金網囲いにおおわれ、定期的に保存協会によって手入れされ、大切に保存されている。
　大正11年に製造され、昭和44年の引退まで長らく、JR佐倉駅に隣接した佐倉機関区に配置され、房総の列車をけん引していた由緒ある機関車だ。引退後の昭和48年に地元有志の働きで国鉄から譲渡されここに保存したのである。
　佐倉駅は、運転の要衝であり、機関車が常駐する中規模の機関区と貨物設備が平成初期まで存在していたが今は無くなってしまった。
　往時の佐倉駅の賑わいをしのぶ文化財であり、アニメでも注目されたため、地元では、この公園から、JRの駅前に移転して公開保存しようという意見や動きも出始めており、新聞でも報じられ、議会などでも取り上げられた。

　三棟ならんでいる佐倉市の武家屋敷。
　そのうち、まん中にある「但馬家住宅」は、座敷にあがって、室内を見回すことが出来る。
　この建物は、大体100石前後の家格の上級武士が住んでいた屋敷で、周囲とおなじく天保の時期に建てられたもの。この棟だけが、建てられた場所から移転していない。
　「但馬」家と名乗っているのは、明治初期に同じ佐倉藩士だった但馬氏が買い取ったため。
　石高100石は、河原家より低いが、幕府で言えばそれでも旗本級である。茅葺きで質素なのは周りの家々と同じだ。
　内部は典型的な武家書院造りで、質実剛健な雰囲気。
　武家屋敷3棟とも見れて210円。

　臼井城址公園は、結構四季折々の木々や花が楽しめる所でもある。
　春の桜と秋のモミジはもちろんだが、今の時期は、紫陽花の季節。
　臼井城址にも、たくさんの紫陽花が植えられており、特に、城の周囲を生垣のように植え込んでおり、群生している。
　印旛沼を望める展望広場にもたくさん植えられている。
　臼井地区は、ここのほかにも紫陽花の群落が美しい寺院や緑地がいくつか存在する。
　臼井駅から20分くらい徒歩で掛かるが、一応、駅北口から八幡台行のバスが出ており、麓にバス停がある。この城址公園に北の麓にあるお寺（円応寺）も、草花やモミジの綺麗なお寺。

　佐倉市保存武家屋敷群、3棟のうち、一番手前にあり、一番広めの建物である。
　昭和60年に県指定文化財に、昭和62年に持ち主が佐倉市へ寄贈した。平成元年に解体復元して、現在の姿になっている。復元時には当時の文献をもとに江戸時代の頃の状態にされている。
　河原家は佐倉藩堀田家の番頭職にもついていた重臣。300石前後の家格、江戸幕府なら長谷川平蔵などの中級旗本に匹敵する家柄であるが、天保の頃のお屋敷は、このくらいの比較的質素なものであった。ここに限らず、隣接する但馬家も100石の旗本級で、その家格なら幕臣なら長屋門付の立派なお屋敷なのだが、質素なのは時の堀田正睦の藩政改革の影響か。
　入場は有料で、武家屋敷3棟廻れて210円、他の堀田邸なども廻れる回遊割引券もある。時節柄、こちらの河原家は、屋内に上がれず、庭から屋内を望むのみ。
　なお、佐倉藩の重役、河原氏であるが、現在も健在で市内に在住、それどころか.......　

　京成臼井駅とユーカリが丘駅の中間に位置し、どちらから行っても徒歩で20分ほどかかる。
　ただ、それなりに見どころが揃っている公園だ。
　奥の方の湧水地帯が最近は有名だが、広場が多く、運動もできる。
　この時期は、さつきや紫陽花も咲いている。咲いているエリアは、秋は紅葉の群落がみられる地帯で、南側出口があって遊具のあるあたり。アジサイが群落になって咲いている。
　夏になればプールも開かれるが今年はコロナのせいでどうなるか不明。

　新町の寺院群でも、もっとも奥まったところにある妙隆寺。
　こじっまりとした境内だが参道が比較的長く、四季折々の様々な花が咲く。
　今の時期は、特に参道に並ぶ紫陽花が綺麗だ。様々な色が一列に並んで咲き乱れている。
　アジサイを見るだけでも来る価値はあり。

　三ノ宮駅から各地への中距離高速バスに、光るものがある神姫バス。
　今回は、三田へ向かう特急バスを紹介。
　日中は30分間隔くらいで運行してるが、朝夕ラッシュ時は凄い高頻度で運行している。その多くが、三田の関学キャンパスまで行き、実際関学の通学生が大勢利用する。
　神戸から三田までは、神戸電鉄が走る。電車は15分間隔だが、バスは新神戸トンネルと都市高速で短絡してるため、電車よりも明らかに速いし快適だ。
　昔はワンロマ車で走ってたが、今はガーラなどの高速用車両で運行。
　とにかく景色がよく、六甲の山々が良く見える。かつては篠山口まで走っていた。

　空港へ行くアクセス特急用の車両に、新型3100型が順調に入った結果、それまで使っていた3050型がどんどん本線の運用に転属している。6編成あるうち3編成ほどが、アクセス特急の運用を離れ、本線の運用に変わっている模様。
　本線用に転属した車両は、それまでの青い色から京成の一般車と同じ塗装に変更されている。車内も一般車と同じものに模様替えしたが、妻面の壁だけが、薄青色なので、すぐ識別できる。
　コロナ流行で国際線が戻ってこない成田。京成の特急も、インバウンドがウソのように空いてしまっている状態がもう1年半も続く。

　西暦2000年に開館したから「ミレニアムセンター」と言う。まったく安直なネーミングであるが。
　本来は防災啓発センターとして計画され、そこに様々な施設を合築し、結果、防災センターは2階の一区画だけにとどまり、ホールや会議室が多くを占める施設となった。
　1階に市の出張所とパスポートの申請受け取り所と、駐車場、2階に京成の駅との直結デッキと大ホールと民間業者による軽食堂、3階より上に会議室や調理室などああるが、一番人気があるのは、5階の市民風呂。
　市民風呂は有料（タオルも有料）だが安価で利用可能。男女別、休憩所も備えてある。コロナ下でも営業してるが、入場制限や時間制限なども設けてあるので注意。昼午後1時から8時ころまでの営業。
　佐倉市の施設全体に共通だが、会議室やホールなどの利用は使用料がかかる。また、コロナ下、利用に色々な制限があるので注意。

　城址公園の一角、姥ヶ池の手前に菖蒲田が広がっており、今年も菖蒲が咲く季節となった。菖蒲は6月上旬に咲き始める。
　場所はバスの歴博入口バス停を降りたら、成田街道を佐倉駅の方向にちょっと歩き、細い道を南に曲がってまっすぐ5分ほど歩くとある。谷間になっていて、東向かいの丘の上に市役所が建ってるのが見える。
　春は八重桜が綺麗に咲くあたりで12階段もすぐ。菖蒲の青、黄色の花が見事だ。

　臼井にある沖縄料理店・居酒屋。
　音楽ホール向かいにあるので分かりやすい。
　定員はカウンター席5人程度、テーブル席12人程度、お座敷8人程度。換気などコロナ対策も十分配慮。
　主に沖縄の泡盛とよばれる焼酎の一種を扱っているほか、沖縄産ビールもある。料理もほとんど沖縄料理。ゴーヤチャンプルのようなありふれたもののほか、豚料理中心にあまり見られない一品料理も豊富にある。
　沖縄出身の店主の感じもよく雰囲気も南国的だ。
　料理は1品500円前後。

　成田街道に山門は面してるが、本堂はやや奥まったところにある。
　やや広めのお寺で開けており明るい。鐘楼が目立つ。
　浄土宗のお寺で江戸時代初期に開かれた。地蔵菩薩の座像があり、市の指定文化財。
　新町寺院群のなかでは一番駅から離れており、京成佐倉駅から徒歩20分以上はかかる。バス停がすぐそばにあるが、本数は1時間おき。
　今回行ったときには、ここにもアジサイが目立って咲いていた。