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京都での観光の中心は東山や嵐山周辺になりがちですが、この伏見稲荷大社もはずせません。有名な千本鳥居はもちろんのこと、拝殿なども見どころが多く、奥社まで行けば境内は広くゆっくり回れる場所です。
参道にはお土産屋さんも多くありますので合わせてどうぞ。

ここが本店の鳥料理のお店で、関西では京阪沿線を中心に支店も存在します。
入り口はこじんまりとしていますが、とても奥行きが広く、雰囲気のある店内です。カウンターもあるので一人でも大丈夫です。

ランチ時間に訪れましたが、とりめしのセットなど手軽なものも多くありました。

月桂冠大倉記念館の近くにあるお店。月桂冠の本店として使われていた建物で、建物自体も大変いい雰囲気を出しています。
店内にはたくさんの日本酒が並び、目移りします。店内で利き酒もでき、その組み合わせも豊富で、数種類から選ぶことができます。

伏見の酒蔵の中でも規模が大きい月桂冠の酒造所。ここ大倉記念館では製造工程や酒造に使われる道具について見学ができます。
昔ながらのパッケージなどの展示もあり興味深い内容です。

入場時に手土産の日本酒をいただくことができ、見学後3種類のお酒の試飲ができます。

近畿では灘や西宮と並んで酒どころとして有名な伏見。そしておいしいお酒に欠かせないのが豊富で綺麗な水で、伏見のあちこちで様々な湧水が沸いています。
現在でも酒蔵が並ぶ通りがあり、大変風情が感じられるだけでなく、十石船などで酒蔵沿いの水路を遊覧することもできます。

伏見の水路をめぐる十石船のりばのすぐ近くにあるお寺で、弁財天を本尊として祀るお寺です。
規模はそこまで大きいお寺ではりませんが、独特の門が印象的です。また酒樽も奉納されており、酒どころ伏見の守り神の一つとなっています。

JR桃山駅と、近鉄桃山御陵駅・京阪伏見桃山駅の中間に位置する御香宮神社。神社の入り口に立つ表門は、伏見城大手門として使用されていたものが移築されたもので重要文化財に指定されています。
また拝殿と本殿には、美しい装飾がなされており、そのきらびやかさは日光東照宮をも思わせるものです。

豊臣秀吉が隠居後の住まいとして建造したのがこの伏見城で、現在の明治天皇桃山御陵付近にあったとされています。しかし城跡はこの御陵がある関係で宮内庁の管轄となっており、この周囲にある城跡を見学することはできません。

見学できる遺構としては、桃山東小学校にある復元石垣などがあります。櫓や石垣、門などは多くが移築されており、伏見近辺では御香宮神社に大手門を移築したものが残っています。
また、旧伏見桃山城キャッスルランドは現在グラウンドとして再利用されており、そのエリア内に伏見桃山城の模擬天守が遊園地閉園後も残されています。

戦国時代には豊臣秀吉が築いた伏見城があった桃山。周囲よりも小高いこの山には現在明治天皇が眠る桃山御陵があります。御陵までは230段の長い階段を登ってたどり着きます。階段の上からは宇治市内を眺めることができます。
なお、伏見桃山城はこの場所から少し北の場所に、本来の場所ではありませんが模擬天守が造られています。

酒どころ伏見らしい酒蔵が並ぶエリアにひっそりと建っている石碑があります。月桂冠の社宅に隣接しているこの石碑は、伏見土佐藩邸跡。
幕末の動乱にも登場する土佐藩の藩邸があった場所です。石碑の横には解説等も載せられています。現在はこの石碑のほかは影はありません。

水どころ伏見の十石船がのんびり進む水路にかかる橋の一つ京橋。この京橋のたもとにあるのが、伏見口の戦い激戦地跡の石碑。
戊辰戦争の鳥羽伏見の戦いでの一つがこの伏見口の戦いで、現在は河原へ降りるスペースがありますがこれは昔も似たようなもので船着場だったことから多くの人がここから乗り込んできたようです。

伏見は幕末の数々の動乱の舞台ともなった場所ですが、その有名なものの一つがこの寺田屋を舞台にして起こった寺田屋事件。
現在の寺田屋は事件当時の場所の隣の敷地にあり、本来の敷地には銅像や石碑が立つ小さな広場になっています。新しい寺田屋の内部は入館料を支払えば見学ができます。館内には銃弾跡や刀傷と記されているものがありますが、これらの柱が旧寺田屋から引き継がれたものかはわからないようです。

寺田屋事件の舞台、寺田屋からほど近い通りは竜馬通りと名付けられていて、昔ながらの商店やお土産店、カフェなどが軒を連ねる路地になっています。
そこまで長くはない路地ですが、興味深いお店も多いので伏見観光ではぜひ立ち寄っておきたい場所です。
通りの途中には龍馬館という龍馬グッズがそろうお土産屋さんもあります。

伏見は水どころで酒蔵が多いだけでなく、鴨川、木津川、宇治川が合流し淀川になる場所に位置することから水運が盛んでした。戦国大名などの歴史上の人物も目をつける場所でした。
そんな水郷を船に乗って遊覧できるのがこの十石船と三十石船。それぞれ乗船場所が異なります。

酒蔵を水路から眺めるのも良いものです。

伏見の観光名所の一つ寺田屋からすぐ近くに竜馬通りという通りがあり、その通り沿いにあるのがこの龍馬館。
名前の通り、店内は龍馬グッズを中心に幕末グッズがずらりと並んでいます。この近辺では雑貨や小物、グッズなどをメインにしたお土産店が少ない中、このお店は便利でした。

弘法大師が高野山で真言宗を開いたその中心となった場所である壇上伽藍で、シンボルともいえるのが根本大塔です。
鉄筋コンクリートの再建ですが、そう感じさせない造りで、内部の装飾なども大変美しく見る価値がある建造物です。

弘法大師空海ゆかりの場所がこの壇上伽藍で、高野山の中心と言うことができる場所です。
根本大塔や金堂は再建ながらシンボル的存在と言え、また目立ちませんが不動堂は国宝、西塔と山王院本殿は重文に指定される貴重なものです。
また境内には三鈷の松（さんこのまつ）と呼ばれる言い伝えのある松もあり、見どころは多い場所です。

弘法大師空海が開いた真言宗の総本山がここ金剛峯寺で、中学校などの社会の教科書に登場するほど有名な場所です。
主殿は内部の見学ができ、襖絵などをじっくりとみることができます。また石庭は日本最大のもので、高野山の緑も相まって大変奥行き深く感じられる石庭です。

ここ奥の院は、高野山の開基空海が眠る霊廟がある場所で、世界遺産の構成要素の一つとなっています。御廟橋を超えるとそこは聖域で撮影等も禁止の場所となっており、厳かな雰囲気が漂います。
御廟橋の手前には戦国武将の墓なども多く存在し、有名な武将があちらこちらに大変多く並んでいます。

弘法大師空海が開いた高野山の最も奥と言える場所に、開基空海が眠る霊廟である奥の院があります。その奥の院の聖域とを隔てる橋がこの橋で、石で造られた重厚な橋です。橋の下には川が流れ、高野山で修業をするお坊さんはこの川で水業を行うこともあるそうです。