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尼崎駅から宝塚・篠山口などを経由して福知山を結ぶ福知山線。利用時は柏原陣屋・黒井城・福知山城を訪れるのに利用しました。特急こうのとりの他、丹波路快速、区間快速などの優等列車も存在し、先着駅なども考慮して使い分けをすると便利です。また、宝塚駅、新三田駅、篠山口駅と北上するごとに本数は減りますので、利用の際は計画を立てて利用することをおすすめします。

新大阪から福知山線を経由して福知山・豊岡・城崎温泉を結ぶ特急こうのとり。利用時は黒井駅が目的地でしたが、篠山口まで丹波路快速で到着、篠山口から後続のこうのとりで柏原で下車、柏原を短時間観光して後続の普通福知山行に乗車し黒井駅へと至りました。ただし2020年3月のダイヤ改正で、昼間の丹波路快速が区間快速となったことにより、こうのとりとの接続駅に一部変更が出ていますので、先着駅等には注意が必要です。丹波市の駅である柏原にも停車することで、柏原の観光など丹波市内へのアクセスにも便利でした。使用されている車両は元しらさぎの683系を改造した289系と、新造の287系で、ともに以前の国鉄型車両に比べ大幅に快適性が向上しました。

路線名称の通り東尋坊方面への玄関口となる三国港と福井を結んでいます。ヨーロッパ軒幾久店へ訪れた際に、西別院駅から福井駅まで利用しました。西別院駅では窓口で乗車券を購入し、乗車する方式でした。データイムは30分に一本と決して多くはありませんが、バスや路面電車などと組み合わせると、さほど不便さは感じませんでした。

今や福井名物の一つとなったヨーロッパ軒のソースかつ丼。福井市内に複数の店舗がありますが、駅から近い店舗は限られていますが、この店舗は駅から徒歩圏内になります。最寄駅はえちぜん鉄道の西別院駅で、駅から北へ徒歩10分ほどのところにあります。訪問時は本店など駅から近い店舗が定休日で、この店舗が唯一駅から近く開いている店舗であったため訪問しました。店舗は非常にコンパクトで、カウンターと小さめのテーブルが数個あるのみで、訪問時も16：30頃でしたが本店等が定休日であったことなどもあってか数組の行列ができていました。駐車スペースは店舗の前に数台分のみあります。

越前大野には各地に湧水が点在していますが、その中に湧水に好んで住むイトヨという魚の生息地があります。このイトヨの生息地は天然記念物に指定されており、この生息地に隣接するのがイトヨの里です。イトヨについてを中心に解説されている他、生息地に面してガラス張りになっており、水中を観察できる施設となっています。小さな水族館のような施設で、湧水が豊富な越前大野らしい施設でした。

立派な石垣が周囲を囲む福井城は、現存する建造物はありませんが、近年この御廊下橋とそれに隣接する山里口御門が復元され、福井城の新たなシンボルとなっています。城の西側の水堀にかかる橋で、渡ることもできます。お城の中に県庁など近代的な建物が並ぶ福井城では、貴重な趣ある建物ですので福井城ではぜひ訪れたい場所です。

福井城内にある井戸で、この井戸の名称が由来となり、「福井」という地名となったという説もあります。立派な水堀と石垣で囲まれた福井城の主要部にあります。井戸は近年建てられた覆い屋根の下にあり、近づいての見学ができます。訪問時は、ボランティアガイドの方がいらっしゃり、解説をしていただくことが出来ました。福井の地名の由来とも言われる場所だけあって、福井観光には欠かせない場所です。

福井駅の北東、福井の中心街近くにあるのが福井城で、このお城の特徴は現在福井県庁と福井県警本部が城内に建っていることです。とはいえ、城の周りを水堀がめぐり、その上に立派な石垣が建っており、特に石垣は壮観です。福井駅側からアクセスすると、県庁の裏側に、天守台や「福井」の地名の由来になったとも言われる福の井があります。現存建造物はありませんが、近年御廊下橋が復元され新たなシンボルとなっています。

越前大野の城下町に残る武家屋敷の一つ。建物もさることながら、お庭が美しい場所です。城下町の中でもおみやげ品を多く扱う越前おおの結ステーションなどに近い中心部付近にあることから、越前大野観光の際は越前大野城と併せてぜひ訪れたい場所の一つです。

越前大野のシンボルとも言える越前大野城。続日本100名城にも指定されています。麓から健脚でも10～20分ほど急坂と階段などを登る必要があります。また冬期は登ることができませんので注意が必要です。天守は復興天守ではありますが、登ると盆地になった越前大野が一望できます。また、天守が建つ野面積みの石垣が見事です。登る苦労はありますが、越前大野ではぜひ訪れたい場所です。

福井に大きな路線網を持つ京福バス。観光での利用にも便利です。訪問時は一乗谷から越前大野へのアクセスに利用しました。この区間には越美北線も通っていますが、とにかく本数が少ないため、バスも組み合わせて利用しました。訪問時点、訪問の時間帯には一乗谷から越前大野へ直接向かうバスはなく、一乗谷の遺跡から国道158号へ徒歩で出て、天神バス停から利用しました。越前大野方面へ向かう方も多く乗車していらっしゃいました。

一乗谷城をはじめとする朝倉氏遺跡は、両側を山で挟まれた谷に流れる川沿いにあり、川に沿いに通った道に沿って、帯状に位置しています。その両端には、この上城戸、下城戸という名前の通りの城門があり、城下町の守りを固めていました。現在は石垣や土塁が残るのみですが、その高さが圧巻で、守りの高さがうかがえます。

一乗谷朝倉氏遺跡に残る複数の庭園跡のうち、朝倉氏館の裏手、一段高くなった場所にある庭園跡です。現在は意図的に配された庭石が残る程度ですが、この湯殿跡庭園は複数ある庭園のうち最も古い時代のもので、史跡内に複数ある庭園を巡ると、そのそれぞれの特徴が読み取れ、興味深く感じました。

一乗谷朝倉氏遺跡には複数の庭園跡が残っていますが、そのうちその名の通り朝倉氏館にある庭園です。水堀にかかる橋を渡り、唐門をくぐると館の礎石などが現れますが、その奥に位置するのが庭園跡です。訪問時は池の跡に少し水が溜まる程度でしたが、館の奥に位置することから、朝倉氏の繁栄を伺い知ることができる場所です。

一乗谷朝倉氏遺跡にある、朝倉氏館の入り口に当たる門です。発掘された遺跡が多い中で、数少ない建造物です。ただしこの門は江戸時代に建てられたもので、朝倉氏滅亡後この地に建てられたお寺の門であったとされています。しかし先述の通り遺跡内では少ない建造物であることもあって、朝倉氏館跡のシンボルともなっています。門前の堀と土塁も相まって、当時も守りの様子を垣間見ることができます。

一乗谷朝倉氏遺跡がある一乗谷にある道の駅。遺跡があるエリアではなく、遺跡からは駅とは反対側、福井市街地方面に向かう途中にあります。足羽川のほとりにある、涼しげな道の駅です。お土産売り場、食事処があり、一乗谷での訪問車での訪問時に立ち寄るのにいい場所です。訪問時は時間の都合で、国道158号にあるバス停に向かう途中に利用しました。食事処が少ない一乗谷ではちょうどいい場所で、越前おろしそばをいただきました。

越前で栄華を極めた朝倉氏の館などを含めた城下町の遺跡。国の特別史跡に指定されているほか、一乗谷城が日本100名城にも指定されています。朝倉氏の館跡や点在する庭園跡、住居跡など広大な範囲に史跡が広がっています。福井市街地からはかなり遠い場所にありますが、福井市内になります。そのためアクセスが少し不便で、越美北線の一乗谷駅が最寄りにはなりますが、駅からは徒歩でそれなりの距離を歩く上、本数も少ないのがネックです。そこでバスでの移動が便利となりますが、一乗谷の遺跡付近を経由するバスも決して本数は多くありません。最近では一乗谷朝倉特急バスなども運行されていますので、それらを上手く組み合わせて巡るといいと思います。

福井（路線の起点は越前花堂駅から）から九頭竜湖をむすぶ越美北線。沿線には一乗谷、越前大野などの観光地があります。ネックはとにかく本数が少ないことで、往路はサンダーバード3号からの接続がよく、乗り換えで利用しましたが、復路は一乗谷から越前大野に移動するために、バスを利用しました。乗って応援したいのもやまやまですが、正直なところバスと併せて上手くプラン建て利用すると便利です。

大阪と金沢を結ぶ特急サンダーバード。今回利用時は一乗谷へ訪れる際に、大阪～福井の往復で利用しました。往路は越美北線に乗り換えるため、サンダーバード3号を利用しました。しっかりと接続を取っており、便利に乗り換えが出来ました。途中走行する湖西線、北陸本線ともに線形がいいため、快適なスピードで走行するので、短すぎず長すぎずの時間で福井に到着することが出来ました。

伊勢中川から宇治山田までを結ぶ山田線。伊勢志摩方面へのアクセス路線となる路線です。松阪から鶴橋までの特急で利用しました。松阪駅までは特急南紀を使用しましたが、松阪駅はＪＲと近鉄が同じ構内にあり、乗換にも便利でした。ただし駅での切符の発券などを考えている場合は、一旦改札外に出るなど、注意が必要です。山田線は特急も本数が多く、選択肢も多いので、便利でした。