cielさんのクチコミ(53ページ)全3,102件

名古屋駅から三重県を縦断するように、尾鷲、熊野市、新宮を経由して那智勝浦を結ぶ特急南紀。乗車時は新宮から松阪まで利用しました。ちょうど夕暮れ時で、新宮出発後に熊野川を渡る風景が美しく、その後も熊野灘を所々臨むことができます。現在使用されているキハ85は、他の東海の特急と同じくワイドビューという名称が冠されており、大き目の窓と、通路よりも一段高くなった座席が特徴です。しかしこの車両にも置き換えが発表されており、近いうちに新しい車両に置き換わることから、より快適になることと思われます。

熊野三山の一つに数えられる熊野速玉大社。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成遺産のうちの一つです。熊野三山の他の二カ所、熊野本宮大社、熊野那智大社に比べると、現在残る境内はコンパクトですが、周辺は林になっており、境内は静かで厳かな雰囲気でした。訪問時は新宮駅から徒歩でアクセスしましたが、徒歩15～20分ほどでした。新宮市内にはこのほかにも世界遺産の構成遺産がありますので、それらとも併せて訪れたい場所です。

新宮駅の北側、熊野川のほとりにある城です。この城の魅力はなんと言っても、高台にある城からの熊野川の眺望です。そして複雑な地形に張り巡らせるように作られた曲輪とそこに立つ石垣が見事です。また、城の熊野川側は急な崖になっており、その麓には水の手という曲輪があり、船着き場が残っています。日本100名城、続日本100名城の中でも有数の眺望の良い城であると感じました。また訪問時は、本丸付近から水の手へ降りる通路は封鎖されていました。

中国の秦の始皇帝の名で新宮を訪れた徐福は、この地に農業や漁業などさまざまな技術を伝えたと言われています。その徐福の墓と伝わる場所は、公園として整備されています。公園の入り口にはきらびやかな中華風の楼門が立ち、周辺でも目立つ場所になっています。公園内も無料で入ることができますが、開園時間が定められていますので注意が必要です。

十津川村の南部、和歌山県との県境近く、国道168号線沿いにある滝。落差はありますが、水量は多くなく、下の方では霧状になっている部分もあります。訪問時は奈良交通バスの新宮行き、通称新宮特急において、運転手の方が放送にて案内して頂きました。周辺は崖に道路が通されている部分で、カーブが多いため駐車スペースはありません。

十津川村の北部にある吊り橋で、戦後の建造後長らく日本一の長さでしたが、現在はその後建設された吊り橋に抜かれています。ただ、水の綺麗な十津川を見下ろすその眺望が素晴らしく、訪問時も多くの方が訪れていらっしゃいました。橋は徒歩で渡ることになりますが、風が吹いたり、複数人が渡ると、思いのほか揺れがあります。床は木の板張りで、その左右は金網があるだけです。生活用の橋ですので、配慮の上で観光したい場所です。

奈良県内多くの路線の運行を行う奈良交通。今回は、近鉄八木駅から和歌山県の新宮までを結ぶ、日本最長の路線バスである通称新宮特急にて利用しました。この路線は近年車両も新しくなり、都市部の路線バスの車両に近くなったとはいえ、乗り心地等でも快適になりました。最長路線であることから、乗り通しの方や十津川温泉や熊野本宮大社などへ向かう方など観光目的の利用が多いことから、走行中、各名所について放送で案内していただけました。また途中上野地と十津川温泉でしばらくの休憩がありました。

神通川のほとりにあるホテルで、神通川が山に囲まれた谷から平野に出る部分にあります。訪問時は雨上がりの夕刻であったことまって、川霧が非常に美しく出ており、デザイン性の高い建築と併せて思わず感嘆してしまうような風景でした。館内には様々な美術品が置かれており、それらをじっくり見学されながら館内を回っている方もいらっしゃいました。客室内も非常にスタイリッシュでおしゃれですが、かといって使いにくさも特に感じませんでした。朝夕の川霧を部屋のベランダから眺めるのも非常に心地よい場所でした。夕食は和食を頂きましたが、内容・量ともに非常に満足です。また朝食が非常においしく印象深い部分です。大浴場は規模としては大きくはありませんが、滞在中数名お見かけした程度で、ゆったりと入ることができました。その他スタッフの皆様にも非常に丁寧に対応して頂きました。最寄り駅は高山本線笹津駅で、事前に申し込めば送迎に来ていただくことが出来ました。

魚津水族館へのアクセスに利用しました。ただし本数が少ないため時間帯が合わず、復路のみの利用で、往路は富山地方鉄道にて西魚津駅から徒歩でアクセスしました。魚津水族館へは建物正面のロータリー付近に停車してくれ非常に便利です。バスは低床マイクロバスのような車両で、車両もコンパクトですので座席数は多くありません。魚津水族館から魚津駅まで途中での乗降は少しありましたが、休日であったこともあってか車内は空いている印象でした。魚津水族館の他、埋没林博物館や海の駅蜃気楼にも停車しますので、観光にも便利です。

富山湾を望む場所に位置し、現存する日本で最も歴史の長い水族館です。またブリなどが泳ぐ富山湾大水槽には、日本で初めて設置されたアクリル製トンネルがあります。歴史が長いとはいえ、建物は変わっており、さらにはリニューアルも行われていることから、独自の新しい展示も行われているように感じました。アクセスは魚津市民バスが最も便利で、水族館の建物前に停車してくれます。ただし訪問時は電車からバスへの接続が悪く、新魚津駅から西魚津駅まで富山地方鉄道を利用し、徒歩15分ほどでアクセスしました。

新魚津から西魚津までの区間を利用しました。魚津水族館へはバスの利用が便利ですが、バスの時間の都合で、この経路で利用しました。あいの風とやま鉄道は駅間が広いですが、富山地方鉄道はその間に駅があることが多く、使い分けをすると非常に便利です。魚津駅から新魚津駅へは地下通路でアクセスできました。ただし魚津周辺の本数は決して多くはありませんので、事前の計画をおすすめします。

富山駅から魚津駅までの往復で利用しました。以前、北陸新幹線開通前に魚津を訪れた際は、特急はくたかを利用しましたが、その時代に比べ普通列車のみになった分本数も大きく減り、魚津駅前も閑散としている印象でした。利用した列車の車両は521系で、関西地区で新快速として走る車両と車内については大きく変わりません。乗車時は休日であることもあってか、富山駅の入線時点でかなりの列があり、多くの方が立って乗車している状況でした。

富山城跡として現存しているのは石垣と堀程度にとどまりますが、城跡の一部は現在城址公園として整備されています。ただし史実と異なって整備されている部分もあるため、城歩きの際は注意が必要です。水堀にはたくさんの水鳥が居り、市民の憩いの場ともなっています。近年は堀のほとりに、AMAZING TOYAMAというモニュメントが置かれ、模擬天守が背景になるように撮影できるスポットとなっています。

続日本100名城スタンプ帳に2種類目が登場し、押印も兼ねて3回目の訪問となりました。高山線との乗り換え時間の間に訪問しました。市内電車の丸の内または国際会議場前電停が最寄りとなります。現在は城跡が公園として整備されており、模擬天守が建造されています。模擬天守内は富山市郷土博物館となっており、富山城に関する展示が多くされています。

富山の市街地の移動に便利な富山地方鉄道の市内電車。富山城へのアクセスのため、富山駅から丸の内までを利用しました。市内電車のメリットは、系統が比較的わかりやすいこと、多頻度運行であることが挙げられます。利用時も雨の日でしたが、気軽に乗降できました。運賃は利用時点で現金で210円ですが、ＩＣカードえこまいかまたは、パスカであれば割引運賃となります。

北陸乗り放題きっぷを利用して金沢～富山間の往復で利用しました。富山までは東京方面への、かがやき、はくたかに加えて、金沢～富山間の区間列車である、つるぎが走っています。北陸乗り放題きっぷは北陸の乗り放題エリア内は自由席のみの利用ですが、利用時は自由席でも、はくたか、つるぎとも充分着席できました。

ひがし茶屋街にある、金箔・金製品のお店です。このお店の目玉は金を一面にあしらった蔵で、訪問時は見学のみでも可能とのことでしたので、見学させていただきました。外装・内装ともに金が一面に貼られており、まさに金ぴかの蔵でした。店舗の中には、金やプラチナのアクセサリーなどの製品が数多く並び、綺麗な輝きを放っていました。

浅野川の右岸にある茶屋街で、金沢の茶屋街のなかでも随一のにぎわいを見せている場所です。特に北陸新幹線開通後は、非常に多くの人で賑わい、訪問時も休日であったこともあってまっすぐあるくこともままならない混雑でした。町並みは、石畳の通りの両側に統一感のある建物が並んでおり、東山ひがしとして国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。金箔を扱うお店や、おしゃれなカフェなども並び、金沢観光では外せないスポットです。

金沢に3カ所ある茶屋街のうちの一つで、浅野川の左岸に位置しています。ひがし茶屋街とは通りを挟んでほぼ斜め向かいの位置関係になります。ひがし茶屋街が北陸新幹線開通以降特に大混雑なのに対し、こちらは混雑というほどではなく、のんびりと街の風情を楽しむことが出来ました。国の重要伝統的建造物群保存地区に保存され、街全体として調和の取れた建物群でありながら、それぞれの建造物にそれぞれの特徴があり、それらを見て回るだけでも楽しむことができました。

兼六園の桂坂口へ向かう坂の下にある金箔・金製品のお店です。お店の目玉は金箔ソフトで、店舗の前でも多くの方が召し上がっていました。金箔ソフト自体は多くの店舗に類似品がありますが、金の専門店でということでこちらの店舗に決めました。金箔ソフトは、店舗の路面に面した小窓から注文・受け取りし、店舗の前にあるベンチでも食べることが出来ました。値は張りますが金沢らしい一品ですのでおすすめです。