エロシさんのクチコミ(184ページ)全6,830件

石見銀山のメインストリートを上った銀山地区にある毛利元就を祭神として祀る神社です。元々はこの場所に長栄寺と言うお寺があり元就の木造が祀られていた。幕末期に長州藩が石見に入った際に元就が祀られていることを知り、元就の神号「豊栄」の名を被せた神社として整備したそうです。
境内は古びた草の生えた参道には狛犬や燈籠が残りますが、ほとんど訪れる人もおらず、荒れた雰囲気がちょっと寂しい感じです。

石見銀山の銀山地区、町並み地区のほぼ間にあり、パーク＆ライドのバスの大森バス停も近く、石見銀山観光の起点と言って良い公園です。駐車場もありますが、余り多くはないので、世界遺産センターに車は停めましょう。
銀山公園には観光案内所があり、ここで散策マップを貰い、歩いたり、レンタサイクルを借りて銀山散策を始めるのが一般的です。他に公園には大きな立体地図があり、どのような場所に石見銀山の町並みが作られたのか分かります。

日本にある世界遺産は現在20ある。石見銀山はその一つで2007年に指定されました。
世界遺産に指定されるまで石見銀山をまったく知りませんでした。今回石見銀山を訪れたときに、今まで観た世界遺産より見劣りするなぁと初めは思ったのですが、色々な所を見て回るにつれて、銀山として栄えた一連の遺構がそのまま残り、非常に歴史的に価値が高い物であることが分かりました。
華やかな世界遺産を目当てに行くと、がっかりするかもしれませんが、噛めば噛むほど味のある日本が誇る世界遺産です。

石見銀山の入口とも言って良い施設です。
石見銀山に行く人は殆ど車だと思いますが、遺産の残る大森地区、銀山地区には銀山公園の一画にしか駐車場がないため、町内の渋滞を避けるために、石見銀山世界遺産センターからパーク＆ライドが行われています。バスのお金は掛かりますが、世界遺産を守るため、ここから石見銀山までバスで往復すべきです。片道10分程度。
時間がなく見学できませんせしたが、石見銀山世界遺産センターでは石見銀山の歴史が展示されています。

出雲から西に向かった国道9号線沿いにある道の駅です。
非常に設備が充実した道の駅で、尖塔のある建物が特徴で、フードコート、海鮮丼屋、パン屋、特産物の売店があるのは当たり前。とても見晴し良い場所にあり、眼下には青い空と青い日本海が広がるキララビーチがあり、海水浴で道の駅に来ている人が多く駐車場もとても混雑してました。

出雲市駅から徒歩5分程の所にある出雲蕎麦の名店です。出雲に行ったら蕎麦は必ず食べるべき一品で、この店がお奨めです。
11時の開店間際に行き、何とか最後のテーブルに滑り込みで座れました。その後続々と客が入ってきて、気付くと外まで並ぶ程の人気店です。
お腹が減っていたのでご私は五色割子蕎麦、妻は天ぷら割子を頂きました。大正天皇に献上された手打ちの献上そばは、つるつるとして、喉越しも良く、絶品の蕎麦。やっぱりシンプルに食べるのが一番美味しいです。

出雲大社の参道　神門通りを出雲大社前駅に向かって歩いて行くと左手に俵まんぢうが有名な俵屋菓舗があります。明治31年創業で、本店は神迎の道沿いにあるそうですが、こちらのお店の方がアクセスが良いです。
出雲土産にと思いお店に入り、俵の形の皮の中に白餡の入った俵まんぢうをバラで買い食べてみましたが人形焼きの白餡版みたいであまり特徴がなくやめました。美味しくない訳ではありません。

一畑電鉄の出雲大社前駅の右手がちょっとした公園になっており、その奥にデハニ50形 52号車が展示されています。車両の内部にも入ることが出来ます。オレンジ色の木製の車両は映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で出てきた車両で、昔乗った銀座線の古い木製の車両と、どことなく似ており、なんか懐かしさを感じました。昭和って感じがします。

出雲大社の正面参道の神門通り広場前に神門通りおもてなしステーションがあります。店舗だった建物を改装して作られた観光案内所で、パンフレットや地図の他、ガイドさんが常駐しており観光の相談に乗ってくれます。7月にしては朝から暑い日で汗だくになり、冷房の効いたステーションで涼ませてもらい、名の通り、おもてなしサービスで助かりました。

出雲大社の四の鳥居から東に境内を出て社家通りを5分程歩いた所の路地を入った所にある社です。難しい名で、「かみむすびいのちぬしのかみのやしろ」と読みます。
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」に出て来るような社で、小さな社に幹の基が苔むした大きなムクノキが被さるように立っているのがとても印象的です。
是非、出雲に行ったら訪れて欲しい所です。

出雲大社の四の鳥居を東側に出た所に北島国造館があります。出雲大社の祭祀を司る千家と並ぶ北島家の出雲教の総本院です。注連縄のかかる大門を入ると広大な境内があり神殿の隣には庭園、池、亀の尾の滝、天神社、さらにその奥には、出雲大社の建築物で最古の四脚門があり、見どころ満載です。
また、出雲大社とは少し違った雰囲気で滝を見ていると癒やされます。

出雲大社の四の鳥居から東に境内を出て社家通りを10分程歩いた所に真名井の清水が湧出ています。
住宅のすぐ真横にあり、真名井の清水か一瞬迷いましたが、立札で確認できました。一見、共同炊事場の様になっていますが、ここの小石が歯固めの神事に使われる由緒ある井戸です。
綺麗な清水で、ジョウロやヒシャクが置いてあったので飲んでみましたが、まろやかな水で、お腹が壊れることもなく大丈夫でした。飲めたのかな？

出雲大社の参道を進み四の鳥居の点前を右に折れ、吉野川を渡った所から社家通りが始まります。京都の上賀茂神社と同じで、この通り沿い神職の屋敷があったそうです。通り沿いには北島国造館、命主社、真名井の清水等の見所があるにも拘らず、あまり観光客はおらず、静かでとても趣のある通りです。是非、足を延ばしても寄ってみて貰いたい通りです。

出雲大社の境内の庁舎と西十九社の間から出て素鵞川を渡った所に神楽殿があります。出雲大社の印象と言えば注連縄のイメージがあり、拝殿にもありますが、神楽殿に架かる大注連縄はとにかくでかい。4.4トンの重量があるそうです。外人さんもビックリするほどで、出雲大社の撮影スポットになっています。この大注連縄を見ずして出雲大社は帰れません。一体、どうやって吊り上げるのか気になりました。

出雲大社の最奥、素鵞社の左手に彰古館があります。入館料200円で出雲大社の資料が展示されていると言うので入ってみましたが、大黒様等の像、雅楽器等の展示が殆どですぐ出て来てしまいました。
しかし、大正期に建てられた木造2階建て、銅板葺入母屋造りの建物は国登録有形文化財に指定されており、東大寺本殿を小さくした様な姿は、とても立派で建物は見る価値ありです。

出雲大社の最奥、本殿の真後ろに素鵞社はあります。八岐大蛇を退治したスサノオを祀る摂社で、裏山（八雲山）の木々を前にして本殿を守る様に一段高い所に鎮座されており、落ち着いた雰囲気です。素鵞社の後ろに巨大な岩がありパワースポットとして人気があり、触れるために裏に回る人が多くいます。
出雲大社のお参りする際にはこちらも必ず参拝しなければならない社と言われているのも分かる気がしました。

出雲大社の拝殿の東と西にそれぞれ末社 十九社本殿があります。旧暦の10月、神在月に全国の八百万の神々がここに宿泊する所で、普段は十九ある扉は閉じられていますが、神在月には開かれます。
檜皮葺の流造りの十九社本殿は、末社と言うよりは家にある神棚を横長に大きくした様な感じがしました。観光客も前は通るものの見入る人は余り居ません。

出雲大社の四の鳥居を潜った右手に宝物殿（神祜殿）があります。出雲大社に奉納された刀剣や国宝秋野鹿蒔絵手箱等の宝物を展示されているので期待していたのですが、行ってみると宝物殿は白いパネルに囲まれて入れません。横にあった看板を見ると遷宮の一環として平成29年秋まで改修の為、一時休館とのこと。
来秋まで見られないのでご注意ください。

出雲大社の四の鳥居を潜り、左手に行った所に小屋がありその中に神馬神牛像が置かれています。神牛の像が置かれている神社は菅原道真を祀る天満宮（大宰府、北野）で見たことが有りますが、菅原道真と関係が無い？出雲大社で、何故神牛が置かれているのか不思議に感じました。神馬と神牛の像が両方置かれている初めてでした。

出雲大社正面から下り参道を下り、松の参道の先、大国主大神と兎の像の反対側にムスビの御神像があります。
植込みの中に膝まつき両手を大きく広げた大国主大神と、その正面に荒波に浮かぶ魂が現れた神話の様子が表されてます。これが結びの大神、すなわち縁結びの云われです。
広い場所に大国主大神と魂の像があるので両方をワンカットの収めて写真を撮る場所は限られます。云われを知らないと何を表しているのか分からないです。