mamiさんのクチコミ(3ページ)全618件

　南円堂は「西国三十三カ所」の第九番札所として人々の参拝が多い御堂です。この堂は弘仁4年(813)藤原冬嗣が父の内麻呂追善のために建立しました。基壇築造の際には、地神を鎮めるために、和同開珎や隆平永宝を撒きながら築き上げたことが、発掘調査で明らかにされました。また、鎮壇には、弘法大使空海が大きく関わったことが伝えられています。

　奈良国立博物館は、東大寺、興福寺、春日大社などに囲まれた奈良公園の一角に位置しています。周りには、多くの野生の鹿も生息し、人々の憩いの場所ともなっています。
　神社仏閣、文化財所有者の多くのご協力を得て、特に仏教と関りの深い古美術品や考古遺品などの文化財保存や、調査・研究を行い、広く日本や世界に発信しています。

　平城京が出来たのは西暦710年。元明天皇が律令制にもとづいた政治を行う中心地として、それまでの都だった藤原京から遷都し、新しい大規模な都をつくりました。平城京のモデルとしたのは、その頃、最も文化の進んでいた中国の長安という都でした。

　猿沢池は、池越しに興福寺の五重塔を見ることができるビューポイントです。市民の憩いの場としても愛されるこの池に伝わる、悲恋の物語や七不思議が、今でも石盤に刻まれて伝えられています。周りにはハトや野鳥が静かに川面で遊ぶ姿が、とても心癒されます。

今般3泊させて頂く『天然スーパーホテルLohasJR奈良駅』は、JR奈良駅から直結していて、外に出なくても、そのまま歩いてホテルまで行けます。又、一晩中、天然温泉にいつでも入れることができ、お風呂好きな私にはもってこいのホテルです。又、アルコールを嗜む人にとっては、無料で試飲できるラウンジもあり、なかなか快適に過ごせるホテルです。

　国宝「大仏殿」の手前にある入り母屋造りの桜門です。享保元年（1716）頃再建と伝わります。両脇からそれぞれ回廊が伸びています。中門の両側には、仏を守護する四天王のうちの二天が安置されており、向かって左に立つのが持国天、右が多聞天です。

　春日大社南門から南へ四角い石燈籠が並ぶ道を行くと「若宮神社」があります。保延2年（1136）平安時代後期から奈良の代表的な祭りとして有名な若宮おん祭がはじまりました。「祭りじまいはおん祭り」といわれ、1年で最後の日本の大きな祭として、今も12月15日～18日に盛大に行われます。

　全国に3000社ある春日大社の総本社である春日大社。その歴史は今から1300年前、飛鳥から平城京へと移された奈良時代から始まります。創建以来、聖域とされ護られてきた原始林の中に鮮やかな朱塗りの社殿が鎮座しています。
　1998年には、春日大社や春日山原始林を含む「古都奈良の文化財」がユネスコの世界遺産に登録されました。

　東大寺、春日大社から続く奈良公園辺りには、多くの鹿が至る所で散歩しています。これらは全て“野生の鹿”だそうです。言い伝えによると、春日大社の主祭神として祀られているタケミカヅチノミコトである常陸国鹿島の神様が、春日大社創建の際に、茨城県にある鹿島神宮から白い神鹿に乗ってやって来た事が始まりだそうです。

　東大寺は、天平15年（743年・奈良時代中期）に聖武天皇の「国中の胴を全て集めて像を鋳造し…」という大仏建立の詔（天皇の言葉や命令）により、巨大な廬舎那仏座像（大仏）を造り、それを安置する総国分寺としてはじまりました。

　美しい蓮弁の台座に座り、両手を腹部の前で〇〇形にした定印の「長尾阿弥陀磨崖仏」です。徳治2年（1307）からここで人々の往来を見守ってきました。像の頭上に斜めに割れ目が走っていますが、後方の山から巨岩が落ちて来てひびが入りましたが、前面もコンクリートで固めているので、これ以上は割れる心配はないそうです。

　山門をくぐると、正門の奥まった高台に朱塗りの色鮮やかな三重塔が建っています。嘉吉2年(1442)の銘文から、この頃に造られたものと考えられています。表面は板壁、初層は心柱や四天柱がなく、中央に須弥壇を設けて二本の來迎柱を配置する構造で、室町時代の特徴を示しています。

　初めて奈良駅に降り立ちました。ただでさへ方向音痴の私にとって、奈良駅は寺院巡りの観光駅らしく、あちこちに細やかな案内図等が設置されていて、とても分かり易く、奈良市内循環バスも奈良駅から常時出ていて、迷わずに「奈良寺院巡り」の旅をすることが出来ました!!

　この一帯は古来より南都(奈良)仏教地の聖地として、大寺の僧が世俗の喧騒を離れ修養、研鑽のため出入りをした地域で「小田原別所」と呼ばれていました。また、創建時のご本尊が薬師仏であったことから、その浄土である浄瑠璃世界が寺名の由来とされています。

　早朝、赤倉温泉の『赤倉観光ホテル』のマイルームから日の出が昇る瞬間を眺めることが出来ました。足元にまで忍び寄る純白の雲海と雲が、オレンジの色の太陽に染まり、刻一刻と日の出が昇っていくこの何とも言えない、神々しいばかりの美しさ!!　しっかりと目に焼き付けてきました。

　1日目のディナーは、カフェテラスの望めるレストラン室内でのフランス料理のフルコースです。夕刻ともなると、外気は零下何度ともなり、さすが外には出ることが出来ませんが、標高1000ｍに位置するレストランからのディナーは、薄暗闇の赤倉の山々を眺目ながら、とても幻想的な中で美味しく戴きました。

　コロナ禍も少し緩和された昨年の11月も終わり頃に、娘と二人「絶景が望める所に行きたいね!!」と言って、妙高・赤倉方面へドライブに行って来ました。日の出と雲海が臨めるホテルとして有名な『赤倉観光ホテル』が近付くにつれ、辺りは一面の雪景色に変貌してきました。

　昨年2月、自宅からも近い老舗旅館『滝亭』で、久し振りに贅沢な時を過ごさせて頂きました。『滝亭』の名前の由来は、350年以上前に加賀藩が造った用水路のこぼれ水からなる2本の滝です。季節や天候により水量や本数が大きく変わります。金沢市の郊外の静かな場所に位置し、昔から高級料理旅館として知られる有名な処です。

　難攻不落の名城とうたわれた『鶴ヶ城』は、戌辰の戦役で新政府軍の猛攻の前に籠城一カ月、城は落ちませんでした。石垣だけを残して取り崩されたのは明治7年のことです。至徳元年(1384)、葦名直盛が初めて館を築き、改修を経て天下の名城となりました。

　いまなお語りつがれる高倉以仁王伝説の「高倉神社」は、平清盛の全盛期に源頼政とともに平家討伐に蜂起した高倉以仁王(後白河天皇第二王子)は、戦いに敗れこの村に落ち延びて来たというロマンを秘めた伝説があります。毎年7月2日に行われる祭りは、この高倉宮を祀ったものです。