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岐阜県の人里離れた山中の「人道の丘公園」にある。公共交通機関での訪問はかなり不便な場所。

入館料：300円
入館時間：9:30～17:00
休館日：月曜日（祝日振替休日の場合は翌日）・年末年始

第二世界大戦時、リトアニアの領事館で、ナチスドイツから逃れてきたユダヤ人を、退官命令が出ている中、時間の許す限りギリギリまで日本通過許可のビザを書き続けた外交官。「命のビザ」と呼ばれている。

展示物の必死にビザ発給を求める写真は、引き込まれて考えさせられる。
生死がかかった人々ばかりだろうと。
強制収容所で亡くなった人が多数いるだろうと。
人道の問題を。

杉原千畝は岐阜県八百津出身。

岐阜県の八百津出身の「命のビザ」で有名な元外交杉原千畝の偉大な功績を称え、後世に伝えるための記念公園。
公園は広大で、杉原千畝記念がある。

杉原千畝。
第二次世界大戦中、ナチスの迫害から逃れるためポーランドからリトアニアに脱出してきたユダヤ人数千人の命を救った外交官。イスラエル政府から”イスラエル建国の恩人”として表彰されている。
自分自身の身の危険を顧みることなく、日本政府（外務省）の反対を押し切り、独断で日本への通過ビザ「命のビザ」を発給した。

人里離れた山中にある公園は、公共交通機関での訪問は運行便数も少なくとても不便。

平清盛も湯治したといわれる歴史のある温泉。最寄駅は神戸地下鉄大倉山駅。駅より徒歩15分程で、山の麓にある。

入浴料：700円
泉質：ナトリウム･カルシウムー炭酸水素塩･塩化物泉 （低張性､中性､低温泉）

源泉温度27℃と低いので、加温した源泉掛け流しの温泉。

内風呂のみだが、5種類の浴槽（源泉100％）がある。 26～29℃源泉水風呂・36～38℃ぬるま湯・38～41℃ジャグジー・41～43℃主浴槽（電気風呂あり）・45～46℃高温浴槽。

鉄分の臭いがする少しする茶褐色の湯は、色々な温度帯の湯があるので、ゆっくりと温泉を堪能できる。

横浜の名物焼売、新幹線乗車前に新横浜駅ホームの崎陽軒で焼売弁当を購入。860円というリーズナブルな価格であった。
焼売は5個入っている。日頃焼売は食べないので旨味のある焼売かはわからないが、お得感のある弁当であった。

のぞみが停車する横浜の新幹線の玄関口となる駅だが、横浜の中心部や幹線に出るのはかなり不便な駅であった。地方（田舎）の主要駅のような感だ。
JR横浜線で横浜駅に向かうと、東神奈川駅（東海道本線）で乗り換えさせられた。一部普通電車は横浜駅に直通してない。

JRと江ノ島電鉄の駅が隣接、江ノ島電鉄は終着駅となる。
狭い駅で観光客でごった返している人混みの中、不便な駅。

東口が鶴岡八幡宮の出口側でJRのホーム側。西口が江ノ島電鉄のホーム側。同一構内にJR東日本と江ノ島電鉄との乗り換え改札口（中間改札口）があるが、両社間の乗り継ぎ精算機は無く、両社にそれぞれ有効な乗車券か、交通系ICカードがあれば利用できる。

江ノ電電鉄乗車時、西口の改札口から中間改札口から江ノ島電鉄のホームに行くことができた。下車時は東口の改札口しか利用できなかった。

鶴岡八幡宮からも遠く離れていない場所なので、鎌倉時代の政治の中心地に来て、当時は自然災害が続き民衆の心の不安の中、自宗を広めるため他宗を批判攻撃した、宗教という名の権力闘争の場所。説明板を解釈すると。

演説場所（辻説法跡）がこんなに整備されているのは、日蓮の宗教が現在にも大きく影響を与えているのかとの思い。

東勝寺跡にある鎌倉幕府滅亡の地、討幕軍に追われた幕府軍は、東勝寺に立て籠り、北条高時を始め北条一族、幕府の主要御家人など数百人が自害した場所。

草が多い繁った薄暗い山腹にあり、何かありそうな不気味さと寒気がする場所。一眼見てすぐに引き換えす。

鎌倉の有名な心霊スポットらしい。
「霊処浄域につき参拝者以外立入禁止」という文言が、案内表示板に明記されている。

＊「やぐら」とは、鎌倉周辺にある鎌倉時代中期から室町時代前半にかけて作られた横穴式の納骨窟または供養堂。

鎌倉幕府第3代執権北条泰時が創建した北条家の氏寺跡。1333年（元弘3年）5月22日、新田義貞らの鎌倉攻めの時、若宮大路まで迫ってきた事を知った北条高時は一族郎党870名余りと立て篭もり、火をかけて最後を遂げた鎌倉幕府終焉の地。
側の斜面には北条高時腹切りやぐらがある。

住宅街から東勝寺橋を渡ると薄暗い何も無い整地に出る。東勝寺跡だが、国指定史跡であり、歴史の深みや怨念を感じる場所だった。

滑川に架かる東勝寺橋は、鎌倉時代終焉の地国指定史跡東勝寺跡に通じている。北条高時ら北条一族が東勝寺へと橋を渡り逃げた。
現在の橋は、大正時代に架けられた鎌倉に残る美しく貴重なアーチ橋。橋からの渓谷美は、谷深くないが美しい。

法華堂跡の広場にある急な階段を登った場所に、三つのやぐらの墓がある。

鎌倉幕府の要職（源頼朝の政務の側近として政所別当）を務めた大江広元の墓・左手が薩摩藩の祖島津忠久（比企義員の娘・頼朝の愛妾と言われる丹後局が母）の墓・右手が長州藩の祖毛利季光（大江広元の四男）の墓が並んでる。
法華堂跡の広場の階段麓にあるやぐらは、三浦泰村一族の墓と言われている。

大江広元の墓だけは地図に表記あるが、現地での各々の名称表示板が無く、非常にわかりにくい場所。
観光客が一人もおらず、山中の薄暗い静寂な場所だった。

法華堂跡の指定範囲は山稜部と南側山裾部の東西約110m南北約70mで、法華堂跡内には点在して源頼朝・二代目執権北条義時や同時代の御家人の墓がある歴史的な空間の総称。

法華堂跡の説明不足で案内表示方法が不親切で、源頼朝の墓以外は個別の名称表示板が無いため、非常にわかりにくい場所だった。

山稜中腹部の塚と石塔が源頼朝墓。場所が変わり、源頼朝の墓から東に100m程にある平坦な広場が北条義時墓とされる法華堂跡。
法華堂跡の奥の山肌のやぐらが三浦泰村一族の墓とされる洞穴。
法華堂跡の急な階段を登ると島津忠久（向かってに左）・大江広元（中央）・毛利季光（向かって右）の墓が仲良く三つ並んでいる。

源頼朝の墓以外は観光客がおらず、薄暗い静寂な空間で背中がゾックする場所だった。

後醍醐天皇の皇子護良親王を祀る神社。
明治天皇が護良親王最期の地に創建。天皇自らが創建した唯一の神社。

後醍醐天皇の皇子護良親王は、天皇と共に鎌倉幕府を倒し建武中興を実現するが、足利尊氏と対立し幽閉され、足利尊氏の弟直義により殺害された。
　
護良親王の名に惹かれて訪問したが、一般の鎌倉観光から外れているのか、菊の御門が目立つ人少ない静寂な空間だった。

源頼朝により創建された鎌倉時代を象徴する鶴岡八幡宮は、現在では鎌倉観光の象徴で、駅から参道と境内へ続く道のりは参拝客の人混みだらけ。

本堂前の大石段を上りきって振り返ると、参道がまっすぐ由比ヶ浜まで伸びるのが見える。鎌倉時代の武将達と同じ風景を見ている実感が沸いてきた。

鎌倉駅からの参道（段葛）を抜けると、県道の信号のある交差点。交差点の目の前の壮麗な朱塗りの鳥居が「三ノ鳥居」。
鶴岡八幡宮の境内の入口であり、一直線上には大石段と本殿が望まれ、思わず撮影したくなる有名な撮影スポット。

鎌倉五山第一位、日本初の本格的禅寺で鎌倉を代表する長寿寺。

拝観料：500円
拝観時間：8:30～16:30

総門・三門・仏殿・法堂などの主要な建物が一直線上に並ぶ宗風の伽藍配置で、国宝や重要文化財が多い見所のある境内の広い寺。

亀ヶ谷坂切通しの登り口にある。
室町幕府の創始者、足利尊氏の邸宅跡。
境内奥にあるやぐらに、足利尊氏の遺髪が納められた五輪の供養塔がある。

紫陽花の時期と紅葉の時期の週末限定、さらに雨天中止と公開期間が限定された珍しい寺。

公開期間：4月～6月と10月～11月の金土日祝のみ（雨天中止）
拝観料：300円
拝観時間：10:00～15:00

鎌倉古道、扇ヶ谷と山ノ内を結ぶ鎌倉七切通しの一つ。国指定史跡。

急な坂のため亀も引き返したという別名「亀返坂」とも呼ばれているが、舗装された生活道路として使われ、急な坂道とは思われない歩き易い坂道だった。
坂を下ると長寿寺、建長寺付近の県道鎌倉街道へ出る。

海蔵寺から横須賀線のガードをくぐり少し行くと、住宅地に忽然と小さな八角形のお堂が現れる。亀ケ谷切通しとの分れ道にあり、亀ケ谷切通しへの目印になる。

父頼朝により許婚との仲をさかれ、傷心のうち亡くなった源頼朝の娘大姫を供養する地蔵堂。

源氏山公園傍にある化粧坂は鎌倉七口のなかで最も斜面が急な斜面の「切通」で舗装されておらず山道である。
距離は短いかかったが、滑りそうな箇所が何箇所もある。雨の後は特に危険。

国指定史跡となっている化粧坂は、鎌倉時代の趣が残る坂であった。