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663年朝鮮半島の「白村江の戦い」の敗戦後、新羅と唐の連合軍の侵攻に備えて、667年中大兄皇子が築かせた古代山城の一つ。

発掘調査により城門が復元されいる。屋島山上南嶺に。朝鮮半島の技術で築かれ古代山城の独特な石垣の積み方は見飽きない。また、この場所からの眺めは素晴らしい。

「屋島城」は「やしまのき」と呼ぶ。

屋島山上の南嶺、屋島寺の東側にある源平合戦の古戦場「檀ノ浦」全体を見渡せるビュースポット。那須与一の扇の的、源義経の弓流し、平家軍船の泊地「船隠し」など平家物語の屋島合戦の舞台が眼下に広がる。
歴史に興味がなくても、瀬戸内海の眺めを堪能できるビュースポット。

屋島山上の南嶺、屋島寺の西側にあるビュースポット。　
ここからは、高松市街地、男木島や女木島などの島々の美しい風景を満喫できる。
名前の由来は、展望台の下の大きな岩が海に向かって吠えているような獅子に似ているから。
尚、展望台からは岩は確認できません。

屋島山上の南嶺にあり、天平勝宝年間（749年～756年）のころ鑑真和上によって開創されたと伝えられる寺。
四国八十八箇所霊場の第八十四番札所。

屋島山上バス停（屋島山上駐車場側）を降りと新しいさを感じる印象的な真っ赤な山門が目に入る。正門だと思ったが、正門は遊歩道側に歴史を感じる四天門が正式な入口。

平坦面が侵食された南北に長い溶岩台地でテーブル状の台地になったメサの地形。
南と北に嶺があり、南嶺は標高292m、北嶺は標高282m。南北の幅は約5km、東西の幅は約2km。台地状の周りは急な崖になっている。

麓は源平合戦の古戦場の壇ノ浦、山上は南嶺が観光のメイン。木々の途切れた台地地形の端からの風景は瀬戸内海の海と島々、高松市街が一望でき、絶景である。

麓からはバイキングコースが整備され、JR屋島駅か琴電屋島駅を起点に、歩いて見て周ると半日要するが、歴史あり自然ありと面白いコースだ。

屋島観光でことでんバスを利用。
コロナの影響か、土日祝日でも一日6本の運行ダイヤ。
JR屋島駅～琴電屋島駅～四国村～屋島山上の観光地を巡る観光的な路線バス。運賃は距離別ではなく1乗車100円。安くて助かる。

相対式2面2線の駅で電留線がある琴電では広い構内で、主要な駅の要素のある駅であったが、無人駅で駅舎はこじんまりとしていた。

屋島の麓にある屋島観光への駅。駅前からは屋島が望め、駅前からはバスが運行されている。

瓦町駅は琴電の中心駅・ターミナル駅。
琴平線と長尾線は高松築港駅が始発だが、志度線は頭端式ホームで瓦町駅が始発駅となる。

志度線のホームは少し離れた別のにあり、2階の連絡通路を通り少し歩く。
同じホームで乗り換えられると思っていたので戸惑いを感じた。

高松琴平電車鉄道（琴電）は、琴平線・長尾線・志度線の3路線あり、志度線は、瓦町駅 - 琴電志度駅間で路線距離12.5km・16駅ある。

始発駅の瓦町駅は頭端式ホームで、琴電線・長尾線ホームから離れた場所にあったので戸惑った。

琴平線はイエロー、長尾線がグリーン、志度線がローズピンクの電車とわかりやすい。

高松琴平電車鉄道（琴電）は、琴平線・長尾線・志度線の3路線あり、琴平線は、高松築港駅 - 琴電琴平駅間で路線距離32.9km・23駅ある。

琴平線はイエロー、長尾線がグリーン、志度線がローズピンクの電車とわかりやすい。

駅は高松城の堀跡にあり、1番ホーム下は高松城の内堀で、天守台と鞘橋の眺めがよい。
JR高松駅とは通路で接続されていないが、駅前ターミナル広場を挟んである。

琴電は琴平線・長尾線・志度線の3路線があり、高松築港駅は琴平線・長尾線の始発駅。
＊志度線の始発駅は瓦町駅。
琴平線がイエロー、長尾線がグリーンの電車。＊志度線がローズピンクの電車。

頭端式2面2線で、ホームは1番・2番・3番とあり、2番・3番は島式ホーム。
琴平線が1番ホーム及び降車専用の2番ホーム。長尾線が3番ホームを使用。

高松城三の丸に1917年（大正6年）に建てられた正統的書院造の建物で国の重要文化財に指定されている。
旧高松城主の高松松平家の別邸として、香川を訪れる賓客をもてなす迎賓館として使用されていた。現在はイベントを催す貸館として利用されている。威武堂々とした建物だ。

庭園は自由に観賞でき、枯山水の庭は綺麗だ。

日本三大水城の高松城跡は、天守台からは瀬戸内海が間近に望める。
水城と呼ばれる堀は海とつながり、潮の干潮による水位調整が必要。そのために水門が設けられている。
汽水湖と同じ堀は、タイやチヌ等の海の魚が泳ぎ、水門のそばではエサが販売され、エサやりもできる。

二の丸と本丸を結ぶ内堀に架かる橋で、本丸への唯一の連絡橋。
現在の橋は1884年（明治17年）に建て替えられたもので、切妻造りの屋根付きの橋で、切目のない腰板の付いた珍しい木橋。

橋が城の風景を引き立てている。通行は自由。

岬の先端のような位置に天守台は単独であり、三面は内堀に囲まれている。
日本三大水城と呼ばれるだけあり、天守台からは瀬戸内海が眺められ、その風景は時間の経つのを忘れる程見惚れる。また、水に浮かぶような場所に立ったいる錯覚になる。

月見櫓・水手御門・渡櫓と建物が連なり、国の重要文化財に指定されている。

月見櫓は北の丸の隅櫓として、出入りする船を監視する役割の櫓。月見櫓に連なる薬医門様式の水手御門は、海の大手門。

水城の風景を残す場所だ。

玉藻公園となっている高松城跡。
連なる月見櫓・水手御門・渡櫓と艮櫓は国の重要文化財に指定されている。

高松城は瀬戸内海に面して築城された海城で、日本三大水城（高松城・今治城・中津城）の1つ。天守台から瀬戸内海が間近に望め、綺麗な風景だ。

【玉藻公園】
開園時間：日の出～日没（月により時間は異なる）
入園料：200円

終着駅の旅情を醸し出す頭端式ホーム。
ホームの先は改札口、駅舎を出ると広い駅前広場。さらに海とフェリーターミナルと琴電の高松築港駅と高松城の風景が広がる。

高松駅・高松港旅客ターミナルなどを含めた付近一帯は「サンポート高松」として再開発された綺麗な場所だ。

大草公園は大草城跡にある。
遊具施設に、本丸跡はグランドに変わり模擬天守閣が建ち見学自由。
公園は木々が鬱蒼としているが、本丸・二の丸と周囲の土塁・堀の遺構の大部分ほぼ完全な形で残っている。
名はあまり知られていないが、見応えのある城跡だった。

復路は午前中高松へ、往路は午後夕方岡山へ、JR瀬戸大橋線をマリンライナーで通過する。

復路の午前中は快晴。青空と島々の緑と海の青さと浮かぶ船のコントラストの素晴らしさ。
往路の夕方は、夕暮れの太陽と海に映る太陽の光のコントラストの素晴らしさ。

人工物と自然の織りなす絶景だ。