walkingmanさんのクチコミ(40ページ)全1,392件

小布施に来たなら栗のお菓子を買わねばと桜井甘精堂へ。新しい建物だが立派な店構え。店内も広い。コロナウイルス対策もきっちりされているようだ。

今回は箱入りはやめて一個売りされていた菓子を三種類ほど買った。もちろん、栗が入ったもの中心だ。残念ながら僕には甘すぎた。

長野の中心街にある寺院。入り口は小さく見落としそう。中も狭いが建物に像やなんやかんやとあってすっきりしない。

こちらは絵解きの寺とされている。昔は字が読めない人が多かったので絵を使って様々な教えや教訓を伝えようということか。キリスト教の教会にも同じような取り組みがみられるが、宗教の違いはあっても布教の仕方が同じというのが面白い。絵解きの解説がどのようなものか聞いてみたかったが、訪問時間が遅かったのでかないませんでした。

全国的に名を知られた善光寺、本堂は立派な伽藍だけれど18世紀のものと意外と新しい。内陣の見学中、たまたま法要があり、わずかな時間だけれどご本尊を隠している緞帳があがった。ただし、絶対秘仏のご本尊はさらにその奥にお隠れになっていて拝見することはできない。ありがたいようなありがたくないような。

内陣の入山料を払うと資料館にも入れる。いくつかの仏像とともに、10年前にダライラマが訪れた際に作られた砂曼陀羅がある。固定されていない砂がいまだに美しい模様のまま残されているのが凄い。

山門にも上ってみたが、こちらはまあ想像の範囲内です。

日本画家東山魁夷の作品だけを展示する美術館なので、彼の作品が好きか嫌いかで評価は分かれそう。
青なら青、緑なら緑だけ、わずかな色の違いだけで絵画を描くという手法は墨絵のカラー版といった感じ。静かな風景画がほとんどで、鏡のような湖畔を描いた作品はもちろん、滝や雲といった動くものを描いた作品でも静謐な感じがしました。

日之御子社から宝光社へとまわりました。せっかくだからと正面から入る道を選んだのですが、連続した急な階段がありました。日之御子社からだと神道を通って社殿の脇に出る方が楽です。
五社のうち最も古い建物だそうですが、それでも1861年のものだとか。新しいから値打ちがないとは言いませんが、戸隠五社をまわってみて、神社そのものより自然にいだかれた環境に値打ちがあると感じました。

戸隠の五社の中では特徴の乏しいシンプルな神社。そのためか参拝者が少なく、それはそれでよかった。
立て看板には有名な西行桜があると書いてあったが、花の季節ではないのでパス。かわりに社殿裏手の二本杉にご挨拶。戸隠では大きな杉は珍しくないですが、それでも木肌に触れるとパワーをいただける気がする。

戸隠といえば蕎麦。近くの有名店は待たなければ入れない。これだけ蕎麦屋が密集しているなら競争原理がはたらくから有名店でなくてもおいしいはずと適当に選んだのがこの店でした。
喉越しがよい蕎麦で正解。お店がプッシュしていたそばコロッケも注文。じゃがいものような甘さはなく、やや粘り気のあるタネ。そばがきを想像すればわかるかも。個人的にはじゃがいものコロッケの方が好きだが、話のネタにはなる。揚げたてを出してくれるので衣がサクサク。塩でいただきました。

戸隠の中心に位置していて周囲には蕎麦屋などが並び比較的にぎやか。奥社は歩かなければならないので、中社だけお参りして帰られる方も多いようで、ここだけは参拝者が多かった。社殿も五社の中ではいちばん立派。ご神木の三本杉に触る人が多いのか、木の皮が剥げていたのは気の毒。

有名な鏡池に比べて小さいせいか、他の観光客はいなかった。静かな湖面に空が映りこんで美しい。鏡池と違い人工の建造物がめだたないのはいい。
この写真は祠と一緒の場面を撮ったので池から離れていますが、実際にはそばまで近づくことができます。

戸隠神社の奥社から中社への途中に立ち寄りました。鏡池を経由するルートは遠回りになりますが、自然の中を歩けます。起伏も少なくいい散歩道。
鏡池という名前にふさわしく、湖面が静かで周囲の木々が映っていました。背後の戸隠連山に雲がかかっていたのと、人工物が見えるのが少し残念でした。

奥社の隣に建つ社殿で、コンクリート製の奥社と違い木造です。ただし、建物は小さくて俗な言い方をすれば小さいです。
水の神、五穀豊穣、縁結び、魔よけとその効能は幅広く、なぜか虫歯の神様でもあらせられます。お願い事の守備範囲がこれだけ広いとその効能に？という気もします。なんでも売っているスーパーマーケットより専門店のほうがありがたい気がする。

社殿それ自体はコンクリートで建てられたもので、大きくもなく情趣に欠けるのですが、奥社に至るまでの参道はよかった。まっすぐな一本道のそばに水が流れていて、神社に不可欠な清涼な空気感を醸し出しています。早めの時間帯に訪ねたため人が少ないのもよかった。樹齢数百年の杉木立も素敵。

長谷寺を開いたとされる徳道上人の御廟所。西国三十三ヶ所参りを始めた方とされ、ここは三十三ヶ所の開山所とされています。
門前町の店が並ぶ参道沿いにある小さなお寺ですが、意外と参拝する人が多い。狭い敷地に本堂の他、石塔や庚申堂、地蔵像などが色々と並んでいて、ちょっと混みあっている印象を受けました。

近鉄長谷寺駅から徒歩15分程で到着。
仁王門から本堂に至る登廊は長い階段が続きますが、ゆるやかなのでそれほどきつくはありません。本堂にいらっしゃるご本尊十一面観音像は10ｍをこえる大きなもので、無条件に迫力がある。とても見ごたえがあります。舞台のある建物も見ごたえがあり、眺望もまずまず。

近鉄室生口大野駅から歩いて5分程。ちょっと境内をのぞいて見たが普通っぽかったので、入場料がかかることもあって、中には入りませんでした。というのも、この寺の見学ポイントとされる桜は季節ではなく、もうひとつのポイントである磨崖仏は寺の外、川の対岸にあるから、入場しなくても見学できるからです。
その磨崖仏ですが、風化して造形がよくわかりませんでした。

近鉄室生口大野駅からバス。近鉄は20分に1本と、田舎のわりには本数は多い。
バスを降りて室生寺へ。こちらの平安時代に建てられた五重塔はあまりにも有名。小ぶりな塔と高い杉がマッチした景観はとても美しい。他のお堂も鎌倉時代に造られた古いもの。山深い場所だから戦火をのがれて古い建物が残ったのでしょうか。なぜこんな山中にこんな立派な寺が？。
ここは石段が多いので靴選びが肝要、特に奥の院へ続く石段は長くて大変です。

江戸時代の街並みを残す今井町には屋敷を公開しているところがあるが、有料だったり予約が必要な所が多い。米谷家は予約なしで無料で見学ができる。
土間があって一段あがったところに畳敷の部屋が広がる。最も印象に残ったのは、広い土間に残されたかまどでした。町の中にあるのに農家のような造りが珍しいと思いました。

戦国から江戸時代に財をなした今井町。現在も多くのお宅が当時の姿をとどめています。これだけ前時代の建物が密集して残されていることに驚きました。
観光客相手の店も控えめで、雰囲気を壊さないようにしているかのよう。普通の民家には表札がかかっていて、住民が今も暮らしている場所だけに、静かに観光しなければと思いました。

明治神宮や伊勢神宮と同じように広い敷地に樹木が広がり、玉砂利が敷かれた参道は幅広で、そこに設けられた鳥居も大きい。飛鳥の地に近いので、さぞ歴史のある神宮かと思いきや、明治27年創建というから、皇室の歴史からいえばつい最近できたものなのと知った。ちょっとありがたみがうすれた。
近鉄橿原神宮前駅にありますが、境内が広大なので本殿まではちょっと距離があります。

鳥居にぶら下げられた榊が特徴的。このような形式は珍しいですが、榊をつけるのが原始の形なのだとか。酒の神様らしく多くの酒造メーカーの酒樽が、献納されていました。酒造りの行程を解説したミニ資料館もあります。隣の売店ではタケノコやごぼうの酒粕漬けなんて珍しい品が販売されていました。
境内奥には滝があり清涼感を感じさせてくれます。いい水が湧くのか、近所の方が水くみにこられていました。名水の湧くところに名酒ありとうことでしょうか。