walkingmanさんのクチコミ(25ページ)全1,392件

西国19番札所。革堂と書いてこうどうとは読めませんね。
本尊は千手観音菩薩、山門をくぐると目の前に本堂。市街地にあり敷地が狭いところに沢山の植物鉢が置かれているので、ちょっと窮屈な感じがします。地元固有のふじばかまと蓮を大切に育てておられるようです。拝観料は無料ですが本堂の中には入れません。

大きな敷地を有するお寺です。アーケード街に面した市街地なのに広々とした空き地がとってあるのは贅沢です。本能寺の変の際に織田信長が宿舎にしたぐらいだから広いのも当然かと思いきや、本能寺の変の時代からは場所がかわっているのだとか。
本堂の裏には信長公の供養塔があります。
また、僕は朝早すぎて入れませんでしたが宝物館には信長公ゆかりの品々が展示されているそうです。

京都の町のど真ん中に広大な敷地が広がっているというのがとにかく贅沢。戦後の高度成長期に、いくら元皇族や公家の屋敷だとはいえよく潰さなかったものだと思います。
桜をはじめてとして多くの種類の植物が植えられているそうですが、私には玉砂利が広がった白い空間のほうが印象に残りました。

火除けのご利益があるとされる護浄院は観光寺というより地元の方々がお参りにくる場所のようでした。
天台宗のお寺ですが、境内には大きな鳥居がでんと構えています。祀られているのは清三宝荒神。お参りの際、神社かお寺か一瞬わからなくなって、手をたたきそうになりました。神仏習合の名残があります。

京都大学の近くにある神社。こちらには全国のあらゆる神々が祀られていて、こちらに参拝すれば全国の神社に詣でたのと同じ効験があると看板に書かれていました。ずいぶんコンビニエントな神社ですね。かえってご利益がない気もしないでもない。
秋の京都はすごい人ですが、こちらは静かでした。

紅葉の季節の真如堂を訪れました。京都には紅葉で有名な神社仏閣がたくさんありますが、その多くは有料。こちらは内陣等は有料ですが、境内の散策だけなら無料で入れることからか人気で、大勢の人でした。
無料エリアだけでも紅葉が楽しめます。時期にもよるでしょうが葉の色のグラデーションがとてもきれいでした。建物では五重塔がバランスがよくて美しいと感じました。

岡崎神社は安産の神様、そのお使いがうさぎということで境内はうさぎだらけでした。石像、提灯の図柄、絵馬、おみくじと境内はうさぎうさぎうさぎ。手水場までうさぎとは。
インスタ女子には受けるのかもしれませんが、僕はちょっとあざとい感じがしてひいてしまいました。

大きな鳥居に大きな社殿。広い神社ではありますが明治神宮や橿原神宮に比べると壮大感は見劣りします。天皇が長く都として治めた京都にある神宮なのに、明治時代創建というのは肩透かしを食ったような気になりました。
今回は時間がなくて入場しませんでしたが、以前神苑にはいったことがあります。こちらは人も少なく、雑踏からのがれて静かに池を中心とした庭園が素敵でした。

四条通りをまっすぐ、鴨川を渡り店が並ぶ通りをぶらぶらしながら進むとつきあたりに八坂神社。この導線が楽しいですね。
境内に入ると朱塗りの本殿。明るい印象を持つ神社です。立派ですがこれという特徴はないかなあ。
観光客の多い境内の奥に公園が広がっていて、これがけっこう広い。歩いている人も少ないくて、境内とは違って静か。市街地にあるのに自然が感じられました。

西国観音霊場7番。ご本尊の如意輪観音像は日本最大の塑像。塑像の仏像を見る機会は少ないのでじっくり拝見しました。粘土などでつくる塑像は細かな細工を長期間キープするのが難しいのか比較的シンプルな造形、お顔は丸顔で鼻が存在感ありでした。
季節の紫陽花が美しく、心を和ませてくれました。

寺町のアーケード街を歩いていると唐突にあらわれる神社。商店街はまだ閉まっているのに朝早くから訪れる人が多いのが意外でした。
インパクトがあるのが鳥居。両側のビルの壁を貫通しているのは驚き。鳥居の先っぽがよそ様の敷地にはみ出しているってことですよね。このビルを建てる時、鳥居を撤去してくれとは遠慮して言えなかったんだろうなあ。

この世とあの世の境であったという六道珍皇寺。大きく目を見開いた閻魔大王の像が迫力あり。閻魔様の番人とされる小野篁の本心を隠したような表情もいい。お堂の扉の奥におられますが、ガラス窓からちゃんと見ることができます。
境内に入ったのが17時、片付けが始まっていましたが「どうぞ、ゆっくり見てください」とお言葉をいただき一安心。でもそれは本当にそうなのか？もしかしたら早く帰れという意味なのか？、本意の取り方に迷いました。なにしろここは京都ですから。

清水寺の一画にある地主神社は縁結びの神様として有名。広くない敷地に多くのアイテムがあります。恋占いの石は目をつぶってすいか割りの要領で近づいてタッチできれば恋愛が成就するという願掛け石。若者が5人程挑戦してましたが、だれも成功せず。彼女たちは拝殿にお参りもせずに恋占いに夢中になってました。それでは願いは叶わないよね。

鎌倉時代の仏師快慶湛慶親子が手掛けたというご本尊を惜しげもなく拝顔できます。釈迦如来像はおだやかな装飾ながら光背が雄々しく力のある像だなあと感じました。
昨年の豪雨で屋根が傷んだため修理中で、鬼瓦が展示されていました。種類がいくつもあり珍しい形のものもあり興味深く拝見しました。火事から守るためか龍の鬼瓦があるのはわかりますが、雷様まであるのは面白いですね。

西国15番札所。泉涌寺の系列で、西国札所のなかでは比較的小さくこれといった特徴のない地味な印象です。ご本尊は拝顔できず。
エントランスにあたる朱塗りの橋あたりからの参道はもみじの青葉が清々しく、秋の紅葉時期に訪ねてみたいと思いました。

西国巡礼を復興した花山法皇が出家した寺であることから、西国三十三観音の札所ではないものの、巡礼者は訪れるべき寺とされています。
住宅街の奥にひっそりと寺はありました。印象に残ったのは木々の多さ。花が少ないのに対し、木は沢山の種類が境内のいたるところに植えられています。そのせいか蚊に刺されました。

西国三十三観音の12番札所。11番の准胝堂からだと山道を歩いて境内の裏手から入る感じで門もなにもない。そこに「ここから先は入山料が必要」と大きく書かれているのはあまり気持ちのいいものではありません。
でも静かな寺ではあります。本堂は他の西国札所と比べると小さめ。内陣に上げてもらえるのですが、ご本尊は扉の奥で拝顔することはできません。松尾芭蕉が『古池や蛙とびこむ水の音』と読んだ池があるのですが、建物に囲まれた狭い空間で庭木も多く、僕の抱いていたイメージとは違っていました。

三井寺を参拝した際、その隣に大きな朱塗りの門があったので中に入ってみました。門をくぐるとまず拝殿がありその奥に本殿という配置。本殿をぐるりと取り巻くように回廊があり、これをお百度参りの要領で何周もしてお参りする方法もあるのだとか。ユニークですね。
別棟からは保育園の子供たちの元気な声が聞こえました。30度超えの暑さの中、子供は元気ですね。

宇治のシンボルの有名な橋。マンホールの図柄にも宇治橋と紅葉が描かれています。
木造風の姿をしていますががちがちのコンクリート製では風情に欠ける。車の通行量が多いですが歩道は広く案外のんびりと歩き渡ることができます。

奈良町を歩いていて山門を発見、入ってみました。多種の草花が植えられている庭(木々が雑多すぎる印象を受けなくもない)と五重塔の礎石がありました。境内は想像と違って狭く、これがあの権勢をふるったといわれる元興寺かとちょっとがっかりして帰ってきたのですが、あとで有名な元興寺は別の入口から入るのだと知ってまたがっかり。だって山門のところには『ご浄財のお願い………華厳宗元興寺』と書いてあったのだから。私のように勘違いしないように。