ぷーちゃんさんのクチコミ(205ページ)全14,872件

数年前まで蓼科湖畔にあったレジャーランドの跡地に道の駅・ビーナスライン蓼科湖が新たにできました。店内にはキノコ汁や五平餅、笹寿司、グリル弁当が食べられる食事処と、野菜やチーズ、豆腐、おやき、瓶詰製品、ドレッシング、山野草、スイーツ、土産物などを売る売店があります。食事処も売店も価格がやや高めで、品数が少ないことが気になりましたが、昨年、湖畔に数千万円かけて造られたトイレやソフトクリーム店など、少しずつ活気を取り戻そうと努力している姿が伝わる蓼科湖周辺です。

鹿教湯温泉に建つ文殊堂と薬師堂を参拝した際に訪れた25mほどの緑色の橋です。床部分は木で作られていて、元気よく歩くと橋の揺れが感じられました。内村川に架かる橋で、川沿いには紅葉がたくさん植えられていて、春の新緑と秋の紅葉は見事だろうと思いました。歩いて2分ほど離れたところに架かる紅葉橋とは夫婦橋になっているとのことですが、どちらも橋自体に魅力は感じられませんでした。

鹿教湯温泉に建つ文殊堂と薬師堂を参拝した際に訪れた30mほどの朱色の橋です。内村川に架かる橋で、薬師堂から2分ほどのところにあります。川沿いにはたくさんのもみじが植えられていて、春の新緑や秋の紅葉はとてもきれいだろうと思いました。訪れた時は厚い雲に覆われていたため、せっかくの新緑もあまり楽しめませんでした。薬師堂から紅葉橋への道沿いにはベンチが設置されているものの、落石注意の看板もあり、そんな場所にベンチを設置することに不自然さを感じました。

温泉交流センターから5分ほど、鹿教湯温泉のシンボル的存在の五台橋を渡り、50段ほどの階段を上がったところに建つ、落ち着きを感じるお堂です。病気治癒の仏様・薬師如来が安置されています。如来の両隣には木造の仁王像が安置され如来を守っています。説明文には、お堂のそばに置かれた草履やわらじは、治癒したことを感謝して奉納されたと書かれていましたが見当たらず、供養のために建てられた石仏がたくさん並んでいました。参拝する人も見られ、近くに建つ文殊堂と共に、信仰されている様子が伝わってきました。

塩田平から白樺湖方面に向かう際に立ち寄った、152号線沿いに建つ大きな道の駅です。敷地内には広々とした物産センターや日帰り入浴施設、土産物屋、カフェ、食事処、無料の足湯、コンビニ、観光協会などがあります。あまりに広く、どこを利用しようか迷ってしまうほどでした。物産センターでは野菜や花、調味料、食器、精肉、ハンドメイドの工芸品、古本などが並んでいました。観光客だけでなく地元の人たちも多く利用していたのが印象的でした。

塩田北条氏の菩提寺である龍光院から、塩田城の鬼門にあった前山寺に向かう途中の弘法山のふもとに、塩田城跡と刻まれた大きな碑が建っています。鎌倉時代中期に信濃の一大勢力として統治した塩田北条氏が館を造り、その後、武田信玄や真田幸村が支配した歴史が残る城跡です。碑の横には林道があり、150mほど先に石積があると説明板に記載されていたので登りましたが、100mほどのところに金網が設置されていて先に進めませんでした。貴重な史跡を見てみたかったのですが残念でした。

創建825年、長野市の善光寺と向き合う本堂が北を向いていることから名づけられた厄除け観音です。重厚で風格ある本堂、落ち着きを感じる不動堂、京都の清水寺を小さくした舞台造りのお堂など見ごたえがあります。境内には別所五木の一つ、夫婦杉と北向観音の縁結びの霊木として信仰されている高さ22m、幹の周囲5.8m、樹齢1200年の愛染桂が植えられています。参道に建つ10軒ほどの飲食店や土産店は、参拝客が少なく開店休業状態だったのが印象的でした。高台に建ち、別所温泉を見守っている観音です。

北向観音堂から2分ほど、別所温泉にある三つの外湯の一つです。入口に唐破風を持つ堂々とした構えの温泉施設で、延暦寺の座主・慈覚大師が北向き観音堂建立のために訪れた際に、好んで入浴したことから大師湯と名付けられたと言われています。こじんまりした入浴施設ですが、早朝6時から夜10時までオープンしているので、地元の方がタオルや石鹸持参で利用しています。現在はコロナウィルスの影響で、込み合わないように建物内に入ってから出るまで40分に制限されています。すぐ近くにはもう一つの外湯・石湯もあり、6台駐車できる共同の駐車場も用意されています。宿泊した旅館で無料入浴券をいただいたので利用しましたが、宿泊施設の入浴の方が広くのんびりできると思いました。

別所温泉にある三つの外湯の一つです。入口に唐破風を持つ堂々とした構えの温泉施設で、脱衣場は狭く洗い場は４つあり、湯舟は大きな石が積まれています。建物入口を入るとすぐ受付になっていて、数段の階段を下りたところに脱衣場が用意されています。シャンプーやボディソープ類はないので、持っていくか受付で購入するかしなくてはなりません。真田幸村公隠しに湯としても知られていて、建物横の標石には池波正太郎による文字が刻まれています。観光協会からもらった地図には駐車場が書かれていませんでしたが、すぐ近くにあるもう一つの外湯と共同の、６台駐車できるスペースが造られていました。

別所温泉に三つある外湯の一つ・大湯の横にある坂道を2分ほど上がったところにある大湯薬師歌碑公園と名付けられた草地に建っています。1281年に開基されたと伝わるお堂で、温泉の出湯の安穏と効用を願い作られた薬師講中の方たちによって維持されてきた歴史があるそうです。薬師堂以外にも草地には別所五木の一つ・ねじり紅葉や色とりどりのツツジが植えられたり、東屋やいくつもの石碑、歌碑が建っていたりしますが、手入れが十分でなくどことなく荒れている感じがして残念な気がしました。北向観音堂まで250mほどのところに建つお堂です。

500年以上前に始まった雨乞いの祭りで、国の選択無形民俗文化財に指定されています。毎年7月の日曜日に行われる別府温泉を代表する祭りです。早朝、夫神岳に登り、豊作や家内安全を祈ったのち、天に昇る龍をイメージした青竹に、1反のいろいろな色の布を巻き付けた幟を持ち山を下ります。街に降りた幟の行列に3頭の獅子舞とささら踊りが加わって温泉街を練り歩き、終着地である別所神社に向かいます。実際の祭りは見学できませんでしたが、別所温泉センターにある資料館の展示物で詳しいことを知ることができました。足湯ななくりには岳の幟と刻まれた立派な碑も建っています。

別所温泉駅から900mほどのところに建つ、1200年近くの歴史がある曹洞宗の寺院で、700年以上前に建てられた国宝・八角三重塔で知られています。1792年に建てられた参拝客を迎える黒門、高木に囲まれた参道から64段の階段を上がった先に建つ山門、その先に続く別所五木の一つ・高野槙をはじめとする緑豊かな参道、十六羅漢が安置されたお堂、安楽寺を中興し引き継いだ、重要文化財に指定されている惟仙和尚と恵仁和尚の木像、経蔵とその内部にある輪蔵なども見どころです。三重塔へは100段以上の階段を上るため、受付に置かれてある木の杖を利用することもできます。階段を登り切ったところに建つ、緑に囲まれた重厚で落ち着きを感じる杮葺き屋根の三重塔は一見の価値があると思います。小鳥の鳴き声が三重塔周辺の静けさを増長していました。

別所温泉に宿泊した際に、1年半前に台風19号で一部不通になった別所線の復旧した様子を見に行ってきました。全面復旧してから1か月もしない時で、地元の人たちと別所線の話をすると、皆さん笑顔になり嬉しさを表現していたのが印象的でした。100年前に開通し、別所温泉と上田の間・12㎞程を30分かけて、1時間に1，2本運行しています。始発電車の様子を見ましたが、通勤、通学には早かったためか乗客は一人もいませんでした。新しくなった別所温泉駅は以前ほどのレトロ感はありませんでしたが趣が感じられ、かつて走っていた丸窓がある列車もいまだ保存されていてうれしく思いました。

別所温泉の北側の山裾に建つ常楽寺境内にある美術館です。歴代住職が伝えてきた寺宝や蒐集した古瓦などを展示するために建てられました。寺務所で美術館拝観料を払い、美術館を開けてもらいました。中国宗時代の曲線が美しい聖観音立像、地蔵菩薩立像、鮮やかな色彩の当麻曼荼羅など興味深いものが展示されています。倉田白羊の絵画、棟方志功の文殊菩薩・普賢菩薩もありました。企画展の鬼女紅葉展で鬼女伝説の説明を読み戸隠、鬼無里の鬼伝説を知りました。月岡芳年の浮世絵、美談武者八景戸隠の晴嵐をゆっくり見ました。訪れる人が少なく常に施錠している美術館ですが、各時代の古瓦や寺宝に興味のある方は寄ってはいかがでしょうか。

別所温泉街の北側の山裾に建つ天台宗寺院で北向観音の本坊です。８２５年に三楽寺の一つとして建立されました。階段を上がると本堂の丸みを帯びた茅葺屋根の大きさと美しさに惹かれました。本堂内に花や楽器が色鮮やかに描かれている格子天井があり、脇間の襖の水墨画も見どころです。本堂の裏を上がっていくと北向観音が出現した所に１２６２年の刻銘がある苔むした重要文化財の多宝塔があります。本堂前に枝が広がっている樹齢３５０年の松など見どころの多い常楽寺です。別所温泉に行かれた際に安楽寺と共に寄ることをおすすめします。

30年程前まで通勤で利用していた路線です。当時は高崎や籠原と上野を結ぶだけで、列車によってはドアの開閉を乗降客がしなければならない路線でした。久しぶりに利用しましたが、上野方面に行くだけでなく池袋や新宿、横浜、列車によっては熱海や小田原にも行くことができるようになっていました。列車にはクリーン車がついているものもあり、30年前とは隔世の感があるように思いました。JRの努力と工夫が感じ取れる路線です。

JR桶川駅西口正面にある大型商業施設で、駅とは歩道橋で繋がっています。1階にはスーパー、ファミレス、カフェ、ファストフード店、2階には衣料品店や化粧品店、雑貨店、ドラッグストア、3階には図書館や100円ショップ、書店、眼鏡店、4階にはヨガスタジオやクリニックなどが入っています。東口や中山道沿いにはマインに入っているような店はほとんどないため、駅前に建っていることを含め、桶川市民にとってはとても便利な総合商業施設だと思います。

JR桶川駅東口から10分ほど、中山道沿いに建つ曹洞宗の寺院です。交通量が多い中山道に面して山門が建っているにもかかわらず、山門から境内までは30mほどの緑に挟まれた参道があり、敷地内は小鳥の鳴き声が聞こえるほど静かです。大きな石が配置された境内は、手入れが行き届いた草木が植えられ落ち着きが感じられました。歴史的なことはわかりませんが、広大な墓地と敷地の広さから由緒ある寺だと感じました。桶川宿本陣を勤めた府川家の墓があります。

JR桶川駅東口から12分ほど、中山道と交わる稲荷通りを入った閑静な住宅地に建っています。800年程前に創建され、1693年に桶川宿の鎮守となった神社で、現在は1817年建造の本殿の他、4つの末社が祀られています。拝殿正面には紅花生産地として栄えた桶川周辺の紅花商人が1857年に寄進した石灯籠が建っています。境内には重さ610㎏の楕円形をした力石と、力石を持ち上げた力士・三ノ宮卯之助の名が残っています。力石を持ち上げた時の観衆の驚きは如何ばかりだったでしょう。

JR桶川駅東口から7分ほど中山道沿いに残っていますが、一般の方の住宅内にあるようで非公開になっていて、中山道沿いには冠木門と説明板が置かれていました。説明板によると、本陣は代々府川家が勤め、脇本陣は内田家と武笠家が勤めていたそうで、本陣の外観の写真も載っていました。尾張・紀州・水戸の御三家の日光参拝や和宮の宿泊、明治天皇御巡幸の際の行在所としても使用されたとのことです。自分の目で確かめることができず残念に思いました。