たいきさんのクチコミ(224ページ)全5,039件

御堂筋線であびこまでいったのは初めてのことです。
　やはり活気に満ちた下町といった風情で、
　ややこのお店のイメージとは違っています。

　しかし、店内は大きな大理石のカウンターが
　異彩を放ちつつも、ゆったりとしたつくりの異空間です。
　まずは落ち着ける雰囲気で好印象です。
　
　コースは２６２５円でアミューズ、前菜盛り合わせ、
　メインは魚か肉料理一品、デセールというラインアップです。
　これなら比較対象はベナトンというよりレシピになりますね。

　（アミューズ）・・・小さな一品 新生姜のムース ハチミツのジュレ
　
　本当に小さいですが、生姜のムースは体に効きますね。
　私はおいしいと思いますが、しょうがを食べつけていない人には
　ややきついかもしれません。

　（前菜）・・・6種類の小さな前菜料理
　
　今回一番驚いたのは小さなスープです。新玉ねぎのスープで、
　これが実に濃厚でした。さらに何らかのジュレがのっていて、
　複数の味を楽しむことが出来るという、私が一番好きなパターンです。

　そのほかにも鹿肉のパテや小さなピザのようなキッシュと
　どれも手が込んでいておいしかったです。

　（メイン）…スズキを２種類の調理法で

　フリッタータイプとグリルタイプの両方の味が楽しめます。
　皮の焼き具合とソースが私の好みとはちょっと違いましたが、
　おいしかったです。

　　　　　　　宮崎豚ロースのグリルと豚バラのコンフィ？

　こちらも手の込んだ料理で、２種類の味を楽しむことができました。
　バラ肉のほうは今月ベナトンで食べたものと同じような味がしました。
　これぞブルゴーニュ料理なのでしょうか？
　大好きな豚肉料理を肴になんと熟撰の生ビールがいただけます。
　これはポイント高いですね。
　私の一番好きな熟撰の生をおいしい料理とともにいただけるというのは
　私にとってはこの上ない贅沢です。

　また、接客に関しても出すぎず下がりすぎず、
　絶妙の距離感だったと思います。
　これも我が家の好みにぴったりです。

　デセールはパッションフルーツのアイスクリームとシブースト、
　レモンのケーキでした。
　フレンチとしては珍しく甘さ控えめで、手作り感あふれる味でした。

　さて、それなのに４．５ポイントにとどまっているのには
　やはり理由があります。
　まずはパンですね。
　あびこ商店街の中にあるエッフェルというお店の
　バゲットをそのまま使っているとのこと。
　あとでいろいろ購入してみたのですが、
　いわゆる町のパン屋さんです。
　自家製とまではいいませんが、料理に自信があるのなら
　パンにもこだわっていただきたいと思います。
　バターはおいしかっただけに片手落ちの印象です。

　あとは野菜ですね。
　野菜の質にこだわって、その甘みを引き出すかたち
　が私は好きなので、今回はその点が残念でした。
　

　ごく普通の住宅街の中にあって、見つけるまでちょっと
心配になるほどでした。

　ようやくたどり着くと、店内にはトレードマークにもなっている
自家製の生ハムが吊るされ、独特のにおいを放っています。
　柔和な御大と切れ者のマダムにお出迎えしていただき、
幸せな時間が始まりました。

　最初に御大からお店のコンセプトについてお話をいただき、
ゆっくりと考えて注文を決めました。
　やはりお店のコンセプトの一つである、渡島半島の素材を生かしたコース
から６４８０円のコースにしました。

　ピンチョス9品、黒豚の自家製生ハム、鱈のニンニクパセリソース、
小イカのスミ煮、放牧豚のコンフィ、黒牛のシチュー。

　どれもキレというよりあたたかみと懐かしさを感じさせる
優しい味わいです。驚きと安心が同居している不思議な料理でした。
これを本物だのなんだのと論じる方もいるでしょうが、
バスク料理を体得した料理人が作れば、
たとえ日本料理もバスク料理テイストになる。
こちらの料理の独特さはそういう自信から生まれているのではないかと思います。

　メインではイカのスミ煮が素晴らしく、私の苦手食材なのに
美味しかったです。

昔ながらの宿、店が立ち並びます。
ただ、それはノスタルジーを感じさせるようなものではなく、
昭和の先進的なリゾートといった趣であり、今となっては
良さを見出すことはなかなか難しかったですね。

　海まで近かったので朝は散歩してみました。
ヨットハーバーがあり、それがやはり中途半端な印象を与えます。
日本としてはそれでも規模の大きい方かもしれませんが、
外国の真似といった印象はぬぐえません。
　
　食事は可もなく不可もなく。なんと言っても量が少なく、
一品出し忘れているのでは？と思うほどでした。

　逆に朝食の方が食べ応えがありました。
　旅館まで駅からずいぶん歩きましたが、送迎サービスはなく、
帰りは駅までバスを使うことになりました。

　函館の朝は始発の路面電車に乗って函館の朝市へ行きました。
観光地の朝市はだめだという経験則もあり、
正直お得に食べれるとは期待せずに行ってみました。

　市場を見て回ってもどこもずいぶん高くて
とても何かを買う気にはなれませんでした。地元の人は
ここで買い物をしないそうですからね…。

　朝市は散々でしたが、ホテル近くの基坂を上り、
元町公園とこちらを訪れました。
　朝ということもあって人も少なく、
何より港を一望する眺めは最高でした。
　函館はこの眺めが一番でしょうね。
ペリー記念公園はついでですね。

　市場を見て回ってもどこもずいぶん高くて
とても何かを買う気にはなれませんでした。地元の人は
ここで買い物をしないそうですからね…。

　いそいそとホテルに戻り、気を取り直して元町公園へ行きました。
朝の函館を一望できてこちらは最高でした！
　
　

どうせなら高くても一番評価の高い店に行こう！
と考え、横丁を通り抜け、裏手に出てみました。

　すると、食べログで一番人気の「きくよ」の黄色い看板が。
　しかもほとんどお客が入っていない。休日なのにラッキーと思って
入店してみたところ、どうやら看板だけが隣にかかっていて、
全く別の店でした。

　まあ、いいかとウニホタテ丼とお任せ丼をいただきました。
味は良かったですよ。ただ、量がかなり少なくて、残念でした。
おそらくどこも似たようなものだとは思いますが…。

　もっとも有名な坂です。
上った先には函館西高校があり、高校生は毎朝ここを上っていきます。
確かに眺めは素晴らしい坂です。
　夜より朝の方が圧倒的に魅力的だと思います。
　夜の方が坂がきつく見えないので登りやすかった気もします。

　五稜郭は今回の旅行のメインに位置付けていたのですが、
結果としては残念なところといえるでしょうか。

　タワーに荷物を預け、気合を入れて散策を開始したのですが、
少しの木が大きくて良かった程度でした。
あまりお勧めできません。

車内で食べるために地下のスーパーに行ってみたのですが、
ドリンクの方はちょっと品薄の感がありました。

　途中、酒屋さんもあったので立ち寄ってみましたが、
冷えたビールがなかったり、あきらかに割高だったりしたので
購入をあきらめました。

　しかし、成城石井を見つけたので、助かりました。
地ビールを含む、クラフトビールを二本購入し、弁当と併せて
美味しくいただきました。

　あらかじめリサーチしていたので、迷わずに行けましたが、
地下にあって、降車ホームから一番離れた場所だったので、
結構時間はかつかつでした。

　スーパーであり、セレクトショップでもあるので、
駅弁コーナーと比べれば選択肢が広かったですね。

　結局マーボー丼と牡蠣弁当をいただきました。
　牡蠣弁当はさすが宮城と言えるハイレベルさでした。

　函館最終日の朝、頑張って登ってみました。
ペリー公園や元町公園があり、そこからの眺めが
まさに絶景です。
　地元の方々が集まってラジオ体操をしていたので、
一層ノスタルジーを感じることができました。
ここはやはり朝がベストですね。

　函館の名物の一つ、ハリストス教会へは時間の関係上、
夜だけの訪問でした。
この時期はよる9時までライトアップされ、どこも美しかったのですが、
こちらの美しさは群を抜いていました。
　庭にはベンチもあり、ゆっくりと眺めることができました。

　学生時代以来、35年ぶりくらいで函館に来ました。
市電もその時以来です。
　電車は相変わらずのレトロなものから、ヨーロッパを思わせる
最新型まで様々ですが、残念なことが一つだけあります。
　それは坂を上ってくれない事です。

　連休初日にもかかわらず新しくてきれいな部屋に素泊まりで5000円ほどで宿泊でいるというのはありがたいことだと思います。
　ドミトリー部と個室部は建物が別で、ほとんど顔を合わすことはありません。
今後値上がりしていくのでしょうか？

朝から開いている店ということで
期待を込めて「ぶっかけ全部のせ」、とカレーうどんをいただきました。

　麺は手打ちでコシがあり、美味しかったのですが、
スープの甘味が強く、予想していたのとは全く違う味でした。

　以前、高松市を中心にうどん巡りをした際は
イメージ通りのおだしだったのですが、このあたりは甘いのが
主流なのでしょうか？
好みの分かれるところでしょうね。

　朝の時間帯はおでんかおにぎりがサービスでつくので
ありがたいサービスだと思います。

さて、高知を代表する名店ですが、外観は立て直した関係もあって
和食っぽさはあまりありません。１Ｆはいわゆるカウンターのみの高級割烹で、
禁煙になっています。
２Ｆ以上が居酒屋？的なコースメニューがあって喫煙可。
飲み放題メニューもあったりするので、
タバコさえなければそちらにも行ってみたいと思ったほどです。

　御大は高知に家がある関係で比較的こちらにおられることがあるらしいですが、
今回はお会いすることはできませんでしたが、
留守を任されているスタッフの皆さんもレベルが高いので
安心できます。

　今日は６０００円のコースをいただき、
ソムリエの方に、料理とのペアリングでお酒を薦めてもらいました。
スタートだけはわたしの大好きな熟撰の生を飲みましたが。
この時点でわが家の趣味と合うことは確信していました。
　
　まず最初は表面をカリッと焼いた胡麻豆腐。
刻んだキノコが数種類ちりばめられ、香りがとても良かったです。
塩麴が効いていていきなり心をワシ掴みされました。

　次が鱧の椀物で、その次がお造りです。土佐と言えばカツオです。
家庭だとカツオのたたきとお酒を合わせるのはなかなか苦労するのですが、
さすが高知、あるいはさすがは座屋さんといったところでしょうか。

　生ニンニクとわさびと塩でいただくカツオの美味しいこと。
そしてこれがカリフォルニアのピノと驚くほどマリアージュしました。
こちらのソムリエさんは若いのに腕がありますね。

　他にもみょうがとイシダイも合いますね。これと安芸郡の特別純米酒美丈夫が
これまたよく合います。


　次の揚げ物は高知の名物であるウツボの唐揚げ。かわえび、青のり。
揚げ物に合うということで二本目、純米吟醸安芸虎を薦めていただきました。
揚げ物に合う日本酒というのは比較的珍しいですが、
これはとてもさっぱりさせてくれました。

　そして焼物は太刀魚ですが、ここで勧められたのがブルゴーニュの
シャルドネです。魚とシャルドネはたしかに鉄板ですが、
醤油がからむとワインとのマリアージュは難しいことが多いので、
ここでの相性の良さも新鮮な驚きでした。

　このあとワタリガニのすり身の真薯、
　四万十川近くで育つブランド豚、栗豚の焼物もとてもおいしかったです。
　
　最後にお米をおいしく食べさせてもらうのが座屋流です。

わが家は基本的に糖質制限をしているのですが、ここまで美味しいものを
食べさせてもらった身としては、一番のおすすめをいただかない理由がありません。

　卵かけご飯も、塩だけでいただくご飯も久しぶりにしびれるような
おいしさでした。

　お土産物を探しているときに見つけました。
魚の棚と言えば明石が有名で、今回もその規模を期待したのですが、
笑ってしまうほど小規模でした。
　それでも海産物に関わるお店が軒を連ねていることには変わりません。
何も買うことはなかったですが。

　五台山の乗り放題チケット500円で、とさでんの均一区間も
乗り放題になります。
　ほとんどは均一区間なので、このチケットはかなりお得と言えます。
　とさでんだけは以前利用した時とほとんど変わっていません。
　懐かしかったです。

　高知駅を出るとすぐに目に飛び込んでくる建物です。
以前はこんなきれいな建物はなかったのですが、駅そのものだけでなく、
いろいろこうちは新しくなっています。
　ＭＹバスのチケットを買う時に分かりにくかったのが残念です。