たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さんのクチコミ(56ページ)全1,843件

番所跡の隣にある黒島ビジターセンターは、黒島の歴史や海について展示がなされています。今でも十分きれいだと思えるサンゴ礁は、以前はもっときれいだった…などという話には『どんなものだったか？』を知りたくなるくらい具体的でした。

国境のひとつの島として歴史を歩んできた黒島にも、琉球王国と同じ『境遇』を感じ、改めて内地の海に面していない場所に住んでいる自分自身が幸せだということを感じます。

資料館としては勿論ですが、炎天下自転車を漕ぎまくって黒島を回ってきた際のひとつの休憩場所として利用するものありではないかと思います。

宮里の集落からすぐのところにある宮里海岸。ここも竹富町指定の海水浴場ではありません。宿泊施設が集まっている宮里の集落からすぐなので、連泊すれば何かと便利でした。

場所的には宮里海岸の隣に位置するため、シュノーケリングをしながらプカプカ浮かびながら相互往復されているのを見て『羨ましい』と思う光景をしばしば見かけます。ただ私自身泳ぎには自信がないのでやりません。

特に黒島には竹富町が指定している海水浴場がありません。弾丸旅行で日帰り強行軍で離島での海水浴を考えられる方も最近ではかなり増えています。その反面海の事故も増えている事実もあります。せっかくの旅行を台無しにするようなことはしないで、何事も『自己責任』で行わないといけません。

東筋中心部、県道黒島港線起点付近に建立されている『八重山舞踊勤王流ゆかりの地』の碑は、比屋根安弼によって創設された八重山舞踊勤王流が諸見里秀思・渡慶次長智に引き継がれて八重山の興隆に多くの彩りを添えてきたことを記念して平成8（1996）年に建立されました。

首里で生まれた比屋根安弼は、鳩間島・西表島古見を経て黒島にて亡くなられたそうです。また黒島は諸見里秀思の居住跡であり、仲元村に居を構えていた比屋根安弼や近隣に住んでいた渡慶次長智及び島の人々と共に数多くの名作を創案・作成した由緒ある場所として現在に引き継がれています。

今では訪れる方も少なく黒島伝統芸能館隣に記念碑が立つのみですが、鳩間島にもあるその記念碑に書かれている『所縁』を読むことによって歴史を感じることができるのではないでしょうか。

波照間島高那崎。日本の友人等で普通に行くことができる最南端の場所になります。実際には東京都の小笠原群島沖ノ鳥島ではありますが、無人島であり一般の方が訪れることはできません。

波照間島そのものには2回しか訪れてはいないものの、天候不順のため足止めを食らったこともあり4泊しています。足止めを食らった哀れな観光客約1名(笑)にバイクを貸して頂きこの最南端の場所には何度足を運んだのやら…回数さえわかりません。

本当の最南端の地は若干離れたところだそうですが、まあそんなことはどうでも良いように思います。

一見すると政治や思想絡みの日が建立されている様にしか見えないところもあるものの、どうやらこの『日本最南端の碑』は個人が返還前に建てたものだそうです。そして『波照間之碑』と『聖寿奉祝の碑』、前者は返還時に神道青年全国協議会の呼びかけによって、後者は昭和60（1985）年の昭和天皇在位60周年を記念して建立されました。そして『日本最南端平和の碑』、戦後50年を迎えるにあたり竹富町によって建立されたものがこの地にあります。

八重山の離島のひとつである波照間島は戦争被害を『受けなかった』と誤解されていることが多いそうです。しかし空爆を受けたことやなにより『戦争マラリア』によって島民は勿論多くの子供たちが犠牲になった悲しい史実があります。それはこの高那崎をはじめとした波照間島至る所に往時の悲劇を今に伝えるものが多々残っています。

日本最南端の場所に来て『それだけ』で帰ってしまうことは悲しいことです。リゾート化されていない波照間島の『歴史』を少しでもわかって貰いたい…。そう思えてなりません。

関西方面から名神高速道路上り線を利用し、彦根インターの手前にある多賀サービスエリア。新名神高速道路が開通するまでは、東西の交通の要所としてほとんどの高速バスが停車する場所でもありました。

新名神高速道路の開通で関西から名古屋へのルートの主流は新名神に移ったものの今なお利用者が多いサービスエリアでもあります。

慢性的に混雑する関西エリアから離れてひと息つきたい場所にちょうど良い場所にある多賀サービスエリアは、不要な時間のロスを気にしなくて済む最初のサービスエリアと言っても過言ではないように思います。

名神高速道路上り線多賀サービスエリア内にあるスターバックスコーヒーは、サービスエリアという場所にある目新しさはあるものの生活圏にスターバックスコーヒーがある場所ならば特に目新しさはないようにも思います。

確かにひと息つくのにスタバはありかも知れませんが、敢えて混雑する中いい値段を払って利用するまではないようにも思えます。

まあ初めてならいいのかも知れませんね。

岐阜県美濃市の道の駅美濃にわか茶屋、市内中心部から少し外れたところにありますが、一服するために立ち寄ったところ結構混雑していました。火曜日の午後という時間帯にも関わらず駐車場は一杯だったため、マナーの悪さを感じながら路肩に停めてささっと用を足しました。

施設設備は手入れが行き届いており、快適に利用することができました。お土産等の物産展も品揃えは豊富で品数も多く、買い物には困らないもののレジの混み具合が中途半端ではありませんでした。

結果として最後に立ち寄った岐阜県内のお店であったため、ここでお土産を選ばなかったことが後に響きました。

多くのことを望むつもりはありませんが、やはり混雑を解消するべく対策は必要かと思います。その点だけが残念でした。

名神高速道路多賀サービスエリア、物心ついた時には既にオープンしていた歴史あるサービスエリアのひとつです。新名神高速道路が開通するまでは、東京へと向かう夜行バスが全て停車する『交通の要所』でもありました。

時代は流れ利用客が分散する中、以前のような混雑の仕方はなくなったように思えます。しかし学生時代に東京から車で帰省した時、近江に帰って来たなと感じた思い出は未だ鮮明に覚えています。

数年ぶりに訪れた場所は大きく様変わりをしており、昔の面影はあまり残っていません。でも彦根と間違われる犬上郡多賀町の多賀サービスエリアは私の中では永遠に不滅です♪

郵便局巡りの旅の途中、トイレ休憩のために立ち寄りました。さほど大きくはない田舎の道の駅ではあるものの電気自動車の充電スタンドもあり、なかなかのものでした。

小さいながらも営業されているお店には、関市一帯で取れる農作物を主体とした品々がバランス並べられていました。

品揃えも良くお土産を購入しておけば良かったのですが、まだ午前中ということもあり、スルーした結果、何も買わずに帰宅したことに後で気づきました。

今後の教訓として、買いたいものがあればさっさと購入するべしということを改めて思います。

岐阜へのドライブの帰り道、オヤジ殿の希望により立ち寄りました。比較的新しい感じのするお店は好感が持てました。

久しぶりに頼んだのはホウレンソウカレー普通普通、つまり300gの辛さ普通というやつです。食べた瞬間懐かしさを感じたことからご無沙汰だった期間を感じました。

特になにか変わり映えがある訳ではありませんが、しっかりした味付けは食欲をそそります。オーダーを取りに来てくれたのはまた入りたてと見える若い女の子。同じ滋賀でもスレていない湖東エリアらしい素朴さに思わず心の中で『頑張ってな♪』と思ったのは、年をとった証拠かも知れません（笑）。

小浜港ちゅらさんばし旅ぬかろいターミナル、文字通り小浜島観光の表玄関です。石垣港離島ターミナルより３０分弱で着いてしまうゆえ日帰りされてしまいますが、やはり島宿に泊まってはじめてわかる小浜島の良さというのも多いのではないでしょうか？

15世紀後半に琉球王府にたてついた波照間島出身とされるオヤケアカハチ。最後は石垣島で討ち取られますが、その反乱軍を徴集する過程に於いて小浜島で賛同者を集めた時の名残とされる場所がこのオヤケアカハチの森だと言われています。本当かどうかは抜きにして、往時を偲ぶアカハチの足跡が残っているそうです。

森というよりは林という感じを受けますが、5世紀前の八重山の独立を目指した『史実を物語る場所』に胸が熱くなりました。

八重山のビーチで本の指に必ず入るコンドイビーチ。綺麗さは勿論のこと、設備が揃っていることから訪れる方も多いようです。

エメラルドグリーンの海に弓上の白い砂浜が続く様は、モバイルカメラでカットしても素晴らしい景色だと思い出せます。

珊瑚ではなく砂浜なので、海流によって砂が巻き上げられることが多く、シュノーケリングには向いていないとは言われているものの、潮が満ちているときには結構な方が楽しんでおられる様子が伺えます。

リゾート開発でこの場所がプライベートビーチ化することが懸念されていますが、今のままの『誰でも楽しめる場所』であってほしいと改めて思います。

国道58号線を北上し、大宜味村に入り塩谷湾を越える橋を通り過ぎた付近にある道の駅です。『道の駅ゆいゆい国頭』がお食事処等も運営し、団体客の受け入れを積極的にやっているのに対して『道の駅おおぎみ』は地元産の農作物や手作りの食品などを並べているに過ぎず、隣り合った道の駅ではあるもののその違いに驚かされます。

ただ大人数には対応できなくとも少人数には本当に細やかに接しておられ、田舎のお店にやってきた感じを受けます。

小腹が空いたレベルでなにか地のものを食したいと思えば、手軽なお値段で手に入るので旅行代金を節約する意味でも使い勝手はあるように思いました。

ちなみに沖縄最北端の道の駅は『ゆいゆい国頭』ですのでご注意を(笑)。

国道58号線を北上して国頭村の中心部を通過するとある道の駅です。その手前にはやり『沖縄県最北端』の銘を打ったファミリーマートがあり、道の駅ゆいゆい国頭も同じだとわかります。

場所柄『やんばる』をコースに組み込んだツアーなどが必ず立ち寄る場所でもあり、駐車場とレストラン、ショッピングブースやトイレなどはかなりの収容スペースがありました。

道の駅自体は9：00から営業しているものの、レストランは11：00からとなっており、小腹が空いたので…と思った時に利用できなかったのは残念に思います。とはいえ北部観光には欠かすことができない休憩施設ゆえ、また利用することもあるかとは思いました。

許田インターから沖縄道へと入り最初の休憩施設である伊芸サービスエリアに到着しました。一服して先へと急ごうとしたところ、『物見台』の標識を見つけたので向かうことにします。

建物的には沖縄によくある琉球赤瓦の展望台は、暗闇に溶け込んでしまいそれ程の存在感を呈していた訳ではありません。また時間も時間だったので見えるものは海に浮かぶ篝火らしきものだけでした。しかしサービスエリア内に掲げられていた物見台からの写真には宮城島・伊計島を望む海の景色の写真が貼られており、その存在感をアピールしていました。

残念ながらその景色を望むことはできませんでしたが、一般道からでもサービスエリア敷地内に立ち入ることができるので、是非とも再訪の機会を作りたいと思います。

沖縄自動車道伊芸サービスエリア。沖縄道唯一のサービスエリアであり、日本最西端と最南端のサービスエリアでもあります。

屋嘉インターと金武インターの中間にある伊芸サービスエリアは、許田インターから那覇方面に向かうのに初めての休憩施設です。昼間であれば展望台より太平洋や宮城島・伊計島を望むことができる絶景ポイントではあるものの、さすがに夜間では篝火（のような）ものしか見えませんでした。

信号がないだけと言われる沖縄自動車道ですが、確かにそうかも知れません。しかし高台を走る分だけ眺望が良いのは疑う余地のないことであり、その景色を楽しむだけにでも訪れる価値は十分にあるように思います。

沖縄自動車道のサービスエリアではありますが、徒歩であれば外部から施設利用をすることも可能です。ただ『ハブに注意』の表示がされていますので、利用されるには自己責任で行って下さい。

世界遺産今帰仁城跡の隣に建つ今帰仁村歴史文化センターは、主に今帰仁村の歴史を展示しています。

北山時代に建立された今帰仁城、中山王尚巴志に滅ぼされるものの北山の要として北山監守（按司）が置かれました。その後江戸期に入って薩摩の侵攻を受け、廃城となるものの、その遺構は戦争による破壊を多く免れて現在に至っています。

その今帰仁の歴史に於いて、今帰仁のムラ・シマ・生活と文化・遺跡についての資料館として建立されたものが『今帰仁村歴史文化センター』となります。沖縄本島では戦争と言えば『沖縄戦』と思われがちですが、今帰仁では『薩摩の侵攻』が強く取り上げられているように思います。

他の歴史に関する展示は『民俗学』的なものが多いため、興味がない方も多くいらっしゃいますが、やはり他ではあまり知ることのできない『薩摩の侵攻』についての見分が広がることは興味深く思いました。

沖縄島北部今帰仁村に位置する今帰仁城跡は、建立時期など詳細はわからないものの、第一尚王朝建国以前に北山王の居城として建立されたものとされています。

第二代尚巴志王によって15世紀に北山は滅ぼされるものの、旧北山領統治の拠点として北山看守が派遣され、江戸期に入り薩摩の琉球侵攻の際には、第一の攻撃目標となりました。

沖縄戦を経験したものの被害は少なく、築城時の遺構等がかなり良い状態で残っているのが特徴です。また面積37,000mを抱えるグスク跡は沖縄県内最大級の規模であり、平成12（2000）年には2首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産に今帰仁城跡という名称でに登録されました。

グスク跡から眺める景色には天気が良ければ素晴らしいものがあります。今帰仁文化センターとの共通入場券400円の値段をどう捉えるかは人によりけりではあるものの、その価値は十分過ぎるくらいあるように思います。

沖縄本島北部屋我地島の北に位置する古宇利島。平成17（2005）年に古宇利大橋が開通するまでは今帰仁の運天港から船で渡るルートしかなかった離島でした。

琉球版アダムとイブの伝説が残り、その二人の子孫が琉球民族となったとされており、その他『嵐』出演のコマーシャルで有名になった『ハートロック』が『恋愛成就』の場所として多くの観光客が訪れるようになりました。

知らない人がいない位有名な場所ゆえ行ってはみたものの、『古宇利大橋』と『古宇利オーシャンタワー』、『古宇利島ビーチ』以外はそれ程の観光地もなく、天気が悪ければ行く場所もないかなとも思いました。

泳ぐならともかく観光をするならシーズンオフの方がゆっくりできる場所です。