今帰仁城跡

琉球王国建国前に北山王の居城として建てられたもののようです。

5.0
旅行時期：2016/09（約8年前）

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん（非公開）

美ら海・本部・今帰仁クチコミ：21件

沖縄島北部今帰仁村に位置する今帰仁城跡は、建立時期など詳細はわからないものの、第一尚王朝建国以前に北山王の居城として建立されたものとされています。

第二代尚巴志王によって15世紀に北山は滅ぼされるものの、旧北山領統治の拠点として北山看守が派遣され、江戸期に入り薩摩の琉球侵攻の際には、第一の攻撃目標となりました。

沖縄戦を経験したものの被害は少なく、築城時の遺構等がかなり良い状態で残っているのが特徴です。また面積37,000mを抱えるグスク跡は沖縄県内最大級の規模であり、平成12（2000）年には2首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産に今帰仁城跡という名称でに登録されました。

グスク跡から眺める景色には天気が良ければ素晴らしいものがあります。今帰仁文化センターとの共通入場券400円の値段をどう捉えるかは人によりけりではあるものの、その価値は十分過ぎるくらいあるように思います。