公共交通トラベラーkenさんのクチコミ(9ページ)全3,855件

開湯以来1200年の歴史を持つ名湯、和倉温泉にある共同浴場です。入湯料が大人490円です。これはかなりお安いのではないかと思います。宿泊客はそれぞれ宿の温泉に入ればいいですが、立ち寄りの観光客などにとってはとても良い施設です。泉質は言うまでもなく、最高です。

和倉温泉にある有名な旅館加賀屋さんのすぐとなり、海に面したところに「嘯虎巖」という表示が立っています。その表示の先にある岩がおそらくは嘯虎巖なのでしょうが、とくに解説等も見当たらなかったので、詳細は不明です。嘯虎というくらいなので虎が吠えている姿に似ていたのでしょうが、波に洗われてすっかり丸くなってしまったようです。

和倉温泉のまちなかで行われている「和倉温泉七福神福々めぐり」のイベントで回る七福神像の一つ、恵比寿様がこの広場に立っています。パンフレットを片手に温泉街を歩き回って各所にある七福神像を探して歩くというのイベントですが、北陸の温泉街でのんびり遊ぶのに丁度よい企画だと思いました。

和倉温泉街のなかにある広場です。和倉温泉の開湯伝説にちなんだシラサギのブロンズ像が目印になっています。ここ数年日本各地の温泉地を旅しましたが、温泉の湯源発見・開湯にまつわる伝説でシラサギが出てくることが非常に多いように感じました。和倉温泉もやはりシラサギ伝説が残っているそうです。ちなみにここの温泉は飲むことができます。海のちかくなので塩味が効いた温泉でとてもまずかったです。

和倉温泉の温泉街のあちこちに点在する七福神の像を巡り歩くイベントを通年で企画しています。宿泊している宿でパンフレットをもらって各自自由に7つの像を探して歩きます。全部回るとちょっとした記念品を貰えます。最近では割と各地でやっているような七福神巡りですが、温泉街をただ漫然と歩いているよりはちょっとした楽しみが増えて良いのではないかと思います。

青柏祭（青柏祭の曳山行事）、能登島向田の火祭、石崎奉燈祭、お熊甲祭（熊甲二十日祭の枠旗行事）という七尾市を代表する祭りについての展示を行う施設です。2020年開館なのでまだとても新しい施設ということで、とてもきれいな施設でした。本物の祭を見るのは旅行者にとってはスケジュール的にも難しいので、こういう施設が充実してくれるのはありがたいです。

和倉温泉街で行っているイベント「和倉温泉七福神福々めぐり」のポイントの一つ、青林寺の布袋（福の神）さまの像です。青林寺御便殿を見学したついでに境内にあるこちらの像も見て行きました。7体の神様を全部まわると記念品として箸とウェットティッシュがもらえました。

和倉温泉街にある曹洞宗の寺です。明治42年（1909年）に東宮殿下（後の大正天皇）が和倉行啓の際の休憩所として建てられた御便殿が移築し保存されています。しかも一般公開されているので気軽に入ることができます。座敷から窓の外の庭の風景をとると庭と御便殿が一体になってみえるリフレクション撮影ができる、と紹介されているのですが、私の技術ではうまくとることができませんでした。

嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間にのれんが掛けられ、花嫁がくぐるという風習が能登・加賀・越中あたりにあるそうです。そののれんの事を花嫁のれんといいます。ここには加賀友禅で仕立てられた美しいのれんが集められて展示されています。金沢駅 ~ 和倉温泉間を運行する特急列車「花嫁のれん列車」もでていて、この地域の名物になっているようです。地方の変わった風習を見るのも旅の楽しみの一つです。展示スペースに対して入場料が少し高いかなという気はしますが、興味のある人は立ち寄ってみたらよいと思います。

宇宙人の解剖模型が展示してある、ということでネットでよく紹介されている博物館だったので、旅行のついでに立ち寄ってみました。「UFOで町おこし」の羽咋市が建てた博物館ですが、展示内容はいたってまじめで、実際に宇宙開発のために製作された宇宙船や衛生、本物の隕石など興味深い展示物が目白押しです。珍スポット目当てで来館しても博物館を出るときにはきっと宇宙が好きになっている、結構ものすごい博物館です。

金沢発の定期観光バスで1日ツアーに連れて行ってもらった際に立ち寄りました。深い山に囲まれた田舎の道の駅という感じです。広々としていてとても気持ちの良い場所なので、ドライブの休憩にはもってこいの場所だと思います。「蕎麦山猫と キジトラコーヒー研究所」というお店がとても良い雰囲気でした。

獅子吼高原の麓のゴンドラ乗り場近くにある施設です。獅子吼高原という地名にちなんでの施設なんだと思っていましたが、もともとこの地域では獅子頭を彫る伝統工芸が存在するようです。無料の施設ですが展示自体はかなり面白いです。２Fの展示スペースに巨大な獅子頭や世界各国の獅子のコレクションが展示されています。アジア諸国の獅子の仮面を見比べることができるのがなかなか楽しいです。

獅子吼高原（ししくこうげん）は金沢市と白山市にまたがる後高山（しりたかやま）周辺の名称です。標高約650ｍの山頂までゴンドラに乗って行くことができます。上からの眺めはもちろん最高で、日本海にそそぐ手取川の扇状地の様子が良くわかります。パラグライダーの出発場にもなっていて、たくさんの人が山の斜面でスタンバイしていました。

日本三名山の一つに数えられる白山をご神体とする白山比神社（しらやまひめじんじゃ）は、全国に約３千社もある白山神社の総本宮になります。主祭神の白山比大神（しらやまひめのおおかみ）は、またの名を菊理媛神（くくりひめのかみ）といい、『古事記』や『日本書紀』正伝には登場しない謎の多い神様です。実際に大きな樹木に囲まれた参道や境内を歩いていると、なんだか神秘的な雰囲気を感じてしまいます。たぶん何かいらっしょるのでしょう。

石川県内をあちこち移動しながら観光する旅の途中で利用しました。金沢の観光スポットからは少し離れていますが、JR金沢駅から近いので、バスですぐに移動できます。公共交通機関を利用する旅行者には便利な立地でした。施設はごく普通のビジネスホテルでしたが値段の割に無料朝食サービスが頑張っているな、という感じでとても良かったです。

世界で初となる人工雪の製作に成功した科学者で、随筆家としても知られる中谷宇吉郎を記念して、出身地の片山津温泉に建設された科学館です。博士の業績の紹介や、美しい雪の結晶の写真など、素人が観ても結構楽しめる展示です。また雪や氷に関する実験の実演も行っているので、子供の夏休みの自由研究などにもってこいかもしれません。

加賀市加賀橋立の伝統的建造物群保存地区内にあります。この辺りには江戸後期から明治中期にかけて活躍した北前船の船主や船頭が多く居住した集落が多く残っています。資料館の建物は明治10（1877）年、橋立の北前船主酒谷長兵衛が建てたものを利用しています。北海道から東北、北陸にかけての日本海沿岸を旅すると、必ずと言っていいほどこの北前船の歴史にたどり着きます。それほど大きな影響を持っていた経済の流れについて、ここでも多くを学ぶことができます。

加賀市加賀橋立伝統的建造物群保存地区周辺を観光した際、北前船の里資料館、旧北前船主増田又右衛門家屋敷跡などと一緒にこちらも観光しました。江戸時代に活躍した北前船船主酒谷家の屋敷なので、とにかくお金がかかっています。総漆塗りの座敷に佇んで少しだけお金持ちになった気分に浸れました。建物内には骨董品の展示と販売も行われているので興味のある人は購入もできます。

那谷寺の書院に面して造られた庭園です。書院と庭園は入山料に加え特別拝観料（200円）が必要ですが、ここはぜひ入っておきたいです。小堀遠州の指導を受け、加賀藩の作庭奉行・分部卜斉に造らせた石川県で最も古い庭園で、苔で覆われた地面や豊かな樹木たちに心が洗われる気分です。

高野山真言宗別格本山の寺院です。境内には大きな岩山がそびえ立ち、荘厳な雰囲気を醸し出しています。江戸時代には松尾芭蕉も訪れて句を詠んだということで境内に碑が残っています。岩肌に張り付いたような懸崖造りの本殿は奇岩遊仙境の奥、石段を登った岩窟の中にあります。