エロシさんのクチコミ(92ページ)全6,830件

江差のいにしえ街道にある江差町会所会館の斜め前対面に一際目立つ古い商家があります。これが旧中村家住宅です。ニシン漁で栄えていた江差を代表する商家で海側の斜面にそって4棟連なって建つ建物が特徴的で重要文化財に指定されています。内部の装いも江差が如何に栄えていたかが分かるほど豪華な造りになっており、江差観光では一番の文化財ではないでしょうか。

江差のいにしえ街道にある江差町会所会館の裏を上った所に旧檜山爾志郡役所があります。白亜のアメリカ洋館の様な建物は北海道に唯一残る群役所の庁舎で明治20年に建てられた物です。中では、再現された綺麗な柄のかしま織りの布クロスや江差の歴史、民俗資料が展示されています。そして面白いのは警察署として使用されていた時の留置所。こんな感じで収監されていたんだなと、珍しいものが見られ面白かったです。

江差の街中を通る国道228号線の一本内陸側を並行して通る旧街道がいにしえ街道です。いにしえ街道沿いには、横山家、中村家や古い蔵を改装した建物などニシン漁で栄えた江差のレトロな街並みが残されています。しかし、伝統的建造物群保存地区には指定される程てはなく、過度の期待はしない方が良いでしょう。

江差のいにしえ街道から600m程内陸部に入った所に旧関川家別荘があります。新潟の関川村から移り、江差で廻船問屋を営んだ豪商 関川家の別荘として建てられたものです。母屋と蔵があり、蔵では関川家に伝る調度品が展示されていました。母屋はとても落ち着いた佇まいと庭園が当時の贅沢だったのだと思いました。
場所が場所なので訪れる人は殆どおらず、ボランティアの人が親切に解説してくれ分かり易かったです。

江差のいにしえ街道沿い、北洋銀行 江差支店の近くにある蕎麦屋がやまげんです。100年以上前に建てられた土蔵を改装した店内は奥に板間席、手前にテーブル席があり、昼過ぎに行くとほぼ満席でした。頂いたのはニシン蕎麦と牛蒡天蕎麦とざる蕎麦。名物のニシン蕎麦は京都にニシンとは違い、甘しょぱい味で、アオサと一緒に食べるととても美しいです。さすが、ミシュランガイドに掲載されるだけあります。この店を選んで良かったです。

函館市内から1時間程車で国道5号線を走った所にある大沼公園先に見える活火山が北海道駒ヶ岳です。標高1131mの富士山の様ななだらかな円錐形の山が噴火によって、山頂が崩れ落ちた山容がとても美しい山です。特に大沼公園の大沼越しに見る駒ヶ岳は特に綺麗で、道南地方随一の名峰です。

北海道の南西部渡島半島にある北海道唯一の国定公園が大沼国定公園です。駒ヶ岳、駒ヶ岳の噴火によってできた大沼、小沼、蓴菜沼、沼に点在する小島が織りなす景観が美しい公園です。函館市内からは電車でも車でもアクセスが良く1時間程で行けるので函館をお訪れたなら是非立ち寄りたい公園です。
訪れた日は生憎の曇りで綺麗な景色は見られませんでしたが、できれば澄み渡る青空に浮かぶ駒ヶ岳が見たかった。

大沼公園駅を出たすぐ右手にあるガラス張りの洒落た建物が大沼国際交流プラザです。中に入ると観光案内所があり大沼観光観光ガイド、マップの他、近隣の観光地のガイドも入手できます。またロッカーや休憩所、土産物も販売されており大沼観光の拠点、休憩スポットとして便利です。

北海道駒ヶ岳の南に広がる一番大きな湖が大沼湖です。大沼国定公園のメインとなる場所で大沼湖を周回する周遊道路が整備されており、様々な景観が見られます。今回訪れたのは10月半ばで紅葉には未だ少し早かったですが、湖に浮かぶ小さな島々には少し色付いた木々が見られ綺麗でした。青空だともっともっとよかったのですが、天気が悪く残念でした。

大沼公園駅前の道を50m程行った左手にあるだんご店が沼の家です。だんごと言うと串に刺さっただんごですが、こちらのだんごは箱に敷き詰められた餡子や、みたらしの中にだんごが入った変わっただんごです。味は餡子とみたらし、胡麻とみたらしの2種。店内でも食べることもでき、値段もリーズナブルで大沼では一番人気のお店だと思います。

標高334mの函館山山頂にある展望台です。津軽海峡に突き出た函館山の展望台からは北に扇形に広がる函館市内、南に津軽海峡、下北半島の絶景が見られます。特に夜景は見事で日本三大夜景と言われる函館の夜景が見渡せます。また、海を見るとイカ釣りの漁火を見ることもできます。
それ故とても人が多いのも事実で、ロープウェイ山頂駅の展望台は一番混みます。そこで観たいのならば前の人が退くまで待つしかありません。

函館に行ったら絶対に外せない場所がここ、函館山です。函館の南端に突き出た岬の先に位置する独立峰で、函館山からは扇形に広がる函館市内の景観は見逃せません。特に夜景はミシュランガイド三ツ星にも選出されるだけあり、見事な夜景が望めます。
靄っとした夏よりも寒い時期の方が空気が澄んでおり夜景は綺麗に見えます。

ミシュラン三ツ星の観光地にランキングされる函館山の山麓と山頂を結ぶロープウェイです。125人乗りのゴンドラは334mの山頂まで3分で到達。途中支柱もなくあっという間に山頂に付きます。
函館山から観る夜景が一番綺麗にみられるいわゆるマジックアワーの前は混雑に注意が必要です。旅館に宿泊するツアーの観光客が夕食までに団体で殺到することがありへますると１時間近く待たされます（旅館の人情報）。マジックアワーを楽しみたい人は山頂の展望台も混むので、時間に余裕を持って2時間前位に行くと良いでしょう。、

函館市電の湯の川温泉駅から南に100ｍ程の所にある野口観光が営む温泉旅館です。宿泊したのは檜の天然温泉展望風呂付の和モダンの部屋です。窓からは函館空港が正面に見え、温泉に浸かりながら函館空港を発着する飛行機の姿が良く見えます。
観光バスの人も宿泊しますが、コスパ、接客対応も良く、食事も函館の活魚介が美味しかったです。函館に行ったらまた宿泊したい旅館です。

函館市電の最終駅 湯の川のすぐ近くの高台に湯倉神社はあります。湯の川温泉の発祥地とされており、木こりが湧き湯で湯治、病気が治ったお礼に祠を建てたと言うという伝説があるそうです。境内には樹齢370年の御神木のイチイや社殿があるだけで普通の神社です。唯一、社殿の右手にある神兎（撫でウサギ）が興味を引く位です。
湯の川温泉に宿泊し時間があったら訪れてみても良いかなと言う程の神社です。

函館の南岸 漁火通りに面した所に啄木小公園の並びに土方 啄木浪漫舘があります、館内は土方歳三が戦死した戊辰戦争末期の函館戦争の資料、刀、鉄砲、年表などが展示され幕末の歴史好きの人にはとても面白い展示内容となっています。しかし、所せましと展示されているので、少し観辛くかんじました。

函館の南岸 大森海岸の中程、漁火通りに面した所に啄木小公園はあります。大森海岸を愛した啄木を偲び、思い出の地大森海岸にこの公園は作られました。公園内には「潮かおる　北の浜辺の砂山のかの浜薔薇よ今年も咲けるや」と呼んだ句が書かれた啄木の座像があり、園内にはハマナスが植えられています。しかし場所がら、訪れる人は少なく座像の頭の上はかもめの休憩場所となっており面白い写真が記念になりました。

函館山の南東に突き出た岬が立待岬です。立待岬から西側を見ると津軽海峡に面した函館山の断崖絶壁の海岸、東を見ると緩やかな大森海岸、南を見るとはるか海の先には下北半島の姿を望むことができる絶景ビューポイントです。
アクセスは悪いですが大型観光バスは入って来られないため、観光客もさほど多くはなく快適に見ることができます。

函館山の南東にある立待岬に向かう途中にある手前の墓地の一角に石川啄木一族の墓があります。明治45年に没した石川啄木が函館に居住していたのは僅か5か月ですが、石川啄木は東京で没したあと、大森海岸を見下ろすこの地に葬られました。
いかに石川啄木が函館を愛していたのかが分かる墓地です。

函館駅から国道228号線を約30分程車で走った旧当別町にあるカトリック系の修道院です。トラピスチヌ修道院が女子なのに対し、こちらは男子修道院です。トラピストと言うとバターやクッキーが思いつきますがこちらの修道院の工場で作られた物です。
線路を超えていくと、整然と並んだ並木の奥にトラピスト修道院がみえ、いかにも北海道らしい風景です。修道院は入口まで近づくことはできますが、内部は見学できません。トラピスト修道院の見所はこの景色だと私は思います。
函館市内から離れているため観光バスもおらず、穴場的な場所です。