エロシさんのクチコミ(89ページ)全6,830件

函館の人気ハンバーガーショップであるラッキーピエロの本店がベイエリアにあります。日曜日の昼過ぎに行くと入店出来ない程の人気。他店舗ではここまで混んではいないと思います。その為入るのは諦めました。店前には岸綾子等の著名人の評判記事が張り出され宣伝も凄い。
お店の横にはラッキーガラナだけが販売される自販機が置かれており、珍しさから写真を撮る人が居る程。私も一枚パチリしました。

函館の市電通り沿い、北島三郎記念館の右隣りにあるレンガと鉄筋コンクリートで作られたビルが函館市文学館です。大正10年に第一銀行函館支店として建てられ、その後昭和40年にジャックス旧本社として利用され、現在は函館市文学館として使われています。館内では石川啄木を始めとした函館に関わる作家の作品や資料が展示されています。
市電通り沿いには複数のレトロな銀行建築が残り建築ファンにはたまりません。

函館の八幡坂を下った市電通りの交差点の角にある角が丸まった如何にも銀行建築と言った感じ建物が旧安田銀行函館支店です。現在はHakoBA函館ホテルとして利用される建物は昭和7年に建てられて物で、市電通りに面して4本の柱、縦長のアーチ窓が特徴的です。対面にある旧国立銀行との対比が面白いです。

函館の八幡坂を下った市電通りの交差点の角にある白い建物が旧第百十三国立銀行本店です。現在はSEC電算センタービルとして使われており、最近建てられたビルの様に見えますが、何と大正15年に建てられたビル。正面の玄関周りの意匠が特に素晴らしく、現在でも通用するデザインに驚かされます。
函館のレトロ建築の中でもデザインが際立った建物だと思います。

函館市電の末広町停留所近くの市電通り沿いに白壁に森金と書かれた和洋折衷のレトロな店舗建築があります。この建物が旧金森洋物店(市立函館博物館郷土資料館)です。金森赤レンガ倉庫で知られる渡邊熊四郎が1880年に倉庫の前に開いた輸入雑貨店で、どことなく明治屋の紙袋に描かれた建物のデザインと似ています。和風土蔵と洋風窓を合わせたデザインが見応えがあり、レトロ建築ファンにも絵になる風景の建物です。

函館市電の末広町停留所から北島三郎記念館の横を函館港に突き当たった左側にシロクマが乗った記念碑があります。これが北海道第一歩の地碑です。明治時代になってこの碑がある東浜桟橋が連絡船の桟橋となり、北海道玄関としてその第一歩を踏む場所となったことからこの碑が立てられました。この碑をバックに記念写真をとるのも面白いと思います。
所で、シロクマだと思ってたのですがヒグマでした。

函館の東坂を下り函館港に突き当たった公海食品の倉庫の横に新島襄海外渡航の地碑が建立されています。同志社大学を創立した新島襄が1864年にこの場所からアメリカ商船ベルリン号に乗り込み脱国した場所が函館港に面したこの場所です。
寂れた場所にあり、ただ石碑があるだけでこの碑を見に来る観光客は誰も居ませんが、幕末の歴史好きの人には興味がわく所です。

大町に近い函館港の海に浮かぶ約8ヘクタールの四角い人工島が緑の島です。緑の島にはヨットハーバー、芝生が広がる多目的広場があり、函館山や元町、函館港を見渡すことが出来るスポットですが、ベンチがある程度で島自体には見所は殆どありません。

函館の基坂を下った相馬株式会社本社と函館市北方民族資料館の間の道の中央分離帯の中に羽ばたく鳳凰が載せられた記念碑があります。これが明治天皇御上陸記念碑です。明治9年に明治天皇が旧函館税関桟橋に上陸されたのを記念して昭和10年に建てられた物です。
全国に明治天皇が行幸された碑がありますが、その中でも一番立派だと思います。

函館の基坂を下った市電が走る交差点の北西角にあるモスグリーン色をした建物が相馬株式会社の本社です。1916年に建てられた木造2階建ての建物は寄棟、切妻が複雑に組み合わされており、屋根につけられたドーマー窓や、窓の形も良く見ると1階と2階で庇の形が異なるなど凝った造りになっています。
函館にあるレトロ建築の中では一番好きな建物です。

函館の基坂を下った市電が走る交差点の北東角に角ばった建物が函館市北方民族資料館です。地上3階建ての建物は大正15年に旧日本銀行函館支店として建てられた物です。鉄筋コンクリート造の石貼り外壁の外観は如何にも銀行と言った感じです。資料館ではアイヌ民族等の北方民族の貴重な資料が展示されていました。共通券がお得です。
函館にはレトロ建築が多く残り建築ファンには魅力的な街です。

函館の元町公園から基坂を下った左手にあるペリー広場の片隅にペリー提督来航記念碑が立てられています。ペリー提督が函館を訪れたのは1854年。2002年に来航150周年記念を迎えるのにあたりペリー提督の銅像が立つ記念碑が立てられました。
芝が綺麗なペリー広場にポツンと記念碑があるだけで、あまり見ごたえはありません。

函館の函館市旧イギリス領事館の中にあるティールームがヴィクトリアンローズです。入口から入って1階の突き当り左手にあり、店内はアンティーク家具が置かれ、窓側の席は光が差し込むサンルームの様で、英国仕込みの紅茶とケーキ、軽食で優雅なひと時が過ごせます。元町観光でちょっと、疲れたらここで一服するのが良いでしょう。

函館の基坂を元町公園まで上る途中左手にユニオンジャックの旗がはためく洋館があります。この洋館が函館市旧イギリス領事館です。大正2年に建てられた洋館は昭和9年まで使用されました。中に入ると有料ゾーンと無料ゾーンがあります。有料ゾーンでは領事の執務室、居室が再現され、記念撮影もできます。無料ゾーンはカフェとショップになっています。個人的には有料ゾーンには入らなくても良かったかなと言った感じです。

函館の基坂を上り詰めた所にある元町公園を正面に左手に進んだ先に旧相馬邸があります。旧函館区公会堂を再建する費用の殆どを寄付した函館随一の大富豪であった相馬家の邸宅で、明治41年に建てられた和洋折衷の建物です。
建物好きの私は公開されている内部を見学することを楽しみにしていたのですが、訪れた日は開館日にも関わらず、台風19号が通り過ぎた日だったためか、何故か閉まっており外観だけの見学。それでも入口右手に洋館、ガラスのあり土蔵など贅を尽くした造りの建物は見応えがありました。

函館の元町公園にある旧函館支庁庁舎の右前にあるレンガ造りの倉庫の様な建物が旧開拓使函館支庁書籍庫です。見学する人は誰も居ませんが、この建物は明治13年に建てられた物で近くにある旧公会堂や支庁舎よりも約30年も前に建てられているんです。
その重厚な造りがあったおかげで、函館大火にも耐え抜いたとほど。フランス積みのレンガ積みも古い建物では見物です。

函館の元町公園の旧函館区公会堂側に近い所にモスグリーンに塗られた木造二階建ての洋館があります。この建物が旧北海道庁函館支庁庁舎です。明治42年に建てられた洋館には4本の大きな柱がある柱廊玄関が特徴的。中は観光案内所になっており、元町周辺の観光マップなどがおかれ、ガイドの人が相談にも乗ってくれます。また休憩スポットとしても利用できます。

函館の元町公園の中央付近にある公衆トイレの左手に函館四天王像は立てられています。明治時代に函館の発展に尽力した今井市右衛門、平田文右衛門、渡邊熊四郎、平塚時蔵の4人の功績を称えブロンズ像が函館港を見渡す場所にあります。
いずれの人も私は知りませんでしたが、この様なブロンズ像や碑があると勉強になります。しかし、私の様に碑文を見入る人はほとんどいません。

函館の基坂を上り突き当たった所にある大きな公園が元町公園です。公園内には旧函館支庁庁舎、旅行案内所、旧開拓使函館支庁書籍庫があり、裏手には旧函館区公会堂もあります。そして、この公園の魅力は眼下に函館港を正面に臨むことができる場所です。トイレやベンチもあり元町観光時に一服できる公園としても最適です。

函館には函館山から函館港に向かって下る多くの坂道があり、その数は何と18。それぞれの坂道に沿って明治から昭和初期に建てられた教会、商館、領事館が数多く残り、函館観光の目玉になっています。
それぞれの坂にそれぞれの趣きがあり、色々な函館の顔を見せてくれます。