エロシさんのクチコミ(75ページ)全6,830件

三田の寺町には移転してきた寺院が多いですが、玉鳳寺もその一つです。幽霊坂の中腹辺りに玉鳳寺はあり、寛永12年に移転して来たそうです。小さな寺院ですが、山門の左手に安置された化粧延命地蔵が見所。白粉を体の悪い部位に塗ると治癒すると言われ、真っ白になったお地蔵様は一見の価値ありです。

三田にある魚籃坂の1本東側にある国道1号線から聖坂に至る細い坂が幽霊坂です。標柱には「坂の両側に寺院が並び、ものさびしい坂であるため」とありますが、今もその雰囲気が残っています。以前、御茶ノ水を訪れたときにも幽霊坂がありましたが、こちらの幽霊坂の方が墓も近くにあり、幽霊が出そうな雰囲気でした。

白金高輪駅から国道1号線を魚籃坂下方面に300m程行った所に長松寺はあります。寺町にある浄土宗の寺院で、寛永12年に現在の地に移転し、大円寺という名から長松寺に改称されました。この寺院の墓地には江戸時代の儒学者 荻生徂徠の墓があり、その一角だけ歴史を感じる場所になっています。本堂棟は新しいもので、荻生徂徠の墓以外は見応えはありません。

白金高輪駅から国道1号線を魚籃坂下方面に300m程行った所にある長松寺の隣に忍願寺はあります。江戸時代初期に八丁掘に創建され、三田寺町を経て、この地に移転した寺院ですが、現在の寺院は１階のコンクリート造駐車場の上に、鉄筋コンクリートの重厚な本堂があるだけで、見学しても興味を引くようなものはありませんでした。わざわざ観光に行く場所ではないと思います。

白金高輪駅から国道1号線を魚籃坂下方面に300m程行った所にある長松寺の墓地に荻生徂徠の墓があります。江戸時代中期の儒学者であった荻生徂徠は教科書でも習うほどの歴史上の人物。国指定の史跡に指定されており墓地の中でも一際存在感があります。
訪れた際に他の参拝者はおらず、興味がない人が多いようです。

魚籃坂下交差点に近い、魚籃坂の北側にある寺院が大信寺です。浄土宗寺院の寺院で、寶嶋山峯樹院の号があります。三味線の始祖とされる石村近江にゆかりのある寺院で別名、三味線寺とも言われており、境内には顕彰碑なども立てられているほど。
それ以外は特段に見物するものはありません。

魚籃坂下交差点に近い、魚籃坂の北側に大信寺があり、その入口左に石村近江紹介碑があります。石村近江って誰？と思って説明板を見ると、日本を代表する楽器である三味線製作の開祖だそうです。よっぽど、その筋では知られる人のようで、大信寺の境内には石村近江顕彰碑まで建立されています。街歩きをしていると、知らないことの出会えるのが楽しいです。

三田にある魚籃坂の中腹北側に坂の名前の由来になった魚籃寺があります。三田は沢山の寺院があるエリアですが、その中でもピンク色の山門（朱色が褪せてピンク色）がとても印象に残るお寺です。創建は1652年と古いお寺で、魚籠を持つ魚籃観音様が本尊。訪れた時はお努め中で内部は見学できませんでした。

国道1号線から南にに向かって二本榎通りの伊皿子交差点に至る坂が魚籃坂です。こちらの坂の名前も伊皿子坂同様に面白い名前の坂ですが、こちらの名の由来は分かり易く、坂の途中にある魚籃寺が由来となっています。現在は高輪に抜ける道路として車の行き来がとても多い坂です。

赤穂義士で知られる泉岳寺から魚籃坂に続く坂が伊皿子坂です。泉岳寺の近くでは緩やかですが、坂上の伊皿子交差点辺りの勾配は結構急な坂です。中国人の伊皿子（インベンス）が住んで居たからとか、大仏（おさらぎ）の訛とか、いいさらふの変化とか言われていますが、名前に由来は分からない様ですが面白い名前の坂です。

高輪ゲートウェイ駅から伊皿子坂を上った二本榎通りの交差点に面したところに黒御影石の石碑が建てられています。これが歯科医学教育発祥之地の石碑です。明治23年にこの地に高山歯科学院が高山紀齋によって創設され、後の東京歯科大学になりました。野口英世のスポンサーとなった血脇守之助もここの出身で、野口英世も同じくです。

二本榎通りの東海大学高輪台高校の辺りから桜田通りに下る坂が天神坂です。結構なこう配のある坂で、道路にはドーナッツ状の凹みがつけられているほどです。坂の標柱には「むかし坂の南側に菅原道真の祠があったためにいう。葭原が見えるので葭見坂・吉見坂といったという説もある」と書かれていますが、坂名に由来は良く分からない様です。
目黒通りから高輪に抜けるのに便利な坂だと思います。

品川駅からアクアパーク品川水族館に向かう途中右手にあるウィング高輪WESTにあきた美彩館があります。秋田県のアンテナショップで秋田名物の稲庭うどん、いぶりがっこ、きりたんぽ、地酒などが数多く揃っており、奥にあるダイニングスペースでは食事もできます。
買いたいものは幾つかありましたが、今回は手軽なラーメンを購入。味噌のスープが美味しかったです。

品川駅の高輪口、タクシー乗り場のあるローターリーの中に品川駅創業記念碑があります。新橋－横浜間に鉄道が開通する前に先駆け、品川－横浜間で仮開業した。大野伴睦によって書かれた記念碑には仮開業時の時刻表、運賃が裏に書かれており、ちょっと面白いです。
しかし、鉄道ファン以外は興味が湧かないでしょう。

品川駅から南に行った所に東海道が東海道線の線路を跨ぐのの架けられた橋が八ツ山橋です。八ツ山橋は明治5年に架けられた古くからある橋ですが、現在のものは昭和60年に架け替えられたものです。その旧八ツ山橋の親柱が橋の西側に残されています。青銅色の装飾が施された親柱で美しい形状をしています。この様な形で古い親柱を残している所が結構ありますが、橋の歴史が分かり良いことだた思います。

品川駅高輪口から第一京浜を渡った、第一京浜沿いに高山稲荷神社はあります。約500年前に創建された宇迦之御魂神を祀る神社です。小さな神社ですが、境内には手水舎もあり、由緒ある神社であることが分かります。
品川駅前でとっても人通りの多い所にある神社なのですが。立ち止まってお参りする人は殆どいません。私もその一人でしたが、こんな所に神社があるとは思はないですよね。

第一京浜から高輪の東禅寺に向かう途中左手に大きな公園があります。この公園が高輪公園です。都会にも関わらず公園の中にはケヤキなナラの木々が植えられており、奥の方には池もある緑豊かな公園です。園内の広場では子供たちが草野球をするなど和やかな光景が見られました。

高輪の洞坂を下った所に東禅寺があります。江戸初期に創建された臨済宗妙心寺派の寺院で幕末期に最初のイギリス公使館が置かれた由緒あるお寺です。山門を潜って参道を進むと都心とは思えない緑の中に大玄関、本堂、三重塔がある立派なお寺でした。しかし、こんなお寺にも関わらず、私以外には誰も居らず閑散としていたのには驚きました。

洞坂を下った右手に東禅寺の山門があり、そこの右手に最初のイギリス公使宿館跡の石碑が建てられています。安政6年にイギリス公使館が置かれ、ラザフォード・オールコックが駐在した場所がこの東禅寺です。江戸時代末期に攘夷派の水戸藩士が襲撃した場所でもあり、幕末近代史好きにお薦めの場所ですが、東禅寺には石碑しかないので見応えはありません。

高輪にある桂坂の途中から南側の東禅寺に至る坂が洞坂です。標柱には「このへんの字(あざ)を洞村（ほらむら）と言った。洞村とは、昔ほら貝が出たともまたくぼ地だから、洞という等様々な説」と書かれています。
高輪とは思えないひっそりとした住宅街を数回曲がる結構な急坂で坂に手すりがあるほどです。人通りも少なく、なかなか趣きがある坂です。