エロシさんのクチコミ(67ページ)全6,830件

四条通りから新町通りを150m程北上した西側に百足屋があります。明治時代に建てられた呉服店の町屋を改装したおばんさい懐石のお店です。予約をしていったのですが、客は私達以外には一組しかおらず、土蔵前の通された部屋は6テーブルもあるのに貸しきり。予約状況は満席になっていたので、コロナ対策為に制限していたようです。頂いた料理はどれもこれも季節感のある料理で、とても和食が美味しいと思えるお店でした。

京町屋が多い新町通り沿い、京都逓信病院の対面に三井ガーデンホテル京都新町 別邸があります。外観は周囲の街馴染んだ町屋風。中に入ると和モダンの装飾がお洒落。宿泊した部屋も同じくお洒落で良かったのですが、唯一の欠点は窓。障子を空けても、外の景色は見えませんでした。すべての部屋がそうなのか知りませんが、今回の宿泊は限定プラン3600円だったので、仕方なし。この価格でこんなに良いホテルに宿泊できるとは思いませんでした。

嵯峨野にある清凉寺 仁王門を左手に30m程行った所に京豆腐の名店 森嘉があります。創業は安政年間で、嵯峨野界隈の湯豆腐店はここの豆腐を使っていることが多いと聞きます。豆腐は木綿も絹もなく、豆腐１種。大木は一般的な豆腐2丁ほどの大きさ。冷奴を食べると良く分かるのですが、スーパーで売られてる豆腐の味とは比較になりません。
また、銀杏の入ったひろうすも人気で、煮物に最適です。

渡月橋から1km程、北に進んで丸太町通りを越えた先の突き当りに大きい山門があります。これが清凉寺の仁王門です。江戸時代後期に再建された仁王門は高さ18mとした堂々といた姿で両脇には阿吽二体の仁王像がにらみつけています。訪れ時は4時過ぎで仁王門は閉じられおり境内の中は見られませんでしたが、この仁王門だけは何時でも見られます。

京都 嵯峨野の里にある松尾芭蕉の弟子であった向井去来の別荘が落柿舎です。日本昔ばなしに出てくる様な茅葺屋根の草庵は俳句を詠むにはピッタリに雰囲気。庭や建物にはさりげない飾りが施され、なかなかおつな佇まいが良いです。
訪れたら一句詠んで見ると良いでしょう。

芭蕉の弟子、江戸時代の俳人 向井去来の隠居場所として知られる落柿舎に行くと、拝観券と一緒に投句様の紙が渡されます。この投句箱が茅葺の家屋に設置されており、良い句であれば表彰されるそう。しかし、常に俳句に親しんでいないと、急に俳句を詠むのはハードル高く、結局紙を持ち帰ることに。必要な人にだけ渡してくれれば良いのに。

京都 嵯峨野にある落柿舎の西隣にある陵墓が嵯峨天皇皇女 有智子内親王墓です。嵯峨野には何回も訪れていましたが、ここに陵墓があるとは気づかないほど、小さな陵墓です。有智子内親王は平安時代の嵯峨天皇の第8番目の皇女だそうです。

トロッコ嵐山駅から小倉池を左手に見て北上した左手に常寂光寺はあります。常寂光寺と言えば仁王門を背にした紅葉の写真が観光写真に使われる程の紅葉の名所ですが、それ以外の時でも青紅葉がとても綺麗です。また紅葉時の様に人が居ないのも魅力です。
青紅葉もなかなかのものです。

東海自然歩道は1都2府8県にまたがる自然を感じられる歩道です。今回京都嵯峨野を散策していたら知らぬ間に東海自然歩道を歩いていました。嵯峨野地区の東海自然歩道は嵐山公園から渡月橋を渡り、桂川沿いを西に行き、トロッコ嵐山駅、小倉池、常寂光寺前にたどり着きます。嵯峨野の自然を満喫しながら歩けるのが良い所ですが、夏は兎に角暑い。

常寂光寺の妙見堂の脇を上り、多宝堂の前を更に右手に行った先に墓地があり、その奥に開山堂があります。とても小さなお堂で、見るからに最近になって建てられた建物でした。中も公開されているわけでもなく、わざわざ見に行く必要はないと思います。

常寂光寺の妙見堂を通ってさらに本堂の裏側に上った所に多宝塔があります。常寂光寺の中では唯一、国の重要文化財に指定されており、檜皮葺、２層の鷹さ12mのこじんまりとした建物です。内部が非公開となっていますが、建物的には常寂光寺の中で一番見応えがある建物です。

常寂光寺の仁王門を潜り、その先の石段を上り切った所にある本堂の左手に鳥居が立つ建物があります。それが妙見堂です。このお堂には慶長年間の保津川の洪水の際に上流から流れ着いた妙見菩薩像が祀られています。洛陽十二支妙見の一つでもあり、ある意味本殿より見ごたえがあります。

常寂光寺の仁王門を潜り、その先の石段を上り切った所正面にある建物が本堂です。慶長年間に建てられた桃山城の客殿を移築したものだそうです。面白いのは屋根の瓦葺きが二重構造の屋根になっているところ。それ以外は余り見応えはないかと思います。

嵯峨野の小倉山の麓にある常寂光寺の山門の先にあるのが仁王門です。本堂に至る石段の手前に構える様に建ち、石段の上から仁王門を見ると、もみじの木々の中に茅葺屋根が見え、観光写真に使われる景色を見ることができます。常寂光寺の中の建物で一番の見所だと思います。

嵯峨野の小倉山の麓にある常寂光寺の入口にあたる門が山門です。江戸時代の後期に建てられた薬医門で、この先に拝観受付があります。黒色に塗られた山門は周りの雰囲気に溶け込んでいますが、この奥に仁王門が見えるので、そちらにどうしても眼が行ってしまいます。

トロッコ嵐山駅の北側にある小倉池に面した場所に御髪神社があります。神社自体はどちらかと言うと小さな神社ですが、名前から想像できる様に、日本で唯一の頭髪の神様を祀る神社として知られています。毛髪に悩みを抱えている人の神頼みのためか、小さな神社ながら、社務所もありお守りも売られています。
髪の毛に不安がある人は訪れると良いでしょう。

トロッコ嵐山駅の北側、小倉山の麓に小倉池があります。８月の初旬に行ったのですが、天龍寺のハスの花はもう散っていましたが、小倉池のハスは未だ咲いており、緑の森の前池にに咲くピンクの花が綺麗でした。三脚を構えてハスの花の写真を撮る人もいる程です。
この辺りに来ると館顧客も少なく嵯峨野の雰囲気を楽しめます。

天龍寺の北側、嵯峨野の竹林を歩いて行くと源氏物語に登場する小さな神社が野宮神社です。平安時代の800年頃に建立された古い神社で、源氏物語の「賢木の巻」の中に描かれていることでも知られています。縁結びの神社としても知られており、女性に人気でした。

天龍寺の北側、嵯峨野の竹林を歩いて行くと源氏物語に登場する小さな神社 野宮神社があります。その野宮神社の入口にある鳥居が珍しい。何とクヌギの樹皮をそのまま残した丸太で作られた鳥居なんです。一見、樹木に似せたコンクリート製の鳥居にも見えましたが、古代の鳥居の形式を残すものだそうです。知らずに通りそうになりますが、行ってみたら確認してみてください。

天龍寺の北側、よーじやカフェの所から野宮神社、トロッコ嵐山駅に至る小径の両側には美しい竹林が続きます。京都の観光写真などににも良く掲載される場所で、真っ直ぐに伸びた青い竹がとても印象的な場所です。新型コロナの影響でしょうか、思った程人が居らず京都らしい風景を楽しむことができました。