エロシさんのクチコミ(167ページ)全6,830件

桂浜にある（あった）土佐犬を見学できる施設です。訪れたときはGWでバスツアー等の観光客で結構賑わっていましたが、その後5月19日に経営破綻で閉館となってしまったので、まさに滑り込みセーフでした。化粧まわしをした、皺のある顔は一見強面ですが、子犬は可愛いです。売店には土佐犬の人形等のキャラクターグッズの他、普通のお土産も沢山売っていました。まさか、経営破綻で閉館になるとは思いもしませんでした。

高知市の南、浦戸湾口に弓状に広がる白い砂浜が美しい海岸で、全国にその名が知れ渡る高知一の景勝地です。砂浜の先には竜王岬があり、そこから見下ろす景色も見事です。
高知観光では誰もが訪れる場所ですが、アクセスする道が限られるため観光シーズンは渋滞になり駐車場に入れなくなるほど込み合います。昼前には行く方が良いでしょう。

高知の城下町の核である高知城は大高坂山に築かれています。現存天守が残る場内には、全国でここにだけ残る本丸御殿懐徳館の他、黒鉄門、追手門、詰門等が当時のまま残っており重要文化財されています。
見所が沢山あり、城好きにはたまらないお城で、じっくり見て回るとゆうに2時間以上はかかります。
正に高知市のシンボルと言える存在です。

高知城の詰門の2階を通り、廊下門を潜った先に本丸があり、そこに唯一残る本丸御殿　懐徳館があります。規模は小さいですが、天守の横にあり藩主の住居として使われていたため、天守閣とは全く造りが異なり、凝った装飾や、雪隠など生活空間としての場所だったことが良く分かります。
これを見ると以前訪れた名古屋城の本丸が如何に大きかったのかが良く分かりました。

高知城　詰門を右から回り込むように上った広場が二ノ丸です。現在は何にもない広い広場ですが、かつては二ノ丸御殿、家具櫓、数寄屋櫓があり広い理由が分かります。ここから詰門2階の渡り廊下を渡り、廊下門を潜って本丸に入れる様になっています。そのため二ノ丸からは詰門、廊下門、天守を一つのアングルに収めて撮影することができます。

高知城の鉄門跡の石段を上った突き当り正面に詰門があります。本丸と二の丸を跨ぐ詰門は渡り櫓の様な形をしており、門とは言いますが、小さな扉一つしかついていません。実際の所、門と言うよりも武士の詰所や、物置として使われていたそうです。
黒い外壁の詰門は高知城の重要文化財の一つです。

高知城の杉の段から三の丸への上り口に、かつて鉄門があった。現在は石段の両サイトに石垣があるだけなので正確には鉄門跡です。かつてはこの石垣に跨るように入母屋造りの門があったそうです。
鉄門跡の石段を上がると枡形になっており、さらに石段は左に続いているのが分かり、城の防御上最重要な門であったことが良く分かります。

高知城の中腹にある高知城最大の広場です。かつて三の丸には1815平米の壮大な御殿が建てられていたそうですが今はありません。そして三の丸には野面積みの見ごたえのある石垣があります。特に杉の段から見上げる石垣は見事。お城を見学するとき城が建てられた時代や場所により使われている石や積み方が異なるのが見ていて面白いです。

高知城の追手門から石段を上った杉ノ段の右手に山内一豊の妻の銅像が建てられています。結婚の時に持参した10両で一豊に名馬を買わせ出世に役立てたという古事に因んで、馬を引き連れる姿が銅像となっています。
山内一豊の銅像は追手門の外側城外に対し妻の銅像は城内と、妻の方が格上なのが面白いです。

高知城の石垣を崩壊から守るために設けららた雨樋です。石垣の情報から突き出た石樋は下から見ると、まるで飛び込み板の様です。高知城には全部で16あるそうですが、追手門から杉ノ段に上る途中の石垣にある石樋が最大です。
これまで日本のお城を幾つも見てみましたが、この様な樋があるお城はここ以外見たことがありません。

旧百円札や「板垣死すとも自由は死せず」の名言でしられる板垣退助の立像が高知城の追手門を入った広場の正面に建てられています。板垣退助の顔はまさに百円札と同じ長い髭を蓄え、演壇するような凛々しい姿です。
銅像は高知城が真後ろに見られるベストポジションにあり、銅像、天守を一つのフレームに収めて写真が撮れます。

高知市の城下町の中心高知城を核とした城跡公園です。園内には天守、懐徳館（本丸御殿）、黒鉄門、詰門、追手門等の重要文化財、石垣、石樋等の城郭、板垣退助、山内一豊等の銅像等見所が沢山ありしっかり見て回ると2時間以上掛かります。またそれ以外にも緑が多く新緑の時期には歩いていると清々しさを感じられる公園です。

追手筋の突き当りにある高知城の櫓門が重要文化財になっている追手門です。高知城の表門だけあり石垣の上の櫓から門前の枡形に攻撃できるように建てられており、威圧感があります。
また、ちょっと門から離れて見上げると天守が望め、手前に追手門、奥に天守を入れた構図で高知城を撮影できるポイントです。

高知城　追手門の手前の堀沿いに野中兼山先生邸址の碑があります。誰だかさっぱり知りませんでしたが、江戸初期の土佐藩家老。先生と書かれるだけ立派な人かと思いきや、案内文を読むと用水路と新田開発、郷士起用等の業績を上げた半面、領民疲弊を問われ幽閉、野中家断絶と悲惨な末路。強引な人であったことが伺えます。
なんで、そんな人を先生と呼び碑を建てたんでしょうか？

高知城　追手門の手前を右に進んだ先に石垣の様な外壁の高知県立文学館があります。当初山内一豊像を見るだけで行っただけで、文学館にはまったく入る気はなかったのですが、企画展で「司馬遼太郎展」がやってるではありませんか。思わず司馬遼太郎に釣られて入ってしまいました。竜馬がゆくの色紙などが見られラッキーでした。でもそれ以外の常設展示は殆ど見ませんでした。

高知城の追手門の手前を右に入った県立文学館の手前に山内一豊像はあります。関ケ原の戦いの功績を認められ土佐の所領を与えられ初代土佐藩主となった人物です。そのためか像は槍を携え騎馬に跨る勇壮な姿をしています。勿論高知城を築城した人物で、今も高知城を守っているようにも見えました。

高知城追手門にほど近いひろめ市場の対面、土佐女子校側の追手筋歩道の上に山内容堂公誕生之地碑 が建てられています。幕末期、土佐藩15代藩主として名の知れた殿様ですが、城内ではなく、城に近い城外で生まれたとは全く知らなかったです。しかし、碑と説明板だけですので見ごたえはありません。

毎日曜日に高知市追手筋の片方向車線を遊歩道にして開かれる日曜市です。300年以上続く歴史ある市場は規模も大きく、また売られているものも野菜などの食料品から植木まで何でもありです。特に目に付いたのが刃物屋が多いです。私は知りませんでしたが刃物は高知の名産品なんですね。日曜に高知に行かれる人は面白い市なので行った方がいいでしょう。

高知城追手門近くの帯屋町にある屋台市場です。場内はどこかで経験した様な感じで、高知名物の鰹のたたき、うつぼや餃子などから、高知土産まで色んな物が売られています。テーブルでは出来上がった呑兵衛が大量におり、この雰囲気が好きな人と、嫌いな人と別れると思います。私はこの雰囲気はちょっと馴染めませんでした。

高知駅から徒歩圏内、高知城の北側にある武家屋敷を改装した資料館です。正面玄関にある長屋門が住宅街で人目を引きます。長屋門を潜ると大きな蘇鉄、その奥に武家屋敷の母屋があり、上がって中を見学することができます。中には当時の調度が置かれ武家の暮らしをうかがい知れます。他の地でみる武家屋敷と雰囲気が少し異なり、南国らしい武家屋敷でした。